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女装男が女湯に入っても合法になる日
10.言動のパス度がない人たち。
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望み通りの性別に見えることを「パス度」という。
先述した通り、「パス度」が高い越境性差には女子トイレを使っている者もいる。LGBT活動家の目的は、それを公認させることだ。
ところが、越境性差の中には言動のパス度がない人も多い。
経済産業省に勤務する越境性差はその好例だ。女子トイレを使いたいと言いつつ、「きんたまキラキラ金曜日」だの「ちんちんフラフラフライデー」だのとツイートする神経が疑われる。
そんな彼も、性同一性障碍の診断書を得ていた。どれだけ適切な診断が行なわれているか分からない。
また、診断書がなくとも女性ホルモンは服用できる。それどころか、ホルモンさえ服用していなくとも本人が越境性差だと言えば越境性差だ。そんな彼らが、女子トイレに入ったり性的な発言をしたりして顰蹙を買う例は多い。
あるMtFは、女子トイレで自撮りをして次のようにつぶやいていた。
人がいないことを確認して――じゃない。たとえ人がいなかったとしても犯罪であり、さらにはそれを晒すなど非常識の極みである。
また、二〇二一年の八月、性同一性障碍だとカミングアウトした男性の漫画がツイッターでバズった。ところがこの男のツイートを見ると、到底、女性とは思えないものばかりだった。
女湯に入った経験をツイートして炎上したXジェンダーの男性は、ツイッターでこうつぶやいていた。
ある自称レズビアンの男性は、「嫁以外の女の裸を合法的に見たい」と発言して顰蹙を買った。
女子トイレで自撮りをしたり、女体で昂奮するツイートをしたりする越境性差のアカウントは多い。ツイッターで「女装」「女子トイレ」などで検索すると山のようにヒットする。
しかも、困ったことがある。
LGBTの問題に関わりだした当初、越境性別と越境性差は区別せねばと私は思っていた。越境性差と違い、越境性別は性別適合手術を望んだり、済ませたりした人たちだ。ところが、越境性別の中にも疑わしい発言をする者がいる。
最初に引っかかったのは、「スザンヌみさき」という人気 YouTuber による次の発言だ。
この人は既に手術も戸籍変更も済ませている。それなのに、なぜ、性同一性障碍を貶めるような発言をしたのか。なお、このツイートには批判の引用RTが殺到したが、本人は「バズった」と喜んでいた。
二〇二二年・十二月五日――「スザンヌみさき」の動画が炎上する。
その日、「元男性が服を全部脱いで女湯に入ってきた結果…」という動画を彼女はアップロードした。動画中で、「実際におっぱい桃々ぷにぷに天国に入ってマシュマロぱいぱいを拝んできました」「本当に360度おっぱいいっぱいでパイオツ桃尻がひしめきあう世界でした」と「スザンヌみさき」は放言する。
この件には、経済産業省の越境性差も呆れていた。
他にも、性同一性障碍の診断書がないのに性別適合手術をタイで受けたと公言した男性もいる(戸籍変更はしていないようだ)。
その人物は、自分が嘔吐した物の画像をツイッターで上げたり、産婦人科の女子トイレで悪阻の音を聞いて「最高だった」と言っていたりしていた(現在はアカウント凍結)。
汚物入れから使用済み生理用品を盗んできて、「大量」という言葉と共に晒したこともある。
二〇二一年の八月には次のつぶやきをした。
これに対し、とあるレズビアンは激怒した。
「女のためのもの
女のためのシェルター
女のための自助
を
横取りするなっ!!
何が『パス度チェッカー』だ!!
何が『オヌヌメ』だ!!
ばかもんが!!!
恥を知れ!!!!!!!」
https://twitter.com/aperto73/status/1455176327602991113?s=21&t=5P57OS_nHBxqI-imWsF52A
ここまで酷いのになると、「性同一性障碍のネガキャンをするためのなりすましではないか?」という疑いも出てくる。
ところが、どうもそうではない――というのは、この人から実際に性暴力の被害に遭った女性と私は話したことがあるからだ。詳細は避けるが、度重なる性暴力の被害に遭って自殺未遂まで経験し、身体障碍者となってしまった人だった。
他にも、こんな例がある。
ある産婦人科に勤める人物は、戸籍変更済みのMtF がピルを求めて産婦人科を訪れると苦言を呈している。ある程度ピルを服用すると、月経症や悪阻に似た症状が出るのだ。それを経験したいがために、ピルを求め通院する者もいるという。
『「性転換者の自己実現の為に婦人科医を利用するの本当にやめてほしい」産婦人科医の語る自称トランス女性の実態』Togetter
https://togetter.com/li/1882261
他にも、「パス度があるのだから自分は女より女だ」と言ったり、「妊娠したり生理が来たりすることはシス女性特権」「月経痛があるのも中絶できるのもシス女性特権」と言ったりして顰蹙を買う者もいる。
女性スペースの問題がSNSを通じて議論されるようになって以来、越境性別たちのこのような言動が次々と問題視されるようになった。
ゆえに、一部のフェミニストの中には性同一性障碍の存在を疑う者もいる。彼らは「真性TERF」と呼ばれ、やや敬遠される傾向にはある。「真性TERF」たちは、「経験したことのない性をなぜ自認できるのか」と主張し、性別適合手術を済ませたMtF を「去勢されたオス」と呼ぶこともある。
当然、「去勢されたオス」は言いすぎだ。全てのMtF が非常識な発言をしているわけではない。
