【R18】転生エルフ姫は魔王に溺愛される

第三章 蜜月

おねだり

　身体をあんな風に洗われて、秘粒を弄りまわされて何回もイカされて……。

　しかも、その後でおしっこまでさせられちゃった。

　そしてまた、お湯に浸かりながらカインがあちこち触るから、下腹部に熱が溜まってしまう。

　彼の身体にしがみつき、頬を褐色の鍛えられた胸筋にすり寄せる。それから……カインのモノも固くなってるのに気がついた。

「カイン……あの、ね？　あのぅ……」

　なんて言ったらいいのかわからず、口ごもる。

「どうした……？」

　胸の尖りを摘まんだり、花びらを掻き分けて、蜜口を指で上下にさすり続けるカイン。

「ぁっ、んっ。……ほ、欲しい……」

「何を？」

　自分からおねだりして、恥ずかしいのに。もっと恥ずかしい言葉を言わないと、してもらえないの？

「カインの、カインのをっ……。お願い、い、入れて？」

「俺の何を、どこに入れて欲しいんだ？」

　琥珀の切れ長の目が、キラリと光る。

「ゃ、ゃあっ、やあぁっ、もお、意地悪しないで……」

　ザァーッと湯船から、音を立てて私を抱っこしたまま立ち上がると、彼はまたあの半透明なピンク色のマットに行き、そっと寝かされた。キスをされ、ふるふると震える唇。

　私の足を閉じたまま、身体に折りたたむように曲げて持ち上げると、足の付け根に陰茎を挟み込んで、抜き差しを始めた。

　裏筋が花びらを擦り、亀頭が秘粒に当たる。

「ぁんっ！　ちがっ。なっ、中に、欲しいの……。おまんこ、の中に、下さ、い……」

　結局、泣きながら恥ずかしい言葉で、おねだりしてしまった。

「泣くな。心配しなくても、いずれお前の、全・部・の・穴・に入れてやるよ」

　カインは私の膝を持って大きくM字に開き、上から覆いかぶさった。

　
　全部って？　お口とおまんこは、もう入れてもらった。後は、まさか……。


　濡れそぼった蜜口に、固く張り詰めた極太の先端があてがわれると、にゅちゅっと粘性の音を立てて、押し込まれていく。

　狭い入り口が、エラの張った先端に広げられ、どっしりとした質量のものが媚肉を割り、膣壁を擦りながら、最奥まで到達する。小さな蜜壺が極太の陰茎を打ち込まれ、限界まで押し広げられた。

　私は大きく息を吐き、力を逃して、自分の中をいっぱいにする、カインのモノを受け入れる。

　彼の舌が私の口の中に入って来た。
　
　そして、ゆっくりとした抽送が始まった……。

「ぁあああっ、いいっ、いいのぉっ、ぁああんっ」


　私に覆いかぶさる彼の重みが、愛おしい。揺すぶられて、子宮口にたくさん、カインの亀頭がキスしてる。

　ここにまたいっぱい、カインの濃い精液を掛けて欲しい。いっぱい注いでおまんこを、熱い迸りで満たして欲しい。

「ぃっ、気持ち、ぃいっ。いっぱい、奥に、出して欲しいのぉっ」


　前に彼に言われたことが、本当になってしまった。彼の濃い精液を一番奥に注がれたいって思うようになるって……。今、渇望してる。子宮を彼の白濁で満たされたい。

　気持ち良過ぎて、口に締まりがなくなり、口角からよだれが滴る。

　涙があふれて眼尻からつう、と流れ落ちた。

「ナギサの、いやらしいまんこに、いっぱい、射精してやる」

「う、うれしいっ。いっぱい、中に、出してっ・・・ぁああっ」

　大浴場の中に響くのは、肌に打ち付けられる、パンパンという乾いた音と、ぐちゅぐちゅと粘性のいやらしい水音、私のひと際甘ったるい嬌声。

　溺れたひとみたいにカインにしがみついて、たくさん揺さぶられて、揺すられながら、絶頂する……。

「もぉ、イク、イッちゃうのっ、一緒にっ、ぁああんっ」

　私の中にある彼の極太の陰茎がブルッと震えて、弾けた。ドクドクと熱い迸りが、快楽に降りて来た子宮口にあびせられる。彼の亀頭がコリコリとした子宮口にぐりっと押し付けられ、大量の濃い白濁を注がれる。

「ぁああ、中に、いっぱい、出てる……。あったかい……」

　
　蜜壺がうねって彼の陰茎から、さらに精液を搾り取ろうとしている。

　変えられていく私の心と身体……。自分で思っていたよりも、ずっといやらしくて、淫乱で……。そんな私を彼に暴かれてしまう。暴かれて、もっともっと深みに堕とされてしまう。

　褐色の汗ばんだしなやかな身体に覆いかぶされて、 絶頂オーガズムを貪る私。

　熱をすべて射精しつくすと、彼は私を横抱きにして、どさりと横たわる。そしてカインは、荒い息をついた。まだ彼のモノも私の中に入ったまま、ビクビクしている。

「お、おまんこ、気持ちいい……」

　この余韻を少しでも長く感じたくて、自分から卑猥な言葉を口にする。自分の言葉でまた感じてしまって、彼のモノを咥えた蜜壺がきゅっと締まった。

　彼の指が私の顎に掛けられて、彼の顔の方に向けられる。は、恥ずかしくて見れないのに……。

「そうか。ナギサのまんこがどうなっているのか、確かめてみよう」

　汗で銀色の前髪が額に張り付き、色気たっぷりの気だるげな顔でつぶやく。ずるっと私の中の彼のモノを引き抜かれた。

　そして、起き上がった私たちは、鏡の方を向いて座る。彼が後ろから私の足をM字に大きく開いた。

　曇りのない鏡に映るのは、真っ赤に充血してぱっくりと開いた花びら。蜜口からは、ごぼごぼと白濁をこぼしている。身体はぐったりと力なくカインにもたれかかり、顔は紅潮して口元は締まりなく、瞳は陶然としていた。

　あ……私、とろけちゃってる……？

「エロいな……。これが好きになったか？」

　後ろから、腰に当たる固いモノをぐっと押し付けられた……。

　コクンと頷く。私の上から彼の唇が落ちてくる。重なり合う唇。


　このまま、ふたりで、溶けちゃいたい……。

　


　……だから、この二人だけの密やかな時間に、セレーネが割り込むように現れたのが、信じられなかった。

　明るい栗色のお尻まで波打つ髪だけをまとい、見事なプロポーションの肢体を惜しげもなく晒して、彼女が温泉に入って来た。