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14'哀香処女喪失
69.破滅への初夜 ♡×5
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(未来の哀香視点)
私は眠っている。
『まずは……ほぐしてあげるね哀香ちゃん』
A男さんが近づいてきた。
全裸で股を開く私を目の前にして、ニヤッと笑った彼は、アソコに手を伸ばしてくる。
彼の指が私の股間にあてがわれた。
『……んっ……?』
寝ている私が声を漏らした。起きてしまうんじゃないかってドキドキしたけど心配なかった。私にこの時の記憶はないから。
A男さんの指は私の割れ目をなぞった。
ゆっくりと上下する指の腹は、私の敏感な部分に触れるか触れないかの距離を保ちつつ動いていた。乱暴に指を突っ込まれるって想像していたから、思いの他のやさしさに、この人の女慣れを感じた。
『どう?気持ちいい?』
A男さんが甘い声で問いかけたけど、もちろん答えられるはずがない。すぅすぅと寝息をたてている。
『……ん……ん……ん♡』
しばらくの間、さすさすされた私は、むず痒いのか身体をくねらせていた。
『じゃあ、次は舐めてあげるね』
A男さんはそう言うと私の股間に顔を埋めた。そして、剥き出しの割れ目を舌でぺろぺろと舐める。
『……んっ……ん?……あっ』
私がまた声を漏らした。寝ているとはいえ自分の大切な部分への刺激には敏感になってしまうのだろう。
最初は優しく舐めていたA男さんだったけれど、やがて舌で割れ目をこじ開け膣内に侵入させてきた。
『べろべろ。じゅぱじゅぱ。じゅるじゅる』
舌をねじ込まれ、舐められて、吸われている。
A男さんはわざと音を立てて、すするように舐め回すことで、私の羞恥を煽っているようだった。
まるで……未来の私へ向けて。
『じゅる……ぷはぁ』
1分以上舐め続けた後、A男さんがようやく顔を離すと、私の股間は彼の唾液でびちゃびちゃになっていた。
続いて、今度はB男さんが近づいてきた。
『じゃあ俺は哀香ちゃんのおっぱいいただきまーす!』
『お前は尻穴処女担当だろ』
『待ちきれねえよ。いいだろ? ちょっと味見するくらい。それに哀香ちゃんのおっぱいは共用だろ?」
『笑 それもそうだな』
彼らは勝手に話し合って決めた。眠っている私の同意なんて関係なかった。
Bさんの手が伸びてきて、私の両胸を鷲掴みにした。
『うぉー! 柔らけえ。乳首コリコリだな!』
B男さんは感嘆の声を上げながら、ぐりぐりと乳房を揉んできた。その動作は乱暴で、力任せに乳房の形を変形させている。上下左右に引き伸ばされるけど反発するように元の形に戻ろうとする私の乳房。
『はは。ぶるぶるびよーん。本当に綺麗な形してるよな』
『おい。俺にも触れせてくれよ』
私の両胸を揉みしだくB男さんに、C男さんが不満そうに文句を言った。
『あぁ悪い。ほら、お前は左な』
まるで2つ実っている果実を半分こするみたいな軽いノリで彼らは乳房を分担した。
B男さんは右胸を乱暴に揉みしだき、C男さんは左胸をさわさわする。
やがて、2人は私の乳首に狙いを定めた。
それぞれの力加減で引っ張ったりぐりぐりされ、ピンピンと弾かれたりした後、2人は私の乳首を口に含んだ。
おしゃぶりみたいにちゅぱちゅぱと吸い、舐めまわされる。
『はむ……ちゅう……』
『あむ、あむ』
B男さんは右乳首を吸い上げて、C男さんは左乳首を歯で甘噛みした。
『ん……ぁ……ん……っぁ?』
まるで赤ちゃんみたいに夢中でしゃぶる彼らを受け止める私は、くすぐったそうに身をよじる。
『じゅるじゅる』
いつの間にか再びA男さんが私の股間に顔を埋めていた。
3人の男性に同時におっぱいとアソコをしゃぶられ、舐められ、吸われて。
私に群がる彼らは本当に肉食獣のようだった。
なすすべもなく味見され食べられる女。
『あっ……んっ♡』
ついに私が喘いだ。
眠っていても薄ぼんやりとした快感を感じているのだろうか。彼らのおかげで、えっちな夢を見ているのかもしれない。
『お、いいね。哀香ちゃんも気持ちよくなってきたみたいだね。お◯んこ濡れてきた』
『ああ。乳首も立ってきた』
『本当にエロいなこの子。寝てるのに乳首ビンビンにして……』
彼らは全裸の私を見下ろして嬉しそうに笑った。
ニヤニヤと口角を吊り上げて、まるで新しいオモチャを見つけた子供みたいに容赦なく、身体をいじりまくった。
私は彼らになすすべもなく前戯をされていた。
『……あむぅ……?』
私が突然、驚きと苦しさを含んだ声をもらした。息苦しいようだ。口が塞がっているから上手く声が出ていない。私の唇とC男さんの唇が重なっていた。息がしたくて、あむあむしている。
キスされていた。
──あ、男の人とのファーストキス……。
前兆のない無理やりの口づけ。
悠莉以外の人との初めてのキスだった。彼女の唇はぷっくらとして柔らかいけれど、男の人の唇はちょっと硬かったりするのだろうか。眠れる私にその感触は分からない。
『んんーん!』
C男さんは唇を重ねたままなにかを喋ろうとしていた。目配せをして他の2人とアイコンタクトを取っている。
突然、私たちの顔がアップで映し出された。スマホが近づけられて別撮りされているのだ。
唇を貪るようにC男さんは私の頭を押さえつけた。唇同士がピッタリ密着して、境界線がわからないぐらいに深く合わさっていた。その様子をドアップで撮影され、時折、チラチラと彼はカメラ目線になる。
やがて満足したC男さんが私から顔を離した。
『ふう……。やっほー哀香ちゃん。俺とのファーストキスはどうだったかな? やわらかくてぷにぷにだったよー笑』
彼は勝ち誇ったような満足げな顔でほくそ笑んだ。
──あれが私のファーストキス……。
口に出されて説明されると、その事実を改めて意識してしまう。
はっきりとした名前も知らない人との意識のないキス。
それは無責任で無遠慮な粘膜の接触。そこには本来、感情なんてなくて、ましてや愛なんてないはず……。悠莉とのキスとは違う……。
そう思っているのに、どうしようもなく興奮している自分がいた。
──悠莉以外の人とキスしちゃった!
