高スペックな義兄弟が出来たのですが。

ぱふぱふ

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なんか女子力高くね?

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「こ、これから朝食作ろうかなーって思ってたんだけど渚、なんか希望ある?」

真っ直ぐ俺を見つめてくる渚からさりげなーく目線をズラしキッチンへと戻る。

そう俺の策とは微妙に話題を逸らし、前の話題に戻しずらくする母さんの得意技であるッ!!

俺は何度これを母さんに使われたことか・・・。1回話を逸らされるとなんか話題にしずらくって、どんどん違う話になっちゃうんだよなぁ。これのせいで俺は色々と苦労したわー、本当に。マジで。

・・・まぁ兎に角、これで渚からお弁当の話題を逸らしつつ俺は朝食のメニューが決まって一石二鳥!さて、どうだ!!

「・・・うーん、そうだなぁ・・・。」

少しの間急に何?みたいな顔をしていたものの、そう言って渚はうーんと悩み始める。お弁当は既にテーブルの上。壊れていない。無事である。

ぃよっしゃぁぁ!!勝った(?)!話題逸らせたし、弁当無事だし万々歳!いやぁ良かった良かった。渚の目がちとやばかった時は焦ったけどこれで大丈夫だろ、うん。あー良かった。・・・マジ怖かったぁ(震)

テッテレー!
▷真紘はレベルアップした!「話題変換」を覚えた!


────────────────

「んーいい匂いがしてきたねぇ!」

フライパンに近づき嬉しそうに匂いを嗅ぐ渚。なんだろう、背景に可愛らしい花が見える。

渚にリクエストされたのはフレンチトーストだった。なんか女子力高くね?よく母さんに作ってって頼まれてたから作り方は知ってるけども。なんか女子力高くね?(2回目)

「もうすぐ出来るよー渚、お皿お願い。」

「はーい!」

俺がお願いすると元気よく返事をしてお皿を持ってきてくれた。さっきの面影は何処にもない。・・・まぁ可愛いからいっか!




そんなこんなで渚とキャッキャウフフと楽しんでいると兄さんがリビングに入ってきた。

「おはよう・・・わぁすごくいい匂いがする!朝食作ってくれたの?」

そう言って流れるように椅子に座りニコニコと俺達の方を見ている。・・・これは持っていった方が良さそうだな。

「おはよう兄さん、良ければどうぞ。」

俺がフレンチトーストののったお皿を兄さんの前に置くと「ありがとう」と兄さんのキラキライケメンスマイルを受けてしまった!俺に100のダメージッ!

・・・まぁお遊びはこれくらいにして。

俺がぼやーっとそんなことを考えていると、いつの間にか座った渚がフレンチトーストを頬張っていた。

「んー!美味しい!さっすが真紘兄さん!」

「本当だ・・・すごく美味しいよ真紘。」

兄さんもいつの間にか優雅に食べ始めていて・・・いや早いなおい。食べ方綺麗だな、貴族かおのれはッ!





・・・俺も食べよ。







┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

えー、ちょこーっと手が滑ってしまいまして間違えて保存して公開の所を押してしまいました・・・。あ、更新されたーと思って見てみたらなんか未完成or無いという状態になってしまったと思います。本当に申し訳ございません(´;ω;`)

あ、コイツまたやらかしたなと静かに目を瞑って頂ければ幸いです。
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