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文化祭
第34話
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みっちーのことをしばらく抱きしめていたら、
「・・・健、ありがとう」
暫く抱きしめていた僕から離れるとみっちーはそう言って寂しそうに笑った。
「よし!お化け頑張るで!張り切って脅かそう!」
なんてガッツポーズするから
「お化けは頑張らんでええやろーꉂ🤣𐤔」
「えー?だって来てくれた人を脅かすのがお化けの仕事やろ?お化け屋敷なんやしさ!」
「まぁ、そうやけどさ・・・」
なんかみっちーが空元気なような気がして・・・心配してるんやで?
「無理せんでええんやで?」
「無理なんてしてへんよ」
「ええ....(困惑)だって・・・」
「もうええんや。別に怒ってないしな・・・・。もしかしたらあの人は復縁迫ってるんかなって・・・・そう感じちゃって」
⤴するどい
「みっちー」
ほらまたそんな顔する
「そしたらさ俺の事なんか忘れて・・・」
「・・・・・」
「(^∇^)アハハハハ!」
「(笑うとことちゃうやろ!泣きそうな顔して笑ってるけど、ほんまはさっきの場面忘れられやんくせに・・・忘れようとしてそんな顔して笑ってるのか?そんなのみえみえや!しんどい!って顔しとるやんか)」
「よし、こうなったら先輩に恨みを込めて腰抜かすくらいおどかしてやるんやから」
「・・・・・(恨みを込めるって・・・。そんなこと出来やんくせに)」
でも今は何も言えやんかった。
「2人ともー?準備はいい?もうそろそろ来るで?」
「ええよー!」
「準備バッチリやで?」
そして
「武の彼女見るの楽しみ」
「いや暗いから見えへんやろ」
「あー、そっか。お化け役やるんだっけ?」
「それよりなんで来たんや」
「あー、それなんだけど」
こちらは俺たちのクラスに向かう年上3人組と夏菜子さん。
「なぁ?はっすん。夏菜子ちゃん、絶対みっちーのこと【女の子】って思てるよな?」
「思てるよなぁ・・・。どうフォローしよかなぁ・・・」
💚やばいなぁ。夏菜子ちゃんのくっつき具合いをみるとこれってもしや
大木くんは嫌な予感がしていたみたいだ。
「ちょっ、腕組むのやめろや」
「なんで?いいじゃない!付き合った仲なんだし?」
「けど!」
「いや、よくないから!」
⤴後ろから密かにつっこむツレ2人。
さてどうなってしまうやら。
1の7に着いた4人。
「いらっしゃいませー。1の7のお化け屋敷へようこそ😊👻」
「さっきはどうもー😊」
「さっきも言いましたが、チラシにもお知らせしていますがみんなのおばけメイクは僕が担当してます!良かったらそこにも注目してくださいね!あくまでも余裕があったらですけど?( ͡ ͜ ͡ )」
「へぇ?(私が怖がらないと思ってるのかしら)」
「そりゃ楽しみやな」
「いま、メイク男子って流行ってるし・・・そういえば君もメイクしてるよね」
「分かりますか?」
「わかるわよ?可愛いからすぐわかった」
「・・・///」
⤴照れた
「照れてる」
「(しまった。僕としたことが)将来は自分のメイクブランド作るの夢なんです・・・」
いつの間にやら自分の夢まで語ってしまい・・・
「そう、頑張って」
なんて励まされてしまった。
「じゃあ、行ってくるわー!」
「(なんか聖也くんの笑顔がある意味怖いし・・・)」
「(なんや一波乱ありそうでこわい」
とボソボソ言い合う2人。
「ほらいくで?そこのツレ2人も」
「はぁーい」
と行こうとしたが・・・
「あー!すみません!」
「!?」
なぜか恭平に止められた。
「すいません。2人ずつ、5分間隔でお願いします」
「あっ、恭一くん・・・」
「えっ(;゚Д゚)!」
「・・・・」
ツレが止められてるのを見てしまった。
「すいません。決まりなんで」
「Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)」
「やった💗武とペア😊💗」
「ちょ・・だからー腕組みはやめろって」
また腕組みをしながら中に入っていった2人。
そしてその二人を見て・・・
「うわぁ、やばいなぁ」
「ヤバいって何?」
「夏菜子ちゃん、武くんに復縁迫ってるんやないかなー。確信は無いけど・・・」
「Σ(゚д゚;)えっ?まじで?」
「それやばいっすよ・・あっ!」
「恭一!あんたがあの二人をペアにしていかせたんやろ?責任持てや」
「あー、そうやったぁー😨暗闇に二人きり・・・」
「まぁ、二人きりやないけど(お化け役いるから)ヤバいのはヤバいで?いまちょうどみっちーと健が・・・」
みっちーと健がお化け役で中にいると聞いた。
「えっ?Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)マジか・・・」
それを聞くことなく2人(武くんと夏菜子さん)は中に入っていってしまった!
果たしてどうなる!?
「・・・健、ありがとう」
暫く抱きしめていた僕から離れるとみっちーはそう言って寂しそうに笑った。
「よし!お化け頑張るで!張り切って脅かそう!」
なんてガッツポーズするから
「お化けは頑張らんでええやろーꉂ🤣𐤔」
「えー?だって来てくれた人を脅かすのがお化けの仕事やろ?お化け屋敷なんやしさ!」
「まぁ、そうやけどさ・・・」
なんかみっちーが空元気なような気がして・・・心配してるんやで?
「無理せんでええんやで?」
「無理なんてしてへんよ」
「ええ....(困惑)だって・・・」
「もうええんや。別に怒ってないしな・・・・。もしかしたらあの人は復縁迫ってるんかなって・・・・そう感じちゃって」
⤴するどい
「みっちー」
ほらまたそんな顔する
「そしたらさ俺の事なんか忘れて・・・」
「・・・・・」
「(^∇^)アハハハハ!」
「(笑うとことちゃうやろ!泣きそうな顔して笑ってるけど、ほんまはさっきの場面忘れられやんくせに・・・忘れようとしてそんな顔して笑ってるのか?そんなのみえみえや!しんどい!って顔しとるやんか)」
「よし、こうなったら先輩に恨みを込めて腰抜かすくらいおどかしてやるんやから」
「・・・・・(恨みを込めるって・・・。そんなこと出来やんくせに)」
でも今は何も言えやんかった。
「2人ともー?準備はいい?もうそろそろ来るで?」
「ええよー!」
「準備バッチリやで?」
そして
「武の彼女見るの楽しみ」
「いや暗いから見えへんやろ」
「あー、そっか。お化け役やるんだっけ?」
「それよりなんで来たんや」
「あー、それなんだけど」
こちらは俺たちのクラスに向かう年上3人組と夏菜子さん。
「なぁ?はっすん。夏菜子ちゃん、絶対みっちーのこと【女の子】って思てるよな?」
「思てるよなぁ・・・。どうフォローしよかなぁ・・・」
💚やばいなぁ。夏菜子ちゃんのくっつき具合いをみるとこれってもしや
大木くんは嫌な予感がしていたみたいだ。
「ちょっ、腕組むのやめろや」
「なんで?いいじゃない!付き合った仲なんだし?」
「けど!」
「いや、よくないから!」
⤴後ろから密かにつっこむツレ2人。
さてどうなってしまうやら。
1の7に着いた4人。
「いらっしゃいませー。1の7のお化け屋敷へようこそ😊👻」
「さっきはどうもー😊」
「さっきも言いましたが、チラシにもお知らせしていますがみんなのおばけメイクは僕が担当してます!良かったらそこにも注目してくださいね!あくまでも余裕があったらですけど?( ͡ ͜ ͡ )」
「へぇ?(私が怖がらないと思ってるのかしら)」
「そりゃ楽しみやな」
「いま、メイク男子って流行ってるし・・・そういえば君もメイクしてるよね」
「分かりますか?」
「わかるわよ?可愛いからすぐわかった」
「・・・///」
⤴照れた
「照れてる」
「(しまった。僕としたことが)将来は自分のメイクブランド作るの夢なんです・・・」
いつの間にやら自分の夢まで語ってしまい・・・
「そう、頑張って」
なんて励まされてしまった。
「じゃあ、行ってくるわー!」
「(なんか聖也くんの笑顔がある意味怖いし・・・)」
「(なんや一波乱ありそうでこわい」
とボソボソ言い合う2人。
「ほらいくで?そこのツレ2人も」
「はぁーい」
と行こうとしたが・・・
「あー!すみません!」
「!?」
なぜか恭平に止められた。
「すいません。2人ずつ、5分間隔でお願いします」
「あっ、恭一くん・・・」
「えっ(;゚Д゚)!」
「・・・・」
ツレが止められてるのを見てしまった。
「すいません。決まりなんで」
「Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)」
「やった💗武とペア😊💗」
「ちょ・・だからー腕組みはやめろって」
また腕組みをしながら中に入っていった2人。
そしてその二人を見て・・・
「うわぁ、やばいなぁ」
「ヤバいって何?」
「夏菜子ちゃん、武くんに復縁迫ってるんやないかなー。確信は無いけど・・・」
「Σ(゚д゚;)えっ?まじで?」
「それやばいっすよ・・あっ!」
「恭一!あんたがあの二人をペアにしていかせたんやろ?責任持てや」
「あー、そうやったぁー😨暗闇に二人きり・・・」
「まぁ、二人きりやないけど(お化け役いるから)ヤバいのはヤバいで?いまちょうどみっちーと健が・・・」
みっちーと健がお化け役で中にいると聞いた。
「えっ?Σ(゚д゚;)Σ(゚д゚;)マジか・・・」
それを聞くことなく2人(武くんと夏菜子さん)は中に入っていってしまった!
果たしてどうなる!?
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