それは多分、背徳の感情なのだろう。
その後、B男さんには無理やり舌をねじ込むような乱暴なキス。A男さんには唇が触れたらすぐに離れ、またすぐに触れる連続キスをされた。
三者三様のやり方で私の唇がねぶられた。
その後も、私の唇だけじゃなくて、乳首もアソコも彼らの唾液でマーキングされるように汚されていった。わきも首筋も足の指の間さえ舐められた。全身リップ。
『……ん……♡……ん……♡』
私がビクビクと震えている。
『じゃあ、そろそろ……本番といきますか。哀香ちゃんももう我慢できないみたいだし』
そう言ってA男さんは他の2人を私から遠ざけた。
『じゃあ哀香ちゃん。ハメさせてもらうね』
A男さんがニヤニヤと笑い、カメラの前に自分のモノを見せつけた。
限界まで勃起した男性器は、太く長く伸びていた。そりかえるように天を向き、先端には卑猥な切れ込みが入っていた。血管が浮き出ていて、無修正では見てはいけないゾワゾワとした気持ちになる。
『これが哀香ちゃんの処女膜を破る記念すべきチ◯コだよ。一生忘れないでね。哀香ちゃんの処女マ◯コいただきまーす』
彼はソレを見せつけるようにカメラの前で振り始めた。レンズにペチペチあたって三脚が揺れた。
『うわ。気持ち悪いことすんなよ。露出狂かよ』
『男のチ◯コなんて興味ねえわ。見せんな』
ゲラゲラとB男さんとC男さんが笑い飛ばした。
『はは、このチ◯コを挿れたら哀香ちゃんも俺の虜になるさ』
A男さんは自信満々で他の2人に勝ち誇るように胸を張った。
『言ってろ 笑』
『かわいそー。こんなヤツに哀香ちゃんの処女ま◯こが……くっそーなんで俺じゃねえんだ』
そして彼は私の唇に触れ、胸を揉んだ。味わう前に、自分のものにするかのように。
それから、A男さんはお姫様抱っこのように私を持ち上げた。抱えられる私。ベッドから移動するつもりなのかとその様子を見ていると『よっと』という掛け声とともに、私の体勢が変えられた。
私は足をM字に開いた状態で股間をさらけ出した。
丁寧に抱えられていた姿から、突如卑猥な姿に持ち替えられた。
その状態で彼に両側から太ももを抱えられ、カメラの前に運び出された。
『ほーら。哀香ちゃんのお◯んこ丸見えだよ』
今度は私の股間がカメラにアップにされ、レンズに触れるほどの距離に近づけられた。
自分の膣が画面いっぱいに映し出される光景は、とても淫らなものに見えた。
ひとしきり私の股をカメラに晒した彼はベッドに腰掛けた。
『じゃあ哀香ちゃん。処女マ◯コ卒業しよっか』
A男さんは後ろから太ももを抱きしめる体勢で、私の腰を浮かせていた。
──すごいな男の人って。人間1人分を腕力だけで持ち上げられるんだ……。
私はなぜか感心していた。華奢な女にはない腹筋の割れ目と、腕の力こぶ。たとえ今、私が目覚めたとしても腕力で制圧されてしまうだろう。どんなに暴れて泣き叫んでも……。
そして、彼はゆっくりとゆっくりと私を下げた。
私の股間が落ちる先には、彼の男性器が待ち構えている。
『あれ、お前、コンドームは? あの子と約束しなかったっけ?』
ふと、B男さんが思い出したかのように言った。
『あぁ、忘れてた。まあ、大丈夫だろ。出す時は外に出すし……。ごめんねー哀香ちゃん生ハメしちゃうわ』
『はは。最低だな 笑』
A男さんはヘラヘラ笑いながら言った。
彼らは平気な顔で私たちとの約束を破った。はじめから守るつもりなんてなかったみたいに。
『仕方ないよね。生の方が気持ちいいし』
処女の私に、そんないい加減な気持ちで生挿入しようとしている……。
──私……生で犯されちゃうんだ……。避妊もされずに……私のナカにアレが直に……。
なんて軽薄な人たち。
彼らにとって私は『卑猥な肉の塊をぶら下げた穴』でしかないのかもしれない。そんな考えを許しちゃいけない。人間には高潔なプライドがあるのだから。許せなかった。私以外の女性がバカにされてるようで、世の中の女性と私を一緒にしないでほしい!
