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51 とある昭和史
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二十世紀初頭、日本人に不評だったチーズを、国内に本格的に売り出したいと考えた男がいた。
男は工夫に工夫を重ね、日本人好みの、美味いチーズを作ることに成功。さっそく、商品として売り出した。
男の名を取り、「ずいち斎国万」と箱に大書きされたそれは、飛ぶように売れたという。
男は工夫に工夫を重ね、日本人好みの、美味いチーズを作ることに成功。さっそく、商品として売り出した。
男の名を取り、「ずいち斎国万」と箱に大書きされたそれは、飛ぶように売れたという。
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