みせたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への幸せな全裸露出〜

冷夏レイ

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3”ラッキースケベ?

21.揉まれるおっぱい

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(哀香視点)

 「はぁはぁはぁ、これが生のおっぱい」

 配達員の中年男性は、息を切らしながら私の親友である悠莉の胸を鷲掴みにした。

 私はショックだった。大事な友人が、見ず知らずの男性におっぱいを触られている。

 彼女の小ぶりで可愛らしい膨らみは、すっぽりと彼の手に収まっていた。

 あの男性には、柔らかい感触と手のひらを押し上げる悠莉の乳首の硬さまで伝わっているだろう。

「汗だくで気持ち悪い……」

「ごめん! 外暑かったから……」

「で、感想は?」

「え……可愛いよ、凄い綺麗だよ。それに、柔らかすぎる! ありがとう!触らせてくれて!」

「ふーん」

 悠莉は自分の胸に触れている男を眺めながら、口元に笑みに似た歪みを浮かべていた。

 チラッと見えたその横顔は、私の知らない親友の顔だった。

「も、揉んでいい?」

「勝手にすれば?」

 許可された男は悠莉の胸を慎重に丁寧に揉み出した。

「ああ……んっ」

 悠莉の背筋が反り返った。

「すごい、君みたいな美少女のおっぱい揉んでる!夢みたいだ。ありがとう! ありがとう!」

「き、きもい……」



 男は夢中で悠莉のおっぱいを揉み続けている。彼の指の動きに合せて、白い乳房が形を変える。

「うわ……え、えっと、ち、乳首も触っていいかな……」

「うざい。いちいち許可取らないでっ」

「あ、ありがとう!」

「きゅう!?」

 悠莉の乳首が摘まれた。

「あ、ごめん。乳首が固かったから、つい強く……」

 悠莉は男を睨んだ。

「何それ? 感じちゃったとか思ってんの?」

「違うの?」

「……別に」

 悠莉はプイッと横を向いてしまった。

 照れ隠しみたいな態度だったけれど、その行動は致命的な油断だった。

 かぷっ。

 彼女が目を離した隙をついて男性は悠莉の乳首に吸い付いたのだ。

「ひゅう?! えっ、うそ。あん!」

 突然のことに、悠莉は何が起こったか分からないようだった。

「ちゅぱっ、れろれろ」

 男は夢中で乳首を吸っている。まるで赤ちゃんみたいに一心不乱に。

「あっ、いや。そこまでは許可してない! やっ、やめてよ! あんた何してんのっ、んっ!」

 それでも配達員の男性はやめなかった。

 彼も悠莉のように暴走をしてしまったのだ。

 悠莉は自分のおっぱいに吸い付いている男を引きはがそうとするけれど、力の差がありすぎてビクともしない。

 彼女の胸を揉んでいた手は、彼女の両手を押さえるのに使われてバンザイのポーズを強制されていた。

「あっ、あっ、あんっ! もうっ! いい加減に……はぁん♡」

 じゅるじゅると音を立てて吸われる乳首。

「痛っ!」

 悲鳴が上がった。

 噛まれたのだろう。

 そして、悠莉の腰が砕けた。男性はそれさえ許さなかった。

 彼女の腰を抱き止めて立ちの姿勢を維持させたまましゃぶり尽くすつもりなのだう。

 ついでのように男性の手が悠莉のお尻を撫で回した。

「なんで私がこんなやつにぃ……♡」

 苦悶と快感が混ざったような声が聞こえた。

 おっぱいを吸われ、身体中を撫で回される友達の姿。私はその光景を見ながら言葉を失っていた。

 もはや目の前で起こっている事実を見ていていいのか分からなくなっていた。

 ──もしこのまま見ていたら、どこまでいくんだろう? どうすればいい? 教えてよ、悠莉……。

「あ……哀香たすけてぇ……」

 彼女の声を聞いたとき、私は反射的に駆け出した。


