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おまけSS コスプレ再び!?【後編】 ★
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自分が今どんな表情を浮かべているのかなんて、わかりきっている。どうしようもなくこの男のことを求めている――到底同性だとは思えないような表情に違いない。
玲央が黙ったままでいると、雅は耳元に顔を寄せて、
「後ろ、自分でしてくれた?」
「……シャワー浴びたんだから当然だろ」
「嬉しい」
軽くキスを交わすと、くるりと体を反転させられてうつ伏せになる。
「ローションとゴム取ってくれますか?」
「て、テメェで取れよ」
「玲央さんから渡されたいなあ」
お断りだ、という返答が出かかって呑み込んだ。ここまできて焦らされようものなら、さすがに耐えられない――備え付けのアメニティのなかから、ローションと避妊具の包みを手に取った。
「とっととしろ、ばかっ……」
雅は嬉しそうにクスクス笑って受け取るなり、ブルマを少しずらして秘所を露出させてくる。そっとローションを垂らして、馴染ませるように入口をやわやわと揉まれた。
「ぁ、うっ」
「あ、ちゃんと柔らかくなってる」
「いちいち言うなっての。いーから、早く、しろ……っ」
催促したら、雅が苦笑する気配を感じた。それからベルトを外す音、避妊具のパッケージを開ける音が生々しく聞こえてくる。
「玲央さん、挿れますよ」
そんな言葉とともに、窄まりに硬い感触が押し当てられて、ゆっくりと彼の先端が潜り込んできた。
「くっ……あ、ぁ……」
息を吐きながら雅を受け入れる。しかし、どうにも今日は圧迫感がひどく、鈍痛に顔を歪めるばかりだった。
「ばっか……で、デカすぎだろっ! 入んないって……」
「玲央さんが、可愛い恰好で煽るからですよ」
「ンのやろっ……んっ、は……」
それでもゆっくりと繋がりを深めて、やがてその大きな楔は玲央の体に収まった。
ところが息をつく間もなく、
「っあ、ああぁっ……!?」
背後から強く抱きしめられて、思い切り腰を打ち付けられる。余裕のない責め立てに玲央は困惑した。
「ちょ、いきなりっ……あぁ!」
「もう抑えが利かない。玲央さんのこと、めちゃくちゃにしたい」
「ばっ、ばかばかっ! あっ! あン、ああっ……!」
深く激しい抽送に体を跳ねさせて、ただ喘ぐ。内壁を力強く擦られるたび、得も言われぬ快感が全身を支配して、理性も何もかも薄れていく。
穏やかな外見とは裏腹に、玲央のことを求める雅は野性的で荒々しい。いつだって翻弄されるのはこちらの方だ。
容赦のない突き上げに、すぐに頭の芯がぼんやりとしてきた。
「ひあっ……だめ、みやびっ、も――」
「もうイッちゃいそう?」
コクコクと頷くと、雅の手が自身まで伸びてきた。根本をきつく握られ、滾る熱がそこで塞き止められてしまう。
「なっ、にしてっ……」
「こんなの着てるんだから出しちゃ駄目ですよ。女の子みたいにイクことできるでしょ?」
「え……み、みやびっ!?」
「ほら、頑張って? 乳首もいじってあげるから」
雅は小さく笑うと、片手で玲央の胸元を再び弄ってくる。小さな尖りを探し当てるなり、爪を立ててカリカリと引っ掻かれた。
「んあっ、や……やあっ、あっ」
なおも荒々しい腰使いは止まず、一番敏感な箇所を執拗に責められる。
もう限界だというのに達することができず、行き場のない熱が膨れあがって、どうにかなってしまいそうだ。
「や、ああっ、むり、むりぃっ……みやび、たのむからぁっ」
「あれ? まだ足りない? じゃあ、耳も――」
「ひっ、ああぁ……ッ」
耳朶を食まれて甘噛みされれば、もう堪ったものではなく、背筋がゾクゾクと震える。その震えは次第に全身へと伝わっていき、止めどなく与えられる快感が脳天を突き抜けた。
「だめ、だって、も、そんなされたらあっ!」
「ん、イッて玲央さん」
「あっあ! ン、あああぁ……ッ!」
体を痙攣させながら強い絶頂を味わう。目の前をチカチカと星が舞い、全身から力が抜けて、玲央は崩れるようにベッドに突っ伏した。
玲央のものは未だに昂ったままで絶頂感から抜け出せず、ぼんやりとした意識で体勢を変えて、雅の方に目を向ける。
雅は荒い息を吐きながら避妊具を外していた。ゴムの先に溜まった白濁から、彼もまた達したことを遅れて知る。
「ちゃんと出さずにイけましたね」
目と目が合うと、まるで小さな子供を褒めるかのように、雅が優しい声色で口にした。ところが、すぐにイタズラっぽい笑みを作って、
「俺も、すごく気持ちよくてイッちゃった。ね、玲央さん、もう一つゴム取って?」
「お前な……」
「俺が一回くらいじゃ満足しないのわかってるでしょ? それに、玲央さんだってエッチするの大好きなくせに」
「べ、別に俺はっ」
「嘘。今だって求めてる」
「………………」
