Timeless Love~君の隣で~

藤原葉月

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第2章

第6話

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 さらに数日後・・・ 

ガチャ

パァァァン🎉🎉🎉 

「・・・・・・ 」
孝くんがドアを開けた瞬間・・・急に来たクラッカー・・・。
なにこれ。

「サプラーイズ!どうも!畑野大とー! 」

 「大野昴ですっ 」

「2人合わせて大畑ですっ 」

「・・・・・ 」

クラッカーを頭に乗せられたまま無言の孝くん。 

「ってかさ、なんかつっこんでや・・ 」

 「・・・・・なんか用ですか?2人揃って・・・ 」

「あれー?もしかして誰かさんが来るって期待した? 
それにせっかく来たのに冷たいー」

 「あほッんなわけないわ(図星) 」

 「全っ然連絡ないからー、どうしてるか見に行こう!突撃しよう!ってことでー 」

 「来ちゃった(´>∀<`)ゝ(´>∀<`)ゝてへぺろ 」

2人してあざとかわいい?ポーズとかやめてくれや。
しかも声揃えて。
仲ええやないか。



「はぁ?なんやそれ 」

期待して損した。さっきまでのワクワク返せ!! 

「実はー、女の人とイチャイチャしてるって言うよからぬ噂を耳にいたしまして 。(孝くんのツン可愛い)」

「はぁ?(あいつ言うたんか?)それ、誰から聞いた 」

「まぁ、それはええやん(孝くん、和とおもてるけど違うんよねー。写メくれたの楠本くんやし) 」

⤴いつのまにやら仲良し 

「そ・れ・よ・りもー、今日はおらんみたいやな 。その人」

 「だから、愛梨はー・・・・あっ 」

⤴自爆 

名前を言うのは自爆そのもの。


「確かめマース!お邪魔いたします! 」

と、昴くんは中に入っていった。


 「あっ、こら!! 勝手に入るな!」

もう遅いで?

 「幼なじみの人、愛梨さん言うんや 。へぇ?」

俺はそう茶化しながら孝くんに言って

遅れて中に入る。
ちょっとニヤつきながら。

でも残念。
ちょっとだけ会ってみたかった。
⤴おいっ( ̄Д ̄)ノ

「・・・・!? 」

まさかその名前をすぐに聞くとは思わずにいたけど・・・ 。

 「和、だいぶ落ちこんでたで? 」

「・・・・・・ 」

 「孝くんとまた喧嘩したって (どっちもどっちやな)」

「・・・・・ 」

「黙ってちゃわからんやん」

なんも言えやんだけや。


そして 

「で? 」

 「・・・でっ?って・・・・言われても 」
 「その愛梨さんとはどこまでの関係なん? 」

「!!(顔近っ) 」

キスしそうなくらい孝くんの顔に綺麗な顔を近づける流星。

流石の孝くんも顔を赤くしている。


 「!?(畑野SHOCK😱!和が昴を抱きとめときよりSHOCKやねんけど)」

と1人モヤモヤ(´・_・`).。oஇする大ちゃんであった。

そしてこちらは 、光と涼太。


 「これ、どうしたん? 」

「あー、なんか貰った。もうすぐバレンタインだからって。バイト先の人に( 'ч' )モグモグ 」
何かを食べている涼太くん。


「ふーん。相変わらずモテモテでよかったですね
( ・᷅-・᷄ ) 」

⤴なぜか嫉妬してる? 

「光もいる?ってか、食べる? 」

早速開けてモグモグ食べてる涼太。 

 「いらないし・・ ((  `-´)」

「ふーん?ってかなんで怒ってるの?美味しいよ?好きだろー?光も 」

 「別に怒ってないから!! (僕が怒っている意味なんてわからん癖に!! )」

モグモグ食べながら不思議そうな顔をする涼太。
ってかさ、そんなに貰って何も思わないのか? 

 「また喧嘩してるやん。最近、光は涼太に対してツンなんやな 」

2人の様子を笑いながらみて入ってきたのはこちらも大荷物を抱えた大木くん。 

「孝くんと大木くんみたいやん(笑) 」

そう、みっちーが笑いながら呟いていた。

 「えっ(;゚Д゚)! 」
⤴なぜか反応

「えっ? 」
⤴こちらも反応?

 「・・・・・かもね。僕、かえります・・じゃ 。ごきげんよう」

と、帰ってしまった 

時々出てくる光と涼太にのムズキュンカッブルぶり。見てると楽しいわ(タッキー) 

どこかのカフェで招集? 

