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28 【BL掌編】ショタ「ところてん出ちゃうぅっ!」
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ある夏の暑い盛り、まだ年端も行かぬ少年が、彼よリ十ほど年上と見られる青年男性に、まだ真っ昼間だというのに全裸で背後から穴を突かれていた。
「ああっ……! ダメ! お兄さん、ボクもう出ちゃうよぉ……っ!」
少年の切ない喘ぎ声が室内に響き渡る。まだ変声期を迎えていない、美しいソプラノボイスだ。息も絶え絶えで、もはや出してしまう寸前という有様。
「おいおい。いくら経験が少ないからって、いくらなんでも早すぎんだろ。まだ挿入れてからちょっとしか経ってねーじゃねーか」
意地悪な笑みを浮かべ、自らの経験数を誇るように少年を挑発する。
「だって、ボクほんとに穴弱くて……」
「しょうがねえな……お前みたいのは焦らすのが一番いいと見たぜ」
青年は戦法を切り替え、少年の穴を軽く突く方向に移行した。
「あぁ……っ! あぁあん……っ!!」
弱い刺激を何度も受け、まるで女の子のようにあえぐ少年。ソフトに突かれるたびに、彼は押し寄せるさざ波のような快楽に襲われる。
快感のあまり、少年の先端から、いやらしい汁がしたたる。
「おいおい。お前、経験少ねーくせにずいぶんスケベだなあ。俺のほうが、そろそろ我慢できなくなっちゃいそうだよ……」
ねちっこくイケボで少年にささやく青年。その言葉に、少年の頬がかあっと紅くなる。
「は、恥ずかしいこと言わないでぇ……っ!」
「へへ。ほんとオンナみてーだな、お前。でもちゃんとオトコだってのがかえってソソるぜ……!」
ソフトな責めの次は言葉責め。この男、少年を弄ぶ方法を実に心得ている。
「はああ……もう我慢できねーよ、俺。ぶっ込むからな?」
「ちょ、ダメ! ダメええええっ!!」
少年の懇願も意に介さず、青年は穴を棒で激しく突く。
異物が自分の穴を押し広げる感覚に、少年は「はぁぁぁん!」と悩ましい声を上げる。
「ダメぇ……! ボク、ほんとに出ちゃう! ところてん出ちゃうぅぅぅっ……!!」
ついに、少年は絶頂に達し、ところてんをすべて出し切ってしまう。彼のところてんは、器に集められるという変態的な方法で受け止められていた。
「はぁ、はぁ……! サイコーだったぜ、お前の穴……!」
青年も満足気に息を荒げ、頬を上気させる。
ここで、二人の正体を明かそう。少年は天突き(ところてんを作る道具)の容れ物、青年は突き棒なのだ!
今まで使っていた容れ物が壊れてしまい、急遽新品の容れ物が突き棒にあてがわれた。そういうお話なのである。
なお、少年から押し出されたところてんは来客に供され、美味しく食べられたそうな。
「ああっ……! ダメ! お兄さん、ボクもう出ちゃうよぉ……っ!」
少年の切ない喘ぎ声が室内に響き渡る。まだ変声期を迎えていない、美しいソプラノボイスだ。息も絶え絶えで、もはや出してしまう寸前という有様。
「おいおい。いくら経験が少ないからって、いくらなんでも早すぎんだろ。まだ挿入れてからちょっとしか経ってねーじゃねーか」
意地悪な笑みを浮かべ、自らの経験数を誇るように少年を挑発する。
「だって、ボクほんとに穴弱くて……」
「しょうがねえな……お前みたいのは焦らすのが一番いいと見たぜ」
青年は戦法を切り替え、少年の穴を軽く突く方向に移行した。
「あぁ……っ! あぁあん……っ!!」
弱い刺激を何度も受け、まるで女の子のようにあえぐ少年。ソフトに突かれるたびに、彼は押し寄せるさざ波のような快楽に襲われる。
快感のあまり、少年の先端から、いやらしい汁がしたたる。
「おいおい。お前、経験少ねーくせにずいぶんスケベだなあ。俺のほうが、そろそろ我慢できなくなっちゃいそうだよ……」
ねちっこくイケボで少年にささやく青年。その言葉に、少年の頬がかあっと紅くなる。
「は、恥ずかしいこと言わないでぇ……っ!」
「へへ。ほんとオンナみてーだな、お前。でもちゃんとオトコだってのがかえってソソるぜ……!」
ソフトな責めの次は言葉責め。この男、少年を弄ぶ方法を実に心得ている。
「はああ……もう我慢できねーよ、俺。ぶっ込むからな?」
「ちょ、ダメ! ダメええええっ!!」
少年の懇願も意に介さず、青年は穴を棒で激しく突く。
異物が自分の穴を押し広げる感覚に、少年は「はぁぁぁん!」と悩ましい声を上げる。
「ダメぇ……! ボク、ほんとに出ちゃう! ところてん出ちゃうぅぅぅっ……!!」
ついに、少年は絶頂に達し、ところてんをすべて出し切ってしまう。彼のところてんは、器に集められるという変態的な方法で受け止められていた。
「はぁ、はぁ……! サイコーだったぜ、お前の穴……!」
青年も満足気に息を荒げ、頬を上気させる。
ここで、二人の正体を明かそう。少年は天突き(ところてんを作る道具)の容れ物、青年は突き棒なのだ!
今まで使っていた容れ物が壊れてしまい、急遽新品の容れ物が突き棒にあてがわれた。そういうお話なのである。
なお、少年から押し出されたところてんは来客に供され、美味しく食べられたそうな。
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