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おまけSS にゃんにゃん♡猫耳えっち(1)★
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一足先に風呂から上がった侑人は、ベッドの上で何やら作業をしているようだった。
高山は濡れた髪をタオルで拭きつつ、その手元にあるノートパソコンを覗き込む。ディスプレイには商品カタログのようなものが表示されていた。
「お前の会社って、アパレル系も扱ってたんだな」
「アパレルつっても、ルームウェアな。最近、日用雑貨として新しく取り入れたんだよ」
そう言って、侑人はカタログページをスクロールしていく。
ルームウェアはどれも可愛らしいデザインのものばかりだった。いかにも女性ウケしそうな雰囲気で、高山も何の気なしに眺めていたのだが――ふと、ある一点に目が留まった。
(これは……)
言わずもがな、考えることなど一つである。あとは人知れず行動に移すのみだった。
◇
「高山さん、何か宅配便届いてたよ」
「ああ、侑人用のヤツな」
「は?」
数日後。届いたばかりの荷物をそのまま渡すと、侑人は訝しげに眉をひそめた。中身を見るなり、驚きに大きく目を見開く。
「なっ、これ!」
配送袋の中に入っていたのは、ボア素材で出来たルームウェアだった。
侑人はわなわなと唇を震わせながら、信じられないといった様子で納品書を確認する。
「うちの商品じゃねーかよ!」
「そうそう。お前に似合うんじゃないかと思ってな――ほら、猫耳つき」
パーカーのフードを持ち上げると、そこには小さな猫耳がついていた。色もチャコールグレーで、大人っぽくも可愛らしい雰囲気を醸し出している。
一目見て、これは似合うこと間違いなし――まさに侑人のイメージにぴったりだ――と思ったのだが、
「返品! 返品っ!」
「ちょっと待てよ。試しに着るくらい、いいだろ?」
「全然よくない! こんな恥ずかしいもん着てられっかよ!」
「ああほら、実際の着心地とか販促に繋がるかもしんねえし」
「いや、普通に考えておかしいだろ!? 俺だって三十路近いオッサンなんだから!」
侑人は顔を真っ赤にして抗議してくる。が、高山は平然と受け流した。
「おかしくなんかねえって。お前なら絶対似合うし、可愛いに決まってる」
「……っ」
ストレートな物言いに、侑人が言葉を詰まらせる。しばらく黙り込んだのち、やがて観念したように肩を落とした。
「せ、せっかく買ってくれたことだし、高山さんが喜んでくれるなら……。でも、絶対似合わないと思うし、笑わないって約束しろよな」
そう前置きし、寝室へと足を向ける。それから、ドア越しに衣擦れの音がして――数分後。
『高山さん……入ってきていいよ』
許可が出たところで、高山は寝室のドアを開ける。
そこにはルームウェアを着た侑人が佇んでいたのだが、一目見て思わず言葉を失ってしまった。
パーカーはゆったりとしたデザインで、フードについた猫耳がなんとも愛くるしい雰囲気を醸し出している。ショートパンツからは、すらりと伸びた脚が惜しげもなく晒されており、そして何よりも――、
「………………」
侑人自身の恥じらう姿がたまらなかった。頬を染めて俯きつつ、こちらの表情をチラチラとうかがってくる仕草など、もう最高でしかない。
高山は無言のまま近づき、華奢な体をぎゅうぎゅうと抱きしめた。
「あーやばい。すげえ可愛い」
「本気かよ?」
思ったままを口にすれば、不安げに揺れる瞳が高山を見上げてくる。そんな表情にさえ煽られそうになりながらも、高山は柔らかく微笑んでみせた。
「嘘なんかついてどうすんだ。本気で似合ってるよ」
「っ、高山さんって趣味悪い。こんなのどこがいいんだよ」
「そうだな。強いて言うなら、全部か?」
「……バカ」
ふいと視線を逸らすと、侑人は胸元へと顔を埋めてくる。気恥ずかしいのか、ぐりぐりと額を押し付けてきて、愛おしいことこの上ない。
高山は口元を緩めつつ、その背中を撫でてやった。ふわふわとした生地の感触が心地よく、いつまでも触れていたくなるようだ。
「これ、後ろに尻尾ついてんのも可愛いよな」
するすると手を滑らせ、尾てい骨の辺りをくすぐる。すると、侑人はビクッとして身を離そうとした。
「尻、撫でんなっ」
「どうして? 可愛いのに」
「へ、変な気分になる……からっ」
「もうなってんだろ」
低く言って、ゆっくりとベッドへ押し倒す。
すかさず脚を広げてやれば、ショートパンツの中心はすでに盛り上がっていた。その膨らみを軽く揉みながら、高山はいやらしく口角を上げる。
「このエロ猫。すぐ盛りやがって」
「……っ、ぁ」
