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可愛いあの子は? sideとある男子

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今日から高校生になる。だが、イマイチ実感が湧かない。特に約束している友人もいない為、1人で高校へと向かう。するとふと、綺麗な黒髪が目に入った。

よく見てみるとフワッとした綺麗な黒髪に吸い込まれそうな黒い瞳、白い肌にほんのり赤に染った頬、思わず触りたくなってしまうような綺麗な唇。

目を惹かれる美少女・・・だと、思ったが顔より下を見て違和感を覚える。

・・・・・・・・・ 同 じ 制 服 。

俺が通う高校は俺の間違いじゃなければ男子校だったはずだ。てことは、男。

ガラガラと何かが壊れる音がした。

はぁとため息を吐いてその、美少女じゃない少年の隣を見るとこれまたイケメンがいた。しかも2人。

イケメン達はその少年と楽しそうに会話しながら歩いている。・・・ように見えるが、よくよく見るとその少年を囲うようにして周りを威圧しながら、ついでにそのイケメン達もいがみ合っている。

うわぁと思いながら凝視していると少年はイケメンの少し背の低い方と別れた。ん?と思いよく見てみると別れた方の少年は中学生だったらしく、学ランだった。・・・アレで中学生。

校門をくぐり、在校生にリボンを貰って指示された所に行く。自分のクラスが書いてある紙を見て、人の流れに沿って自分も教室へと向かった。

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黒板に貼ってあった紙に書いてあった自分の席に座る。教室は何人かは喋っているものの、ほとんどがスマホをいじっている。俺も・・・とスマホを取り出した時、教室の扉が開いた。

チラッと見ると、さっきの美少j・・・じゃなかった少年。なんという偶然か。いや、運命か。

その少年は紙を見て俺の後ろの席・・・ではなく、だいぶ離れた廊下側の席に座った。どうやらそこまで運命ではなかったらしい。

でも同じクラスかーと思いながら見ていると、他の奴らもその少年を見ている事に気が付いた。チラチラ見る者、ガン見する者、凝視する者・・・めっちゃ見られてんな。当の本人は、落ち着かない様子で周りをキョロキョロしている。

すると、少年の前の席に座っている奴が少年に話かけた。少年は少し戸惑っていたものの楽しそうに話している。・・・俺が近くの席だったらあの少年と話せていたのだろうか。

ふと、そんな事を思いちょっとモヤッとしたので、気を紛らわすべくスマホの電源を入れた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「毎日PM20:00に投稿しまっす☆」とか言ったのに急に更新が消えて申し訳ございませんでしたア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙_|\○_

理由につきましてはスマホの方でちょこーっとトラブル的なのがありまして、それを解決すべくしばらくスマホの機能を停止しておりました。

お詫びと言っては何ですが、4話同時投稿したのでそれで・・・何とか・・・:( ; ´꒳` ;):ガタガタガタガタ

本日も読んでいただきありがとうございました((。´・ω・)。´_ _))ペコリ





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