変態まがいのことを強いられ、激しく抱かれているというのに、途方もなく彼を求めてしまう自分は何なのだろう。ふと思うも、おそらく考えるだけ無駄だ。
「……好きにしろよ」
玲央は新しい避妊具を取ってから、雅の頭を引き寄せる。そして、誘うように唇を重ねたのだった。
玲央が黙ったままでいると、雅は耳元に顔を寄せて、
「後ろ、自分でしてくれた?」
「……シャワー浴びたんだから当然だろ」
「嬉しい」
軽くキスを交わすと、くるりと体を反転させられてうつ伏せになる。
「ローションとゴム取ってくれますか?」
「て、テメェで取れよ」
「玲央さんから渡されたいなあ」
お断りだ、という返答が出かかって呑み込んだ。ここまできて焦らされようものなら、さすがに耐えられない――備え付けのアメニティのなかから、ローションと避妊具の包みを手に取った。
「とっととしろ、ばかっ……」
雅は嬉しそうにクスクス笑って受け取るなり、ブルマを少しずらして秘所を露出させてくる。そっとローションを垂らして、馴染ませるように入口をやわやわと揉まれた。
「ぁ、うっ」
「あ、ちゃんと柔らかくなってる」
「いちいち言うなっての。いーから、早く、しろ……っ」
催促したら、雅が苦笑する気配を感じた。それからベルトを外す音、避妊具のパッケージを開ける音が生々しく聞こえてくる。
「玲央さん、挿れますよ」
そんな言葉とともに、窄まりに硬い感触が押し当てられて、ゆっくりと彼の先端が潜り込んできた。
「くっ……あ、ぁ……」
息を吐きながら雅を受け入れる。しかし、どうにも今日は圧迫感がひどく、鈍痛に顔を歪めるばかりだった。
「ばっか……で、デカすぎだろっ! 入んないって……」
「玲央さんが、可愛い恰好で煽るからですよ」
「ンのやろっ……んっ、は……」
それでもゆっくりと繋がりを深めて、やがてその大きな楔は玲央の体に収まった。
ところが息をつく間もなく、
「っあ、ああぁっ……!?」
背後から強く抱きしめられて、思い切り腰を打ち付けられる。余裕のない責め立てに玲央は困惑した。
「ちょ、いきなりっ……あぁ!」
「もう抑えが利かない。玲央さんのこと、めちゃくちゃにしたい」
「ばっ、ばかばかっ! あっ! あン、ああっ……!」
深く激しい抽送に体を跳ねさせて、ただ喘ぐ。内壁を力強く擦られるたび、得も言われぬ快感が全身を支配して、理性も何もかも薄れていく。
穏やかな外見とは裏腹に、玲央のことを求める雅は野性的で荒々しい。いつだって翻弄されるのはこちらの方だ。
容赦のない突き上げに、すぐに頭の芯がぼんやりとしてきた。
「ひあっ……だめ、みやびっ、も――」
「もうイッちゃいそう?」
コクコクと頷くと、雅の手が自身まで伸びてきた。根本をきつく握られ、滾る熱がそこで塞き止められてしまう。
「なっ、にしてっ……」
「こんなの着てるんだから出しちゃ駄目ですよ。女の子みたいにイクことできるでしょ?」
「え……み、みやびっ!?」
「ほら、頑張って? 乳首もいじってあげるから」
雅は小さく笑うと、片手で玲央の胸元を再び弄ってくる。小さな尖りを探し当てるなり、爪を立ててカリカリと引っ掻かれた。
「んあっ、や……やあっ、あっ」
なおも荒々しい腰使いは止まず、一番敏感な箇所を執拗に責められる。
もう限界だというのに達することができず、行き場のない熱が膨れあがって、どうにかなってしまいそうだ。
「や、ああっ、むり、むりぃっ……みやび、たのむからぁっ」
「あれ? まだ足りない? じゃあ、耳も――」
「ひっ、ああぁ……ッ」
耳朶を食まれて甘噛みされれば、もう堪ったものではなく、背筋がゾクゾクと震える。その震えは次第に全身へと伝わっていき、止めどなく与えられる快感が脳天を突き抜けた。
「だめ、だって、も、そんなされたらあっ!」
「ん、イッて玲央さん」
「あっあ! ン、あああぁ……ッ!」
体を痙攣させながら強い絶頂を味わう。目の前をチカチカと星が舞い、全身から力が抜けて、玲央は崩れるようにベッドに突っ伏した。
玲央のものは未だに昂ったままで絶頂感から抜け出せず、ぼんやりとした意識で体勢を変えて、雅の方に目を向ける。
雅は荒い息を吐きながら避妊具を外していた。ゴムの先に溜まった白濁から、彼もまた達したことを遅れて知る。
「ちゃんと出さずにイけましたね」
目と目が合うと、まるで小さな子供を褒めるかのように、雅が優しい声色で口にした。ところが、すぐにイタズラっぽい笑みを作って、
「俺も、すごく気持ちよくてイッちゃった。ね、玲央さん、もう一つゴム取って?」
「お前な……」
「俺が一回くらいじゃ満足しないのわかってるでしょ? それに、玲央さんだってエッチするの大好きなくせに」
「べ、別に俺はっ」
「嘘。今だって求めてる」
「………………」
変態まがいのことを強いられ、激しく抱かれているというのに、途方もなく彼を求めてしまう自分は何なのだろう。ふと思うも、おそらく考えるだけ無駄だ。
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