ずっと好きだった幼馴染が放課後に部活顧問の肉棒を咥えていて、僕はスマホで撮影した。

透衣絵ゐ

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第八章 勉強会

勉強会(16)

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 森美樹の下の口へと差し込んだ左手人差し指が、暖かい湿り気に包まれる。
 咥え込む肉の圧力が堪らなく気持ちよかった。

 その温度と、上の口の温度差が気になって、僕は右腕を伸ばした。 
 今度は右手の人差し指を、彼女の口の中へと差し入れた。

「――んっ、んっ!」

 突然侵入してきた指先に、森美樹が少し呻くような声を漏らす。
 指先にざらついた舌が触れて、差し入れた右手人差し指も彼女で濡れた。

「舐めて」

 端的な表現で、僕は彼女にお願いをする。
 彼女は目を伏せて唇を閉ざした。彼女の舌が僕の指先にまとわりついた。
 ――気持ちいい。

「――下の口も閉じてみて。咥え込んでみて」

 少し驚いて困ったような表情を口元に浮かべてから、森美樹は少し腰を浮かせた。股間へと不器用に力を入れるように。

 森さんの膣口が僕の左手の指を微かに締める上げる。
 ――それもまた気持ちよかった。彼女の健気さが愛おしかった。

「――ありがとう、美樹」

 僕は優しく声をかけると、二本の指を二つの口から引き抜いた。
 それぞれの指がそれぞれの液体で濡れている。
 でもそれはとても清らかで透明感のある湿り気だった。

「……う……うん」

 額に腕を当てて頬を上気させながら、彼女は小さく頷いた。

 彼女もきっと気持ち良かったのだろう。
 心許せる相手と、こうやって繋がれる時間が。触れ合った温度が。

 ――僕らはきっと似た者同士なのだ。

「――美樹。……持ち上げるよ?」
「うん、……えっ?」

 僕は彼女の両太腿の下に手を差し入れると、彼女の下半身を持ち上げた。
 ショーツが膝まで下りたままの状態で、僕の目の前に秘密の花園が顕になる。
 さっきまで僕の指を咥えていた陰唇は、茂みの中でだらしなく濡れていた。
 そのだらしなさが、とても淫靡だった。僕はその唇に口づけをする。

「あっ、えっ……!? 秋翔くん? あっ、あっ、――あん!」

 彼女の大切な場所へと舌を差し入れて舐め上げる。
 吸い上げて、息を吹きかけてまた舐めた。クリトリスを転がすように。

「あっ、あっ……くっ……くぅん」

 身をよじって彼女は逃れようとする。
 僕は彼女の太腿をしっかりと捕まえて、逃さない。
 彼女を快楽から逃れさせない。

 それが彼女のために大切なことだって、知っているから。

 僕が彼女の膣口を攻め上げていると彼女の息が徐々に荒くなってきた。
 顔が蕩けだしている。心なしか、僕も暑く感じ始めた。
 部屋の暖房の設定温度がやたら高く感じられる。

「――ねえ、美樹。ちょっと暑くないかい?」
「え? ……うん、そうだね。ちょっと暑いかも」
「じゃあ、脱ごうか? ――無理に、厚着でいる必要もないからさ」
「う……うん……、そうだね」

 僕は彼女のベージュのパーカーに手をかける。
 たくし上げると彼女は両手をあげてその流れに従った。

 下に着ていたのは白いキャミソールと、その下にはブラジャー。
 白いブラジャーはシンプルなデザインだ。
 ボーダーのショーツとブラジャーはお揃いではなかった。

 僕も手早く自分の制服のシャツとズボンを脱いでベッドの下へと落とす。

「――えっと。……秋翔くんも、脱ぐの?」
「そりゃあ、もちろん。美樹だけに脱いでもらうわけには行かないでしょ?」
「……そりゃ……そうだけど」

 僕は彼女の膝に掛かったままだったショーツをするりと引き抜いた。
 手を離したけれど、困惑気味な彼女の両足は宙に浮いたままになっている。

 改めて彼女も股間にキスをして、白いスカートも下半身から抜き取った。
 白いキャミソールとブラジャーだけが森美樹の上に残る。

 あの日の図書室でスマホ越しに見た肢体が今は無防備な姿で目の前にある。

「キャミソールとブラジャーだけの姿って、なんだか可愛いね」
「……恥ずかしいんだけど。下、何も穿いてないしぃ」
「全然恥ずかしくなんてないよ? 僕と美樹の間には隠し事なんてないんだから」
「秋翔くんは、Tシャツとパンツ穿いてるじゃん……って、あっ、そういうことじゃなくって!」

