みせたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への幸せな全裸露出〜

冷夏レイ

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19'壊れた首輪

87. 野生の飼い主 ♡

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(哀香視点)

 深夜の公園を全裸で走っていた。これは夢?

「はぁ、はぁ……っ」

 現実だった。息が切れ心臓が高鳴り。乳房が下品に揺れる。身体中から汗が噴き出し、ひざは震え今にも転びそうだった。

 お股からはポタポタと愛液が太ももに伝い、地面に恥ずかしい跡を残す。全裸で外に出るなんて正気じゃない。変態だ。しかも四足歩行。



 足を止めて、辺りを見渡す。
 
 誰もいない。深夜の公園は静まり返り、私の荒い息遣いと心臓の鼓動だけが響いていた。

 ──どうしよう……。誰かに見られたい。

 自分の内側から湧き上がる欲望を抑え込むはずの理性は、完全に崩壊していた。

 今夜は満月。

 月の満ち欠けで性欲は変わるらしい。全裸で外に出るという非日常的な出来事、私の頭は完全におかしくなっていた。きっとなにもかも満月のせい。

「はぁ……、んっ、誰かぁ……っ」

 右手を乳房に添えて揉みしだき、左手でクリトリスをつまみ上げた。気持ちよすぎて痙攣して足がふらついた。

 欲望が私を突き動かす。変態ゾンビ。誰かを食べたくて我慢できない。

「あ……♡」

 目の前から男性が歩いてくる。私は犠牲者を発見してしまった。胸が高鳴り飛び出しそう。

 でも私は男性の前にいきなり飛び出したりはせず、木の影に隠れて彼の様子を観察した。

 どんな人なんだろう? 全裸を見せても大丈夫な人だろうか?

 私の姿を見た瞬間、問答無用で通報された場合。楽しめないまま破滅してしまうから、慎重に判断しなければならない。

 男性は30代前半くらいのスーツ姿で、サラリーマン風の人。怖い感じはしない。よく電車にいるどこにでもいる感じ。怖そうな雰囲気はない。

「やべー飲みすぎた~」

 そう言いながら、ふらつく千鳥足で歩いている男性は見るからにお酒に酔っている様子。私が木の影から彼の姿を覗き見ていると、やがて男性はベンチに腰を下ろした。休憩するみたい。

 終電の時間はもう過ぎているはずだから、タクシーで帰るか、朝までここで過ごすのか。それとも自宅が近いのか。

「はぁ……っ、ん……ぁ」

 彼を見て慎重に次の行動を考えていた私だけれど、我慢はすぐに限界に到達していた。考えても答えはでない。聞いた方が早い。私は男性の元へ向かった。

「あの──すみません」

「んぁ?」

 男性は私の声に気づいた。ベンチに背筋を預けて、薄ぼんやりとした目線で当たりを見渡した。

「あの……大丈夫ですか?」

「ああ、だいじょうぶれす」

 呂律の回っていない舌っ足らずな喋り方。かなり酔っているみたい。顔も真っ赤で、目も虚ろだ。私は本当に心配になってきた。

「お水とか、買ってきましょうか?」

「あ~? 誰、どこ?」
 
 男性は私の存在に今気づいたように、キョロキョロしだした。

「後ろです。でも振り向くのは待ってください」
「?」

 いきなり彼の前に全裸で現れたりしたら驚かせてしまう、そう思った私はベンチの裏に回り込んで話していた。

「あ……すみません。今……お金とか持ってないんでした」

 そういえば全裸だったから財布どころかスマホも持っていない。

「ああ……お気づかいなく……」

 彼は私の存在を気にすることなく再びベンチに背中を預けて、天を仰いだ。今にも寝てしまいそう。

「あの……っ」

「ん?」

 もう限界だった。見てほしい。

「もしよろしければ、私の姿を見ていただけませんか?」

「ん~? なんで?」

「私……今、全裸なんですけど……見て欲しくて仕方ないんです」

「……え?」

 包み隠さず正直に伝えると、彼は目を見開いた。姿の見えない見ず知らずの女の声。彼の警戒レベルが高まったのを感じる。

「その……申し訳ないんですが、私……露出狂の変態なんです。でも、不意打ちみたいに見せつけるのは違うかなって思う気持ちもあって……もしよろしければ裸を見て感想などいただければ嬉しいかなと思っております。嫌でしたらすぐにいなくなりますので、通報は勘弁していただけるとありがたいです」

