7 / 38
今と過去1
しおりを挟む
~家の前~
翔「ありがと。煉。着替えたら行ってくるわ。」
煉「おう。俺は戻るな。」
翔「じゃ、またあとで。」
煉「じゃあな。」
さて、着替えますか。
~家の中~
翔「さて髪の色落とすか。」
私の髪は一日染めで黒にしている。
もちろんカラコンもしている。
だって私の髪は白だから、馬鹿にされるでしょ?
あの時みたいに・・・
~二年前~
翔「・・・・・・」
ク「あの子の髪見てー白いよー?」
ク「ホントだー。なんなのあの子ー。」
クスクス
髪は白く、目が青かった私は日本では異様だった。
私は今までアメリカにいて、大学を史上最年少で卒業していた。
私は日本に戻り、人間関係を学ぶために小学校に入った。
翔「・・・っ・・・ひっく。」
私はクラスメイトの視線と言葉に耐え切れず、泣いてしまった。
私が泣いたらクラスのみんなは冷たい視線を送りながら笑っていた。
それに耐えきれずに私はその場から走って逃げた。
外に出てもバカにされたり笑われたり
私はもうこの世界を見たくない、聞きたくない
この髪も目もすべてが嫌になったんだ
恨んだ、こんな自分も
こんな世界も何もかも
弟は普通の髪色に目も普通の色
なんで私だけ・・・
そうやって毎日を過ごしていた
ある日私の中で何かが切れた音がした
その日から私は狂ったように
毎日喧嘩をした。
唯一仲良くしてくれた子も
だんだん私から離れていった
私にはもう何にもない・・・
翔「ありがと。煉。着替えたら行ってくるわ。」
煉「おう。俺は戻るな。」
翔「じゃ、またあとで。」
煉「じゃあな。」
さて、着替えますか。
~家の中~
翔「さて髪の色落とすか。」
私の髪は一日染めで黒にしている。
もちろんカラコンもしている。
だって私の髪は白だから、馬鹿にされるでしょ?
あの時みたいに・・・
~二年前~
翔「・・・・・・」
ク「あの子の髪見てー白いよー?」
ク「ホントだー。なんなのあの子ー。」
クスクス
髪は白く、目が青かった私は日本では異様だった。
私は今までアメリカにいて、大学を史上最年少で卒業していた。
私は日本に戻り、人間関係を学ぶために小学校に入った。
翔「・・・っ・・・ひっく。」
私はクラスメイトの視線と言葉に耐え切れず、泣いてしまった。
私が泣いたらクラスのみんなは冷たい視線を送りながら笑っていた。
それに耐えきれずに私はその場から走って逃げた。
外に出てもバカにされたり笑われたり
私はもうこの世界を見たくない、聞きたくない
この髪も目もすべてが嫌になったんだ
恨んだ、こんな自分も
こんな世界も何もかも
弟は普通の髪色に目も普通の色
なんで私だけ・・・
そうやって毎日を過ごしていた
ある日私の中で何かが切れた音がした
その日から私は狂ったように
毎日喧嘩をした。
唯一仲良くしてくれた子も
だんだん私から離れていった
私にはもう何にもない・・・
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】婚約者とのお茶の時に交換条件。「 飲んでみて?」
BBやっこ
恋愛
婚約者との交流といえば、お茶の時間。客間であっていたけど「飽きた」という言葉で、しょうがなくテラスにいる。毒物にできる植物もあるのに危機感がないのか、護衛を信用しているのかわからない婚約者。
王位継承権を持つ、一応王子だ。継承一位でもなければこの平和な国で、王になる事もない。はっきり言って微妙。その男とお茶の時間は妙な沈黙が続く。そして事件は起きた。
「起こしたの間違いでしょう?お嬢様。」
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
【完結】離縁など、とんでもない?じゃあこれ食べてみて。
BBやっこ
恋愛
サリー・シュチュワートは良縁にめぐまれ、結婚した。婚家でも温かく迎えられ、幸せな生活を送ると思えたが。
何のこれ?「旦那様からの指示です」「奥様からこのメニューをこなすように、と。」「大旦那様が苦言を」
何なの?文句が多すぎる!けど慣れ様としたのよ…。でも。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
夫達の裏切りに復讐心で一杯だった私は、死の間際に本当の願いを見つけ幸せになれました。
Nao*
恋愛
家庭を顧みず、外泊も増えた夫ダリス。
それを寂しく思う私だったが、庭師のサムとその息子のシャルに癒される日々を送って居た。
そして私達は、三人であるバラの苗を庭に植える。
しかしその後…夫と親友のエリザによって、私は酷い裏切りを受ける事に─。
命の危機が迫る中、私の心は二人への復讐心で一杯になるが…駆けつけたシャルとサムを前に、本当の願いを見つけて─?
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
家出したとある辺境夫人の話
あゆみノワ@書籍『完全別居の契約婚〜』
恋愛
『突然ではございますが、私はあなたと離縁し、このお屋敷を去ることにいたしました』
これは、一通の置き手紙からはじまった一組の心通わぬ夫婦のお語。
※ちゃんとハッピーエンドです。ただし、主人公にとっては。
※他サイトでも掲載します。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
筆頭婚約者候補は「一抜け」を叫んでさっさと逃げ出した
基本二度寝
恋愛
王太子には婚約者候補が二十名ほどいた。
その中でも筆頭にいたのは、顔よし頭良し、すべての条件を持っていた公爵家の令嬢。
王太子を立てることも忘れない彼女に、ひとつだけ不満があった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる