グラドル戦隊グラドルレンジャーズ

青キング

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第二話 ストッキングが盗まれた。破廉恥!百足怪人ムカデラス

交戦

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 楠手真希ことレンジャーレッドがテレポートした先は、司令官の伝達どおり丸山靴下工房の敷地内で、出荷前の品物を保管している倉庫の裏手だった。

「おう、レッドも来たか」

 真っ先にレッドの到着に気付いたのは、あぐらをかいて倉庫の壁にもたれている栗山千春ことレンジャーブルー。

「これで四人目だな。グリーン以外揃ったぜ」

「えっ、あの謹直なグリーンがまだ来てないの?」

 レッドは隊内でも誰よりレンジャーの任務に精を出していた仲間の遅れを、昼間に顔を会した時のことを思い出しながら意外に感じた。

「どっかで撮影でもしてんじゃねーか。あの折れそうな腰見せびらかすようなよ」

「そういう言い方はよくないと思います」

 上司優香ことレンジャーイエローがレッドの右隣に並んで立って、ブルーに言った。

「そうね。上司ちゃんの言う通りだわ。あまり人を貶すことを言うものじゃないわ」

 追認する形でイエローの横で新城綾乃ことレンジャーパープルは口を挟んだ。

 けっ、とブルーはばつ悪くして言い訳を講じる。

「変身しちまうとタバコ吸えねえからイライラしてんだよ、あたしゃ」

「レンジャー姿でタバコ吸う姿、私だったら見たくないです」

 イエローは戦隊ヒーローがタバコを口に咥えながら戦っている様子を頭に浮かべて、嫌な気分になって眉をしかめた。

 タバコは害しかないから吸っちゃダメよ、とパープルは教育番組のお姉さんみたいな口ぶりで未成年のイエローに説いた。

「一本吸ってから変身するようにすれば」

 レッドが思いついたように提案する。

「そうすればイライラしないで済むんじゃないかな?」

「どうだかな。司令官殿がその行為を許可するかね?」

 考えるまでもなさそうにアイロニーを含んで言った。

「許してくれそうにない、ね」 

司令官の名を出されると、レッドも自分の提案に実現性をなくなるのを感じた。

 盛り上がる話題もなくレンジャーグリーンの到着を待つこと数分。

 ブルーが露骨に舌打ちした。

「いつまで待たせやがるんだ。いい加減来てもいい時間だろ」

「確かに遅いね。何かあったのかな?」

 レッドはグリーンが到着しないことにやむを得ない事情があるのではないかと、身を案じる気持ちが出てくる。

 ハハハハハ、とレッドの心配を嘲るような高笑い。夜陰の丸山靴下工房に響き渡る。

「お前たちの仲間が来るはずがないだろう」

 高笑いした声は四人を馬鹿にするように告げた。

 レンジャー四人は凛然と身構えて、不意に響いた声の主を探して左右に首を巡らす。

「バカかお前達は。俺様はこっちだ」

 声のする方向を特定したレッドは、倉庫の屋根を振り仰ぐ。

 倉庫の屋根の軒縁には、百足の怪人がレンジャー四人を見下ろして傲然と立っていた。

「出たな、怪人」

 レッドは怪人を指さして叫んだ。ブルー、イエロー、パープルも敵の方を向く。四人は今にも殴り掛かる勢いで睨む。

 レンジャーの視線を怪人は真っ向から受け止め、なおも傲然と見下ろしている。仲間に合図するように顎をしゃくる。

「連れてこい」

 指示すると怪人の背後にいる取り巻きのタイツ男が、一人の人間を吊り上げるように引っ張って立たせた。

 レンジャー四人は驚愕する。

 鎖で両手首を拘束されたまま立たされた人物は、上下の下着だけを着けた裸同然の西之森であった。辱しめを堪えるように唇を噛んで俯いている。

「ハハハ、だからお前らの仲間は来ないと言ったんだ」

「グリーンを放しなさい」

 レッドは思慮もなくそう訴えた。

 ふん、と怪人は鼻で笑う。

「放すわけないだろう。どうしても放してほしければ、俺を倒すんだな」

「汚い手使わないで正々堂々私達と闘いなさい」

 非難には聞く耳も持たず、怪人は人質となっている西之森に向く。

 何をされるかと西之森は身を硬くする。

「やけに細い腰回りだな」

 怪人は西之森のくびれたウエストに、蒐集したパンストの一つをはめた数十は超える足の一本を這わせた。もしも姿形がキモオヤジであったなら、ゴミ溜めにでも廃棄されるべき変態であるといえる。