「ろ、露出!?」

 私が謙虚に性癖を告白すると、彼は驚きの声を上げた。

「すみません……いきなりこんなこと言って。でも、もう我慢できそうにないんです……っ」

「え? あ……いや……」

「お願いします! 見てください!」

「えっと……じゃあ、そこまで言うなら……」

「はい……!」

 男性の返事を聞いて嬉しくなった。半信半疑ながらも振り返ろうとする。待ち遠しかった。

 やがて彼が振り返った先に待っていたのは、全裸の私。

「うぉ……」

 彼は口をあんぐりと開けていた。まさか本当に全裸の女がいるなんて思わなかったといった表情。

「こんな感じで……怪しい者ではあるんですけど、危ない者ではありません。このとおり武器とかも持っていません。ご安心ください」

 彼の警戒心を解くために両方の手のひらを見せて、降参のポーズをしてみせた。

「……っ♡」

 彼の視線が私のおっぱいと股間に注がれている。

「あの、どう……ですか?」
「え、あ、うん」

 彼はまだ混乱している様子。でも私の裸を見てくれている。通報はまだしないのかな?

 ところで関係ない話だけれど、危ないお薬などを国外に密輸する際には手荷物検査で見つからないように、飲み込んだりお尻の穴に隠したりすることがあるらしい。生理用品と一緒に膣内に隠すこともあるとか。

 だから私は十分に乳房と割れ目を、彼が見てくれたことを確認してから、後ろを向いた。前屈みになり、肛門を広げて見せた。

「こ、このように何も隠していません……無防備です。あ、あと、ここにも何も入ってません」

 クパァっと二本指で広げて。もう一つの穴にも何も隠していないことをアピールした。

 ──全部見せちゃった! さっき会ったばかりの見ず知らずの人に何もかも見せちゃってる♡

「おお、嘘だろ……。え、これ現実? ……っていうか君……可愛いね。なんで君みたいな美少女が……」

「はい♡ 現実です。可愛いって言ってくれてありがとうございます!私のおマ◯コとお尻を見てほしいです♡」

 彼の反応に興奮していた。もう理性は崩壊して、欲望が私を突き動かす。

 ──もっと見て欲しい!

 私は彼にお尻を振ってアピールした。もっともっと。

「あの、もしよろしければ、触ってみませんか?」
「……っ!?」
「大丈夫です。変な物とか付いていませんから……」

 彼は驚きながらも、ゴクリと喉を鳴らした。私の裸を凝視している。

「わ、わかった……」

 彼はベンチから立ち上がり、私の元に歩み寄ってきた。

 ──触ってもらえる……っ!

「お願いします♡」

 背後から伸ばされる彼の手。それが乳房に触れた瞬間、全身に電流が流れたような快感が走る。指先が乳首に触れると、身体がビクンと跳ね上がった。

「あ……んっ、ん♡」

 彼は私のおっぱいを揉んでくれた。私は彼の愛撫に身を任せた。優しく乳房を揉まれる度に、甘い声が漏れてしまう。

「 はぁ……っ、んん♡」
「どう? こんな感じで?」
「……はい♡ お上手です」

 彼の手が私の胸を揉みほぐす。そして時折指先で乳首を転がすように刺激してくる。その快感が堪らなくて腰が砕けた。

「あふん♡」

 地面にゴロンっと転がってしまった。地面に仰向けになって、足をM字に開きながら両手で自らの秘部を広げていた。見てもらいたくてヒクヒクと物欲しげに彼を見つめた

 彼はゴクリと唾を飲み込んだ。

「美少女なのに……変態すぎだろ……」

 彼がドン引きしたような侮蔑の目線を向けた。

 でも、私はそんな視線すらも快感に感じていた。



「はい♡ 変態です♡ 申し訳ございません! わん♡」

 犬のポーズで男性にお礼をいった。彼は思わず笑い出した。

「ははっ、可愛いな」

 褒められたことが嬉しくて私も笑った。そのまま彼の股間に手を伸ばした。ズボン越しでも分かるくらいに男性器が大きくなっていた。私はそれが欲しくて堪らなかった。

 ──興奮してくれてる♡

「あの、もしよろしければ私を抱いていただけませんか?」

「……え。いいの?」

「はい♡ ……あ、でも。私こんな格好なのでコンドームとか持ってないので……生になっちゃうんですけど……それでもよければ」

 精一杯の媚を売ったけど、彼はしばらく悩んでいる様子だった。当然だ。私みたいな変態の女と生でセックスするなんて怖いのだろう。定期的に検査とか受けているのだけど、彼が信用してくれるか不安だった。

