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エピローグ アオハル!

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 中学を卒業した、ボク、バーシ、クク、シャロン。

 四人で、卒業旅行として、山に来ていた。

 山頂は、すごく見晴らしがいい。最高の景色だ。

「なんかさ、叫びたくなるよね」

「だね! 叫ぼうか! アユムー! 愛してるー! これからも、ずっと愛し合おうねー!」

 バーシの声が、こだまする。

「あは! すっごく、セーシュンって感じだな! あたしも! 愛してるぜ、シャロンー! 結婚したら、毎日うまいメシ、作ってやっかんなー!」

「次は、うちがいくっす! 姉さん、ラヴっすー! 姉さんがいなかったら、うちはきっと、ダメになってたっすー! サイコーに感謝してるっすー! もちろん、アユムっち、バーシっちにも、感謝、感謝っすー!」

「最後は、ボクだね。バーシー! 最高に愛してるよー! 結婚できる日を、楽しみにしてるー!」

 恥ずかしい告白合戦を終えたボクたちは、誰ともなく笑い始め、そのまましばらく、笑い合った。

 ボクらは、全員別々の高校に進む。その先も、道は交わらないかもしれない。

 でも、家は近所だし、今生の別れってわけじゃない。

 ボクたちの愛情と友情は、永遠だ!!
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