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第七章 帰路
帰路(8)
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毎日通学に利用する学校の最寄駅。部活の相談やクラスの打ち上げでも使ったことのある駅前のファミリーレストラン。慣れ親しんだその店の多目的トイレで、僕は物理教師の奥さんに、制服ズボンのファスナーを下ろされていた。
「――香奈恵さん、今、するんですか?」
「だって悠木くん、溜まっているでしょ?」
パンツの前開きから引き出された僕の肉棒はもう随分と大きくなっていた。
それを香奈恵さんは慣れた手付きで包み込む。
そして何事もなかったように右手で上下運動を開始する。
包まれた肉竿から、温かな刺激が下腹部へと浸透して、体中が喜びの声をあげる。
「――うっ!」
「お姉さん、上手い? やっぱり」
とても嬉しそうに僕の顔を見上げる香奈恵さん。
僕は思わずその頭を両手で抱えた。
「――好きね。悠木くん。――だから私も好きよ」
「――香奈恵さん!」
真白香奈恵の唇が降下する。
僕の肉棒が温かな湿り気の中に包み込まれる。
半分皮を被ったペニスの裏筋が舐められて、快楽が駆け上がって声が漏れる。
「――あぁ」
「――ひもちいい?」
彼女は僕のペニスを口に含んだまま両手を上げて、僕のベルトを外し、制ズボンのボタンを外す。
そして一旦顔を離すと、ズボンとパンツを一気に僕の足元まで引きずり下ろした。
右手で肉棒に触れると優しく包んで上下させる。
左手は僕の玉袋を転がすように動かす。
それはとても優しくて、気持ちよかった。
扉の向こうには明莉がいるのに。
イチゴパフェを食べながら僕らを待っている明莉がいるのに。
僕はこうやって人妻に性器を弄られている。
また香奈恵さんが僕の肉棒を咥えた。
口の中に十分な唾を溜めて。
勢い良く、上下運動を始める。
クチュッ、クチュッ、クチュッ、クチュッ!
「――ああ、気持ちいいです、香奈恵さん。いいです!」
僕の表情を見上げて、眉を寄せながら、香奈恵さんはフェラチオを続ける。
何度も何度も上下運動をくり返しながら。
クチュッ、クチュッ、クチュッ、クチュッ!!
徐々に射精感が湧いてくる。また口に出したくなってくる。
出したら必ずまた、飲んでもらう。そこまで含んで――フェラチオなのだ。
でもふと思い出す。三日前の彼女の中の感覚を。
あの温かい襞に包まれた感覚を。彼女の柔らかなお尻の重みを。
僕は押さえつていた両手の力を緩める。
彼女は緩められた力に気付いて、唇に肉棒を挟んだまま、僕の顔を見上げた。
僕らは見つめあう。――そしてきっと通じ合った。
彼女は肉棒をだらりと吐き出した。
「――私の中に入りたいのね? 悠木くん?」
僕は無言で頷いた。
彼女は嬉しそうに瞳を輝かせたながら立ち上がった。
そして自分の穿いている黒いスキニージーンズのボタンに手を掛ける。
ボタンを外してファスナーを下ろすと、するするとズボンも下ろして、彼女は足先からそれを抜き取った。
脇にある赤ちゃんのおむつ交換スペースに、脱いだ黒いジーンズを置く。
白くて長い足の付け根にあったのは、フリルの付いた空色のショーツだった。
「――脱がせたい? パンツ?」
彼女が近づいてきて僕の両肩に手を掛けた。
「――いいんですか?」
「いいわよ」
僕はおずおずと彼女の腰へと手を伸ばす。
安産型のお尻周りは柔らかくて、それを包むように空色の布切れがそっと掛かっていた。
それをゆっくりと引き下ろす。
最後に外れたクロッチ部分が少し湿っているみたいだった。
膝まで下ろすと、香奈恵さんは膝を曲げて下着をするりと抜き取った。
腕を伸ばしてジーンズの上に重ねると、僕に向き合って跨るように、彼女は腰を下ろし始めた。
僕は彼女のその股間に指を這わせる。彼女の入り口はもうぐちょぐちょに濡れていた。
僕は指を二本差し入れて少しだけ掻き混ぜると、それを引き抜いた。
引き抜いた僕の指先はベットりと濡れていた。
「――わたしのあそこ、大丈夫そう?」
「――準備万端みたいですよ?」
「――嬉しい」
彼女は腰を下ろしながら、僕に顔を寄せる。その右手の指先が僕の肉棒を捉えた。
「いいの? トイレの外には扉一枚挟んで、明莉さんがいるのよ? 私とエッチしちゃって良いの? 二度目ともなれば、もう事故なんかじゃないわよ?」
真白香奈恵は、今更の確認を口にする。
「――前回も事故なんかじゃないですよ。自分の意思で繋がったんです。香奈恵さんと」
「――そう? じゃあ、遠慮なく食べさせてもらうわね」
彼女が徐々に腰を下ろしていく。
彼女の濡れた花弁に、僕の亀頭が触れた。
「――篠宮明莉はきっと本当はあなたのことが好きよ。……今は誠人さんに絆されているだけ」
彼女の下の唇が開く。そして陰唇が僕の亀頭を咥え始めた。
「――それは当たり前の話です。明莉は……本質的には僕のことが好きなんですよ。僕と明莉は添い遂げる運命なんですから」
「そうね――だから、あなたはいつかあの子のものになる。だから今は、私があなたのことを未来のあの子から――」
真白香奈恵が露出した下半身を曲げて、腰を僕の股間の上へと下ろす。
咥え込まれた肉棒は、完全に彼女の膣へと飲み込まれていった。
「――寝取ってあげる」
たまらなく暖かくて、心地良いその空間。
包み込まれた僕の肉棒が快感の声をあげる。
軋む便座。何度も何度も打ち付けられる彼女の腰。
僕は太腿で彼女のお尻を感じる。
両手でその臀部を掴み、その腰を彼女と一緒に何度も僕の股間へと打ち付けた。
彼女が僕の背に腕を回す。大きな胸がセーター越しに僕の胸へと押し当てられて潰れる。
上気した顔が直ぐ側にあって僕は唇を押し当てた。
彼女の舌先が僕の唇の間から入ってきて僕らは舌を絡めた。
彼女の息が、僕の中にも入ってくる。
僕らは二人が一つになった。
猥褻な振動を繰り返して、やがて快感が頂点に達する。
僕の下腹部の熱の塊から射精感が溢れ出す。
そして僕はまたペニスからたっぷりの精液を放出した。
――真白香奈恵の子宮に目掛けて。
※
僕が座席に戻ると、香奈恵さんと明莉は向かい合って仲睦まじそうに話していた。
「――秋翔くん、大丈夫? ちょっと長かったから心配したよ? お腹痛いの?」
心配そうに僕を覗き込む、明莉。
目の前のイチゴパフェはもう空になっていた。
「香奈恵さんもちょっと遅かったから、一人で寂しかったんだよ? 仕方ないけど」
「ごめんごめん。お腹はもう大丈夫。――スマホ見ながらトイレしてたら、ちょっとややこしいメールが来てさ。返事書いてたら、遅くなっちゃったよ」
「――何よそれぇ~。人がせっかく心配してあげたのに」
「ごめんごめん。――でも、ありがとう」
僕がそう感謝すると、明莉は唇を尖らせてから諦めたように溜息をついた。
「――本当に二人は仲の良い高校生カップルって感じね。しかも幼馴染なんでしょ? 素敵ね、羨ましいわ~」
笑顔でそう言うと、香奈恵さんは紅茶のカップを口元へと運んだ。
明莉は僕の隣で彼女なりの笑顔をなんとか作っていた。
それからしばらくして、僕らは会計を済ませファミリーレストランを出た。
僕と明莉は家に帰るため駅へと向かう。
香奈恵さんはまだこの辺りで用事があるみたいで、ファミレス前で別れた。
一度手を振って別れたが、明莉が駅に向かって歩き出してから、香奈恵さんが戻ってきて「悠木くん」と呼び止められた。
僕が振り返ると同時に、香奈恵さんは滑り込むように僕の耳元に唇を寄せた。
「――また連絡するね」
それだけ言うと、彼女は足早に歩道の向こうへと去っていった。
