みせたいふたり〜変態美少女痴女大生2人の破滅への幸せな全裸露出〜

冷夏レイ

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1”恥辱のヌードモデル

07.屈辱で幸せのオナニー

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(悠莉視点)

「行かなきゃ……」

 私はバスローブを脱ぎ捨てて、再び恥ずかしい姿になった。



 全裸で元の位置に戻る。周囲を囲むキャンパスと年上の男達。私の気持ちなんて知らずに呑気に談笑している。

 早くこんな恥ずかしいこと終わらせたかったから、さっきのポーズをとって「早く黙れ」っていう視線を送る。私の圧に気づいた何人かの男がビクついた。でもその輪の中にいた叔父さんは馴れ馴れしい態度を改めない。

「いやーやっぱり感慨深いよねぇ。ちょっと前まであんなに小さかったのに」

「うるさいな」

 イラついた口調で言った。

「でも、大人になってるよねぇ」

「何が」

「身体つきとか変わってるよねぇ。憶えてる? 悠莉ちゃんが赤ちゃんの時、お風呂に入れてあげたことあるんだよ」

「そんなの憶えてない」

「ふーん」

「なに」

「いや、なんでも」

 叔父さんはニヤついていた。

「なんなの」

「ぺったんこだったおっぱいが控えめだけど膨らんでるし、乳首もピンク色で可愛いねぇ」

「う、うるさい……」

 なんなんだこの人は……いちいち口に出して私の反応を確かめているのだろうか?

「つるつるだったアソコにも毛が生えて立派な大人の女だ」

「うるさい! きもい!」

 叔父さんの目線が下に移動して、私の股間を見た瞬間、反射的に手で隠してしまった。

「あ、また隠しちゃった。ダメだよ」

「……」

 無言で睨む。

「ほら、みんな見てるよ」

 周りを見ると、またみんなの視線が私の方に集まっているのがわかった。

 仕方なく股間から手をどけて、恥部を晒す。

「そうそう、それでいいの」

 叔父さんは満足そうに笑って、私の身体を舐め回すように見た。お前達のために見せるんじゃない! って内心ブチギレていた。

 本当にこの人、なんなの、キモすぎる。この人は私の親族だということに加えて、このアトリエのオーナーという立場を利用して馴れ馴れしくしている。立場を利用する態度にイライラする。

「では再開します。お静かに」

 講師の男の嗜めるような声で部屋に静寂が戻った。

 そして、デッサンが再開された。

 また同じポーズなのかと思ったけれど、講師の男が私に指示を出してきた。

「はい、では次は前屈みで、そのまま腰を上げて」

 講師の指示に従って、私はに手を当てる姿勢をとった。すると、周りの視線は自然と私の胸に集まった。

 哀香だったら妖艶に乳房が垂れて扇情的だったかもしれないけれど、私の乳は垂れるほどの容量を持っていない。

 恥ずかしい……。

 キモい叔父さんが目の前でニヤニヤしている……。

 斜め後ろにいるオヤジには私の突き出した尻が見られている。中まで見られたくなくて必死に尻を締めていた。

 どうしようもない屈辱だった。

 でも、我慢するしかないんだ。

 これは罰なんだから……。

 私は歯を食い縛って、お尻を突き出したポーズを必死に維持した。

 こんな私の姿を哀香はどう思っているのだろう?

 彼女もこんなポーズを取らされたのだろうか?

 これが終わったら、また仲良くしてくれるかな?

 早く終わればいいのに……。

 哀香のことで頭をいっぱいにして自分が衆人環視の中で痴態を晒している事を忘れようとした。

 ──大好きな哀香もこんなキモいおっさんたちに全裸を見られたんだ……。

 あの日から何度も考えたこと。彼女に対する申し訳なさと自己嫌悪を繰り返すと同時に、もう二度と一緒に遊んでくれないんじゃないかっていう恐怖に支配されていた一週間。

 ──ごめんね。哀香……。

 その時だった。

 ピクッと何かが反応した。その感覚は私の下半身から伝わったものだった。

「っ……♡」

 私の口から小さな声が漏れた。

 なんか……変だ。

 急に……身体が……。

「ん、っ♡」

「どうしました?」

 漏れた声に気づいた講師の男は、私を見つめて眉間にシワを寄せた。

「あっ、いや……」

 自分の呼吸が荒くなっていることに気づいた。

「……具合が悪いなら、今日は終わりにしますか?」

「ト、トイレ!」

 私は咄嗟に声を上げると、立ち上がった。そしてそのまま全裸で部屋を飛び出した。

 このままじゃ取り返しのつかないことになる、っていう恐怖に襲われた。

 部屋を出る時、哀香と目が合った気がしたけれど、それどころじゃなかった。

 廊下を走りすぐにトイレに駆け込んだ。

 ドアを開けて中に入ると、便座に腰を下ろしてホッと一息つく。

「はぁ……」

 ため息が漏れる。

 危なかった。あのままだったら……。

「くそ……なんなの」

 なんで……なんで、こんな……。

 私は自分の胸に右手を当ててみた。心臓がドキドキしてる。

 左手は別なところに触れる。そこは熱を帯びて濡れていた。

 こんなこと、あるわけない……。だって、私は……、哀香からの罰で、仕方なく……!