 しかしてムカデラスは八割人外の改造人間なので、キモオヤジには該当しない。

 西之森はウエストを這う指にとてつもない不快感を覚えつつも、声をあげないよう口を頑なに閉じている。

「変態野郎、その手をどかさねえとぶっ殺すぞ」

 ブルーが威しつける。

「卑劣です」

 イエローも罵った。

「ほんとうに卑劣だわ。私はあなたを許しません」

 普段はおっとりしているパープルも、忌々しそうに顔を歪める。

 彼女たちの怒りなど気にもせず、怪人はせせら笑った。

「お前達に許されるつもりなど端からないわ」

「もう我慢ならない、みんなあの怪人を倒すわよ」

 レッドの呼びかけにブルー、イエロー、パープルは頷く。

 四人は足並み揃えて飛び上がり、驚異的な跳躍で怪人のいる屋根の上に着地する。

 レンジャー四人と怪人は対峙する。

「ストッキングを盗むとかストッキングを汚い手にはめるとか、いろんな恨みをここで腫らしてやるわ」

「お前らなんか、俺の攻撃で蹴散らしてやる」

 怪人はストッキングをつけた足を振りかぶった。

 四人は攻撃に備えて身構える。

「喰らえ」

 ボールを投げる按配で脚を振り下ろす。怪人の脚からストッキングが抜けて、ブルーの顔目掛けてヒュンと音がするほどの速さで飛んでくる。

「うげ」

 ブルーは攻撃をまともに喰らって、ストッキングが顔面に張り付いた。

「ハハハ、速くて避けられまい」

 怪人は自信たっぷりに言う。

 ブルーは無表情に、顔に張り付くストッキングを剥がして掲げ見る。

「黒ストッキングか。さぞかし肌の白い女がつけんだろうな」

「なんですって」

 ブルーのあてのない推量に、レッドが過剰に反応する。びっくりした顔をしている。

「黒ストって肌白の人がつけるのが定番だったの。私よく撮影の時に履かされるんだけど、実は似合ってなかった?」

「あん、グラビアでストッキングって履くのか?」

「私もついこの間撮影の時、履いてって頼まれました」

 イエローが会話に加わる。

「大人っぽく見えるからって言ってました」

「黒ストって、グラビアの登竜門てきな代物だったんだね。グラドル四年やってて初めて知ったよ」

「私も二十八の時に、黒ストッキングを履いて撮影したことあるわ。おまけに黒ビキニでも撮影したことあるわよ」

 過去のグラビア撮影を思い出しながら、パープルが先輩然として言った。

「それじゃあよ、赤ビキニはあんのか?」

 ブルーが尋ねる。

 パープルはもちろんと頷く。

「情熱の赤だわ。男性読者は心は燃え盛るわよ」

「へっ、そのうち虹色ビキニとかつけそうだな」

「レインボーなビキニってあんまり可愛い水着じゃないです」

「そもそもこの世に虹色ビキニあるの?」

「そんなん知らねえよ」

 聞かれても困るという顔で、問題放棄するようにブルーが返した。

 怪人との戦闘などそっちのけでビキニがどうのこうの話し合い始める。意気軒高と戦闘に臨んでいたムカデラスも、むやみに手出しが出来なくて戸惑っている。

「おい、お喋りはいつまで続くんだ」

 口を入れないといつまでも話していそうだったので、ムカデラスは横合いから言葉を差し挟んだ。

「青ビキニは沈着の青ってことになるよね」

「夏の時期になるとビキニはばっかりになりますよね」

「ハワイやグアムで撮りてぇな。旅費どころか報酬を貰いつつ、リゾート満喫できるぜ」

