高スペックな義兄弟が出来たのですが。

ぱふぱふ

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ちょっと待って下されお母様!

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 ・・・は?
 ちょっと待って下されお母様!話がちょっとよく分かりません!日本語って難しいね!!

「どどどどうゆうこと?」
「だからね、お母さん達、ちょっと新婚旅行行ってくるから留守番しててほしいのよ。3人で。」

 話が通じないわね~と呆れられながら言われるが、何?!これ、俺が悪いの?!俺ら今日あったばっかなんですけど?!

「真理子(母さん)、もしかしてあの事も言ってないんじゃ・・・。」

 俺が慌てているとお父さん(仮)が口を挟んだ。

 あの事って何?何を言われんの?!

「あーえっとね、私達一緒に暮らすの。言ってなかったけ?」

 お父さん(仮)に言われて、思い出したように言われた。

 ・・・一緒に暮らすの?!いや、家族になるなら当たり前か・・・?でもいきなりすぎない?てかどこで?

「聞いてないんですけど・・・?というかどこで?」
「・・・これは言ってなかったみたいね・・・住むのはここよ?部屋いっぱいあるし・・・言うの忘れてたわ、ごめんね?」

 てへぺろっと効果音がつきそうな風に言われるが、別に実母にそんなことされてもどうも思わん。怒りを通り越して呆れる。

 ・・・ごめんね?じゃねぇよ・・・。小さい頃から思ってたけど母さん、説明が少ないし大雑把すぎるんだよ・・・。もうため息しか出ないよ・・・。

 ここでハッキリさせちゃうと、別に俺は再婚に反対な訳ではない。新しいお父さんと兄弟が出来るのは複雑だが。母さんには幸せになって欲しいし・・・。だが、いきなりすぎだしトントン拍子に進みすぎだし・・・・・・・・・・・・・・・・・。

→真紘は考えることを放棄した!

「・・・真紘?」

 俯いた俺を母さんが心配そうに俺の顔を覗き込む。

 もう駄目だ。キャパオーバーだ。考えることをやめよう。受け入れよう。無理だこれ。

「・・・分かった。」

 顔をあげ、そう返事すると周りのメンバーがぱああと明るくなる。わあ嬉しそう(棒)

「じゃあ、さっそく旅行の準備をしないとね!」

 そう言って母さんは嬉々として片付けを始める。

 なんか、もう、どうでも良くなってきた。一緒に暮らすのバンザーイ。新しい家族バンザーイ。あははははー(棒)。

 ・・・・・・・・・・・・俺も片付けよ。










┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

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((。´・ω・)。´_ _))ペコリン

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