──最低。でも最高に興奮する!!♡ 早くぅ♡ 早く私を犯して!♡
しかし、変態の私はおねだりしてしまった。尊厳なんてゴミ箱に捨ててきた。私は女性の敵のメス豚。
『……哀香ちゃん。挿れるよ』
私の未来からのメッセージを受け取ったように、A男さんは囁くように宣言した。
ゆっくりとゆっくりと私が落ちてゆく。下品に股を開いたまま、彼の男性器に向かって……。
少しずつ少しずつ。
抗えない重力。万物に働く力は私の腰を彼の元へと導く。
ちゅ♡
私の割れ目と、A男さんの先端の割れ目が、ちょんっと触れた。
『……んっ……♡?』
──あん♡
過去の私と現在の私が同時に喘いだ。
私の入口を彼の肉棒がノックしていた。私の方はもう招き入れる準備は整っている。
でも……
ちょん
ちょん
ちょん
彼の先端が私の入口にすこし触れるたび、おあずけにされるように、離れる。
『ほぉら、俺のチ◯コと哀香ちゃんのマ◯コがチュッチュしちゃってるよ』
卑猥な言い方。彼はこの後に及んでも私を焦らすつもりなのだ。
──はやくぅ♡
私は耐えられなくて、彼に求めてしまう。
そして……A男さんは言った。
『挿れて欲しい?』
A男さんの指が私の乳首をつねった。顔を横に向けられカプッと唇を奪われる。
彼はキスしながらカメラ目線でこちらを見ている。彼と目が合った……気がした。
『ん……ふぅ……っ?』
──はい!挿れてください♡
私は私の代わりに答えた。
ちょん、ちょんと触れ合っていた肉棒と肉壺に、ぐっと力が加わった。
私のワレメが、彼の亀頭の侵入を歓迎するように、口を開いた。
──あぁ♡ 私の大事なところに入ってくる……。
『うぉ、吸い込まれる』
まるで重力に逆らうように、おち◯ちんを吸い上げ、飲み込もうとする膣。
A男さんの先っぽの切れ込みを捉え、ヌポォっと飲み込んだ。
その瞬間……ストンと腰が落ちた。
ズブッウ!
『……っ?』
彼の男性器が私を貫いた。
入るまではあんなに焦らしていたのに、いざ挿れるとなったら、一気に奥まで突き立てられた。ブチブチとナニかを破りながら、肉壁のナカをズブズブと肉の棒が拡張しながら進んでいく。
ソレはズッポリと私に突き刺さった。
『……っ♡……っぁ?』
──あ、あ、入っちゃってる!
『おお、すげぇキツイな。せま。さすが処女マ◯コ。うっ……よし、奥まで入った』
A男さんのそり返るように屹立していた肉棒は、私の内部を押し広げて根元まで飲み込まれしまった。あんなにグロテスクだったものが覆い隠された。
おそらく彼には、私の最奥の感触さえ伝わっているはず。
──私……処女じゃなくなっちゃった……。
私は実感を得た。今まで護っていたものは奪われてしまったのだ。
『やっほー哀香ちゃん。処女卒業おめでとう。俺のチ◯コはどう? 気持ちいい?』
カメラ目線で彼は言った。
A男さんは腰に手を回し、上下に揺らした。ぐりぐりとその感触を私に刷り込むように。
『ん……っ? ん……っ? んぇ……あ♡」
眠っている私が喘いだ。
『ほらほら哀香ちゃん。俺のチ◯コが哀香ちゃんのマ◯コに出たり入ったりしてるよ。見えるかな?』
──ああ♡ じゅぽじゅぽ♡ されてる♡
そして、カメラがズームされた。
彼と私の結合部がドアップにされ、ゆっくりと出し入れされている様子が写される。血管の浮き出た肉棒とビラビラとしたヒダが、ガッチリと合体していた。
『こんな美少女があいつのチ◯コ咥え込んでるぞ。やべー俺も早くヤリてー』
『うわ。すげぇエロ。こんなの撮影していいのかよ。生ハメだし』
『はは、お前らは俺と哀香ちゃんが愛し合ってるところを指を咥えて見てろ。キツキツでめっちゃ絡みついてくるぞこの子』
3人の男性の談笑。
──あ、そっか私がハメられてるところ他の2人にも見られちゃってるんだ……。
B男さんとC男さんの声が聞こえて、改めて自分の状況を認識してしまう。
他人にセックスの様子を見られるって経験はなかったから、とんでもなく恥ずかしかった。
彼らにはリアルタイムで私の処女喪失の様子を目撃されてしまっている。
流石に恥ずかしくて、思わず目を背けそうになるけど、既に起こってしまった事実は変えられない。
『……すぅ……ん……? ……ぁ……ぁ……ぁ……ぁ』
眠れる私は、自分の最高の痴態を理解していなかった。自分の膣に挿入されたモノの異物感に何かは感じているのかもしれないが、その意識は深く眠りについていて、夢の世界から戻ってくる気配はない。
『じゃあ哀香ちゃん。動くよ』
そう言ってA男さんは腰を動かし始めた。
彼は私の両腿をガッチリと掴み抱えた状態で、ピストン運動を開始した。
A男さんは容赦なく腰を振った。
私は持ち上げられ、落とされて音が鳴る。お尻と彼の太ももが、パンパンと音を立てた。
A男さんが腰を打ちつけるたび、私の胸もぶるぶると揺え、乳首が上下に暴れている。
『ん……あぅ♡……あぅ♡……あぅ♡……あぅ♡』
あまりの激しさに意識のないはずの私も甘い声を漏らしていた。夢見心地で喘ぐ全裸の女はひどく淫らで、私の知らない私だった。男の人に抱かれている女としての色っぽさ。
『哀香ちゃんのマ◯コ気持ちいいよ』
『……あ♡……あ♡……あぅ♡……ん♡』
A男さんは腰を動かしながら、物言わない私に語りかけた。
『あーいいわぁ哀香ちゃん。寝てるのに締まってて最高』
『んっ……ふ♡……ふぁん……あぅ……♡』
A男さんの腰のスピードがどんどん速まる。私の下半身は激しく揺らされた。
『あ、また締まった。嬉しいよ俺のチ◯コで感じてくれてるんだね。哀香ちゃん』
『んっ!……んっ!……んっ!……あっ♡』
A男さんがピストン運動で私をゆさぶるたび、肉同士がぶつかる卑猥な音が鳴る。その動作を何度も繰り返して、彼は私の膣の具合を確かめていった。
『哀香ちゃんのマ◯コもだいぶほぐれたね。そろそろ本気で動くよ』
──え? 今までは本気じゃ……。
私がそう思った時にはもう遅かった。
パンッ♡ パンッ♡ パァンっ!!
