【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.

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「いえいえ!!メニュー変更はたまにあることですので、お気になさらずに!」


「ありがとう。」


「では、始めましょうか!」


「あ、その前に。ムンさん、これいつも通りやっていいんだよね?」


「え?あ、はい。」

ああ、聞きたいこと伝わってないかな。

「メニューって、僕がいつもやってるメニューなんだよね?前半のトレーニングで、体力使い切っていい?模擬戦に移る前に、インターバルあるよね?」


「ああ!はい!回復中は、私が護衛します!もっとも、団長のご子息に手を出すものはいませんが・・・なので、いつも通りで構わないです!」


「わかった。」


「おーい!静かに!始めるぞ!ノア様を先頭にするからな。」

そう言い、副隊長たちは二手に分かれ、最前列と最後尾に移動し、走り込みが始まった。
ちなみに訓練所は僕の家の庭より大きいので、10周走れば良いらしい。
ちなみに距離的には、40キロくらいだ。
前世の僕では、考えられない距離を走ってるよ。


無事走りきり、筋トレもこなしていく。
ちょっとハイペースになっちゃったかな。
まあ、でも体力はギリギリ大丈夫そうだな。


模擬戦以外のメニューが終わった後、ムンさんのところへ向かう。

「ムンさん。いいですか?」


「はい、もちろん。」

と言われたので、最後に腹筋を数回して、倒れ込んだ。
目を覚ますと、副隊長たちの心配そうな顔があった。


「どうしました?」

そう聞きながら、起き上がる。
どうやら、ムンさんにひざまくらされていたようだ。
恥ずかしい。いや、女の子がよかった・・・なんてね。


「いや、その体力を使い切るって言っていたのは、本当なんだなと・・・」


「本当に死なないのだろうか・・・とか。」


「心配でしたので。」

と、各々口にする。


「ああ、実際見られたのは初めてですか?」


「恥ずかしながら・・・」


「最初は戸惑いもあるかもしれませんが、やっていくうちに限界を超えられるようになりますよ。体力kも、魔力もギリギリまで訓練して残すより、効率が段違いにいいです。数日で、とても強くなれますよ。」


「実践してみます!!」


「はい、ぜひ!ただ、副隊長全員一斉に、というのはやめてくださいね。隊長たちとご相談は、必ずしてください。」


「もちろんです!それで、だれも動けず、街がやられたなんてことは、あっちゃいけませんから。さて、ノア様も回復されましたし、模擬戦といきますか!」
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