みせたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への幸せな全裸露出〜

冷夏レイ

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64.自撮り

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(悠莉視点)

 ある日の朝。

「うわ、きも」

 私は自分の部屋でスマホを見て、眉間にしわを寄せた。

 爽やかな目覚めで始まった焼きたてのパンのような朝は、ヘドロを塗られて台無しになってしまった。

 原因はスマホの画面。そこには吐き気を催すメッセージが表示されていた。

 しかも長文のダイレクトメッセージだ。

『お早う。今日の画像も可愛かったよ。オイラは今日もこれから仕事だよ。とほほ。使えない部下のお世話で疲れちゃうよ。美味しいものでも食べて元気出したいな。お寿司とか好き? いろんなお店を知ってるから今度美味しいお店に連れて行ってあげたいナ。安心してねもちろんご馳走してあげるからネ。お酒もいっぱい知ってるから飲みやすいのを教えてあげるヨ。そのあとふたりを食べちゃおっかな(笑)なんちゃっテ(笑)またお店のURLを送るネ。興味があったら連絡してネ。今日も一日がんばろう! オイラも仕事するゾイ!』

「なんだこれ……。はあ、朝から気分悪い」」

 私はドン引きして全裸でため息をついた。

「さて、どうしようかな」

 何が楽しくてこんなオヤジと寿司を食べに行かなければいけないのか、仕事できるアピールにもうんざりだし、一切隠そうとしない下心にも吐き気がする。語尾がカタカナで終わるのは完全な謎。

 そもそも私はナマモノが嫌いだった。生臭いものはお腹を壊しそうで生理的に受け付けない。全部同じ味。

 あと当たり前だけど、この男も大嫌い。

 だから私は、鏡にスマホを向けてシャッターを切った。

 写真フォルダに自撮りした裸の写真が追加された。こんな写真を万が一にも誰かに見られるわけにはいかないから、すぐに鍵付きのフォルダに移動する。



 ベッドに腰掛けて、写真加工アプリを起動した。

 アプリで目線を隠して顔バレを防止して、画像を添付してさっきのキモい男に送信してやる。

『おはようございます。今日もお仕事頑張ってくださいね。お店のURLありがとう! あとで見ておきます。お寿司大好き!』

 そうメッセージを添えて。

 返信はすぐに来た。

『その体はユリちゃん! ちっちゃいおっぱい可愛いね。ところで写真もいいけど実物も見たいなあ(笑)いつ会えるかな? お寿司食べて一緒に楽しいことしない?(笑)産毛の生えた2人のつるつるお◯んこにむしゃぶりつきたいナ。オイラのカチカチ◯ポをユリちゃんの狭いキツキツの赤ちゃん部屋に突っ込んでたっぷり可愛がってあげたいヨ~』

「きも」

 そう端的に呟いて、私はスマホスタンドを用意してカメラを起動した。スマホを固定して20秒タイマーをセットする。カメラの前に移動して股を開き恥部を見せつける体勢になる。片手で目元を隠してシャッター音が鳴るまで待機した。やがてカシャっと電子音が鳴って私はスマホを確認しに戻る。



 画面には全裸で股を開いている私の姿。

 ビラビラとした肉のヒダがはみ出して、ぷくっと膨らんだクリトリスまでもがデジタルに変換されている。恥ずかしいところが晒されているのに隠しているのは目元だけ。

『なかなか会えなくてごめんなさい。お詫びに、お股開いちゃいました♪ 恥ずかしいからあんまり見ないでください♡』

 私は画像を添付しメッセージを添えて送信した。

 するとピロン♪ と、高速で返信が返ってきた。張り付いて私からのメッセージを待ってたんじゃないかってスピードに嫌悪感が湧き上がる。

 しぶしぶ男からの返信を見た瞬間、スマホを放り投げそうになった。

『見せてくれてありがとう!!! ピンク色ですごく綺麗だよぉ。おじさんのも見てほしいナ。いつかユリちゃんのナカに入るかもしれないからしっかり見ておいてネ。ユリちゃんのせいでガチガチになちゃったヨ~!』