 しかし……やがて彼は首を縦に振ってくれた。

 私たちは公園のトイレに移動した。私としてはどこでもよかったのだけれど、彼が移動しようというので断るのも無粋だと思った。

 個室に入り鍵を閉めると同時に、彼が私の唇を奪った。舌を絡ませ合う濃厚なキスをしながら、互いの感触を確かめ合う。

「んっ♡ ちゅっ、はぁ♡ あ……っ♡ もう濡れてます♡ あ、あの……早く欲しいです」

 私は我慢できずにおねだりした。彼はズボンとパンツを脱いで下半身を露出した。勃起しているペニスを取り出した。フタを閉めた便器を支えにして押し倒され、男性は私の割れ目に男根を乗せた。そしてゆっくりと挿入してくる。

「あっ♡ あぁああ♡」

 男性器が入ってくる。私は思わずを淫らな声を上げた。根元まで咥え込んだ。

「んっ、あ……すごいです。あの……今さらですが……」

「ん? なに?」

「お名前を教えていただいてもよろしいですか? 私は、哀香です」

「……俺は鈴木だよ。よろしくね」

「はい♡ よろしくお願いします♡」

 私たちは互いに自己紹介をして、再び唇を重ねた。ゆっくりとピストン運動が始まる。彼のものが奥まで届いて子宮口をノックするたびに甘い声が漏れた。



 ──ああ、私……名前も知らない人とセックスしちゃった。入れられてから自己紹介しちゃった……。

 この快感はなんだろう?

 見ず知らずの人。この人はどんな人なんだろう? 私はこの人のことを何も知らない。なんの関係性もない。好きでもない。この人も私のことを何も知らない。なのにセックスをしている。

 セックスは運命の人とするものだと思っていた。

 私が誘惑しなければ、この人と運命が交わることは生涯なかったかもしれない。未来はいつだって自分の意思で変えることができる。何もしなければ何も変わらない。いい意味でも、悪い意味でも、えっちな意味でも♡

 私は今どんな顔をしているんだろう。きっとだらしない表情をしているに違いない。

「あっ♡ あ、あ、あぁ……っ♡」

 彼の動きに合わせて腰を振った。もっと激しくして欲しいとおねだりした。彼はそれに応えるように腰の動きを速めた。

「んっ♡ ん~っ! ああ……っ!」

 絶頂を迎えたと同時に膣内で熱いものが広がったのを感じた。私はビクビクと痙攣しながら余韻に浸っていた。

 ──知らない人とのセックス最高♡

 愛は悠莉に求めるから、欲しいのは快楽だけ。

 一度知った快楽は、そう簡単に忘れることは出来ない。もっと快感が欲しくて、しばらくすると忘れて、もっと強い刺激を欲する。

 欲望は満足しないもの。でも、だからこそ愛は満足する。満足するとあったかい気持ちになるから。愛は無償。無償で分け与えるはずのものを相手に求めてしまうと、永遠に満足しなくなる。傲慢だ。でも欲望は無限。だから私はこの男性に無限の快楽を求めている。

 全てを吸い尽くしたかった。大丈夫、愛はないから。

「はぁ……っ♡ はぁ……♡」
 
 私は息を整えて、お掃除フェラをしてあげた。恍惚の気持ちで彼を見上げていると、強引に私を立ち上がらせてキスしてきた。

 ──あ、まだしてくれるの? 嬉しいな♡

 私は首に手を回して受け入れた。舌を絡める濃厚なディープキッスをしながら、彼の手が乳房を揉みしだく。彼の目が訴えている「後ろを向け」と。公衆トイレで私はバックから男性に突かれた。