「グアムでなら、私撮ったことあるわよ。五年も前だけど」

「やっぱり海がきれいなんですか?」

「きれいだけど、海の清濁なんて気にしてなかったから、きれいとしか覚えてないわ」

「私も早くリゾートでの撮影が出来るように、頑張ります」

「あなた達、いい加減に私を助けなさいぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい!」

 西之森の耳をつんざく大叱声が、夜の工場敷地に響き渡る。

 レンジャー四人だけでなくムカデラスやその取り巻きのピンクタイツ達までもが、背筋を固くしてすくみ上った。

 般若の面相が西之森の顔に浮かぶ。

「醜態晒してる私の前で暢気にぺちゃくちゃ喋ってないで。早くこの怪人を倒しなさい」

「グリーン、お前一人で怪人倒せるんじゃねーか?」

 ブルーが西之森の背後から立ち昇る怒りの猛火を幻視して、戦々恐々誰にともなく問うた。

「グリーンの言う通りよ」

 レッドが呟き、ブルー、イエロー、パープルを振向く。

「私達がここに来た理由は、怪人を倒すことでしょ。早く倒しちゃってグリーンを怪人の汚らしい手から救おう」

 レッドの言葉に三人は目的を見直し、了解の意で頷き返した。

 四人の意思は固まった。百足怪人ムカデラスを蹴散らして、グリーンを助ける。

「みんな、準備はいい?」

「おう」

「はい」

「いいわよ」

「みんな、トツゲキィーーーー!」

 レッドの鬨の声に合わせて駆け出し、グリーンとムカデラスに目掛けて、上下左右三方向から飛び掛かった。

「な、なんだその攻撃は!」

 予想だにしない攻撃にムカデラスは躱す術を見つけられず、人質のグリーンを巻き込んレンジャー四人に組み伏せられた。

 揉みくちゃになりながらもムカデラスに覆いかぶさった四人のうち、ブルーが素早く鎖を掴んでいるムカデラスの脚を手で押さえつけ、鎖の先端を引き抜く。

 イエローが即座にグリーンの身体を抱えて、集団から離脱。二人の戦闘員が後を追って、屋根から飛び降りた。

 レッドはムカデラスの胴の上に馬乗りになり、パープルがムカデラスの脚を床に押さえ込もうと手を伸ばす。

しかし数十本もある脚を押さえ込むのは容易ではなく、ムカデラスは負けじと人間であれば右手に当たる脚でレッドの顔面を殴打。

 レッドの体勢を横に崩して、馬乗りから逃れる。

 胴を半ば起こして、最下部の脚でイエローの顎を突き上げる。

 左脚の一本を押さえ込んでいるブルーが怪人が起き上がるのを阻止しようと、胴の上に腕を広げて斜めに覆いかぶさる。

「くそっ、離れろ!」

 何本もの脚でブルーの身体を剥がそうとするが、がっちりと押さえ込まれていて思うように身動きがとれない。

 その時、横様に殴られてから倒れていたレッドが身を起こした。

「レッド、こいつの首を絞めろ」

 ブルーが全身を使って怪人を押さえ込みながら叫ぶ。

 レッドはブルーの叫びに従うままに、無防備な怪人の首に両手を伸ばす。が、背後からピンクタイツの戦闘員がレッドに背後から掴みかかり引き倒した。

 もう一人の戦闘員が仰向けになったレッドの腹に踵を落とそうとすると、立ち上がったパープルが駆け寄り、戦闘員の踵を受け止めて押し返した。

 戦闘員は踵を押し返されて、倒れる勢いのまま屋根の床で頭を打ち昏倒し床に伸した。

 他の戦闘員が仇を返すようにパープルの右頬に拳打を繰り出す。

