strongest flower~最強の華

陵斗

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後はよろしく

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霧「大丈夫ですか?」

翔「止血だけ頼む。」

霧「はい。」

警「おつかれさまです!遅くなってすみません翔さん。」

翔「お疲れー。こいつら頼める?」

警「もちろんです。大丈夫ですか?腕。」

翔「大丈夫。後で病院行くから。」

警「そうですか。全員動けー!」

警「「「はい。」」」

霧「翔さんこっちに来てください。」

翔「うん。」

なんか気まずいな

さっき珍しく怒ってたから

霧「ここに座ってください。」

私は言われるがまま座った

霧は止血をしてくれた

霧「はぁー・・・翔さん少しは自分の心配してください。」

よく言われる

でもそれは無理

仲間のために何でもするって決めたから

もしみんなが死んだら正気でいられない

傷ついてほしくない

翔「それはちょっと無理かな・・・」

霧「言うと思いました、仲間も大事にしたいのもわかります、でも翔さんが怪我して心配する人もいます。

もし翔さんに何かあったら困るのはみんなです。いつか翔さんがここからいなくなるんじゃないかって思って・・・

死んじゃうんじゃないかって・・・それが心配で・・・・・・」

そっかそんなに苦しめてたのか

なんか申し訳ない

これから気を付けないとな

翔「大丈夫、いなくならないから、あとそんなヤワじゃないよ」

だって何のために強くなったと思ったんの

みんなを傷つけないためだよ

だからここまで上がってこれた

そう思いながら霧の頭を撫でた

霧「そうですよね・・・でも無理しないでください」

翔「わかった。終わったことだし戻ろう?」

どうなったか確かめたいしね

霧「はい。」

もう終わったのかな?

意外と遅くなったからな・・・

真「あっ、2人とも戻ってきたっす」

颯「ほんとだ~翔大丈夫?」

心配なんてしなくていいのに・・・

翔「うん、大丈夫だよ」

楓「ならよかった」

みんな優しいな

だからみんな好きなんだよ

警「終わりましたので帰ります」

翔「ありがとう、またよろしく」

警「はい、ありがとうございました。では失礼します」

翔「ああ」

煉「翔早く病院行きな」

あーうん忘れてた

翔「うん、その前に・・・」

煉「わかった、早くしろよ」

なんとなく察したのか譲ってくれた

翔「お前らー、大丈夫か?とりあえず今日は休め。解散」

全「はい!」

煉「ほら早くいくぞ、送って行ってやる」

翔「ありがと。あ、萌も連れて来いよ。」

煉「はいはい。分かってるよ。総長様。」

翔「うるせぇ・・・」

やば・・・

クラクラしてきた・・・

翔「ごめ・・・あとよろしく・・・」

私は意識を失った。
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