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episode.39
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お茶会からしばらく経って、私は久々にレイのうちに遊びにいった。
お互い予定があったり忙しかったりで最近行けていなかったのである。
馬車から降りるとレイが待っていてすぐに駆け寄ってきた。
「リオン会いたかった」
レイは嬉しそうに尻尾を振りながら私を抱き寄せる。
それから抱き抱えるように私を持ち上げ、部屋に行きましょうかと囁いた。
私はレイの首に腕を回し落ちないように体を寄せる。
部屋ではレイの膝の上でしっかり腰をホールドされながらおしゃべりをする。
「そういえばリオンもそろそろ入学ですね。学校でも会えると思うととても嬉しいです。学校へは迎えに行くので一緒に登校しましょう」
レイは私の家まで迎えに行くと提案してきた。
「私の家に来ると遠回りになってしまいますが大丈夫でしょうか?」
「そんなの全然大丈夫ですよ。それよりもリオンを一人で登校させて悪い虫でもつく方がよっぽど心配です。すでについていますし」
レイは笑顔を貼り付けたような顔をしている。
おそらく王子の事を言っているのだろう。
今まではそんなに心配する事ないのにと思っていたが、王子に貴重な宝石のついたペンをもらってしまったのでなんとも言えなかった。
(王子の事と、あと…アルと幼馴染だった事言った方がいいかなぁ。でも言うと絶対機嫌悪くなるし…言っておくかぁ)
私は少し自問自答をした後、この前王子が来た事とハンカチのお礼にペンを貰った事を話した。
でもペンについた宝石の件は伝えていない。
一応渡しに来ただけですぐ帰ったと言った。
そしてアルバートと幼馴染だった事も話しておいた。
けど抱きしめられた件は伝えていない。
両方ともざっくりと話を伝えておいた。
案の定機嫌は悪くなっていたが抱きついて誤魔化しておいた。
最近気づいたけどイチャイチャするとレイはすぐ許してくれる。
客観的に見るとどうかと思うけど、とても助かる。
そんな事を思いながら私はレイ、レイっと甘えた。
お互い予定があったり忙しかったりで最近行けていなかったのである。
馬車から降りるとレイが待っていてすぐに駆け寄ってきた。
「リオン会いたかった」
レイは嬉しそうに尻尾を振りながら私を抱き寄せる。
それから抱き抱えるように私を持ち上げ、部屋に行きましょうかと囁いた。
私はレイの首に腕を回し落ちないように体を寄せる。
部屋ではレイの膝の上でしっかり腰をホールドされながらおしゃべりをする。
「そういえばリオンもそろそろ入学ですね。学校でも会えると思うととても嬉しいです。学校へは迎えに行くので一緒に登校しましょう」
レイは私の家まで迎えに行くと提案してきた。
「私の家に来ると遠回りになってしまいますが大丈夫でしょうか?」
「そんなの全然大丈夫ですよ。それよりもリオンを一人で登校させて悪い虫でもつく方がよっぽど心配です。すでについていますし」
レイは笑顔を貼り付けたような顔をしている。
おそらく王子の事を言っているのだろう。
今まではそんなに心配する事ないのにと思っていたが、王子に貴重な宝石のついたペンをもらってしまったのでなんとも言えなかった。
(王子の事と、あと…アルと幼馴染だった事言った方がいいかなぁ。でも言うと絶対機嫌悪くなるし…言っておくかぁ)
私は少し自問自答をした後、この前王子が来た事とハンカチのお礼にペンを貰った事を話した。
でもペンについた宝石の件は伝えていない。
一応渡しに来ただけですぐ帰ったと言った。
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けど抱きしめられた件は伝えていない。
両方ともざっくりと話を伝えておいた。
案の定機嫌は悪くなっていたが抱きついて誤魔化しておいた。
最近気づいたけどイチャイチャするとレイはすぐ許してくれる。
客観的に見るとどうかと思うけど、とても助かる。
そんな事を思いながら私はレイ、レイっと甘えた。
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