部屋中に肉同士がぶつかる卑猥な音が鳴り響いた。
パンパンパンパンパン!
『あっ♡あぅ♡……っん♡』
A男さんは私を上下に揺らしながら、ピストン運動で私を突きまくった。A男さんが腰を突き上げると、ヘッドバンキングするみたいに揺さぶられて、私の身体は人形みたいにガクガクと揺れた。
『……あ♡……あれ? なに……これ、地震……? 逃げなきゃ……』
──!!!
その時、眠っていた私が一瞬目を開けた。あまりの激しさに意識が戻ってしまったのだ。しかし、不幸なのか幸運なのか、すぐに目を閉じて、夢の世界へ帰っていった。
『あ、哀香ちゃんちょっと起きた? でも残念。もう逃がさないよ』
『んっ♡……っん♡……っぁ!!♡』
A男さんがさらに一層激しく私の奥を突きまくった。まるでラストスパートをかけるような……あまりにも必死で卑猥な腰振りだった。
それはある意味、天変地異だった。
私は彼の膝の上で全裸で踊り狂っている。
──!!??!!??
その光景を眺める私はいつしか錯乱状態に陥ってしまい、半狂乱になって自分の状態を実況するしかなかった。
──ああ♡私がセックスしちゃってる!! 生挿入されちゃった……♡ あんなに激しくお◯んちんが出たり入ったりしてるぅ♡ うそ!?うそ!?ううん、現実!!♡ 全裸だしぃ、おっぱいもおま◯こも見られちゃってる。乳首も舐めてもらった♡ それにファーストキスまで奪われちゃった♡ しかも全部撮影されてて、私の処女喪失が記録されてるぅ♡ セックスしてるところ見られちゃってるぅ♡ おっぱいが震えるところも見られちゃってるし、乳首まで!! 顔まで全部写ってる! 恥ずかしい♡恥ずかしい♡見ないで♡見ないで♡ それに、すぐ近くで男の人2人にも見られちゃってるぅぅぅ!! パンパン突かれるところも見られちゃってるぅぅ!! セックスしてるところ見られちゃってる!!?? 恥ずかしい! 恥ずかしいぃぃぃ!! 最高に恥ずかしいぃよぉぉ♡
今朝の私をぶん殴ってやりたい。
こんな衝撃的な経験をしておいて、「セックスなんてこんなもんか……」って思った自分をぶっ飛ばしてやりたい。
これが昨夜、行われていた事実。
──これが男の人とのセックス……。
スクリーンに映し出される映像を見ながら私は、頭がおかしくなりそうだった。
羞恥と興奮と罪悪感とか虚栄心とかプライドとか色々な感情を刺激されて、脳内麻薬がドパドパ放出されている。
固く手を握り合う悠莉はもはや何も言わない。
絶句して、口を開けている。その目は虚。
──これが実感を得るということ。
たとえば「遠くの国では何万人もの人が犠牲になっている」って言われても実感なんて得られないけど「目の前で人が死にそうになってる」としたら途端に現実味がでてくる。みたいなこと。
『映像を見る前の私たち』と『映像を見た後の私たち』は、もはや違う人間。
事象は観測された。私のセックスは今、私の目の前で起こっている。
自分の痴態を客観的に見て改めて思う。
道ゆく大人たちはこんな卑猥なことをしてるくせに、なぜ平然と道を歩けるのだろう……。学校の先生も……。お父さんもお母さんも……。
なぜか私は冷めた気持ちにトリップしていた。感情のジェットコースター。
変態の私が言えた義理はないかもしれないけど、世界だって十分えっちだと思う。
パァン♡パァン♡パァン♡パァン♡
『あん♡ あっ……あ♡……ん!……あ、あ♡』
目の前のスクリーンから聞こえてくるえっちな音声。無修正のエロ動画。
太ももをガッチリと掴まれ、丸出しのおっぱいをゆさゆさと揺らされる女。必死に腰をふる男。肉がぶつかり合い絡みつく男女。繋がった結合部。お互いの性器を擦り合う。
まさに、交尾。
『やべぇめちゃくちゃ締まってる。哀香ちゃんのま◯こ気持ちいい!』
A男さんの息が荒くなる。
そして、彼は……
『もう限界だ。出るっ……!」
苦しそうに天を仰いだ。
──あっ。
ビュルルルっ! ビュッ、ビューー!!