 ──ああ……気持ちいい♡

「あ♡ あおーん!♡」

 遠吠えを上げた。満月のオーガズム。

 深夜の公衆トイレで私は快楽を貪った。


***


「そっかー都内の大学生なんだ。じゃあ、一人暮らし?」

「はい。あの……鈴木さんは何をされているのですか? こんな夜遅くに……あっ♡」

「俺は普通にサラリーマンだよ。でも今日は飲み会があってさ、それで終電逃しちゃってタクシーも拾えなくて歩いて帰ろうとしてたんだけど……まさかこんなところで君みたいな可愛い子が変態行為してるなんてね。びっくりだよ」

「驚かせちゃってすみません……あっ♡」

 私は佐藤さんに散歩してもらっていた。

 地面に手をついて、後ろから男性器を挿入されている。彼に両足を抱えてもらって、手押し車のようなアクロバットな体勢。逆立ち歩きみたい。彼が歩くたびに、私の身体が上下に揺れて結合部に刺激が走る。

 なによりもこんな恥ずかしい姿で、公共の場を歩いてしまっている興奮でおかしくなりそうだった。

「あ、こんな♡ 初対面の人とセックスして散歩してもらうなんて……最高の経験です♡」

「それはよかったよ。俺もこんな可愛い子とセックスできて嬉しい」

「あの……今回のこと内緒にしてくれますか?」

「もちろん」

「ありがとうございます。……あっ♡ あ、あ♡」

 彼は私を抱えながら公園の中を散歩した。そして最後に私の膣内に射精してくれた。

 ──ああ、最高♡ でも……悠莉と山田さんが待ってる。

「あの……そろそろ帰らないと……」

「そっか。じゃあ最後に記念写真撮ろうか」

「はい♡ お願いします♡」

 私は彼の持っているスマホでツーショットを撮った。一応、目線だけは隠してOK。

「今夜は、ありがとうございました」

 私は彼に頭を下げた。

 彼に抱かれて火照った身体に夜風が心地よかった。深夜の散歩は刺激的で最高の快楽を与えてくれた。

「……あの、こんなこと聞くのもあれだけど……一つだけ教えて欲しいことがあるんだけど……」

「はい?」

 彼からの突然の質問。

「君はこれからもこんなことをしていくの?」

「どうでしょう? 多分しますね」

 ──いけないことだって分かってる。でも、私は……。

「……そうか。いや、なんでもないよ」

 彼は何か言いたげだったけど、それ以上何も聞かないでくれた。

「じゃあね」

 彼は公園を出ていった。私はその背中を見送っていた。

 連絡先を交換しればよかったと後悔している自分がいることに気がついた。でも聞かなかったということは、その場限りの関係を求めていたのだろう。お互いに。

「帰ろう……悠莉が待ってる」


***


「や、やめて……バレちゃう……くぅ。哀香を探しに行かなきゃいけないのにぃ」

 私が悠莉と山田さんの元に戻ると二人は物陰でセックスをしていた。山田さんが悠莉を後ろから抱きしめながら、彼女の乳房を揉んでいる。

「可愛いよ。悠莉」

 くすくす笑いながら二人の前に姿を現した。

「あ、哀香ちゃんおかえり。大丈夫だった?」

「どこ行ってたのぉ……く♡」

 声を抑えるのに必死な悠莉は、私に対して怒っている様子。

「えへへ、スリル満点だったよ!」

 ──あれ?

 ふと安心した自分に気づいた。

 大好きな悠莉と何度も身体を重ねている山田さん。公園での全裸散歩っという異常事態は変わっていないはずなのに二人の元に戻ってきて安心している。

 この気持ちの原因はなんだろう?

 私は彼らの元に歩み寄った。そして二人の様子を観察する。悠莉は山田さんに挿入され胸を触られながら、口を押さえていた。本当に恥ずかしそう。

 そんな様子を見てなんだか幸せな気分になった。いつもと変わらない日常。

「どうしたの……哀香ちゃん?」

「……いえ、なんでもないです」

 自分の心の中に感じた違和感に気づかないふりをして、私は普段と変わらない顔をした。

「私も混ぜてください!」

 満面の笑みを作って二人に向かって飛び込んだ。そして悠莉とキスをした。

 そのあと私たちは深夜の公園で3pをした。

 これが全裸散歩のあらまし。




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