「――秋翔くん、行くよ~?」
「ああ、すぐ行く」
僕は振り返り、先を行く明莉の背中を追いかけた。
一瞬顔を寄せた香奈恵さんの体からはいつもの彼女の香りに混じって――
――僕の精液の臭いがした。
「――香奈恵さん、今、するんですか?」
「だって悠木くん、溜まっているでしょ?」
パンツの前開きから引き出された僕の肉棒はもう随分と大きくなっていた。
それを香奈恵さんは慣れた手付きで包み込む。
そして何事もなかったように右手で上下運動を開始する。
包まれた肉竿から、温かな刺激が下腹部へと浸透して、体中が喜びの声をあげる。
「――うっ!」
「お姉さん、上手い? やっぱり」
とても嬉しそうに僕の顔を見上げる香奈恵さん。
僕は思わずその頭を両手で抱えた。
「――好きね。悠木くん。――だから私も好きよ」
「――香奈恵さん!」
真白香奈恵の唇が降下する。
僕の肉棒が温かな湿り気の中に包み込まれる。
半分皮を被ったペニスの裏筋が舐められて、快楽が駆け上がって声が漏れる。
「――あぁ」
「――ひもちいい?」
彼女は僕のペニスを口に含んだまま両手を上げて、僕のベルトを外し、制ズボンのボタンを外す。
そして一旦顔を離すと、ズボンとパンツを一気に僕の足元まで引きずり下ろした。
右手で肉棒に触れると優しく包んで上下させる。
左手は僕の玉袋を転がすように動かす。
それはとても優しくて、気持ちよかった。
扉の向こうには明莉がいるのに。
イチゴパフェを食べながら僕らを待っている明莉がいるのに。
僕はこうやって人妻に性器を弄られている。
また香奈恵さんが僕の肉棒を咥えた。
口の中に十分な唾を溜めて。
勢い良く、上下運動を始める。
クチュッ、クチュッ、クチュッ、クチュッ!
「――ああ、気持ちいいです、香奈恵さん。いいです!」
僕の表情を見上げて、眉を寄せながら、香奈恵さんはフェラチオを続ける。
何度も何度も上下運動をくり返しながら。
クチュッ、クチュッ、クチュッ、クチュッ!!
徐々に射精感が湧いてくる。また口に出したくなってくる。
出したら必ずまた、飲んでもらう。そこまで含んで――フェラチオなのだ。
でもふと思い出す。三日前の彼女の中の感覚を。
あの温かい襞に包まれた感覚を。彼女の柔らかなお尻の重みを。
僕は押さえつていた両手の力を緩める。
彼女は緩められた力に気付いて、唇に肉棒を挟んだまま、僕の顔を見上げた。
僕らは見つめあう。――そしてきっと通じ合った。
彼女は肉棒をだらりと吐き出した。
「――私の中に入りたいのね? 悠木くん?」
僕は無言で頷いた。
彼女は嬉しそうに瞳を輝かせたながら立ち上がった。
そして自分の穿いている黒いスキニージーンズのボタンに手を掛ける。
ボタンを外してファスナーを下ろすと、するするとズボンも下ろして、彼女は足先からそれを抜き取った。
脇にある赤ちゃんのおむつ交換スペースに、脱いだ黒いジーンズを置く。
白くて長い足の付け根にあったのは、フリルの付いた空色のショーツだった。
「――脱がせたい? パンツ?」
彼女が近づいてきて僕の両肩に手を掛けた。
「――いいんですか?」
「いいわよ」
僕はおずおずと彼女の腰へと手を伸ばす。
安産型のお尻周りは柔らかくて、それを包むように空色の布切れがそっと掛かっていた。
それをゆっくりと引き下ろす。
最後に外れたクロッチ部分が少し湿っているみたいだった。
膝まで下ろすと、香奈恵さんは膝を曲げて下着をするりと抜き取った。
腕を伸ばしてジーンズの上に重ねると、僕に向き合って跨るように、彼女は腰を下ろし始めた。
僕は彼女のその股間に指を這わせる。彼女の入り口はもうぐちょぐちょに濡れていた。
僕は指を二本差し入れて少しだけ掻き混ぜると、それを引き抜いた。
引き抜いた僕の指先はベットりと濡れていた。