心の準備とか、許可とか、彼は何一つ待ってくれなかった。
私のナカにA男さんの精液が注ぎ込まれた。
『あ……ん♡』
脈打つ肉棒はポンプのようにビュクビュクと白濁液を送り出している。
私の子宮に向けて……。
『ふう、まずは1発目』
誰かの声が聞こえた。
私の長い夜はまだ始まったばかり……。
私は眠っている。
『まずは……ほぐしてあげるね哀香ちゃん』
A男さんが近づいてきた。
全裸で股を開く私を目の前にして、ニヤッと笑った彼は、アソコに手を伸ばしてくる。
彼の指が私の股間にあてがわれた。
『……んっ……?』
寝ている私が声を漏らした。起きてしまうんじゃないかってドキドキしたけど心配なかった。私にこの時の記憶はないから。
A男さんの指は私の割れ目をなぞった。
ゆっくりと上下する指の腹は、私の敏感な部分に触れるか触れないかの距離を保ちつつ動いていた。乱暴に指を突っ込まれるって想像していたから、思いの他のやさしさに、この人の女慣れを感じた。
『どう?気持ちいい?』
A男さんが甘い声で問いかけたけど、もちろん答えられるはずがない。すぅすぅと寝息をたてている。
『……ん……ん……ん♡』
しばらくの間、さすさすされた私は、むず痒いのか身体をくねらせていた。
『じゃあ、次は舐めてあげるね』
A男さんはそう言うと私の股間に顔を埋めた。そして、剥き出しの割れ目を舌でぺろぺろと舐める。
『……んっ……ん?……あっ』
私がまた声を漏らした。寝ているとはいえ自分の大切な部分への刺激には敏感になってしまうのだろう。
最初は優しく舐めていたA男さんだったけれど、やがて舌で割れ目をこじ開け膣内に侵入させてきた。
『べろべろ。じゅぱじゅぱ。じゅるじゅる』
舌をねじ込まれ、舐められて、吸われている。
A男さんはわざと音を立てて、すするように舐め回すことで、私の羞恥を煽っているようだった。
まるで……未来の私へ向けて。
『じゅる……ぷはぁ』
1分以上舐め続けた後、A男さんがようやく顔を離すと、私の股間は彼の唾液でびちゃびちゃになっていた。
続いて、今度はB男さんが近づいてきた。
『じゃあ俺は哀香ちゃんのおっぱいいただきまーす!』
『お前は尻穴処女担当だろ』
『待ちきれねえよ。いいだろ? ちょっと味見するくらい。それに哀香ちゃんのおっぱいは共用だろ?」
『笑 それもそうだな』
彼らは勝手に話し合って決めた。眠っている私の同意なんて関係なかった。
Bさんの手が伸びてきて、私の両胸を鷲掴みにした。
『うぉー! 柔らけえ。乳首コリコリだな!』
B男さんは感嘆の声を上げながら、ぐりぐりと乳房を揉んできた。その動作は乱暴で、力任せに乳房の形を変形させている。上下左右に引き伸ばされるけど反発するように元の形に戻ろうとする私の乳房。
『はは。ぶるぶるびよーん。本当に綺麗な形してるよな』
『おい。俺にも触れせてくれよ』
私の両胸を揉みしだくB男さんに、C男さんが不満そうに文句を言った。
『あぁ悪い。ほら、お前は左な』
まるで2つ実っている果実を半分こするみたいな軽いノリで彼らは乳房を分担した。
B男さんは右胸を乱暴に揉みしだき、C男さんは左胸をさわさわする。
やがて、2人は私の乳首に狙いを定めた。
それぞれの力加減で引っ張ったりぐりぐりされ、ピンピンと弾かれたりした後、2人は私の乳首を口に含んだ。
おしゃぶりみたいにちゅぱちゅぱと吸い、舐めまわされる。
『はむ……ちゅう……』
『あむ、あむ』
B男さんは右乳首を吸い上げて、C男さんは左乳首を歯で甘噛みした。
『ん……ぁ……ん……っぁ?』
まるで赤ちゃんみたいに夢中でしゃぶる彼らを受け止める私は、くすぐったそうに身をよじる。
『じゅるじゅる』
いつの間にか再びA男さんが私の股間に顔を埋めていた。
3人の男性に同時におっぱいとアソコをしゃぶられ、舐められ、吸われて。
私に群がる彼らは本当に肉食獣のようだった。
なすすべもなく味見され食べられる女。
『あっ……んっ♡』
ついに私が喘いだ。
眠っていても薄ぼんやりとした快感を感じているのだろうか。彼らのおかげで、えっちな夢を見ているのかもしれない。
『お、いいね。哀香ちゃんも気持ちよくなってきたみたいだね。お◯んこ濡れてきた』
『ああ。乳首も立ってきた』
『本当にエロいなこの子。寝てるのに乳首ビンビンにして……』
彼らは全裸の私を見下ろして嬉しそうに笑った。
ニヤニヤと口角を吊り上げて、まるで新しいオモチャを見つけた子供みたいに容赦なく、身体をいじりまくった。
私は彼らになすすべもなく前戯をされていた。
『……あむぅ……?』
私が突然、驚きと苦しさを含んだ声をもらした。息苦しいようだ。口が塞がっているから上手く声が出ていない。私の唇とC男さんの唇が重なっていた。息がしたくて、あむあむしている。
キスされていた。
──あ、男の人とのファーストキス……。
前兆のない無理やりの口づけ。
悠莉以外の人との初めてのキスだった。彼女の唇はぷっくらとして柔らかいけれど、男の人の唇はちょっと硬かったりするのだろうか。眠れる私にその感触は分からない。
『んんーん!』
C男さんは唇を重ねたままなにかを喋ろうとしていた。目配せをして他の2人とアイコンタクトを取っている。
突然、私たちの顔がアップで映し出された。スマホが近づけられて別撮りされているのだ。
唇を貪るようにC男さんは私の頭を押さえつけた。唇同士がピッタリ密着して、境界線がわからないぐらいに深く合わさっていた。その様子をドアップで撮影され、時折、チラチラと彼はカメラ目線になる。
やがて満足したC男さんが私から顔を離した。
『ふう……。やっほー哀香ちゃん。俺とのファーストキスはどうだったかな? やわらかくてぷにぷにだったよー笑』
彼は勝ち誇ったような満足げな顔でほくそ笑んだ。
──あれが私のファーストキス……。
口に出されて説明されると、その事実を改めて意識してしまう。
はっきりとした名前も知らない人との意識のないキス。
それは無責任で無遠慮な粘膜の接触。そこには本来、感情なんてなくて、ましてや愛なんてないはず……。悠莉とのキスとは違う……。
そう思っているのに、どうしようもなく興奮している自分がいた。
──悠莉以外の人とキスしちゃった!