 彼女がその言葉を言い終わる前に、僕はTシャツとパンツを脱ぎ捨てた。

 股間には勃起しきった肉棒が屹立する。
 図書室で彼女をこっそりと撮影した後、僕はこっそりと勃起していた。
 だけど今、僕は彼女の前で、堂々と勃起している。

「――だから美樹も、もう少しだけ見せてよ」

 彼女に重なるように上体を倒して、その背中に手を回す。
 ブラジャーのホックを発見すると、僕は指先で摘んでその拘束を解いた。
 そしてキャミソールの内側からブラジャーだけを抜き取る。
 胸の膨らみの先端が、薄い布地の下で顕になった。

「ううう……う~」

 言葉にならない声を上げる彼女。
 キャミソール一枚の無防備な姿で視線をそらす親友は――とても可愛い。

 そのキャミソールを少しだけ下ろし、露出した乳頭を口に含む。
 左手は彼女のもう一つの乳房を揉みしだいた。

「――秋翔くん? あっ……秋翔くん……あぁ! ん~」

 僕の頭を抱えるように押さえて、少女が切なそうな声を上げる。

 僕はそのまま右手を下ろし、また彼女の陰口へと中指を差し入れる。
 襞のある膣内を探索して彼女が気持ち良くなれるように何度も撫であげた。

「――あん、あん……あん」

 喘ぎ声を押さえるように口を当てた彼女の手。
 その手首を掴まえると、僕は彼女の手を股間へと導いた。
 そして僕の淫棒を握らせる。それを上下にしごくように――優しく促した。

「あ……大きい」
「そう? ……水上のよりも?」
「……ちょっとだけ?」
「そっか」

 森さんは答えにくそうにしながら、でもちょっとだけ悪戯っぽく微笑んだ。

 自分の彼氏と親友のチンポの大きさを比べるなんて、卑猥な女子高生だ。
 お仕置きをしないといけないレベルだろう。

 おっぱいの先と乳輪の周りを舐めあげ、口に含んで吸い上げる。
 そして同時に右手の指を彼女の股間に出し入れして、攻め上げる。

「アアッ、アァ……、秋翔くん……」

 股間はどんどん濡れてきていて、指二本をスムーズに出し入れ出来る。
 それに合わせて、彼女が僕の肉棒をしごく動作もリズミカルになっていく。

 僕は指を引き抜くと、濡れた手を彼女の内股に当てた。
 そして彼女の大切な部分を開帳していく。

 彼女も僕の肉棒を手放した。
 僕は膝立ちになり少しずつ、彼女に向けて上体を落とし始めた。
 お互いの大切な部分を出会わせるように。

「――あ、えっと、秋翔くん、ゴム……ゴム付けなくっちゃ」

 彼女が大切なことに気付いたように上体を起こそうとする。
 視線が勉強机の方に向かう。きっとそこにコンドームがあるのだろう。

 コンドームを勉強机に置いているなんて、なんてふしだらな女子高生か。
 僕も勉強会でセックスを求めているわけだから、似たようなものだけど。

「――いいよ、ゴムは」
「え、いいって。でも……きゃっ!」

 彼女の腰を押さえつけて引くと、支えを失った上体はベッドの上に落ちた。
 森美樹はベッドの上で仰向けになったまま、僕を不安げに見上げる。

 その濡れた膣口に、僕はいきりたった肉棒の先端を押し当てた。

 ――どこに入れればいいかは分かる。僕はもう童貞ではないのだ。

 亀頭が触れる。森美樹のそこは、もう受け入れの準備万端みたいだった。

「秋翔くん、え? 駄目だよ……ゴムしないと。洋平とも、あーしゴム無しでなんてやっていないんだよ? ……赤ちゃんできちゃうよ!?」
「……水上は恋人。……僕は親友でしょ? 美樹」
「そうだけど。そうだけど、親友だからゴム無しとか……そんなのおかしい……あ、あああぁ」

 僕はゆっくりと腰を下ろした。
 森さんの下の口が、僕の肉棒を美味しそうに咥え込んでいく。

「……気持ちいい? 僕のあそこが入っているの、――分かる?」
「ん……。うん、……分かる。……分かるけど、ゴム……ゴムつけなくっちゃ、秋翔くん、……アアァ……秋翔くん」

 僕は彼女の腰を両手で抑え込んでピストン運動を開始する。
 初めの内は優しく――そして徐々に激しく。情熱を打ち付けるように。

「秋翔くん……ねぇ……ねぇ……んっ」

 諦めの悪い言葉を漏らし続ける彼女の唇を僕は唇で覆った。
 そしてまた舌を差し入れて、彼女の上の口の中を舐め上げた。
 彼女が僕を受け入れて、僕の行為に――身を委ねきるまで。