 「大木くん、お疲れ様 」

 「ふふっ、お疲れ様。やっと気づいてくれたな。 タッキー、今のはどう言うこと?」

 「あはは!ごめんなさい。何となく涼太くんと光がおふたりのやり取りに近くて。
あれ?大木くんもたくさんチョコ貰ったんですねー!モテモテやないですか 」

「あー、これ?これは・・・・・ (話し変えやんでよ)」
 

女性徒「あのコレ!? 」

女の子たち 「楠本隼人さんに渡してください!! 」

「えっ(;゚Д゚)!俺が?」

女の子たち「お願いします!!」



「って頼まれてな? 」
って言うかタッキーには話さん方がええかなとは思っていたけど・・・。
話す羽目になるやなんて。


 「え゙っ?大木くんにじゃないんですか? せ、先生に!?」

この時点でショックを受けているのがわかる。


大橋和也 「これぜーんぶ楠本くん宛やで?俺もひとつくらいはあるかなと思たけどさ(笑)ほら、楠本くんと、俺が駅で一緒にいた時あったやん?付き合ってるかも?って言う噂も流れたし 。楠本くんイケメンやからみんなに愛されるんやな」

「あー、あの時か 」

⤴ドライな反応。

 「大ちゃんと孝くんの大学にも現れたやん? 」

 「みたいですね・・・・ 。(´Д`)ハァ…」


た、ため息?

「その時にキラービームにやられた子達まで、俺と楠本くんが【友達】(何故だか友達と思われてる)ってことを聞きつけて、その子たちの分も預かって・・・ 」

「・・・・・」

「あっ、そうや。タッキー、代わりに渡しといてくれへん? 楠本くんとは毎日会うやろ?」

「嫌です(即答) 」

「えっ・・・(なぜ、即答)でも・・・。そりゃそうか(一応片思いしてるんやっけ)じゃあ、俺連絡して直接会って渡そうかな。行ってくるわ!タッキーごめんな? 」

となぜだか怒るとかそういうこともせずに謝られ・・・・

「えっ(;゚Д゚)!いまから?先生もう学校には居ないんじゃ・・・ 」

動揺しているような声になった。




「そう!今から!楠本くんちに行ってみるわ! 」

と言って行ってしまった大木くん。 

 「・・・・・ (そんな、また先生んちに?)」

言って後悔するみっちー。
言わなきゃいいのに・・・・・。

 「またしても負けた_| ̄|○ il||li 」

なぜだかガックリするタッキー。

いや、勝ち負けの問題やないから! 

そして? 

「ただいま! 」

ただいまって帰ってきたのは-・・

 「はっ? 」

なぜだか畑野家。

「ただいま!(≧∇≦)/(笑)サプラーイズ🎉🎉🎉 」

2回目やん。

「・・・・・・ 」

何故か現れたはっすん? 

ちょっ!ただいまって・・・


「いや、ただいまって(笑)ここ、俺ん家やし。俺らと同じことしてるしそのサプライズ・・・ 」

「ん? 」
 「いや、なんでもないよ?おかえり、和」

大ちゃんはツッコミをしながらも笑って乗ってくれた。
さすが親友や。 

「そうやった!大ちゃん家やった。こんばんわ(*^^*)ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ 」

「ごきげんようって(笑)どうしたん?その荷物は。あー、バレンタインのチョコか ? 沢山貰ってモテモテやーん」

めっちゃノリがいい大ちゃん。

 「せいかーい! だけど残念。これは俺宛ではありません」

「ん?残念?えっ(;゚Д゚)!そうなん?」

「・・・・・・ 」

2人だけで盛り上がっちゃって・・・ 。ぼくがいるの忘れてる?(By昴くん)

「ではこれはですね?説明しよう! 《楠本隼人さんに渡してください!!》と大量のバレンタインチョコを預かった和こと大木和樹は、タッキーに渡してもらおうとしたけれど・・・・ 」