それは多分、背徳の感情なのだろう。
その後、B男さんには無理やり舌をねじ込むような乱暴なキス。A男さんには唇が触れたらすぐに離れ、またすぐに触れる連続キスをされた。
三者三様のやり方で私の唇がねぶられた。
その後も、私の唇だけじゃなくて、乳首もアソコも彼らの唾液でマーキングされるように汚されていった。わきも首筋も足の指の間さえ舐められた。全身リップ。
『……ん……♡……ん……♡』
私がビクビクと震えている。
『じゃあ、そろそろ……本番といきますか。哀香ちゃんももう我慢できないみたいだし』
そう言ってA男さんは他の2人を私から遠ざけた。
『じゃあ哀香ちゃん。ハメさせてもらうね』
A男さんがニヤニヤと笑い、カメラの前に自分のモノを見せつけた。
限界まで勃起した男性器は、太く長く伸びていた。そりかえるように天を向き、先端には卑猥な切れ込みが入っていた。血管が浮き出ていて、無修正では見てはいけないゾワゾワとした気持ちになる。
『これが哀香ちゃんの処女膜を破る記念すべきチ◯コだよ。一生忘れないでね。哀香ちゃんの処女マ◯コいただきまーす』
彼はソレを見せつけるようにカメラの前で振り始めた。レンズにペチペチあたって三脚が揺れた。
『うわ。気持ち悪いことすんなよ。露出狂かよ』
『男のチ◯コなんて興味ねえわ。見せんな』
ゲラゲラとB男さんとC男さんが笑い飛ばした。
『はは、このチ◯コを挿れたら哀香ちゃんも俺の虜になるさ』
A男さんは自信満々で他の2人に勝ち誇るように胸を張った。
『言ってろ 笑』
『かわいそー。こんなヤツに哀香ちゃんの処女ま◯こが……くっそーなんで俺じゃねえんだ』
そして彼は私の唇に触れ、胸を揉んだ。味わう前に、自分のものにするかのように。
それから、A男さんはお姫様抱っこのように私を持ち上げた。抱えられる私。ベッドから移動するつもりなのかとその様子を見ていると『よっと』という掛け声とともに、私の体勢が変えられた。
私は足をM字に開いた状態で股間をさらけ出した。
丁寧に抱えられていた姿から、突如卑猥な姿に持ち替えられた。
その状態で彼に両側から太ももを抱えられ、カメラの前に運び出された。
『ほーら。哀香ちゃんのお◯んこ丸見えだよ』
今度は私の股間がカメラにアップにされ、レンズに触れるほどの距離に近づけられた。
自分の膣が画面いっぱいに映し出される光景は、とても淫らなものに見えた。
ひとしきり私の股をカメラに晒した彼はベッドに腰掛けた。
『じゃあ哀香ちゃん。処女マ◯コ卒業しよっか』
A男さんは後ろから太ももを抱きしめる体勢で、私の腰を浮かせていた。
──すごいな男の人って。人間1人分を腕力だけで持ち上げられるんだ……。
私はなぜか感心していた。華奢な女にはない腹筋の割れ目と、腕の力こぶ。たとえ今、私が目覚めたとしても腕力で制圧されてしまうだろう。どんなに暴れて泣き叫んでも……。
そして、彼はゆっくりとゆっくりと私を下げた。
私の股間が落ちる先には、彼の男性器が待ち構えている。
『あれ、お前、コンドームは? あの子と約束しなかったっけ?』
ふと、B男さんが思い出したかのように言った。
『あぁ、忘れてた。まあ、大丈夫だろ。出す時は外に出すし……。ごめんねー哀香ちゃん生ハメしちゃうわ』
『はは。最低だな 笑』
A男さんはヘラヘラ笑いながら言った。
彼らは平気な顔で私たちとの約束を破った。はじめから守るつもりなんてなかったみたいに。
『仕方ないよね。生の方が気持ちいいし』
処女の私に、そんないい加減な気持ちで生挿入しようとしている……。
──私……生で犯されちゃうんだ……。避妊もされずに……私のナカにアレが直に……。
なんて軽薄な人たち。
彼らにとって私は『卑猥な肉の塊をぶら下げた穴』でしかないのかもしれない。そんな考えを許しちゃいけない。人間には高潔なプライドがあるのだから。許せなかった。私以外の女性がバカにされてるようで、世の中の女性と私を一緒にしないでほしい!
