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3章
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更新久しぶりになってしまい、すみません。
副反応で熱が出て、しんどかったです。
_____________
「~~~~というわけです。」
僕は今、兄上と父上に学校について説明している。
と、言うのも僕が孤児院のオープンのときに話した学校のことで、問い合わせが殺到しているとか、なんとか。
だけど、この学校に関しては、兄上主導で進めてもらおうと思っている。
隠していたのだけど、雪下野菜も、孤児院も僕の発案だということがなぜか、貴族社会で噂になっているそうな。
関係者には口止めしたけど、領民やたまたま来ていた行商人とかに、見られてしまっていて、もれたのだろう、というのが僕の予想だ。
囲われては困るということで、僕はもうこれ以上は表向きは何もしないことにした。
学校開校に当たっては、問題点がいくつかある。
1.領民に関しては子供も労働力だということ。
2.教師不足の問題。
3.子供が多くて孤児院のスペースでは入りきらない
これが問題なのだ。
ひとつずつ解決していくしかない。
3.に関しては、すぐに孤児院とは別の場所に建設するよう、手配を始めた。
2.に関しては、冒険者ギルド・商業ギルドに募集をかけてみた。別に貴族である必要はない。
1.に関しては、商業ギルドに委託して、大人で職に困っている人を探してもらっている。その人を採用すれば、ここ1年はこちらで給与を支給することになっているのだ。
「ノア、これ本当にリートルテにプラスになる?借金とか、大丈夫かな・・・」
兄上はだいぶ心配なようです。
そりゃそうか。目に見えるて、お金が飛んでいっているんだからね。
「兄上。大丈夫です。これが評判になれば、いずれ国も介入してくるほど大きな事業になります。その時に、情報料として何割か戻ってきます。それに、最近の我が領の評判を聞いたのか、領に人が増えています。税収もふえますよ。そのためには、この前に話した住民登録を早急に整備を完了するようにしましょう。」
「ああ、それならもうすぐ完了するはずだ。あとは、ここ最近この領に入ってきた者を追跡して、どんな目的か聞くだけだ。住民としてというならば、住民登録をしてもらおう。」
そう、この学校を作るにあたっての問題はもう1つあったのだ。
それは、どこどこの何さん家には、お子さんがいたはず、なんていう周囲の人間しか把握できていない住民たち。
これでは、我が領に住んでない人も、まぎれてしまうかもしれない。
そこで、早急に住民票を作るべく、文官のほとんどの人に協力してもらい、領内のとりあえず我が家のおひざ元の街に住民票を発行してもらうことになった。
ゆくゆくは、領内全体へ広げるのだ。
平民は苗字はないので、街に番地を付け、”〇〇の定食屋(料理屋さん)の〇〇さん・〇〇さん”というように、周囲に呼ばれている呼び名で登録することになったのだ。
これで、きっとうまくいくだろう。
副反応で熱が出て、しんどかったです。
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「~~~~というわけです。」
僕は今、兄上と父上に学校について説明している。
と、言うのも僕が孤児院のオープンのときに話した学校のことで、問い合わせが殺到しているとか、なんとか。
だけど、この学校に関しては、兄上主導で進めてもらおうと思っている。
隠していたのだけど、雪下野菜も、孤児院も僕の発案だということがなぜか、貴族社会で噂になっているそうな。
関係者には口止めしたけど、領民やたまたま来ていた行商人とかに、見られてしまっていて、もれたのだろう、というのが僕の予想だ。
囲われては困るということで、僕はもうこれ以上は表向きは何もしないことにした。
学校開校に当たっては、問題点がいくつかある。
1.領民に関しては子供も労働力だということ。
2.教師不足の問題。
3.子供が多くて孤児院のスペースでは入りきらない
これが問題なのだ。
ひとつずつ解決していくしかない。
3.に関しては、すぐに孤児院とは別の場所に建設するよう、手配を始めた。
2.に関しては、冒険者ギルド・商業ギルドに募集をかけてみた。別に貴族である必要はない。
1.に関しては、商業ギルドに委託して、大人で職に困っている人を探してもらっている。その人を採用すれば、ここ1年はこちらで給与を支給することになっているのだ。
「ノア、これ本当にリートルテにプラスになる?借金とか、大丈夫かな・・・」
兄上はだいぶ心配なようです。
そりゃそうか。目に見えるて、お金が飛んでいっているんだからね。
「兄上。大丈夫です。これが評判になれば、いずれ国も介入してくるほど大きな事業になります。その時に、情報料として何割か戻ってきます。それに、最近の我が領の評判を聞いたのか、領に人が増えています。税収もふえますよ。そのためには、この前に話した住民登録を早急に整備を完了するようにしましょう。」
「ああ、それならもうすぐ完了するはずだ。あとは、ここ最近この領に入ってきた者を追跡して、どんな目的か聞くだけだ。住民としてというならば、住民登録をしてもらおう。」
そう、この学校を作るにあたっての問題はもう1つあったのだ。
それは、どこどこの何さん家には、お子さんがいたはず、なんていう周囲の人間しか把握できていない住民たち。
これでは、我が領に住んでない人も、まぎれてしまうかもしれない。
そこで、早急に住民票を作るべく、文官のほとんどの人に協力してもらい、領内のとりあえず我が家のおひざ元の街に住民票を発行してもらうことになった。
ゆくゆくは、領内全体へ広げるのだ。
平民は苗字はないので、街に番地を付け、”〇〇の定食屋(料理屋さん)の〇〇さん・〇〇さん”というように、周囲に呼ばれている呼び名で登録することになったのだ。
これで、きっとうまくいくだろう。
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