みせたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への幸せな全裸露出〜

冷夏レイ

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14'哀香処女喪失

68.長い夜の始まり

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(未来の哀香視点)

 映像が始まってベッドが映し出された。

『すぅ……すぅ』

 寝息をたてているのは私。そして、私の元に近づいてくる影。悠莉だった。

 彼女は意識のない私にそっと顔を近づけてきた。

 ちゅ♡ っとキスをされた。寝てる時にされた無許可のキス。

『本当に意識ないんだ……いいの? 本当に……? これから男に犯されちゃうんだよ? あんな奴らに……起きてよ……」

 過去の悠莉が問いかけた。

 でも、過去の私は何も答えられなかった。意識が混濁するくらい、ぐっすり寝ているから。

『愛してるよ哀香……。だから、ぐちゃぐちゃになっちゃえ!♡』

 そう吐き捨てた彼女は最高の笑顔でカメラの画角から消えていった。

 物憂げな表情だった悠莉は、一瞬にして豹変した。

 誰かを呼びに部屋から出て行く。

 ぎゅっと現在の悠莉の手を握ると、握り返された。

 彼女は何も言わなかった。横顔をふと見ると、ちょっと恥ずかしそう。私にこの映像が見られることを失念していたのだろう。

 それから映像がカットされて、場面が飛んだ。

 やがて声が聞こえた。部屋に人が戻ってくる。

 悠莉が誰かに説明をしている。

『──分かった!? 大体はあの動画の通りだから。でも、変なキズとかつけたら殺すからね! あと、ゴムは絶対つけてよ!』

『分かった、分かった』

『本当に分かってんの!? 調子に乗るな! ニヤけるな! 死ね!』

 声が遠かったことと、罵倒する悠莉の罵声で、男の人の声色はよく分からなかった。

 やがて動画から悠莉の声が聞こえなくなって、ドアが閉まる音がして、私を置き去りにして彼女が退室したのだと分かった。

 そして、男性の声がはっきりと聞こえた。

『やっほー♪ 哀香ちゃん。久しぶりー俺らのこと憶えてるー?』

『今日は呼んでくれてありがとね! 動画見たよ! すごいね。哀香ちゃん変態すぎない? こんなに可愛いのに』

『しっかし哀香ちゃんもえぐい事するねー。寝ている内に俺らに犯してほしいって……まぁ、俺らからしたらラッキーだけど』

 男の人たちがゲラゲラと笑っていた。

 その人たちを見て私は驚いた。

 男の人は”たち”だった。3人だったのだ。

 私はてっきり1人だと思っていたし、それに見ず知らずの人だと思っていた。だけど私はその人たちを知っていた。

「え……? この人たちって……!?」

 私が現在の悠莉を横目で見ると、彼女はバツが悪そうに目を伏せた。

「うん……あの時の砂浜での男たち……。チャラくてバカそうで軽薄な男たち。マジでキモい。身分証は押さえていたから連絡をとったの……理由を言ったら、わざわざこっちまで来た……」