──最低。でも最高に興奮する!!♡ 早くぅ♡ 早く私を犯して!♡
しかし、変態の私はおねだりしてしまった。尊厳なんてゴミ箱に捨ててきた。私は女性の敵のメス豚。
『……哀香ちゃん。挿れるよ』
私の未来からのメッセージを受け取ったように、A男さんは囁くように宣言した。
ゆっくりとゆっくりと私が落ちてゆく。下品に股を開いたまま、彼の男性器に向かって……。
少しずつ少しずつ。
抗えない重力。万物に働く力は私の腰を彼の元へと導く。
ちゅ♡
私の割れ目と、A男さんの先端の割れ目が、ちょんっと触れた。
『……んっ……♡?』
──あん♡
過去の私と現在の私が同時に喘いだ。
私の入口を彼の肉棒がノックしていた。私の方はもう招き入れる準備は整っている。
でも……
ちょん
ちょん
ちょん
彼の先端が私の入口にすこし触れるたび、おあずけにされるように、離れる。
『ほぉら、俺のチ◯コと哀香ちゃんのマ◯コがチュッチュしちゃってるよ』
卑猥な言い方。彼はこの後に及んでも私を焦らすつもりなのだ。
──はやくぅ♡
私は耐えられなくて、彼に求めてしまう。
そして……A男さんは言った。
『挿れて欲しい?』
A男さんの指が私の乳首をつねった。顔を横に向けられカプッと唇を奪われる。
彼はキスしながらカメラ目線でこちらを見ている。彼と目が合った……気がした。
『ん……ふぅ……っ?』
──はい!挿れてください♡
私は私の代わりに答えた。
ちょん、ちょんと触れ合っていた肉棒と肉壺に、ぐっと力が加わった。
私のワレメが、彼の亀頭の侵入を歓迎するように、口を開いた。
──あぁ♡ 私の大事なところに入ってくる……。
『うぉ、吸い込まれる』
まるで重力に逆らうように、おち◯ちんを吸い上げ、飲み込もうとする膣。
A男さんの先っぽの切れ込みを捉え、ヌポォっと飲み込んだ。
その瞬間……ストンと腰が落ちた。
ズブッウ!
『……っ?』
彼の男性器が私を貫いた。
入るまではあんなに焦らしていたのに、いざ挿れるとなったら、一気に奥まで突き立てられた。ブチブチとナニかを破りながら、肉壁のナカをズブズブと肉の棒が拡張しながら進んでいく。
ソレはズッポリと私に突き刺さった。
『……っ♡……っぁ?』
──あ、あ、入っちゃってる!
『おお、すげぇキツイな。せま。さすが処女マ◯コ。うっ……よし、奥まで入った』
A男さんのそり返るように屹立していた肉棒は、私の内部を押し広げて根元まで飲み込まれしまった。あんなにグロテスクだったものが覆い隠された。
おそらく彼には、私の最奥の感触さえ伝わっているはず。
──私……処女じゃなくなっちゃった……。
私は実感を得た。今まで護っていたものは奪われてしまったのだ。
『やっほー哀香ちゃん。処女卒業おめでとう。俺のチ◯コはどう? 気持ちいい?』
カメラ目線で彼は言った。
A男さんは腰に手を回し、上下に揺らした。ぐりぐりとその感触を私に刷り込むように。
『ん……っ? ん……っ? んぇ……あ♡」
眠っている私が喘いだ。
『ほらほら哀香ちゃん。俺のチ◯コが哀香ちゃんのマ◯コに出たり入ったりしてるよ。見えるかな?』
──ああ♡ じゅぽじゅぽ♡ されてる♡
そして、カメラがズームされた。
彼と私の結合部がドアップにされ、ゆっくりと出し入れされている様子が写される。血管の浮き出た肉棒とビラビラとしたヒダが、ガッチリと合体していた。
『こんな美少女があいつのチ◯コ咥え込んでるぞ。やべー俺も早くヤリてー』
『うわ。すげぇエロ。こんなの撮影していいのかよ。生ハメだし』
『はは、お前らは俺と哀香ちゃんが愛し合ってるところを指を咥えて見てろ。キツキツでめっちゃ絡みついてくるぞこの子』
3人の男性の談笑。
──あ、そっか私がハメられてるところ他の2人にも見られちゃってるんだ……。
B男さんとC男さんの声が聞こえて、改めて自分の状況を認識してしまう。
他人にセックスの様子を見られるって経験はなかったから、とんでもなく恥ずかしかった。
彼らにはリアルタイムで私の処女喪失の様子を目撃されてしまっている。
流石に恥ずかしくて、思わず目を背けそうになるけど、既に起こってしまった事実は変えられない。
『……すぅ……ん……? ……ぁ……ぁ……ぁ……ぁ』
眠れる私は、自分の最高の痴態を理解していなかった。自分の膣に挿入されたモノの異物感に何かは感じているのかもしれないが、その意識は深く眠りについていて、夢の世界から戻ってくる気配はない。
『じゃあ哀香ちゃん。動くよ』
そう言ってA男さんは腰を動かし始めた。
彼は私の両腿をガッチリと掴み抱えた状態で、ピストン運動を開始した。
A男さんは容赦なく腰を振った。
私は持ち上げられ、落とされて音が鳴る。お尻と彼の太ももが、パンパンと音を立てた。
A男さんが腰を打ちつけるたび、私の胸もぶるぶると揺え、乳首が上下に暴れている。
『ん……あぅ♡……あぅ♡……あぅ♡……あぅ♡』
あまりの激しさに意識のないはずの私も甘い声を漏らしていた。夢見心地で喘ぐ全裸の女はひどく淫らで、私の知らない私だった。男の人に抱かれている女としての色っぽさ。
『哀香ちゃんのマ◯コ気持ちいいよ』
『……あ♡……あ♡……あぅ♡……ん♡』
A男さんは腰を動かしながら、物言わない私に語りかけた。
『あーいいわぁ哀香ちゃん。寝てるのに締まってて最高』
『んっ……ふ♡……ふぁん……あぅ……♡』
A男さんの腰のスピードがどんどん速まる。私の下半身は激しく揺らされた。
『あ、また締まった。嬉しいよ俺のチ◯コで感じてくれてるんだね。哀香ちゃん』
『んっ!……んっ!……んっ!……あっ♡』
A男さんがピストン運動で私をゆさぶるたび、肉同士がぶつかる卑猥な音が鳴る。その動作を何度も繰り返して、彼は私の膣の具合を確かめていった。
『哀香ちゃんのマ◯コもだいぶほぐれたね。そろそろ本気で動くよ』
──え? 今までは本気じゃ……。
私がそう思った時にはもう遅かった。
パンッ♡ パンッ♡ パァンっ!!
