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【アサシン:暗殺者】NO3
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スクリーンから死神があらわれるという不吉極まりない出来事があった。
死神は凛太朗を創造神の眷属だと知っているので、愛想笑いを浮かべ機嫌を取って来たが、カトリーヌの様な可愛い死神ならいざ知らず、オッサンの死神が近くにいる事自体が、この上なく迷惑だった。
「死神さんがいる抗魔官の仕事に差し障るから消えてくれないかい」
死神は、この言葉に何故なんだ?と少し怪訝な表情を見せたが、反応に困っている様なのでストレートな言葉を使った。
「率直に言おう‼死神がいると不吉だし、正直、邪魔だから立ち去れと言っているんだ」凛太朗は、少し怒気を含めて脅かす様に言った。
「ええー」死神は驚いた様子だった。
「だ、だ、旦那のおっしゃる事ですが、それはそれ、これはこれ、あなた様のお仕事に関係ないじゃないですか・・・勘弁してください」
『それはそれ これはこれ?』オマエ、神の端くれなんだろう。何を言いたいんだ?
凛太朗は、死神のおどおどした表情を見て、思わず苦笑した。
「僕達、死神は、そりゃ嫌われる存在ですが、だからと言って尻尾を巻いて退散する訳にはいかないんです。
僕の様な下神はチャンスがやって来た時には出来る限り魂を持ち帰られなきゃ、貧乏神に格下げになってしまう。
死神は人間の死に立ち会い、末期の言葉を聞いて、黄泉の国へ旅立ちを手助けしてあげる尊い仕事ですが、貧乏神は、そうじゃない。
人を不幸にするだけですからね・・・それに僕が旦那の言う事を聞いて、仮にいなくなったとしても、末端の下神は魂に飢えてるから、匂いを嗅ぎつけて、多分、次から次へと別の死神がやって来ますよ⁈だから分かって下さい。
そりゃあ、死神というだけで、巷では死を呼ぶ者として嫌われていますが、僕達が死を呼び込む訳じゃない。
死の書のリストに既に載っている人は黄泉の国へ行く予約をしている様なものだから、僕がいなくなっても遅かれ早かれ死を迎える事に何ら変わりがありません。
だから運命として受け入れて頂くしか無いんです。
抗魔官様のお邪魔はしませんから、僕が片隅にいる事をお赦し下さい」
死神は鼻水を垂らし泣きながら床に頭を擦り付けた。
「わかった。だから泣くな・・・」
凛太朗は死神の泣くのを見て、可哀想になり同情心が浮かんだ。
この次元に実体の無い死神を蹴飛ばし、追い出す訳にはいかない。それにオッサンの死神がいる事で、何かが変わるという事でないなら、『しょうがない』と言う言葉で凛太朗は彼の存在を無視する事にした。
その後、死神があらわれた他には何も起こら無かった。
シャトルは地球迄、楕円軌道を通り順調に飛行を続け、二日後、地球の周回軌道から大気圏に突入した。異変が起きたのは、その直後だった。
突如、突き上げる様な衝撃があり、機体が大きく揺れる。
同時に酸素マスクが降りて来て、けたたましく警報音が鳴り響き照明が消えた。
パイロットから上ずった声で、緊急連絡をして来る。
「皆さま、落ち着き下さい。
当機はスペースデブリとの衝突で、機体に損傷がありました。
幸い機体は自動修復し難を免れましたが、エンジンが異物を吸い込んだ様です。
このまま当機は降下の後、翼による滑空に入りますが、機体のコントロールが出来ないため、地上近くで最悪の場合、緊急着陸を致します。念のため衝撃に備えて下さい」
パイロットのアナウンスで、機内はパニック状態になった。
その時、最悪の事態が起こった。突然、爆発音があり機体が大きく傾いた。
エンジンが悲鳴を上げたのだ。
機体はコントロールを失い失速、きりもみ状態となって落下した。
乗客の殆どは揺れ動く機体の恐怖のため失神している。
このまま自由落下すれは地面への激突は避けられなかった。
凛太朗は、この状況を見て、能力を使う決断をする。
グラビティチェンジス(重力操作)を使い機体に浮力を与えるが、地面までの距離があまりなかった。
『間に合え、間に合うんだ‼』パワーを全開にし、凛太朗は心な中で祈った。
凛太朗の力で急に浮力を取り戻し水平に近い角度で地表に侵入した。
だが、地面への激突は避けられたものの衝撃により機体は大破した。
凛太朗は咄嗟の判断で、前席で気を失っているイヴォンヌに守る様に覆いかぶさりサイキックバリヤーを張ったが、同時に物凄い衝撃があり折れ曲がった機体の隙間から外に投げ出された。
その直後、燃料に引火し機体は激しく燃え上がった。
着陸時の難を逃れた乗客も炎に包まれるのが見えた。凛太朗は目の前で命を落とす人を見て呆然となった。恐らく生き残った人はいないだろう。
凛太朗は燃え盛る炎を、どれくらい見ていただろうか?
