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第一章 名無しさんの最強異世界冒険録
第九話 決意の日【R18】
しおりを挟む「な…何をしているんでしょうか…?」
完全に裸になり、少し控えめに、それでいて大胆に、震えながら。
女神様は大股を開いて女性の秘部を俺に見せつけるようにしていた。
「ぅうー…、も、もうダメ…は…恥ずかしいです…」
あまりにも恥ずかしかったのか…開いた股を申し訳なさそうにゆっくりと閉じる。
しかし、一番大事な部分は太ももを閉じてもしっかりと俺の視界に焼きついていた。
「ナ、ナナシ様と……………つ、繋がりたいのです……わ、私とでは…嫌でしょうか……?」
とんでもない。
初体験がこんな綺麗な、しかも女神様とだなんて光栄でしかない。
「で…でもどうして…」
「……先程も言いました…私が…ただ単にこうしたいのです…こんな…はしたない女性は嫌でしょうか…?」
女神様は何度も目を潤ませながら上目遣いで俺にそう尋ねる。
嫌なわけがない、むしろ俺なんかがこんな素晴らしい女性としていいのだろうか。
もうすぐ魔法使い童貞になるこの俺が…。
「……やはり…私とでは…嫌ですよね…」
色々な要因で混乱し、何も言わない俺を見て女神様は顔に影を落とす。
その瞬間、俺の理性は吹き飛んだ。
そんな顔をされて…我慢できるわけがなかった。
明らかにおかしい、罠、童貞、上手くできない、怖い、騙されてる…そんな、俺に二の足を踏ませていた要因は欲望によって全て破壊された。
「んむっ?んっ…んんっ…あっ…ナ…ナナシさまっ」
「もう我慢しませんよ、それに…俺……初めてですから……上手くできないかもしれません、それでもいいですか?」
「…ナナシ様…嬉しいです、ナナシ様も…初めてなんですね…確かめる必要はありません、私はあなたの全てを受け入れます」
キスをして、お互いの吐息がかかる距離で俺達は言葉で確かめあった。
そして、その言葉以上の言葉は…もう必要なかった。
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女神様はキレイだった、それはドレスのような白い服を着ていた時からそうだったのだが、脱いで更に白さが増したような気さえした。
女神様は全てをさらけ出している。
白い肌、照れているのかところどころが薄く紅潮して良いアクセントになっていた。
その豊満な胸は女神様自身の両腕によって隠されていた。
「腕…どけてください」
「ぅぅ、は、はい」
ゆっくりと女神様は腕を下へ降ろす。
そこには想い描いていた理想そのものがあった。
動いた事により少し揺れるが型崩れしない張りのある胸から薄い桜の花色の乳輪が姿を現す。
漫画やアニメなどで見るものと遜色のない、むしろ創作物以上のものがそこにはあった。
「……っ…」
女神様は固く目をつむり、恥ずかしそうに口を結ぶ。
その動作により一層、俺の欲を高めてしまったと知らずに。
女神様は初めてと言った。
なのでできるだけ優しくしようと思っていたが…そんな可愛い仕草を見せられては理性を保つのは無理な話だった。
俺は豊満な胸を手で掴み、桜色のものを口に含む。
「あっ!んん…っ!や、だめっ…」
そんな事を言われてももう止める事はできない。
口内で突起したものを舌で転がす。
「んっ!はぁっ…はぁっ…だ、だめですっ…あっ!」
同時にもう片方の胸の突起物を指先でつまみ、舌と同時にこねくり回した。
「あぁぁっ…!ダメダメぇっ…!なにかっ…、きちゃいますっ…あっあっ…」
声を少し押し殺しながら、女神様は身体を震わせ喘ぐ。
一分くらいだろうか、胸を弄び続けた俺は女神様のお腹へ舌をスライドさせる。
女神様の乳首はもう限界なほど隆起していた。
涎にまみれ光輝くそれは更に俺を興奮させる。
「んっ…ナナシさまぁっ…」
何かを懇願するように妖艶な声をあげる女神様。
俺は確認するまでもなく、手で太ももを広げた。
「だっ…だめっ、恥ずかしいですっ、見ないでっ…くださいっ」
既に秘部は光を放っているのが、見てとれた。
「やぁぁっ……だめ、ですぅ……」
女神様は顔を両手で覆う、その仕草が可愛くて更に興奮を高める。
女神様を布団へ寝かしつけた俺は、自身も着ていた服を脱ぎ下着一枚になる。
「ナ、ナナシ様……すごい…」
それは既にそそりたった下着を見て言ったのかと思ったがそうではなく、俺の上半身を見ての言葉だった。
「鍛えていらっしゃるんですね…素敵です…」
確かに何の目的があるわけでもなかったが、筋トレを欠かした事はなかった。思わぬ部分を誉められ、少し照れる。
「触ってみてください」
「は…はい………すごい、硬いですね…」
女神様は腹筋や胸を触り、そう呟く。
「……ここは?」
俺は女神様の手を取り、勃起した俺のモノを触らせた。
「……っ、か…かたい…ですっ…」
それから目をそらし、顔を背けながら女神様は素直に答える。
「下着脱がせて、直に触ってください」
「……っ」
恥ずかしそうに顔を背けながら、ぎこちなく言われた通りにする女神様。
下着からそれが姿を現すが女神様は直視せず、それに触りはじめる。
「……これが、……男性の……」
初めて触るそれに少し興味をもったのか、チラチラと女神様は目を徐々にそれに合わせる。
