こんなとこじゃイヤ!

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結婚式

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 なんやかんやあり、遂に結婚式当日になってしまった。

 ウェディングドレスはとても豪華で、私が見劣りしていそうだった。

 私は化粧をし、真っ白で綺麗な刺繍と宝石がたくさんついているウェディングドレスに着替えて鏡の前に立っていた。

 ベールはとても長く、床に広がっていた。


「…緊張する~。大丈夫かな」

「大丈夫ですよ桜様。十分お綺麗ですから」

「ありがとう、セレナさん」

「いいえ。本当のことですから」


 コンコンコン

 誰か着たみたいだ。


「はい」

「俺だ。入るぞ」


 すると、レオが部屋に入ってきた。

 レオは、王族の礼服を着ており、髪はオールバックにセットされていた。


「桜、準備はできた、か……」


 レオは、私を見ると目を見開いた。


「あの、似合ってる?」

「ああ、凄く綺麗だ」

「良かった。ありがとう。レオもかっこいいよ」


 私は、レオが一段とかっこよくなっているのを見て、見とれてしまった。


「少し、二人にしてもらってもいいか」

「かしこまりました」


 レオはセレナさんにそう言うと、セレナさんは私たちを残して部屋から出て行った。

 すると、レオは私を抱きしめた。


「レオ?」

「桜、愛してるよ。」

「わ、私も愛してるよ。」


 しばらく抱き合っていると、レオが私のお尻を撫でた。


「…っん…どうしたの?」

「桜が綺麗すぎて、したくなった」

「…え」

「大丈夫。最後までしないよ」

「えっ…ちょっと待っ…んんっ」


 レオは私に唇を押しつけるようなキスをして、舌で口腔を荒らすように動かした。


「口紅は、後でつけなおしてもらおう」

「んんっ…レオっ」


 レオは私の胸に手を当て、ドレスの上から揉みしだいた。


「ダメ、だよっ…」

「サクラだって、期待してるだろ」


 すると、レオは私のスカートを捲り、下着の上から私の秘部を触った。


「んあっ…」

「ここ、ビチョビチョになってるぞ」

「やっ…あっ…」


 レオは下着をずらし、蜜壺に指を二本、一気に入れた。


「ああっ…ぁんっ…」

「指、締め付けてくる」


 中に入ってきた指は、掻き回すように動き、グチュグヂュと厭らしい音をたてていた。


「あんっ…んっ、あっ…」


 レオは突然、中から指を抜き、蜜壺に顔を近づけた。


「…え、レオっ」

「少し舐めるだけだ」


 レオがねっとりと舐めていると、ドアを叩く音がした。


「レオっ、誰か、来たよっ…」

「じゃあ、俺は隠れてるから対応しとけよ」

「えっ…ちょっと…」


 すると、レオは私が着ているドレスのスカートの中に入った。


「どうしよう…」

「桜様、大丈夫ですか?入りますよ?」

「あ、大丈夫。どうぞ」

「失礼します」


 入ってきたのはセレナさんではない侍女だった。


「どうしたんですか?」

「すみません。アーサーさんが陛下を探しており、陛下が桜様の部屋にいるとお聞きしたので伺いました。」

「そうだったんだ。レオはさっき、部屋から出て行ったよ」


 すると、レオが突然私の蜜壺を焦らすように舐め始めた。


「あっ…」

「どうされたんだすか?」

「…っ、な、何にも、ないよ」

「ですが、お顔が赤くなっていますが大丈夫ですか?」

「…っ、だ、大丈夫…んっ」

「そうですか。何かあればおっしゃってください。失礼します」


 侍女はそう言うと、部屋から出て行くと、レオがスカートの中から出てきた。


「頑張ったな、桜」

「レオっ。なんでな、舐めたのっ」

「厭らしい臭いがして、我慢できなくなったんだ」

「もうしないでね。私、声出さないように我慢するの大変だったんだから」

「そうか。なら、褒美をあげなくてはな。スカート自分で持ってろよ」


 するとレオは私の後ろから、私の蜜壺にまた指を二本同時に入れてきた。

 指は、私の弱いところを強く、集中的に刺激してきた。

 レオが指を動かすたび、蜜壺から卑猥な音が部屋中に鳴った。


「んああっ…レオっ、これ、変になるっ…」

「変になってもいいぞ」


 私は立っていられなくなり、膝から崩れ落ちそうになると、レオが支え得てくれた。


「あんっ、あっ、ダメっ…もう、イキそうっ…」


 すると、レオの指が蜜壺と同時に花芯も刺激してきた。


「あんんっ、ああっ、イクッ…あ、ああっああぁぁ…」


 私は背中を仰け反らせ、体を痙攣させながらイッてしまった。

 私がイキ終え、痙攣が止まると、レオは、私の中から指を抜き、下着を元に戻し、ソファーまで私を運んでくれた。

 下着は、私の蜜でビチョビチョに濡れており、冷たくなっていた。

 私の蜜は床に垂れていたようで、光っていた。


「レオ、下着が冷たくて変えたいんだけど…」

「今日の夜までそのままな」

「…え」

「結婚式が終わったら、お望み通りするからな」


 私は顔が赤くなったまま、固まってしまった。

 レオはそう言うと、アーサーさんのところに向かった。


 しばらくすると、セレナさんが部屋にきた。


「桜様。口紅がとれてますので付けましょうね」


 セレナさんは、ニヤニヤしながら私の口紅をつけてくれた。


 ――――――――――

 ―――――


 結婚式はとても豪華で、教会で式を上げた後、お城から国民に向かって、手を振った。

 結婚式では、レオがキスを予想以上に長くしたせいで、恥ずかしい思いをした。

 そして、国民に向かって手を振るときは、キスをしないはずなのに、キスをしてきてびっくりし、恥ずかしい思いながら手を振った。

 でも、式は無事に終わったから良かった。


 国民に向かって手を振った後、違うドレスに着替え、私達の結婚祝いパーティーに出た。

 そのドレスも、綺麗な青色でとても豪華だった。

 沢山の人達に挨拶をしているとき、レオはずっと私の腰を抱いていた。

 挨拶が終わると、レオがダンスに誘ってきた。


「桜、踊るぞ」

「でも、私下手だよ」

「俺がカバーするから大丈夫だ。ダンスが終わったら、パーティーから抜けよう」

「いいの?」

「ああ、やる事はやったからな」


 レオはそう言い、私の手を引いて、中央まで連れて行った。

 ダンスは、レオが上手にリードしてくれ、踊りやすかった。

 踊り終わったら、私達はダンスの和から抜け、私達の部屋に向かった。





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