「はぁ……はぁ……」

 必死に否定しようとする。

 キモい叔父さん達に裸を見られて不快で仕方なかった。なんで私があんな奴らに……。

 勝手に左手が動く。

 ニヤニヤと私の裸を見る中年オヤジ達の顔が浮かぶ。キモい! キモい!

 あいつらに蹴りを喰らわせてやりたい。くそ! くそ! くそ!

「……あん♡」

 理性とは裏腹に、私はだらしなく股を開いていた。

 左指が触れると身体が震えた。右手の指がコリコリとした硬い突起をいじくり回す。

 どうして? なんで? わからない。でも……。

「あ、ああぁ……あん♡」

 気付くと私は喘いでいた。

 切ない。

 こんなの、おかしい。こんなの私らしくない。

 でも……止まらない。

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ……ん♡」

 左手が止まらない。右手も止まらない。

 壊れたみたいに夢中でアソコを揺さぶっている。必死に乳首をこねくり回す。痛いくらいビンビンに勃起した上下の突起。

 やがて、奥底から何がこみ上げてくるのを感じた。

 ──ああ、来ちゃった。

 こんな場所でしちゃいけないのに……。

 もう、限界……。

 ──ごめんね哀香……ごめんなさい!ごめんなさい! 哀香! 哀香! 哀香あああああ!!

 心の中で絶叫した。



「あん、んんっああああんんんん♡」

 現実でも喘ぎを漏らしてしまう。

 私は達してしまった。キュンキュンと膣が締まる。

「あふぅん♡」

 自分の口から漏れた満足そうな声を信じたくなかった。

 屈辱だったけれど、目を閉じてその快感と余韻を噛み締めた。

 口から垂れる涎を拭わなきゃ……と、ぽうっと思った時だった。

 キッーと音がして、個室のドアが動いた。

 ……え!?

 いまさら鍵をかけ忘れていたことに気づく。冷や汗が吹き出した。

 ドアが開いた音には気づかなかった。ドアはすでに全開だったのだ。

 私は驚愕した。

「え……」

 哀香だった。

 哀香が目の前にいて、私を見ている。

 ──なんで????? どういうこと!?

 何が起こっているのか理解できなかった。

 全裸で股を開きオナニーしている最低の痴態。それをまさか彼女に見られていたなんて、信じたくない。

「こ、これは、違うの! その……、えっと……違うの!」 

 声を絞り出して、しどろもどろで言い訳を口にする。

 なんて言い訳すればいい? どうしよう、見られた!? いつ? どこから?

 変態だと思われる!

 私が人生の終焉を覚悟して絶望した時、彼女は優しく微笑んだ。

「……よかった」

「え?」

 彼女の口から出た言葉は予想もしてない言葉だった。混乱状態の私とは裏腹に、彼女はほっとしたような安堵の表情を見せている。

「……安心した。やっぱり悠莉も私と同じなんだね。私だけじゃないんだ」

「え、どういう……こと……?」

「私も先週ここでオナニーしたんだよ」

 虫も殺せないはずの純真な子だと思っていた。そんな子の口から出た言葉を信じられなかった。

「嘘……」

「本当だよ。大勢の男の人に裸を見られて、恥ずかしくて……恥ずかしくて……でも、気持ちよくなっちゃったの。あなたもそうなんでしょ?」

「は、え?」

「……ね?」

 まだ頭がポヤポヤして思考が追いつかなかった。

「悠莉のせいだよ? 私に気づかせちゃったんだから……」

 だらしなく裸を晒す私を彼女は見下ろしている。

 怪しく笑うその顔がすこし怖かった。

 でも何故だか言葉が自然に出てくる気がした。喉の奥から湧き上がってくる震えに言葉を任せた。

「そっか……じゃあ仕方ないね」

 私も気づかされてしまったのだ。

「落ち着いたら私の部屋に来る? これからのことを話し合わなきゃ」

 哀香が優しく笑った。

 私はポカポカとした温もりに満たされていた。広大な真っ暗闇の中を1人で彷徨う恐怖から解放されたような安心感。

「うん……終わったらね」

 私は素直に答えた。

 自分の性癖が彼女にバレてしまったんじゃないか…… そんな心配なんてどこかへ吹き飛んでしまっていた。

 ──ああ、よかった。哀香も変態なんだ……。

 私も彼女に向かって微笑んだ。

 だから、まだヌードデッサンは終わらない。
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