strongest flower~最強の華

陵斗

文字の大きさ
上 下
8 / 38

今と過去2

しおりを挟む
毎日路地裏に行って喧嘩。

そんな毎日だった

喧嘩をしたら何もかも忘れられる

だから族も潰した

怪我してもやり続けた。

でも終わったらすべてを思い出す

そんな自分が嫌になる

この気持ちをどうしたらいいかわからない

自分は何がしたいのかも

なにを考えているのかも

すべてがどうでもよくなったんだ

もうどうでもよくて死のうと思っていた時、

凌空に出会ったんだ。

線路に出て死のうと思ったときに

凌空に止められた、その時

赤の他人にも関わらず怒られた。

もう一回死のうと思った時にも

止められた。そのときは凌空と

獅桜の幹部もいた

私は凌空と幹部の人達にまた怒られた

凌空が「どうして死のうとしたんだ?」

と聞いてきた。だから私はすべてを話した。

そしたら同情もせず「そうか・・・」

と言って幹部の人と話し始めた

そしたらいきなり「獅桜に入らないか」

と言ってきた私はその言葉を聞いて

とてもうれしかった。

翔「なんで・・・私は普通じゃないのに・・・」

普通じゃない私と嫌がらずに接してくれた人なんて初めてだった。

だから私はそう零してしまった。

凌「は?普通かどうかなんて関係ない。皆一人ひとり個性がある。その個性を、自分を卑下するな。」

凌空のその言葉に私は泣き出した。

誰もそんなこと言ってなんてくれなかったから。

それから私は馬鹿にされないように努力した。

目を馬鹿にされるなら隠せばいい。

髪を馬鹿にされるなら、染めればいい。

人間関係だって学んだ。

どうすれば良好な関係を続けられるのかだって知った。

勉強もスポーツもトップ。

アメリカとは全然違う。

それでも頑張った。

そしたら友達も増えた。

私を認めてくれる人が増えた。

私は嬉しかった。

私も普通なのだと感じることができたから・・・
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

婚約破棄の甘さ〜一晩の過ちを見逃さない王子様〜

岡暁舟
恋愛
それはちょっとした遊びでした

【完結】婚約者とのお茶の時に交換条件。「 飲んでみて?」

BBやっこ
恋愛
婚約者との交流といえば、お茶の時間。客間であっていたけど「飽きた」という言葉で、しょうがなくテラスにいる。毒物にできる植物もあるのに危機感がないのか、護衛を信用しているのかわからない婚約者。 王位継承権を持つ、一応王子だ。継承一位でもなければこの平和な国で、王になる事もない。はっきり言って微妙。その男とお茶の時間は妙な沈黙が続く。そして事件は起きた。 「起こしたの間違いでしょう?お嬢様。」

わたしのことがお嫌いなら、離縁してください~冷遇された妻は、過小評価されている~

絹乃
恋愛
伯爵夫人のフロレンシアは、夫からもメイドからも使用人以下の扱いを受けていた。どんなに離婚してほしいと夫に訴えても、認めてもらえない。夫は自分の愛人を屋敷に迎え、生まれてくる子供の世話すらもフロレンシアに押しつけようと画策する。地味で目立たないフロレンシアに、どんな価値があるか夫もメイドも知らずに。彼女を正しく理解しているのは騎士団の副団長エミリオと、王女のモニカだけだった。※番外編が別にあります。

【完結】離縁など、とんでもない?じゃあこれ食べてみて。

BBやっこ
恋愛
サリー・シュチュワートは良縁にめぐまれ、結婚した。婚家でも温かく迎えられ、幸せな生活を送ると思えたが。 何のこれ?「旦那様からの指示です」「奥様からこのメニューをこなすように、と。」「大旦那様が苦言を」 何なの?文句が多すぎる!けど慣れ様としたのよ…。でも。

勘違い令嬢の心の声

にのまえ
恋愛
僕の婚約者 シンシアの心の声が聞こえた。 シア、それは君の勘違いだ。

旦那様、そんなに彼女が大切なら私は邸を出ていきます

おてんば松尾
恋愛
彼女は二十歳という若さで、領主の妻として領地と領民を守ってきた。二年後戦地から夫が戻ると、そこには見知らぬ女性の姿があった。連れ帰った親友の恋人とその子供の面倒を見続ける旦那様に、妻のソフィアはとうとう離婚届を突き付ける。 if 主人公の性格が変わります(元サヤ編になります) ※こちらの作品カクヨムにも掲載します

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

夫達の裏切りに復讐心で一杯だった私は、死の間際に本当の願いを見つけ幸せになれました。

Nao*
恋愛
家庭を顧みず、外泊も増えた夫ダリス。 それを寂しく思う私だったが、庭師のサムとその息子のシャルに癒される日々を送って居た。 そして私達は、三人であるバラの苗を庭に植える。 しかしその後…夫と親友のエリザによって、私は酷い裏切りを受ける事に─。 命の危機が迫る中、私の心は二人への復讐心で一杯になるが…駆けつけたシャルとサムを前に、本当の願いを見つけて─? (1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)

処理中です...