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どういう状況ですか?
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俺が目を開けて最初に見たのは真っ白な天井。右を見るとカーテン、左を見るとカーテン、下を見るとお布団。
「・・・え?」
え?ちょっと待って?コレどんな状況?見たところ多分ここ・・・保健室、だよな?
「あ、起きましたか。大丈夫ですか?」
俺が現状が分からずあたふたしていると、目の前に白衣姿のこれまたイケメンが現れた。
「え、あの俺・・・。」
白衣着てるって事は多分保健室の先生だろうなと思い、白衣姿のイケメンにこの状況を聞いてみようと声をかける。
「君は総会中に倒れてしまったんですよ。覚えていませんか?」
大丈夫ですか?と言うふうに少し腰を屈めて、心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。
総会中に・・・。てことは、ちょっと眠いなーヤバいなー、って思ってたらいつの間にか寝ちゃったって事?てか倒れたの?!俺、それでも起きないとか我ながらヤバいな・・・。
「まだ、体調が優れませんか?一応、熱も測ってみましょうか。あ、これ水なので飲んでいてください。」
俺が俯いて考え込んでいると、まだ体調が悪いと勘違いしたようで、俺に水を渡してぱっぱと準備をしに行ってしまった。
うわぁーどうしよう。寝てただけですとかめっちゃ言いづらい。てか怒られそう。入学初日に問題起こすのはちょっと・・・でも罪悪感が・・・。
とりあえず貰った水を飲んでいると、体温計と冷えピタらしきものを持って戻って来た。
「はい、これ体温計です。冷えピタも持ってきたので、ちょっとおでこ失礼しますね。」
テキパキと俺に体温計を渡して俺に近づき、おでこに冷えピタを貼っつけてきた。
「ひゃっ///」
急に冷たいものがきてビックリする。ありがたいけど、冷えピタなんていいのに・・・ちょっと眠かっただけなのに・・・。
罪悪感で落ち込んでいると、何故か先生が固まっていることに気が付いた。え?何故?
「どっどうしたんですか?」
「・・・ッな、んでもないよ。体温、測ろうか。」
俺が声をかけるとハッとしたように意識を取り戻す。
・・・?なんでもないならいいけど・・・。えっと体温測るんだっけ。
さっき受け取った体温計を取り出し、脇に挟む。ちょっと冷たいなー。
「・・・え?」
え?ちょっと待って?コレどんな状況?見たところ多分ここ・・・保健室、だよな?
「あ、起きましたか。大丈夫ですか?」
俺が現状が分からずあたふたしていると、目の前に白衣姿のこれまたイケメンが現れた。
「え、あの俺・・・。」
白衣着てるって事は多分保健室の先生だろうなと思い、白衣姿のイケメンにこの状況を聞いてみようと声をかける。
「君は総会中に倒れてしまったんですよ。覚えていませんか?」
大丈夫ですか?と言うふうに少し腰を屈めて、心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。
総会中に・・・。てことは、ちょっと眠いなーヤバいなー、って思ってたらいつの間にか寝ちゃったって事?てか倒れたの?!俺、それでも起きないとか我ながらヤバいな・・・。
「まだ、体調が優れませんか?一応、熱も測ってみましょうか。あ、これ水なので飲んでいてください。」
俺が俯いて考え込んでいると、まだ体調が悪いと勘違いしたようで、俺に水を渡してぱっぱと準備をしに行ってしまった。
うわぁーどうしよう。寝てただけですとかめっちゃ言いづらい。てか怒られそう。入学初日に問題起こすのはちょっと・・・でも罪悪感が・・・。
とりあえず貰った水を飲んでいると、体温計と冷えピタらしきものを持って戻って来た。
「はい、これ体温計です。冷えピタも持ってきたので、ちょっとおでこ失礼しますね。」
テキパキと俺に体温計を渡して俺に近づき、おでこに冷えピタを貼っつけてきた。
「ひゃっ///」
急に冷たいものがきてビックリする。ありがたいけど、冷えピタなんていいのに・・・ちょっと眠かっただけなのに・・・。
罪悪感で落ち込んでいると、何故か先生が固まっていることに気が付いた。え?何故?
「どっどうしたんですか?」
「・・・ッな、んでもないよ。体温、測ろうか。」
俺が声をかけるとハッとしたように意識を取り戻す。
・・・?なんでもないならいいけど・・・。えっと体温測るんだっけ。
さっき受け取った体温計を取り出し、脇に挟む。ちょっと冷たいなー。
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