【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです

yun.

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「でも、そうですね。たまには、誰かと一緒に寝るのもいいですね。父上と手を繋いだときも、安心しましたから。」


「そうかそうか!じゃあ、私と寝よう。」


「え?でも、母上は・・・」


「あら、一緒に寝るわよ?クスクス。3人で寝ても、余裕よ。」


「フフ、そうでしたね。では、後でお邪魔していいですか?」


「「もちろん!」」


「「今度は、私と寝よう(ね)!」」

と兄上、姉上が言う。


「姉上はちょっと、恥ずかしいです・・・」

年頃のレディーだよ?
家族でも、まずい気が・・・
いや、でも5歳ならありなのかな?


「ええー!」

なんて、ふてくされていた姉上だけど。

「ノアが元気になってよかった。」

って、言葉も残していった。


____________

湯浴みをして、ナイトウェアを着て、父上と母上の寝室へ向かう。
前世から、憧れてた。
両親と一緒に寝るの。
ついに叶うんだな。

今世でも、2歳までは同室だったけど、ベビーベッドで寝ていた。
2歳からは、一人部屋で寝るようになった。

だから、実質初めての川の字だ。
ベッドだから、ちょっとイメージとは違うけど。笑



_コンコン_

「ノアです。入ってよろしいですか?」


「いいわよ。」

そう言われたので、中に入る。
その前に、トーマスにおやすみをしよう。

「トーマス、今日はもういいよ。ありがとう。おやすみ」


「はい。おやすみなさいませ。ご両親に存分に甘えていらしてください。」

って、笑いながら下がっていく。


「ノアいらっしゃい。」

と、にこやかに母上が迎えてくれた。
ハーブティーの匂いがする。

「ノアちゃん、おいで。」

と、母上の隣に座るよう言われ、その通りにする。
メイドや執事も下がったようだ。
ハーブティーは、母上が入れたようだ。
本当に、多才な女性だ。
そこに、父上が上半身裸で出てきた。


「あらあら、あなた。ガウンは?」


「ああ、あるよ。ちょっと熱くて。ハハ」

そう言う父上は、筋肉がついていて、かっこよかった。


「父上の体、かっこいいです!僕もそうなりたい!」

つい興奮してしまった!
前世は筋肉がなかなかつかない方だったから、憧れているのだ!


「なれるさ!ノアは努力家だからな!ムンたちが褒めてたぞ。」

嬉しくて、エヘヘと照れ笑いした。
その後、ハーブティーを飲んで、3人で布団に入ったのだった。
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