 仰向けで倒れていたレッドが、咄嗟に戦闘員の脚首を掴んで引き寄せた。

 果たして戦闘員が身体のバランスが傾いで、繰り出した拳打は大きく逸れた。パープルが逆に戦闘員を平手で張り倒す。

 屋根の下でもイエローと鎖を解かれたグリーンが二人の戦闘員を気絶させて、形勢が完全に逆転した。

 取り巻きの戦闘員がことごとく打ち倒され、ムカデラスは敗北の淵にまで追い詰められた。

「他に仲間は?」

 レッドが立ち上がって、ムカデラスを見下ろして問う。

 ムカデゴロンは内心の諦観を悟られぬように、不敵に口吻を歪めた。

「さてな。それより、このまま俺がやられると思うか?」

 疑問形で投げかけると、多数の脚をそれぞれ連動させ波状に蠢かした。

 袈裟掛けに覆いかぶさっていたブルーの腹部に続けざまに殴り上げる。

 ブルーの押さえ込む力が弱くなり、ムカデラスは容易にブルーを胴体の上から引き剥がす。

 身体の自由を取り戻し、素早い後転で起き上がる。

 イエローとグリーンが屋根に一飛びで戻ってきたと同時に、レンジャー五人はムカデラスと対峙する格好となった。

 レンジャー五人は相手を睨みながら拳を顔の前に構える。

「グラドルレンジャー、掛かってこい。正々堂々、決着が着くまで戦ってやる」

 ムカデラスも片足を引いて、臨戦態勢になる。

「みんな、準備はいい?」

 レッドが他の四人に訊ねる。四人は頷く。

 五人は両手で銃を模して、筒先をムカデラスに差し向ける。

「必殺……」

「正々堂々戦うって言ったよね?」

「「「「グラドルショット!」」」」」

 筒先から五人それぞれが着ている水着と同色の光弾が放たれ、ムカデラスに向かって集中した。

「俺の反撃場面はーーー!」

 光弾は一つになって着弾し、ムカデラスは爆砕した。夜陰の丸山靴下工房に爆砕音が響き渡った。



 一週間後グラドルレンジャーの五人は、一応お礼がしたいという西之森の驕りで、ショッピングモールに買い物に来ていた。

「ストッキング買いませんか?」

 並んで歩く四人に上司は提案した。

 栗山が露骨に顔を顰める。

「キショい百足の怪人を連想しちまうから、見るだけでも嫌だぜ」

「私も」

 西之森が悔恨を孕んだ声音で言う。

「それだから家にあるストッキングを全部処分したばかりよ」

「そうなんですか。ならやめときます。勝手な事言い出して、ごめんなさい」

 提案を取り下げて、不機嫌になった二人に詫びる。

 しゅんとする上司の耳元に、こっそり新城が口を寄せる。

「後で私が付き合ってあげるわよ。私も買おうと思ってたの」

 栗山と西之森に聞こえない小さい声で囁いた。

「私は買うよ」

 楠手が不意に立ち止まって、つられて歩を止めた四人に向って告げる。

「ストッキングを買えるのは、私達がストッキングを護った証拠だよ。ストッキングを手に入れられることが私はなんだか嬉しいから」

「そんなこと思ってたのかよ」

 驚いた顔つきで、栗山は楠手を見つめる。

「レンジャーとしての実感が湧いた、みたいなやつじゃねーかそれ」

「えっ、どういうこと?」

「気付いてないのか、お前。なら知らんままでいい」

 楠手は純粋に尋ねたが、栗山は肩をすくめて言明を避けた。



 彼女ら五人に拠ってシキヨクマーの計画は頓挫した。

平和は保たれたのであった。
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