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闇夜の影に盛大なるおもてなしを...するのです!
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整備された道路、から少し離れた森の中、俺たち3人は今日の宝の山分けをしていた。
「ははは!今日も楽勝だったな!」
「あぁ!ちがいねえ!何せ女3人に男1人の野良パーティーなんかスキルも使わないでも楽勝だ!!」
「最後の女みたか?泣きながら殺さないでってすがってくんのよ!!最高だったぜ!なぁ!!」
下卑た笑い声が夜の森に木霊する。
元は冒険者だったのだが真面目に働くのに嫌気がさし今は人殺しなどを平気でする盗賊になっていた。
彼らは今日の出来事を酒を飲みながら話し合っている。
「がはは!それでなぁ!...おん?」
「がははは!は?どうした?」
「いや、おいあっちに明かりが見えねえか?」
「こんな夜中の街道沿いにわざわざ野宿するバカいねえだろ?」
「だがよお、ほら!見てみろって!!」
「確かに見えるな...やるか?」
その問いに2人は頷く、ここでのやるの意味は一つだろう。
殺すと言うことに他ならなかった。
「おいおい、嘘だろ?女が2人だけかよ?しかも1人はガキじゃねえか。」
「これはまた楽勝だな。もう正面から言っていいんじゃねえか?」
「そうだな、だがあの仮面の女、魔術師かなんかじゃねえか?少し用心したほうがいいんじゃ」
「お前は前から臆病なんだよ。だからいい獲物が転がってても潰してしまうんだよ。」
「でもこいつの言うことも一理あるぞ?」
「なら、迷子作戦するか?」
「寝静まってからやるか。」
「「了解」」
そして下卑た笑みを浮かべ、3人は闇に消えていった。
「クロ、気づいてると思うけど殺したらダメ、スキルもダメ、フレンドリーに、わかった?」
私は遠くで話してた3人が私たちを殺そうとしているのを聞いていたが、あえてフレンドリーに接してみることにした。
なぜかと言うと、それが多分普通だからだ。
普通の生活では盗賊を逆に殺すなんてしない。
多分しないと思う。
クロはえー?何でー?という少しふてくされた顔をしたが渋々言う事を聞いてくれた。
もう少しで盗賊が来るかな?
さて、お出迎えせねば。
「じゃあお出迎えしてくる」
そう言い私は飲みかけのハーブティーを机に起き、すぐ近くの木に歩き出す。
すると予想どうり盗賊3人が木の後ろからビクッとして顔を出した。
「あ、怪しいものじゃないんだ!!」
「えっと、ここらへんで山菜を採ってたら門を閉められて街には入れなくなって。」
「テントを張ってたら明かりが見えて来ただけなんだ!!」
何だろう、この色々矛盾しまくりの嘘は。
子供の怒られた時の反応に似ている。
少しだけ可愛いと思ってしまった私がいた。
「そうなのです?先程から隠れていらっしゃるのでもしかしてって思ったんですが、私の気鬱だったようですっ!」
ん?口調が違う?いや普通でしょ?
って言うのは嘘で、これは文体の1人の口調だ、多重人格とでも言うべきか?