「悠莉のケツ穴のホクロ見つけた人たちだよね?」

「っ!! 言わなくていい!!」

 彼女は苦渋に満ちた表情で顔を伏せた。本当に彼らのことを嫌いみたい。

 だからこそ、彼らを選んだのだろう。

 あの夏の日のことは今でもはっきりと思い出せる。

 スイカ割りで露出して、砂浜で全裸撮影会した、遠くの砂浜で出会った人たち。

 私たちのひと夏のあやまち。

 もう2度と会うことはないと思っていたのに……。

 だが、悠莉はあの時の出来事を忘れてなかったみたいだ。むしろ私よりはっきりと記憶に刻まれていたのだろう。

 甘酸っぱい思い出が生臭さを放ちながら戻ってきた。そもそも甘酸っぱいと思っているのは私だけ。

 悠莉が大嫌いな人たち。

 ──この人たちが私の処女を奪うんだ♡

 明かされた正体を知ってドキドキしてきた。

 3人の男性がカメラ目線になった。

『じゃあ、早速始めよっか』

「はい♡」

 私は思わず映像に向かって返事をしていた。

 彼らは服を脱ぎ、上半身裸になった。

 3人の男性の名前を私は知らなかったから、便宜上『A男さん』と『B男さん』と『C男さん』って心の中で呼ぶことにする。

 A男さんは、3人の中でリーダー格の人。黒い長髪を束ね、剃り込みが入っているツーブロック。筋肉質で腕にタトゥーが入っている。オオカミみたいな人。

 B男さんは、3人の中で1番太っている人。金髪の坊主頭で両耳にピアスをしている。イノシシみたいな人。

 C男さんは、3人の中で1番ガリガリの人。茶髪のロン毛で見た目も言動もチャラい。キツネみたいな人。

 そんな3人は興奮した様子でベッドに飛び乗ってきた。

 寝息を立てる私は取り囲まれた。なのに呑気に寝息を立てている。

『本当に哀香ちゃん可愛いよな。こんな美少女が変態なんて驚いたわ。あの夏の時点でやばい子だとは思ってたけど』

『それな。まさか清純そうな美少女の”初めて”を俺らが奪えるとかマジでラッキーだな。やっべー興奮してきた』

『俺……あの写真で何度もヌいてるんだよなぁ。まさか抱かせてくれるとはな。しかも処女』

 彼らは口々に言葉を発した。

 彼らの情動が昂っているのを映像からでも感じる。

 彼らの野獣のような瞳が私に向き、彼らは舌なめずりをした。

 彼らはきっと肉食獣。

 彼らとの一晩の遊戯が始まろうとしていた。

 彼らはいまから、私を犯す。



***



 手始めに彼らは、私の服を脱がし始めた。

 眠る私は抵抗しなかったし、できなかった。

『ほら、ばんざーい!』

 A男さんが私の体を起こして腕を持ち上げた。ワンピースをすぽっと脱がされて、私はあっさり下着姿になった。



『うほぉ、おっぱいでけえ』

 B男さんが鼻息を荒くした。今にも胸に飛びついてきそう。

 パチンとホックが外されて、だらんとブラが垂れ下がった。今にも外れそうなブラをA男さんは手で支えていた。

『おい、焦らすなよ。早くしろよ!』

 B男さんが急かしたけれど、A男さんはニヤニヤ笑ってカメラ目線になった。

『急かすなっつーの! ったく……。ほら、哀香ちゃん? おっぱいポロリしちゃうよ? いいの?』

 彼は私に向かって話しかけた。

『……すぅ』

 過去の私は寝息をたてた。

「見られちゃう……哀香のおっぱい……また、あんな奴らに」

 未来の悠莉が固唾を飲んで見守っている。

 今の私もゴクリと喉を鳴らした。

『ほら、ほら……見えちゃうよ? ……はい!』

 もったいぶっていたA男さんは勢いよくブラを剥ぎ取った。

 その勢いで2つの膨らみがぶるんと上下に揺れた。

 剥き出しの乳房と乳輪と乳頭があらわになる。



『うひょー! 乳首ピンク!』

 C男さんが嬉しそうにはしゃいだ。

 3人の視線が私の乳房に集まっていることを意識すると、映像を見る私の乳首もビンビンに勃ってきた。

 ──おっぱい見てもらえてる♡ 眠ってるから隠せない♡

 現在の私も嬉しくなった。

 過去の私は、まさか自分のおっぱいが見られているなんて思ってないから、呑気な顔で寝ている。

『じゃあ、次はパンツだ。俺が脱がす!』

 そう言ったのはC男さんだった。

『失礼しまーす!笑』

 彼は軽薄に笑いながらパンツの縁を掴んだ。

 そして、布を下にずらし始めた。ゆっくりと布が動いていく。彼もまた見せつけるように、焦らすように、脱がしてくれた。

 ゆっくりゆっくりと下げられていく。やがて、恥丘を下った布から峡谷が見えた。私の割れ目。1番恥ずかしい場所。

『うぉー、綺麗なマ◯コ』

 B男さんがほくそ笑んだ。

 そしてC男さんがパンツを足から抜き去った時、映像の私は正真正銘の全裸になった。