 「嫌だ 😒(即答。しかも嫌そうに)」

と、断られたから、本人に連絡して渡しに行ったけれど・・・・ 

「ほう、本人に渡しに行ったんや」

 「要らない。捨てて(こちらも即答) 」

と言われて即断られたので・・・ 

「えー?勿体ないやん。食べ物を粗末にするやなんて。それに、楠本くんに思いを込めてくれた子もいるんやないの? 」

 「和、僕はね?本命からしかもらわないから。ねぇ?和は僕にくれる? 」

「え゙っ・・・・・ えーっと・・・」

何故か戸惑う。


「嘘、冗談。和にもいるもんねー?渡したい本命が? (そんな困った顔するなんてわかりやすすぎ)」

「・・・・・・ !?」

 「そういうことなんでごきげんよう 」

と言われたらしい。 

 「・・・・・・ 」

「ならさ、俺が貰ってもええかな? 」

「えっ(;゚Д゚)!マジで? 」

⤴そんなことを言われるとは思わなかったから驚く楠本くん。

そんなわけで結局のところ、和が、全部貰い受けてきたらしい。 
優しいなぁ。
自分宛てのは一個もないのわかってて貰ってくるやなんて。





「(それより楠本くんの本命って誰なんやろ・・・。でも今の話の流れからすると・・・・) 」

⤴なぜだか別のことも考え中の大ちゃん。 

「相変わらず他人思いなんやから・・(けどこういうところが和の好かれるところなんやろうな・・・) 」

 「せやろ?けどな?食べきれやんから2人にもおすそ分けしようかなーって(笑) これ以上太るのはちょっと・・・💦」

 「へぇー それはありがたいけど・・・」



「けど、要らへんか。大ちゃんは昴くんから、愛のこもったプレゼント貰えるもんなー 😏」

とニヤリ。

「にゃははニャハハ~(~ ̄▽ ̄)~畑野照れるなぁ 」

⤴貰う気満々。


 「安心してください。何時でも義理100%送ります(*ˊᵕˋ*) 」

とニッコリ。
ちょっと怖い。


 「・・・・・・」
 「畑野ガックリ_| ̄|●_| 」

 「(笑) 」

⤴大ウケ

「あっ、でもー・・ひとつくらい貰っとこうかなぁ 。せっかくやしな」

と、大ちゃんが適当に1つ取ると、 

 「えっ(貰うん(◉☗◉💧)) 」

⤴明らかに動揺を見せてくれたので 

「和からってことで !」

 「いや、人ので友チョコって(笑)そこはちゃんと俺からのを渡すから !」

 「やったぁ!期待してます 」

大「はい!✋僕も欲しいです!大木くんからの手作りなら! 」

⤴貰う気満々?

 「えっ(;゚Д゚)! 」

⤴違う意味でショック。

「あはは!今度、渚ちゃんと作る予定でいるから、2人にもあげるわ 」


「マジですか!やったぁ⸜(* ॑ ॑* )⸝⸜(* ॑ ॑* )⸝ 」


手を合わせて喜ぶ大ちゃんと昴くん。
ふふっ、仲ええやん。

「あはは(笑) 」

渚ちゃんと作るってところにはつっこまなくていいの?

そして・・・・ 

「じゃあ、おやすみ!2人きりを邪魔したな 」

 「全っ然大丈夫! 」

 「・・・・・おやすみ、和。気をつけて帰ってな?」 

「おやすみー! 」

 「(* ̄▽ ̄)ノ~~ おやすみー !」

そう言って笑って手を振って行ってしまった和は、なぜだかやっばり寂しそうな笑顔やった。 

 「(ºдº)アッー!!!!↑そうや!また大事なこと話すの忘れとったぁー 」

⤴何やってんだ大ちゃん。 

「あー、あの事ね・・・・ 」

⤴何故か、冷静な反応。


孝くんと幼なじみの【愛梨】さんって人との関係を俺らは和に内緒で孝くん本人に聞き付けて来たこと。 


「彼女とはただの幼なじみ。それ以上のことはなんも無い」
「その言葉信じてええんやな?和にも伝えるで?」

「・・・ええよ。」

そう言ってたことを!




「そのうち落ち着いてからでええかもな・・・・ 」

 「えー?でも・・・ 。(僕はちょっと嫌な予感するけど?)」

「それよりさ、和が置いてってくれたチョコ食べやん? 」

「1個と言わずに好きなだけあげるよ 。ほらほら、これとか、昴くん好きそうやん?」

と置いていってくれたのだ 

「めっちゃ可愛いし、美味しそうやし・・高そうやで? 」

 「えー?人のやつやし・・・、人にあげようとしたもんやん(確かに可愛いし、美味しそう・・・・) 

 「はい、あーん😊 」

「だから、人のやつは・・・バクっ 」

⤴貰わんと言おうとしたのに思わず食べちゃう昴くん。可愛い、
⤴口に入れられたから 

「モグモグ。あっ・・・(なにこれっ!悔しいけど美味しい) 」
 「(*˘ ³˘)♥ちゅっ 」

大西流星 「!? 」

大ちゃんにチョコ毎キスされ・・・・ 、

「ちょっと!(/// ^///) 」

「ええやん!今は二人きりやで?いくらでもイチャイチャできる」

「・・・・しょうがないなぁ・・・・・ 」


⤴とか言いながらも嬉しそう。

2人は甘いチョコを堪能しながら甘い夜を過ごしたんだとか? 

正直、ラブラブなのこの2人だけっすよね。単にイチャイチャを見せつけられただけ・・・ですよね。

どうも長崎光です。(いつもより、暗くない?)

僕は、涼太くんとどうにかなろうなんて今は考えられへんのや。
ただ、彼と一緒にいたいだけやから。


⤴なんか切ない発言。なんかあったのか?


いつも明るい光からは考えられないんだけど・・・。

そして、和と渚ちゃんの関係が急展開するなんて!! 




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