これはスキルの人格操作という魔法だ。
久々の少し難しい魔法だから出来るか分かんなかったが、できて少し嬉しい。
普通の子供っぽい人格に置き換えたんだが通じるようだ、よかった。
「でわ、お茶を用意しますので、こちらの火の近くで温まりくださいです!」
私はパタパタという効果音が出そうな小走りでテントの中に入りポットと茶葉を用意する。
コップを三つ持って火のところに行ったら。
クロが3人を捉えてた。
「ちょっちょちょ!!クロ!何してるです!!」
「え?イル?...イル?なの?」
「クロ!ちょっとこっちきてなのです!」
テントの中に入りクロに噛み付く。
「イル?食べないでいてくれるのは嬉しいけどその口調何?」
そう言えば言い忘れてたしクロにはこの魔法見せたこと無いから知らないか。
クロにその魔法のことを説明し、3人組を殺さないようにと釘を打ってテントを出る。
「ごめんです!クロは私のお姉ちゃんで心配性なのです!だから許して欲しいのです!!」
「お、お姉ちゃ...イルは私の妹ですっ!よろしくお願いしますね!」
....クロちょろいん。
「お、おう、俺たちもいきなり来て悪かったな、あと、お茶いただきます」
何とかギリギリセーフらしい、良かった、仲良く出来そうだ。
「ははは!今日も楽勝だったな!」
「あぁ!ちがいねえ!何せ女3人に男1人の野良パーティーなんかスキルも使わないでも楽勝だ!!」
「最後の女みたか?泣きながら殺さないでってすがってくんのよ!!最高だったぜ!なぁ!!」
下卑た笑い声が夜の森に木霊する。
元は冒険者だったのだが真面目に働くのに嫌気がさし今は人殺しなどを平気でする盗賊になっていた。
彼らは今日の出来事を酒を飲みながら話し合っている。
「がはは!それでなぁ!...おん?」
「がははは!は?どうした?」
「いや、おいあっちに明かりが見えねえか?」
「こんな夜中の街道沿いにわざわざ野宿するバカいねえだろ?」
「だがよお、ほら!見てみろって!!」
「確かに見えるな...やるか?」
その問いに2人は頷く、ここでのやるの意味は一つだろう。
殺すと言うことに他ならなかった。
「おいおい、嘘だろ?女が2人だけかよ?しかも1人はガキじゃねえか。」
「これはまた楽勝だな。もう正面から言っていいんじゃねえか?」
「そうだな、だがあの仮面の女、魔術師かなんかじゃねえか?少し用心したほうがいいんじゃ」
「お前は前から臆病なんだよ。だからいい獲物が転がってても潰してしまうんだよ。」
「でもこいつの言うことも一理あるぞ?」
「なら、迷子作戦するか?」
「寝静まってからやるか。」
「「了解」」
そして下卑た笑みを浮かべ、3人は闇に消えていった。
「クロ、気づいてると思うけど殺したらダメ、スキルもダメ、フレンドリーに、わかった?」
私は遠くで話してた3人が私たちを殺そうとしているのを聞いていたが、あえてフレンドリーに接してみることにした。
なぜかと言うと、それが多分普通だからだ。
普通の生活では盗賊を逆に殺すなんてしない。
多分しないと思う。
クロはえー?何でー?という少しふてくされた顔をしたが渋々言う事を聞いてくれた。
もう少しで盗賊が来るかな?
さて、お出迎えせねば。
「じゃあお出迎えしてくる」
そう言い私は飲みかけのハーブティーを机に起き、すぐ近くの木に歩き出す。
すると予想どうり盗賊3人が木の後ろからビクッとして顔を出した。
「あ、怪しいものじゃないんだ!!」
「えっと、ここらへんで山菜を採ってたら門を閉められて街には入れなくなって。」
「テントを張ってたら明かりが見えて来ただけなんだ!!」
何だろう、この色々矛盾しまくりの嘘は。
子供の怒られた時の反応に似ている。
少しだけ可愛いと思ってしまった私がいた。
「そうなのです?先程から隠れていらっしゃるのでもしかしてって思ったんですが、私の気鬱だったようですっ!」
ん?口調が違う?いや普通でしょ?
って言うのは嘘で、これは文体の1人の口調だ、多重人格とでも言うべきか?
これはスキルの人格操作という魔法だ。
久々の少し難しい魔法だから出来るか分かんなかったが、できて少し嬉しい。
普通の子供っぽい人格に置き換えたんだが通じるようだ、よかった。
「でわ、お茶を用意しますので、こちらの火の近くで温まりくださいです!」
私はパタパタという効果音が出そうな小走りでテントの中に入りポットと茶葉を用意する。
コップを三つ持って火のところに行ったら。
クロが3人を捉えてた。
「ちょっちょちょ!!クロ!何してるです!!」
「え?イル?...イル?なの?」
「クロ!ちょっとこっちきてなのです!」
テントの中に入りクロに噛み付く。
「イル?食べないでいてくれるのは嬉しいけどその口調何?」
そう言えば言い忘れてたしクロにはこの魔法見せたこと無いから知らないか。
クロにその魔法のことを説明し、3人組を殺さないようにと釘を打ってテントを出る。
「ごめんです!クロは私のお姉ちゃんで心配性なのです!だから許して欲しいのです!!」
「お、お姉ちゃ...イルは私の妹ですっ!よろしくお願いしますね!」
....クロちょろいん。
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