ぎこちない触りかたと仕草にビクビクとそれが反応する。
「な、ナナシさま、く、口で…してほしいとか……ありますか?」
「え?」
「地球の事を調べた時…何かで読んだんです…男性は…その、口でしてもらうのが……一番好き…って」
それは…人それぞれだと思うが…
まぁ嫌いなヤツはいないだろう。
「して、ほしいです。」
「……はい、やり方を、教えていただけますか…?」
そう言うと女神様は起き上がり、それを手に握りその可憐な唇を近づける。
「じゃあ、まず舌で先の方から舐めてください」
「こ…こうれふね…」
チロチロと女神様の舌先がそれの先端を弄ぶ。
それだけでイってしまいそうになる。
「はっ…はぁっ…んっんっ」ちゅっちゅっ
女神様も徐々に興奮してきたのか、全体的にそれを舐め回し愛おしそうに何度もそれにキスをする。
「……っ、じゃあっ歯を立てないように口で包む感じで…口に入れてくださいっ」
「んっ…はむっ、…んむっ…んんっ」ジュルッ
「…っ、それでっ前後にピストンしてっください」
「んむっ!んっんっんっんっ」ジュルッジュルッ
まずい、気持ちよすぎる。
「っ!出るっ…!」
「んんっ?!んむっ!んっ!…っん!ん…」
初めての女神様の口に出してしまった。
「す、すみません!すぐに吐き出してくださいっ」
「………んっ」ごくっ
女神様は躊躇わず、それを飲み込んだ。
「んっ……ナ、ナナシ様から出たものですから…構いませんよ」
少し苦しそうにしながら、それをおくびにも出さず微笑む女神様。
たまらなくなった俺は、すぐに女神様の秘部に顔を埋める。
「ひゃっ!?な、どうしたんですかナナっ…あぁんっ!」
秘部を舐められた女神様は驚き、持ち上げられた太ももが微かに震えだす。
女神様の秘部は既にとろとろだった。
そこからは甘い匂いがして、あふれでた蜜も甘かった。
この人は果実でできているのだろうか。
「~~~~っ!やっ!あっ!」ビクッビクッ!
まんぐり返った太ももが強く俺の頭を挟む、しかしそれは拒絶ではなく舐められている反動のものだと理解する。
「初めてなのに、何れほんなにとろとろなんれふかね」
秘部をなめ回しながらまた少し意地悪をする。
「わ…っわかりっ…ませ…んっ!」
「ちゃんと答えないとやめますよ?」
「~~っ!き、きもちいいからですっ、ナナシ様にっ、そうされるのっ」
その答えに満足した俺は女神様の秘部にはちきれそうな俺のモノをあてがう。
「もし、痛かったら強がらないで言ってください。女神様に無理させたくないですから」
「…ありがとうございます、ナナシ様。……きて…いれてください」
女神様は両手を俺に向け広げながら微笑んだ。
~~~~~~~
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………
辺りは暗くなり、既に太陽らしきものは見えなくなっていた。
つい、先程まで夢中で愛し合っていたため時間の経過を気にしていなかった。
「すぅ…すぅ…」
隣には可愛い寝息をたてている女神様。
さすがに四回もして疲れたのかぐっすり寝入っているようだ。
俺も多少疲れたが体力のパラメーターを上げていたため、まだまだ平気だった。本当に便利な力だ。
布団のシーツは乱れ、少し血が滲んでいる。
女神様初体験のものだった。
「初めてなのに…興奮しすぎた」
少し反省する、女神様は平気だと言っていたが。
「………」
濃密な時間を過ごした。
話を聞いてから初めて一息つく…
これからどうするか…ゆっくり考える時間ができた。
俺はスキル欄を確認する。
そこには二つの能力が追加されていた。
それは何よりも横で寝ている女性から愛されている証明だった。
スキルを確認せず、俺はこちらを向きながら寝ている女神様の横に寝入り、胸に女神様を抱く。
「んっ…ななしさまぁ……すぅ、すぅ」
世界を救う、か。
俺にできるかな?この、【名無しの権兵衛】の力で。
色々な名前の能力者がいるだろう、色んな想いを背負った人達が…さっきの銃兄弟みたいな…とんでもない能力の持ち主達がいるだろう。
対して、俺は喧嘩もした事のないただの人間。
さっきだって……自信満々で、浮かれて、名無しの権兵衛の力を使ってはいたけど……今思い返してみると震える。
とんでもない…まるで漫画やアニメの世界の異能力者が跋扈するこの世界。
そんな人達と戦い、能力を得て、名前の世界を平定する。
考えるまでもない、できるわけがない。
けど。
「すぅ…すぅ…んん…」
「……わかりました、女神様。やりますよ、やってみせます。自信はありませんが…それでも」
想いに応えたい、この愛しい人の。
ただそれだけで、やろうと思える。
それに。
「……ヒュミ」
名前に苦しんで、もがいて、戦う人達のため。
そして。
「名無しの権兵衛、君の名前が……無くならないように。世界に轟くように」
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それが、俺の第一歩。
これから始まる、戦いの序章。
決意の日。
ここから、俺の最強異世界生活が始まったんだ。
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