「――わたしのあそこ、大丈夫そう?」
「――準備万端みたいですよ?」
「――嬉しい」
彼女は腰を下ろしながら、僕に顔を寄せる。その右手の指先が僕の肉棒を捉えた。
「いいの? トイレの外には扉一枚挟んで、明莉さんがいるのよ? 私とエッチしちゃって良いの? 二度目ともなれば、もう事故なんかじゃないわよ?」
真白香奈恵は、今更の確認を口にする。
「――前回も事故なんかじゃないですよ。自分の意思で繋がったんです。香奈恵さんと」
「――そう? じゃあ、遠慮なく食べさせてもらうわね」
彼女が徐々に腰を下ろしていく。
彼女の濡れた花弁に、僕の亀頭が触れた。
「――篠宮明莉はきっと本当はあなたのことが好きよ。……今は誠人さんに絆されているだけ」
彼女の下の唇が開く。そして陰唇が僕の亀頭を咥え始めた。
「――それは当たり前の話です。明莉は……本質的には僕のことが好きなんですよ。僕と明莉は添い遂げる運命なんですから」
「そうね――だから、あなたはいつかあの子のものになる。だから今は、私があなたのことを未来のあの子から――」
真白香奈恵が露出した下半身を曲げて、腰を僕の股間の上へと下ろす。
咥え込まれた肉棒は、完全に彼女の膣へと飲み込まれていった。
「――寝取ってあげる」
たまらなく暖かくて、心地良いその空間。
包み込まれた僕の肉棒が快感の声をあげる。
軋む便座。何度も何度も打ち付けられる彼女の腰。
僕は太腿で彼女のお尻を感じる。
両手でその臀部を掴み、その腰を彼女と一緒に何度も僕の股間へと打ち付けた。
彼女が僕の背に腕を回す。大きな胸がセーター越しに僕の胸へと押し当てられて潰れる。
上気した顔が直ぐ側にあって僕は唇を押し当てた。
彼女の舌先が僕の唇の間から入ってきて僕らは舌を絡めた。
彼女の息が、僕の中にも入ってくる。
僕らは二人が一つになった。
猥褻な振動を繰り返して、やがて快感が頂点に達する。
僕の下腹部の熱の塊から射精感が溢れ出す。
そして僕はまたペニスからたっぷりの精液を放出した。
――真白香奈恵の子宮に目掛けて。
※
僕が座席に戻ると、香奈恵さんと明莉は向かい合って仲睦まじそうに話していた。
「――秋翔くん、大丈夫? ちょっと長かったから心配したよ? お腹痛いの?」
心配そうに僕を覗き込む、明莉。
目の前のイチゴパフェはもう空になっていた。
「香奈恵さんもちょっと遅かったから、一人で寂しかったんだよ? 仕方ないけど」
「ごめんごめん。お腹はもう大丈夫。――スマホ見ながらトイレしてたら、ちょっとややこしいメールが来てさ。返事書いてたら、遅くなっちゃったよ」
「――何よそれぇ~。人がせっかく心配してあげたのに」
「ごめんごめん。――でも、ありがとう」
僕がそう感謝すると、明莉は唇を尖らせてから諦めたように溜息をついた。
「――本当に二人は仲の良い高校生カップルって感じね。しかも幼馴染なんでしょ? 素敵ね、羨ましいわ~」
笑顔でそう言うと、香奈恵さんは紅茶のカップを口元へと運んだ。
明莉は僕の隣で彼女なりの笑顔をなんとか作っていた。
それからしばらくして、僕らは会計を済ませファミリーレストランを出た。
僕と明莉は家に帰るため駅へと向かう。
香奈恵さんはまだこの辺りで用事があるみたいで、ファミレス前で別れた。
一度手を振って別れたが、明莉が駅に向かって歩き出してから、香奈恵さんが戻ってきて「悠木くん」と呼び止められた。
僕が振り返ると同時に、香奈恵さんは滑り込むように僕の耳元に唇を寄せた。
「――また連絡するね」
それだけ言うと、彼女は足早に歩道の向こうへと去っていった。
「――秋翔くん、行くよ~?」
「ああ、すぐ行く」
僕は振り返り、先を行く明莉の背中を追いかけた。
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