部屋中に肉同士がぶつかる卑猥な音が鳴り響いた。
パンパンパンパンパン!
『あっ♡あぅ♡……っん♡』
A男さんは私を上下に揺らしながら、ピストン運動で私を突きまくった。A男さんが腰を突き上げると、ヘッドバンキングするみたいに揺さぶられて、私の身体は人形みたいにガクガクと揺れた。
『……あ♡……あれ? なに……これ、地震……? 逃げなきゃ……』
──!!!
その時、眠っていた私が一瞬目を開けた。あまりの激しさに意識が戻ってしまったのだ。しかし、不幸なのか幸運なのか、すぐに目を閉じて、夢の世界へ帰っていった。
『あ、哀香ちゃんちょっと起きた? でも残念。もう逃がさないよ』
『んっ♡……っん♡……っぁ!!♡』
A男さんがさらに一層激しく私の奥を突きまくった。まるでラストスパートをかけるような……あまりにも必死で卑猥な腰振りだった。
それはある意味、天変地異だった。
私は彼の膝の上で全裸で踊り狂っている。
──!!??!!??
その光景を眺める私はいつしか錯乱状態に陥ってしまい、半狂乱になって自分の状態を実況するしかなかった。
──ああ♡私がセックスしちゃってる!! 生挿入されちゃった……♡ あんなに激しくお◯んちんが出たり入ったりしてるぅ♡ うそ!?うそ!?ううん、現実!!♡ 全裸だしぃ、おっぱいもおま◯こも見られちゃってる。乳首も舐めてもらった♡ それにファーストキスまで奪われちゃった♡ しかも全部撮影されてて、私の処女喪失が記録されてるぅ♡ セックスしてるところ見られちゃってるぅ♡ おっぱいが震えるところも見られちゃってるし、乳首まで!! 顔まで全部写ってる! 恥ずかしい♡恥ずかしい♡見ないで♡見ないで♡ それに、すぐ近くで男の人2人にも見られちゃってるぅぅぅ!! パンパン突かれるところも見られちゃってるぅぅ!! セックスしてるところ見られちゃってる!!?? 恥ずかしい! 恥ずかしいぃぃぃ!! 最高に恥ずかしいぃよぉぉ♡
今朝の私をぶん殴ってやりたい。
こんな衝撃的な経験をしておいて、「セックスなんてこんなもんか……」って思った自分をぶっ飛ばしてやりたい。
これが昨夜、行われていた事実。
──これが男の人とのセックス……。
スクリーンに映し出される映像を見ながら私は、頭がおかしくなりそうだった。
羞恥と興奮と罪悪感とか虚栄心とかプライドとか色々な感情を刺激されて、脳内麻薬がドパドパ放出されている。
固く手を握り合う悠莉はもはや何も言わない。
絶句して、口を開けている。その目は虚。
──これが実感を得るということ。
たとえば「遠くの国では何万人もの人が犠牲になっている」って言われても実感なんて得られないけど「目の前で人が死にそうになってる」としたら途端に現実味がでてくる。みたいなこと。
『映像を見る前の私たち』と『映像を見た後の私たち』は、もはや違う人間。
事象は観測された。私のセックスは今、私の目の前で起こっている。
自分の痴態を客観的に見て改めて思う。
道ゆく大人たちはこんな卑猥なことをしてるくせに、なぜ平然と道を歩けるのだろう……。学校の先生も……。お父さんもお母さんも……。
なぜか私は冷めた気持ちにトリップしていた。感情のジェットコースター。
変態の私が言えた義理はないかもしれないけど、世界だって十分えっちだと思う。
パァン♡パァン♡パァン♡パァン♡
『あん♡ あっ……あ♡……ん!……あ、あ♡』
目の前のスクリーンから聞こえてくるえっちな音声。無修正のエロ動画。
太ももをガッチリと掴まれ、丸出しのおっぱいをゆさゆさと揺らされる女。必死に腰をふる男。肉がぶつかり合い絡みつく男女。繋がった結合部。お互いの性器を擦り合う。
まさに、交尾。
『やべぇめちゃくちゃ締まってる。哀香ちゃんのま◯こ気持ちいい!』
A男さんの息が荒くなる。
そして、彼は……
『もう限界だ。出るっ……!」
苦しそうに天を仰いだ。
──あっ。
ビュルルルっ! ビュッ、ビューー!!
心の準備とか、許可とか、彼は何一つ待ってくれなかった。
私のナカにA男さんの精液が注ぎ込まれた。
『あ……ん♡』
脈打つ肉棒はポンプのようにビュクビュクと白濁液を送り出している。
私の子宮に向けて……。
『ふう、まずは1発目』
誰かの声が聞こえた。
私の長い夜はまだ始まったばかり……。
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