「おぇ!」

 添付されていた画像には、男の男性器が写っていた。毛むくじゃらの茶色い膨らみから伸びる卑しい棒は血管が浮き出るほどに反り返り、グロテスクな亀頭を覗かせている。

 モザイクも何もかけられていないソレ。おそらく、ついさっき撮られたものなのだろう。

 私はその汚さに気分が悪くなった。

 他人にこんな画像を送りつけるなんて頭がおかしいんじゃないだろうか? 

 調子に乗るな、変態オヤジ!

 こんなやつに全裸を見せつけたばかりか、私の写真が保存されていると思うと冗談抜きで吐き気がする。

 私はベッドにスマホを投げ捨てて、仰向けに寝転がり目を閉じた。

「はぁ。どうしてこうなったのかな」

 天井を見上げて自虐的に笑った。

 ──変態も私だ。

 自分の性器を見せつけてきた男と何も変わらない。文字通り。私も自分の性器を無修正で男に送りつけたのだから。

 少しでも冷静になって現実を認識すると、自分への嫌悪感と羞恥心でおかしくなりそう。こんなことが両親や友達にバレたら、私はどうなってしまうのだろう。

「もうやめなきゃ。こんなことしちゃダメだ」

 自分の中に残された理性がそう訴える。

 しかし、本能がそれを許してくれなかった。

 私は片手でスマホを持って画面をスクロールする。鍵付きの画像フォルダから目当ての写真を探してタップした。

「あぁ……可愛い」

 表示されたのは哀香の写真だった。彼女は私の大学の同期で親友で恋人でセフレの女の子。最愛の人。そんな彼女が自撮りした写真を私はあらかじめ受け取っていた。

 フォルダいっぱいの哀香のあられもない写真。全裸で股を開いて画像や、尻穴まで見せつけている画像、その大きい乳房を出し惜しみなく乳首まで丸見えにしている画像。

 どの画像も口元が嬉しそうにニヤけている。

 このえっちな画像はほぼ毎日送られてきて、私に使用が一任されている。これは私と哀香の配信活動の一環だ。大学に入るまでスマホを禁止されていて、ネットに疎かった哀香に変わって私がSNSアカウントを運用している。

「早く、早く、哀香の画像を送らなきゃ」

 これはサービスの一環。

 一定金額以上を支援した視聴者には私(ユリちゃん)か哀香(アイちゃん)とメッセージのやりとりをする特典が与えられる。(どちらも私だけど)

 私は待ちきれない気持ちを抑えながら画像を確認する。

 目元はちゃんと隠れているか、身バレの心配はないか注意する。乳首や丸見えのアソコよりも気をつけなけばいけないのは、周りに映っている小物とか鏡に何かが反射していないかだ。

 たまに哀香はわざと宅配便の段ボールとか大学の基本書とかを映り込ませてくるから私がチェックしなければいけない。彼女の破滅願望にはドキドキさせられる。

 私は待ちきれない気持ちを抑えながらメッセージの送信ボタンをタップした。



『アイちゃんの裸も見てください』

 ピロン♪ メッセージアプリの着信音が響く。レスポンスが速いことだけは褒めてあげようと思う。キモいけど。

 内容を確認すると案の定キモいメッセージが送られていた。

『アイちゃんの裸も最高だよ。おっぱいにむしゃぶりつきたいナァ。アイちゃんのお◯んこもぺろぺろ舐めて気持ちよくしてあげるからネ。早く会いたいなぁ。あんまりおじさんのこと焦らさないでね。2人のことガンガン突いて満足させてアゲル。それまでおじさんのチ◯コ画像で自主練しててネ♡』