***


「やめてください! それ以上は許しません!」

 私は配達員の男性の前に飛び出した。

「え!?な、なに!?」

 男性はビクッとして、悠莉の乳首から口を離してこちらを見る。

 悠莉は解放されて、力が抜けきって床にへたり込んでしまう。

「大丈夫!?」

 私が声をかけると「うん……」と弱々しく答えた。

「え?!、え、誰?なにこれ!? どういうこと!?」

 中年男性は混乱している様子だ。無理もない。

 まるで『美少女の乳首を舐めていたら突然、別な女が飛び出してきた』って顔をしている。

 事実だった。

「私は洛青大学生法学部一年、綾瀬哀香です。私が誰かは関係ありません!」

 私は思わず身分と本名を明かしてしまった。たぶん私も混乱していた。

「は、はい! 僕は山田といいます」

「そんなことは聞いてません」

「えっすみません」

「あなたは悠莉に何をしていましたか?」

「ゆ、ゆうり?」

「この子の名前です」

「あ、ゆうりちゃんって言うんだ……。えっと、おっぱいを触らせてもらいました」

「それは百歩譲って許しましょう。でもその後の行為は許容できません! 何してるんですか?!」

「乳首を舐めさせてもらいました。……ごめんなさい! つい出来心で……」

「出来心じゃ済まないです! ついでにお尻も撫ででましたよね!?」

「本当に申し訳ありませんでした……」

「謝れば済む問題じゃないですよ!」

「は、はいっ!!」

「警察を呼びますか?」

「け、警察!?」

「当たり前でしょう! 現行犯逮捕ですよ」

「ま、待ってほしい! ……いや、覚悟はできてる。許可も取らず乳首を咥えたのは本当に申し訳ないと思ってて、でも可愛すぎて抑えられなくて……」

「……分かりました。潔いその態度に免じて、警察に通報するのは保留にします。悠莉は可愛いですから」

「ほ、本当?」

「ただし条件が二つあります」

「じょ、条件?」

「一つ目は、今日のことは絶対に誰にも言わないこと」

「それはもちろん! 約束します!」

「本当に誰にも言わないって誓えますか?」

「誓います! ……言いふらすような友達もいないし、こんな美人な子が僕におっぱいを触らせてくれたなんて誰も信じません!」

「……悲しいですね。では二つ目の条件ですが」

 私は捲し立てるように、男性に言葉をぶつけていた。正直、自分でも何を言っているのかよく分かっていなかった。ノープランで飛び出して、相手の反応に背中を押されるように話し続けていた。

 少し息を整えていると、悠莉が不安そうに私のスカートを引っ張ってきた。

 ──分かってるよ。大丈夫、任せて。

 私は彼女に微笑んだ。

 しばらくの沈黙で配達員の男性もすこし落ち着きを取り戻したみたい。

「二つ目の条件ってのはなに? ……あっ、そっか、お金か……。そうだよね、いくら払えば良いの? ごめん今、手持ちなくてコンビニ行ってくるから……これ」

 そして中年男性は私が何も言ってないのに、自分から免許証を差し出した。

 意味を理解するのに時間がかかったけれど、逃げ出さないための担保なのだと分かった。

「違います。お金なんて入りません」

 まさか私たちのことを美人局つつもたせだと思っているのだろうか? 後ろに怖い人が待機していてお金を要求しようとしているとでも?

「え、違うの? じゃあ……二つ目の条件っていうのは?」

 いまさらお金なんて貰ったって『悠莉がおっぱいを揉まれた』っていう事実は消えない。

 それに彼女が暴走したのは私にも責任がある。

 私達は友達で、協力者で、共犯者なんだから。

 共有しなきゃいけない。

 だから、私は中年男性に向き合って条件を突きつけた。

「私のおっぱいも揉んでください!」

「「……はい?」」

 男性と悠莉が同時に聞き返した。
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