高スペックな義兄弟が出来たのですが。

ぱふぱふ

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風呂での記憶がないんだが

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「んっ・・・・・・。」

程よい日差しと暖かい布団、少し大きめのシャツ、目の前には程よく筋肉のついた胸板・・・。・・・ん?

「ファ?!」

勢いよく飛び起き、昨日の記憶を必死に思い出そうとする。

ヤバい・・・風呂に入って渚に洗ってもらってた辺りからの記憶がない。

あーでも何だかすっごい気持ち良かったような・・・。

「・・・ふぁ、・・・真紘兄さん?」

俺が悶々と考え込んでいると渚が起きたようで俺の名前を呼ぶ。

「なっ渚・・・、その・・・これは・・・。」

「あー、昨日ね?お風呂入ってる途中で真紘兄さん寝ちゃってね?とりあえず僕のシャツ着せて、勝手に部屋に入るの申し訳ないなーと思って僕の部屋に寝かせたんだけど・・・。」

なん...だと?俺のせいじゃねぇか!風呂で寝ちゃった挙句、そこまでやってもらうなんて・・・申し訳なさすぎる。

「ごっごめん!俺、寝ちゃって・・・。」

布団の上で土下座して謝る。

「わっ!だっ大丈夫だよ?それより・・・真紘兄さんはどこまで覚えてるの?」

渚は優しく許してくれ、昨日の事を聞いてきた。

「え?えっと・・・渚に洗ってもらって、その後から覚えてないな・・・、あっ!でも、何か気持ちよかったのは覚えてる・・・かな。」

なんでそんな事聞くんだろうか・・・。
ハッ!もしかして俺、昨日何かやらかしてしまったんじゃ・・・?!

「もっもしかして俺、昨日何かやらかしたりしてたの・・・?」

そうだったら本当に申し訳なさすぎる!もう、駄目だ、一応義兄なのに!!

「いやいや、何も?一応聞いてみただから。」

ほっ。さすがにここで何かやってたら、もう、俺、天に召されるしかない。

「本当にごめん・・・、俺、その、気を付けるから・・・。」

働け!俺の語彙力!!もうちょっと、こう、言う事があんだろ!!

「全然大丈夫だよ、だから気にしないで?それに僕達義兄弟になったんだし、助け合うのは普通でしょ?」

やっ優しすぎる!なんか渚のバックに光が見えてきた・・・しかもフォローの仕方が適応すぎるわ・・・。なんかもうキュンときたわ。
見習え!俺の語彙力!

そんな事を考えていると、部屋のドアが開いた。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お気に入り登録数1400突破ありがとうございます!なんか、こう、めっちゃ嬉しいです!(語彙力)

さて、そろそろ学園編に移りたいのですが、究極の問題が発生しました・・・。

学校、男子校か共学どっちにしましょう・・・。渚が中3wなのでエスカレーター式みたいので学校にしようと思っているのですが・・・。
どっちがいいですかね? 壁|ω・`)チラッ


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