意地悪な囁きに、侑人は切なげに眉根を寄せた。
が、いじらしくも、次第に自ら腰を揺らし始める。もっと強い刺激が欲しいのだろう。
高山は濡れた髪をタオルで拭きつつ、その手元にあるノートパソコンを覗き込む。ディスプレイには商品カタログのようなものが表示されていた。
「お前の会社って、アパレル系も扱ってたんだな」
「アパレルつっても、ルームウェアな。最近、日用雑貨として新しく取り入れたんだよ」
そう言って、侑人はカタログページをスクロールしていく。
ルームウェアはどれも可愛らしいデザインのものばかりだった。いかにも女性ウケしそうな雰囲気で、高山も何の気なしに眺めていたのだが――ふと、ある一点に目が留まった。
(これは……)
言わずもがな、考えることなど一つである。あとは人知れず行動に移すのみだった。
◇
「高山さん、何か宅配便届いてたよ」
「ああ、侑人用のヤツな」
「は?」
数日後。届いたばかりの荷物をそのまま渡すと、侑人は訝しげに眉をひそめた。中身を見るなり、驚きに大きく目を見開く。
「なっ、これ!」
配送袋の中に入っていたのは、ボア素材で出来たルームウェアだった。
侑人はわなわなと唇を震わせながら、信じられないといった様子で納品書を確認する。
「うちの商品じゃねーかよ!」
「そうそう。お前に似合うんじゃないかと思ってな――ほら、猫耳つき」
パーカーのフードを持ち上げると、そこには小さな猫耳がついていた。色もチャコールグレーで、大人っぽくも可愛らしい雰囲気を醸し出している。
一目見て、これは似合うこと間違いなし――まさに侑人のイメージにぴったりだ――と思ったのだが、
「返品! 返品っ!」
「ちょっと待てよ。試しに着るくらい、いいだろ?」
「全然よくない! こんな恥ずかしいもん着てられっかよ!」
「ああほら、実際の着心地とか販促に繋がるかもしんねえし」
「いや、普通に考えておかしいだろ!? 俺だって三十路近いオッサンなんだから!」
侑人は顔を真っ赤にして抗議してくる。が、高山は平然と受け流した。
「おかしくなんかねえって。お前なら絶対似合うし、可愛いに決まってる」
「……っ」
ストレートな物言いに、侑人が言葉を詰まらせる。しばらく黙り込んだのち、やがて観念したように肩を落とした。
「せ、せっかく買ってくれたことだし、高山さんが喜んでくれるなら……。でも、絶対似合わないと思うし、笑わないって約束しろよな」
そう前置きし、寝室へと足を向ける。それから、ドア越しに衣擦れの音がして――数分後。
『高山さん……入ってきていいよ』
許可が出たところで、高山は寝室のドアを開ける。
そこにはルームウェアを着た侑人が佇んでいたのだが、一目見て思わず言葉を失ってしまった。
パーカーはゆったりとしたデザインで、フードについた猫耳がなんとも愛くるしい雰囲気を醸し出している。ショートパンツからは、すらりと伸びた脚が惜しげもなく晒されており、そして何よりも――、
「………………」
侑人自身の恥じらう姿がたまらなかった。頬を染めて俯きつつ、こちらの表情をチラチラとうかがってくる仕草など、もう最高でしかない。
高山は無言のまま近づき、華奢な体をぎゅうぎゅうと抱きしめた。
「あーやばい。すげえ可愛い」
「本気かよ?」
思ったままを口にすれば、不安げに揺れる瞳が高山を見上げてくる。そんな表情にさえ煽られそうになりながらも、高山は柔らかく微笑んでみせた。
「嘘なんかついてどうすんだ。本気で似合ってるよ」
「っ、高山さんって趣味悪い。こんなのどこがいいんだよ」
「そうだな。強いて言うなら、全部か?」
「……バカ」
ふいと視線を逸らすと、侑人は胸元へと顔を埋めてくる。気恥ずかしいのか、ぐりぐりと額を押し付けてきて、愛おしいことこの上ない。
高山は口元を緩めつつ、その背中を撫でてやった。ふわふわとした生地の感触が心地よく、いつまでも触れていたくなるようだ。
「これ、後ろに尻尾ついてんのも可愛いよな」
するすると手を滑らせ、尾てい骨の辺りをくすぐる。すると、侑人はビクッとして身を離そうとした。
「尻、撫でんなっ」
「どうして? 可愛いのに」
「へ、変な気分になる……からっ」
「もうなってんだろ」
低く言って、ゆっくりとベッドへ押し倒す。
すかさず脚を広げてやれば、ショートパンツの中心はすでに盛り上がっていた。その膨らみを軽く揉みながら、高山はいやらしく口角を上げる。
「このエロ猫。すぐ盛りやがって」
「……っ、ぁ」
意地悪な囁きに、侑人は切なげに眉根を寄せた。
が、いじらしくも、次第に自ら腰を揺らし始める。もっと強い刺激が欲しいのだろう。
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