気が付くと、そこはブリザードが吹き荒れる白銀の世界だった。
「エル、聞こえるか?ここは何処だ」耳の中に入っているエルザの分身に聞いた。
「凛太朗、ここは緯度69度30分、経度41度、南極です。
地球の南半球の季節は冬に差し掛かっています。
気温は夜になるとマイナス20~40度近くまで下がる可能性があり、近くにある南極調査基地に救助を依頼しましたが、このままだと宇宙服を着ているとはいえ彼女は危険です」
シャトルは機体のコントロールを失い南極まで流されていたのだ。
エルが救助の依頼をしたが、このブリザードが行く手を阻み時間が掛かるかも知れない。
彼女を、このままにしておけば危険だが、凛太朗には、やらねばならない事があった。
サイコキネシスで、雪と氷を動かし風避けを造り、パイロキネシス(火炎生成)で火球を浮かべ暖を取れる様にした。
「おい、出てくるんだ。
そこにいるのは分かっている」
凛太朗はブリザードが吹き荒れる極寒の大地に向かって大声で叫んだ。
「ははは・・・よくわかりましたね」
ブリザードが吹き荒れる中から、あらわれたのは山高帽を被りステッキを持った死神だった。
死神は凛太朗を創造神の眷属だと知っているので、愛想笑いを浮かべ機嫌を取って来たが、カトリーヌの様な可愛い死神ならいざ知らず、オッサンの死神が近くにいる事自体が、この上なく迷惑だった。
「死神さんがいる抗魔官の仕事に差し障るから消えてくれないかい」
死神は、この言葉に何故なんだ?と少し怪訝な表情を見せたが、反応に困っている様なのでストレートな言葉を使った。
「率直に言おう‼死神がいると不吉だし、正直、邪魔だから立ち去れと言っているんだ」凛太朗は、少し怒気を含めて脅かす様に言った。
「ええー」死神は驚いた様子だった。
「だ、だ、旦那のおっしゃる事ですが、それはそれ、これはこれ、あなた様のお仕事に関係ないじゃないですか・・・勘弁してください」
『それはそれ これはこれ?』オマエ、神の端くれなんだろう。何を言いたいんだ?
