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ピンクスライム
しおりを挟む岩風呂から出ると、洗い場に敷いてある半透明のピンクのマットの上に戻った。
さっき身体を洗った場所だ。
温泉に浸かりながら、ゼラのモノを膣に受け入れたので、少しのぼせたみたい。
行為後の気だるい身体をゼラが支えながら、水筒に汲んである水を口移しで飲ませてくれた。
水筒の水は冷たくて、何かの酸味のある甘い果実を絞って入れてあり、とても美味しかった。
それから私を四つん這いにすると、蜜口に太い二本の指を入れて、たった今注いだばかりの白濁をそっと丁寧に掻き出した。
ゼラが貫いて女にした膣内を、傷つけないように指の腹を使って、どろりとした白い粘液を掬い取る。
「ふぅ、ふぅ、ぁぁ……」
時折、感じやすいスポットに触れるから、快感を逃すように息を吐く。
ぽたぽたと零れる精液。
ゼラの雄の臭いがつんと鼻についた。
――この匂いの元をお腹の奥の、女の子の一番大切な……赤ちゃんを育む場所に沁み込ませるように沢山射精されてしまったんだわ。
ゼラにマーキングされてしまったのだと思うと、掻き出されていくどろどろの粘液にも切ないような喪失感を感じる。
「……んっ!」
続いて後孔に入れていた栓を、ずるりと引き抜かれた。
その刺激で排泄感を呼び起こされ、お腹がゴロゴロし始める。
ふいに、何かかぼとっと落ちてしまった。
皆の利用している温泉浴場なのに、こんなところで粗相をしてしまったのか、と青ざめた。
「ぁっ! ゃぁっ」
泣きそうになりながら落ちたものを見ると、それは半透明のピンクのゼリーのような塊だった。
プルプルと同色のマットの上で、震えている。
見ているうちに、すっとマットに同化してしまった。
「ぇっ? なに……」
「ピンクスライムだ。さっき繁殖場で栓をする前に入れただろう? これを使って、後孔も使ってもらえるように、徐々に改造してやるからな」
ゼラは半透明のピンクのマット――ピンクスライム製――を、手で千切ると再びその塊を私の後孔に押し付けた。
スライムはプルプルと振動しながら、私の後孔へ入っていく。
腸壁が押し広げられ、むずむずとした感覚が走る。
その後、さっきの栓より、一回り大きいものを挿入された。
「ぃ、ぃゃ……」
「心配するな。後孔処女もちゃんと俺がもらってやる。ちんぽに吸い付くような、具合のいい穴に仕上げてやるから」
「そんな……だって、そこは不浄の……汚いところ、ですのに」
「シロの身体に汚いところなんてないぞ? それに改造してやると言っただろう。ピンクスライムを腹に飼えば、糞をすることもない。綺麗なちんぽ専用穴になる」
信じられない、と目を見開くと、ゼラは私のお尻を撫でながら囁く。
「今はまだ、一人ずつしか嵌めてもらってないだろ。そのうち慣れたら、一度に何本もちんぽ嵌めてもらえるから、楽しみにしてろよ! 二つの穴、同時にぶっといオークちんぽ嵌めてもらうと、膣壁と腸壁が擦れ合って、すごく気持ちいいんだぞ?」
「ぅ、うそ……」
一人ずつだって、オークの巨根を次々に受け入れなきゃならない家畜のお務めは、過酷なのに! まだ、この先があるというの?!
ガクガクと恐怖に震える私に構わず、ゼラは仕上げにと香油を身体中に塗る。
脚を開かせ、さっきゼラ自ら貫いて射精したばかりの私の中にも指を入れて、満遍なく香油を沁み込ませる。
すっかり感じやすくなってしまった私のそこは、とろとろと透明な蜜液を零してしまった。
「なんだ想像して、濡らしたのか」
薔薇色の蜜口が、小さく口を開けたまま涎を垂らし続けるのを見て、ゼラは満足そうに笑い、頷く。
たくましい腕に軽々と私を抱き上げると、温泉を後にした。
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