高スペックな義兄弟が出来たのですが。

ぱふぱふ

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もしかしなくても・・・?

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もしかして兄さん・・・・・・・・・、

 
ブ ラ コ ン 渚が大好き  な の で は な い だ ろ う か

思い返してみれば・・・俺が渚と話している時にいつも声をかけてきて話を遮ってきていたし、若干イライラしているようだったし、今朝だって俺が渚の部屋にいたから怒っていたんじゃないか?
そう考えてみれば全ての辻褄が合う気がする。
いやむしろコレしか無いんじゃないか?

てことはこの再婚も本当は賛成してなかったり・・・してるのか?仲良くしてくれてたのも演技、とか。
そうだったらちょっと悲しい・・・な。

いや、でも・・・あー考えるのやめよ。ブラコンだとしてもそうだとは限らないし・・・。

「真紘兄さん?どうしたの?」

「えっ?いや、何でもないよ。」

渚に声をかけられて思考を切り替える。

そうだ。別にブラコンだって良いじゃないか。俺が出来るだけ邪魔をしないようにすれば良いだけだ。それより、2人にこの地域を案内しなければ。

「あのさ、兄さんに頼まれてこの地域を案内する事になったんだけど、渚も来る?」

俺が聞いてみると渚はぱあっと笑顔になって「うん!」と嬉しそうに返事をした。

うーん、可愛い。確かにブラコンになるのも分かるな。凄くいい子だし、可愛いし。うん。

「じゃあ僕、準備して来るね!」

そう言って渚は楽しそうに自分の部屋に向かっていった。

その渚の様子を見ながら俺も準備をしないとと思い、自分の部屋に準備をしに向かった。

──────────────────
──────────
─────

「よしっ!じゃあ行こっか。」

俺が2人に声をかけると「はーい!」「うん」と元気に返事を返してくれる。

なんか久々に家を出る気がするな・・・。そりゃそうか。高校の説明とか準備とか・・・そこら辺の用事くらいしか家出てないしな・・・。べべべべ別に友達がいないとかそうゆうんじゃないし!俺は狭く深くな関係を築いているだけだし!その友達も忙しいだけだし!

別に誰に聞かれている訳でもないのに必死に言い訳をする。要するに春休みに遊ぶような友達が居ないのである。

「えーっと、じゃあ何処か行きたい所はある?」

俺は自分の近状をスルーして2人に案内をするのだった─────。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
今回も読んでいただき、ありがとうございます!

地域案内編は本編ではやりませんが気が向いたら番外編とかでやろうと思います。まぁ、あれですよ。このままグダグダやってると学校編に入らないんですよ・・・。はい。
なのでまぁ、カットで。

もう少し・・・もう少しで学校編に・・・:( ; ´꒳` ;):


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