凛太朗は、死神のおどおどした表情を見て、思わず苦笑した。
「僕達、死神は、そりゃ嫌われる存在ですが、だからと言って尻尾を巻いて退散する訳にはいかないんです。
僕の様な下神はチャンスがやって来た時には出来る限り魂を持ち帰られなきゃ、貧乏神に格下げになってしまう。
死神は人間の死に立ち会い、末期の言葉を聞いて、黄泉の国へ旅立ちを手助けしてあげる尊い仕事ですが、貧乏神は、そうじゃない。
人を不幸にするだけですからね・・・それに僕が旦那の言う事を聞いて、仮にいなくなったとしても、末端の下神は魂に飢えてるから、匂いを嗅ぎつけて、多分、次から次へと別の死神がやって来ますよ⁈だから分かって下さい。
そりゃあ、死神というだけで、巷では死を呼ぶ者として嫌われていますが、僕達が死を呼び込む訳じゃない。
死の書のリストに既に載っている人は黄泉の国へ行く予約をしている様なものだから、僕がいなくなっても遅かれ早かれ死を迎える事に何ら変わりがありません。
だから運命として受け入れて頂くしか無いんです。
抗魔官様のお邪魔はしませんから、僕が片隅にいる事をお赦し下さい」
死神は鼻水を垂らし泣きながら床に頭を擦り付けた。
「わかった。だから泣くな・・・」
凛太朗は死神の泣くのを見て、可哀想になり同情心が浮かんだ。
この次元に実体の無い死神を蹴飛ばし、追い出す訳にはいかない。それにオッサンの死神がいる事で、何かが変わるという事でないなら、『しょうがない』と言う言葉で凛太朗は彼の存在を無視する事にした。
その後、死神があらわれた他には何も起こら無かった。
シャトルは地球迄、楕円軌道を通り順調に飛行を続け、二日後、地球の周回軌道から大気圏に突入した。異変が起きたのは、その直後だった。
突如、突き上げる様な衝撃があり、機体が大きく揺れる。
同時に酸素マスクが降りて来て、けたたましく警報音が鳴り響き照明が消えた。
パイロットから上ずった声で、緊急連絡をして来る。
「皆さま、落ち着き下さい。
当機はスペースデブリとの衝突で、機体に損傷がありました。
幸い機体は自動修復し難を免れましたが、エンジンが異物を吸い込んだ様です。
このまま当機は降下の後、翼による滑空に入りますが、機体のコントロールが出来ないため、地上近くで最悪の場合、緊急着陸を致します。念のため衝撃に備えて下さい」
パイロットのアナウンスで、機内はパニック状態になった。
その時、最悪の事態が起こった。突然、爆発音があり機体が大きく傾いた。
エンジンが悲鳴を上げたのだ。
機体はコントロールを失い失速、きりもみ状態となって落下した。
乗客の殆どは揺れ動く機体の恐怖のため失神している。
このまま自由落下すれは地面への激突は避けられなかった。
凛太朗は、この状況を見て、能力を使う決断をする。
グラビティチェンジス(重力操作)を使い機体に浮力を与えるが、地面までの距離があまりなかった。
『間に合え、間に合うんだ‼』パワーを全開にし、凛太朗は心な中で祈った。
凛太朗の力で急に浮力を取り戻し水平に近い角度で地表に侵入した。
だが、地面への激突は避けられたものの衝撃により機体は大破した。
凛太朗は咄嗟の判断で、前席で気を失っているイヴォンヌに守る様に覆いかぶさりサイキックバリヤーを張ったが、同時に物凄い衝撃があり折れ曲がった機体の隙間から外に投げ出された。
その直後、燃料に引火し機体は激しく燃え上がった。
着陸時の難を逃れた乗客も炎に包まれるのが見えた。凛太朗は目の前で命を落とす人を見て呆然となった。恐らく生き残った人はいないだろう。
凛太朗は燃え盛る炎を、どれくらい見ていただろうか?
気が付くと、そこはブリザードが吹き荒れる白銀の世界だった。
「エル、聞こえるか?ここは何処だ」耳の中に入っているエルザの分身に聞いた。
「凛太朗、ここは緯度69度30分、経度41度、南極です。
地球の南半球の季節は冬に差し掛かっています。
気温は夜になるとマイナス20~40度近くまで下がる可能性があり、近くにある南極調査基地に救助を依頼しましたが、このままだと宇宙服を着ているとはいえ彼女は危険です」
シャトルは機体のコントロールを失い南極まで流されていたのだ。
エルが救助の依頼をしたが、このブリザードが行く手を阻み時間が掛かるかも知れない。
彼女を、このままにしておけば危険だが、凛太朗には、やらねばならない事があった。
サイコキネシスで、雪と氷を動かし風避けを造り、パイロキネシス(火炎生成)で火球を浮かべ暖を取れる様にした。
「おい、出てくるんだ。
そこにいるのは分かっている」
凛太朗はブリザードが吹き荒れる極寒の大地に向かって大声で叫んだ。
「ははは・・・よくわかりましたね」
ブリザードが吹き荒れる中から、あらわれたのは山高帽を被りステッキを持った死神だった。
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