だが、たとえ性別適合手術をしていたとしても、男性的な気質が変わりないのであれば、男性器のない男性に近いことは一つの事実ではある。
先述した通り、「パス度」が高い越境性差には女子トイレを使っている者もいる。LGBT活動家の目的は、それを公認させることだ。
ところが、越境性差の中には言動のパス度がない人も多い。
経済産業省に勤務する越境性差はその好例だ。女子トイレを使いたいと言いつつ、「きんたまキラキラ金曜日」だの「ちんちんフラフラフライデー」だのとツイートする神経が疑われる。
そんな彼も、性同一性障碍の診断書を得ていた。どれだけ適切な診断が行なわれているか分からない。
また、診断書がなくとも女性ホルモンは服用できる。それどころか、ホルモンさえ服用していなくとも本人が越境性差だと言えば越境性差だ。そんな彼らが、女子トイレに入ったり性的な発言をしたりして顰蹙を買う例は多い。
あるMtFは、女子トイレで自撮りをして次のようにつぶやいていた。
人がいないことを確認して――じゃない。たとえ人がいなかったとしても犯罪であり、さらにはそれを晒すなど非常識の極みである。
また、二〇二一年の八月、性同一性障碍だとカミングアウトした男性の漫画がツイッターでバズった。ところがこの男のツイートを見ると、到底、女性とは思えないものばかりだった。
女湯に入った経験をツイートして炎上したXジェンダーの男性は、ツイッターでこうつぶやいていた。
ある自称レズビアンの男性は、「嫁以外の女の裸を合法的に見たい」と発言して顰蹙を買った。
女子トイレで自撮りをしたり、女体で昂奮するツイートをしたりする越境性差のアカウントは多い。ツイッターで「女装」「女子トイレ」などで検索すると山のようにヒットする。
しかも、困ったことがある。
LGBTの問題に関わりだした当初、越境性別と越境性差は区別せねばと私は思っていた。越境性差と違い、越境性別は性別適合手術を望んだり、済ませたりした人たちだ。ところが、越境性別の中にも疑わしい発言をする者がいる。
最初に引っかかったのは、「スザンヌみさき」という人気 YouTuber による次の発言だ。
この人は既に手術も戸籍変更も済ませている。それなのに、なぜ、性同一性障碍を貶めるような発言をしたのか。なお、このツイートには批判の引用RTが殺到したが、本人は「バズった」と喜んでいた。
二〇二二年・十二月五日――「スザンヌみさき」の動画が炎上する。
その日、「元男性が服を全部脱いで女湯に入ってきた結果…」という動画を彼女はアップロードした。動画中で、「実際におっぱい桃々ぷにぷに天国に入ってマシュマロぱいぱいを拝んできました」「本当に360度おっぱいいっぱいでパイオツ桃尻がひしめきあう世界でした」と「スザンヌみさき」は放言する。
この件には、経済産業省の越境性差も呆れていた。
他にも、性同一性障碍の診断書がないのに性別適合手術をタイで受けたと公言した男性もいる(戸籍変更はしていないようだ)。
その人物は、自分が嘔吐した物の画像をツイッターで上げたり、産婦人科の女子トイレで悪阻の音を聞いて「最高だった」と言っていたりしていた(現在はアカウント凍結)。
汚物入れから使用済み生理用品を盗んできて、「大量」という言葉と共に晒したこともある。
二〇二一年の八月には次のつぶやきをした。
これに対し、とあるレズビアンは激怒した。
「女のためのもの
女のためのシェルター
女のための自助
を
横取りするなっ!!
何が『パス度チェッカー』だ!!
何が『オヌヌメ』だ!!
ばかもんが!!!
恥を知れ!!!!!!!」
https://twitter.com/aperto73/status/1455176327602991113?s=21&t=5P57OS_nHBxqI-imWsF52A
ここまで酷いのになると、「性同一性障碍のネガキャンをするためのなりすましではないか?」という疑いも出てくる。
ところが、どうもそうではない――というのは、この人から実際に性暴力の被害に遭った女性と私は話したことがあるからだ。詳細は避けるが、度重なる性暴力の被害に遭って自殺未遂まで経験し、身体障碍者となってしまった人だった。
他にも、こんな例がある。
ある産婦人科に勤める人物は、戸籍変更済みのMtF がピルを求めて産婦人科を訪れると苦言を呈している。ある程度ピルを服用すると、月経症や悪阻に似た症状が出るのだ。それを経験したいがために、ピルを求め通院する者もいるという。
『「性転換者の自己実現の為に婦人科医を利用するの本当にやめてほしい」産婦人科医の語る自称トランス女性の実態』Togetter
https://togetter.com/li/1882261
他にも、「パス度があるのだから自分は女より女だ」と言ったり、「妊娠したり生理が来たりすることはシス女性特権」「月経痛があるのも中絶できるのもシス女性特権」と言ったりして顰蹙を買う者もいる。
女性スペースの問題がSNSを通じて議論されるようになって以来、越境性別たちのこのような言動が次々と問題視されるようになった。
ゆえに、一部のフェミニストの中には性同一性障碍の存在を疑う者もいる。彼らは「真性TERF」と呼ばれ、やや敬遠される傾向にはある。「真性TERF」たちは、「経験したことのない性をなぜ自認できるのか」と主張し、性別適合手術を済ませたMtF を「去勢されたオス」と呼ぶこともある。
当然、「去勢されたオス」は言いすぎだ。全てのMtF が非常識な発言をしているわけではない。
だが、たとえ性別適合手術をしていたとしても、男性的な気質が変わりないのであれば、男性器のない男性に近いことは一つの事実ではある。
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