「うっわ……」

 私はドン引きして、ぞわぞわとした鳥肌が立った。気持ちが悪くて仕方ない。

 繰り返される嫌悪感に耐えながら、私はぎゅっとスマホを握った。

 さっき男から送られてきた男性器の画像を表示して、自分の恥部にあてがった。

「う……ぐえ」

 冗談じゃない強烈な吐き気が昇ってきた。男のモノと私のアソコが平面上では重なっている。最悪のイメージが否応なく頭になだれ込んでくる。

 百万匹のムカデとミミズで満たされた箱の中に、全裸で突き落とされたような悪寒が全身を撫で回した。股の中にまで這ってくる蠢きに私は気を失いそうになった。

「気持ち悪い……もう、限界」

 これ以上やったら本当に吐いてしまうかもしれない。早くやめなきゃ……頭ではわかっているのに、体が言うことを聞いてくれない。

 男のモノの写真を目の前に持ってきて、もう一方の手でクリを愛撫する。

「あ♡ ん……」

 漏れた声。

 これじゃあ、まるで私が『中年オヤジのチ◯コ画像で興奮してオナニーをしている』みたいだった。

 まるで本当に自主練しているようで……。

「キモい! キモい! キモい!キモい!」

 そう罵倒しながら私は腰をくねらせて自分の恥部をこすり続けた。

「哀香、ごめん。もう我慢できないよ……」

 ──私の大好きな哀香にこんな汚らしいモノが入ったら……。

 それを想像すると、どうしようもなく興奮する。

 こんなキモいやつに哀香の裸が見られてる♡

 この快楽のためなら、キモオヤジに媚びたメッセージを送って、私の全裸画像を保存されたっていい。

「はぁ……はぁ」

 息が荒くなるのを感じる。私のアソコが潤いを増して、くちゅくちゅと水っぽい音が鳴り始めた。

「あ、あっ、ああん」

 腰が勝手に動く。快感を求めて上下左右に動いてしまう。

 ──もっと、もっと! もっと私を不快にさせて!

 私の中にある背徳感と罪悪感が余計に感度を上げる。

「ん、あん! ああ!!」

 快感に身を任せて絶頂を迎えた。目の前が真っ白に染まり体から力が抜ける。荒い呼吸を繰り返しながら私はスマホを手に取った。

 ピロン♪ ピロン♪ ピロン♪ ピロン♪ ピロン♪

 ちょうどその時連続でスマホが鳴った。

 さっきの男とは違う別の男たちからのメッセージだった。

『アイちゃん最高!』『すごくえっちだ!』『次は動画で見たいな』『もっとサービスして』など、私たちを応援するたくさんのメッセージが送られてきていた。

「あ、あぁ……」

 私はその画面を見て震えた。

 それは私が待ち望んでいたもの。私たちの配信活動の集大成とも言えるものだった。

 私はすぐに返信を開始する。



 哀香の裸の写真を彼らに送信して『ありがとう♡』とだけ返してスマホを閉じた。

 そして、また股を開いて自分の恥部を指でなぞる。

「あうん゛!」

 体が跳ねた。

 ──こんな名前も知らないモブみたいな奴らに哀香の全裸が見られちゃってるぅ!!

 気持ち悪い♡ 気持ち悪い♡ 気持ち悪い♡ 気持ち悪い♡

 何度目かの絶頂の余韻に浸りながら私はスマホを自分に向けた。

 カシャリと音が鳴って写真が撮られた。

 私の何もかもが写った全裸の画像。
 
 イったばかりでぐちょぐちょの恥部が丸見えになっている。

 なのにその顔はどうしようもなくニヤけていた。自分の本性が透けているようなその顔にまた興奮した。



「あ、ああ……」

 同時に虚しさと罪悪感で心が埋め尽くされる。

「最悪ぅ……くぅ♡」

 嫌悪感と快感。

 整合性も正当性も必要ない。私の体はもう理性では制御できないほどに堕とされていたのだろう。

「この中で一番キモいヤツに哀香の処女を奪わせてあげる♡」

 私は恍惚の気分で裸の画像を一斉送信した。




 
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