 徐々に彼女の目は焦点を失い、彼女の体は快楽の波に翻弄されていく。
 僕が口を離すと、今度はもう、さっきみたいな抵抗をしなくなった。

「――美樹は僕の大切な親友だからさ。君を誰かが傷つけるなら僕が守るよ」
「……秋翔くん、……アッアッアッ!」

 優しく話しかけながら、僕はピストン運動を止めない。
 野性的な性的刺激が彼女の体を突き上げる。

「――だから僕を受け止めればいいよ。美樹は僕のものになればいい」
「――でもあーしは洋平の、……アアァ」

 彼女の両足を持ち上げて、その膝が彼女の顔の横に来るまで折り曲げる。
 限界まで大きくなったペニスを上から下へと叩きつけるように抽送する。
 彼女の一番奥の深い所まで僕のペニスが侵入する。
 そして彼女の子宮口に――僕の亀頭が優しくキスをした。

「彼氏は水上でいいよ。でも僕は親友の一番にしてよ。――いいよね?」
「アアァ、……うん、親友ならいいけど……、アア」

 ズボッ! ズボッ!
 空気が少し入って、僕と森さんの結合部が下品な音を鳴らし始める。

「だから僕は一番で、それで水上は彼氏。だから僕が一番でいいじゃん……!? 美樹っ、美樹っ、美樹っ!」
「アアアッ、秋翔くん! 秋翔くんっ!」

 彼女の膣口がきゅうきゅうと閉まる。
 森さんが僕の首に両手を掛けてくる。
 その足が僕の腰に絡みつくように回り込む。
 僕の下腹部で射精感が徐々に高まってきた。熱い塊が激しく脈打つ。

「……美樹っ、出るよ、出すよ、いいよねっ」
「え……うん。アァ……。――でも、外に、外に出して。……できたら外に……秋翔くん」
「アアァ、気持ちいい、気持ちいいよ、美樹。大切にするよ、美樹。――美樹っ、いいよね? いいよね――ああ、イキそうだ」
「アアァ、あーしもイキそう……。秋翔くん、秋翔くんっ!」

 少女は快楽に体をよじらせる。
 僕は往復運動を止めない。
 そしてまた問う。
 彼女が正しい答えに辿り続けるまで。
 僕は彼女に問い続ける。

「美樹っ、いいよね? 出していいよね? 中に出していいよね? 君の中に僕の精子を出していいよね? 受け止めてくれるよね? 美樹っ、美樹っ、美樹っ!」
「ああ……もう、ぅ……うん。うぅっ……イイよ、秋翔くん、イイよ、もうイイよ。……もう出して、中に出していいよ。受け止めるから、もう……受け止めるからっ!」

 ようやく森美樹が正しい答えにたどり着く。
 僕は幸せに包まれた。

 可愛らしい友人に、心を許して、許されて、全てを受け止めてもらえる。
 僕はこの世界で生きていて良いんだって思える。
 それがたまらなく嬉しかった。

 やがて抑えがたい快楽が脳内いっぱいに広がり、頭の中で真っ白に弾けた。

「――美樹っ! ああああ」
「秋翔くん、秋翔くん! あっあっあっ」

 尿道を精液が勢いよく通り抜ける。
 そしてペニスの先端から僕の子種が森美樹の体内へと打ち放たれた。
 さらにドクドクと脈打つように、残りの精子が彼女の中に注がれていく。
 その度に森美樹は小さく声をあげた。

 やがてひとしきりの射精が射精が終わる。
 僕は彼女の中に僕の分身を差し入れたまま、ベッドへと倒れこんだ。

 僕は彼女の額に、そっとキスをする。
 彼女は熱を持った頬に両手で触れながら、熱く湿った吐息を漏らした。

「――やっちゃったね」
「――やっちゃったかな。……でも僕は後悔してないよ? 僕の親友――森美樹さん」

 僕はペニスを引き抜かないまま、彼女の頭を撫でる。
 そんな僕にしがみつくように、彼女はそっと僕を両腕で抱えた。
 大切なものを慈しむように。確かな存在に縋るように。

「そうだね。――ありがとう。……あーしの親友――悠木秋翔くん」

 僕らはもう一度唇を重ねる。
 そのまま僕らは布団の中に入って、裸で抱き合った。
 
 ――そして僕らは浅い眠りに落ちた。
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