 3人の男性が見守る中で私は一糸まとわぬ姿で晒されている。



『おい、撮ろうぜ』

 A男さんが他の2人に促すと、彼らは自分たちのスマホを私に向け、パシャパシャと撮影を始めた。

『ほら、ご開帳ー!』

 A男さんが声を上げて、私の足を観音開きのように広げた。

 全裸で股を開く姿を強要されても、映像の私にはなんの抵抗もできない。

 全裸のM字開脚の姿勢のまま放置され、その姿を笑いながら撮影されていた。

『最後の処女マ◯コもちゃんと撮ってあげるからねー』

 3人のスマホが私を撮影していた。

 恥部を晒し顔まで晒している姿を。

 あの時の砂浜では顔は映さないって約束だったけど、今回はお構いなしで撮っている。

 ──あ、個人のスマホで撮っちゃダメって言うの忘れちゃった……。

 何もかも手遅れ、過去にメッセージは送れないのだから。

 A男さんはニヤニヤ笑って、B男さんはゲラゲラ笑いながら、C男さんはニタニタ笑いながら私の裸体を撮影していた。

『じゃ、そろそろヤるか』

 A男さんがそう言うと、B男さんとC男さんは「おう!!」と返事をした。

 その掛け声を聞いた瞬間、私の心拍数は一気に高まり、興奮が最高潮に達した。

「あぁ♡……ついに♡」

「うそ、うそ……嫌ぁ♡」

 私たちは思わず声を漏らした。恐ろしいホラー展開やってくるようで、心がざわざわする。

 不安。音で驚かすのだけはやめてほしい。

 上映中に喋りすぎるのは親友同士でもマナー違反、だから悠莉とガッチリと両手を握り、これから起こる事を想像して、2人ではぁはぁと息を荒げた。

 スクリーンに映し出されている全裸の私と3人の男性。

 始まる。と確信した。

『恨みっこなしだぜ』

『ズルするなよ』

『絶対に俺が勝つ』

 そう言った3人は、男同士でしか伝わらない目配せをした。

 そして、3人の拳が振り上がる。

『最初はグー!ジャンケンポン!』

 A男さん、B男さん、C男さんの3人が同時に拳を振り下ろした。

「「え?」」

 私と悠莉は困惑の声を上げた。彼らの唐突なジャンケンの意味が理解できなかったのだ。

 3人の拳はチョキだった。

 つまり、あいこだ。

『あいこ──でしょ!』

 再びの結果は、グー、グー、パー。

『っしゃあ!w』

 A男さんが嬉しそうにガッツポーズをした。

『ちっくしょー!! なんでだよ!!』

 B男さんは悔しそうに地団駄を踏んだ。C男さんも舌打ちをして悔しがる。

 1人目の勝者が決まると、今度は2人でジャンケンが開始される。

 A男さんは勝ち誇って余裕綽々と言った態度でそれを眺めていた。

 結果は、グーとチョキ。

 B男さんの勝ちだった。

 どうやらこれで順位が決まったらしい。何を決めるためのジャンケンだったのか、私達には不思議でならなかった。

 しかし、その意味は彼らが説明してくれた。

『厳正なるジャンケンの結果。哀香ちゃんの処女マ◯コを奪うのは──この俺に決まりました!』

 A男さんがドヤ顔で胸を張った。

『くそー、あそこでグーを出していれば……。まあいいや、どうせ後で回すし。俺は哀香ちゃんのケツ◯ンコ処女で我慢するわ』

 B男さんが悔しそうに妥協した。

『俺は2番ならどっちみち哀香ちゃんの口マン◯処女を選ぶつもりだったし。まだマシだわ』

 C男さんは満更でもない様子だった。

「最低っ……!」

 彼らのジャンケンの意味を理解した悠莉が怒りを滲ませた。

 つまり、彼らは『私の初めてを三等分』にしたのだ。

A)処女◯ンコ
B)ケツマ◯コ
C)くちマン◯

 彼らの放った卑猥な言葉を反芻して思わず顔が熱くなる。

「……ん♡」

 まるで私の身体を勝手にゲームの商品にされたような扱いと言い草、自分の身体がモノ扱いされているようで……最高に興奮した。

 そして、彼らはカメラの前で下半身を露出した。

 残された布が脱ぎ捨てられ露わになる3人の性器。

『これが哀香ちゃんの処女を犯すチ◯コだよ』

 3人が同時に言った。

 ソレの形はどうしようもないほど肥大化して、グロテスクだった。

 ──アレが私のナカに入る。

 穴を晒した状態で放置されている過去の私。動画に映る全裸の女と全裸の男3人。

 これから私の長い夜が始まる。それは多分、燃え上がるワルプルギスの夜。狂乱の宴。

 私はそれを傍観する。

 スクリーンに映し出された過去としての事実。

 最愛の人と手を繋ぎながら、運命の夜を。

 そして、

『……ん♡』

 過去の私が喘いだ。
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