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第2章
第5話
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ある日、俺は電話をしていた。
「もしもし?渚ちゃん? 」
相手は渚ちゃん。
「もしもし?和くん?どうしたの電話なんて珍しいね。メールでいいのに、まだ学校にいるから 」
「あっ、ごめん。せっかく帰るところやのに・・・・」
「えっ?どうしたの・・・(どうして帰るところってわかるの?) 」
「あんな?ミッション失敗したんや・・・ 」
「えっ?失敗? 」
そんな・・・
「けどさー、渚ちゃんとの約束は果たさせてくれやん? 」
「いや、でも約束は・・・ 。あれ?声近い・・・・ ?」
「今すぐ・・・・ 」
「えっ? 」
後ろを振り向いたら泣きそうな顔した和くんがたっていた。
「渚ちゃんには聞いてほしくて・・・」
「和くん・・・・・ 」
女の子みたいに今にも泣きそうな和くんを 、
「いいよ?私でよければ聞いてあげる 」
私は迷いなく彼を抱きしめた。
「・・・・・ありがとう・・・・ 」
そして、カフェに入るところを
「えっ(;゚Д゚)!はっすん?・・・と?あの子誰? 」
見ていたのは大ちゃんと
「どうしたん? 」
昴くんだった!!
⤴おふたりはデート中?ってかラブラブなん2人だけやで?
急に止まった大ちゃんが気になったみたいで?
「あー!昴!! 」
昴くんがそっちに振り向きそうになったから
「はっ?声大きい😡💢あとここでは・・・ 」
なぜだか、怖い顔の昴くん。
「(これは昴くんに見せられやんシーンや!) 」
どさくさに紛れて、昴くんを抱きしめる大ちゃん。
なんて勇気ある行動!殴られないか心配。
「もう!映画始まるで!(めちゃくちゃなぐりたいけど、やめとこ・・・) 」
殴る気やったんか?
「あはは!ごめんごめん(ヤバっ、殴られるとこやった) 」
相変わらずなラブラブっぷりですね
けど大ちゃんは・・・
「(今のって和やんな?一緒にいた子ってもしかして・・) 」
「渚ちゃん? 」
⤴思わず声に出てしもた。
「はぁ?(なぜ、そこでほかの女の名が出るんや💢)だれ?渚って 」
「えっ・・・(まさか今の聞こえてた?)あっ、いや・・・あの・・・・ 」
⤴焦る大ちゃん。
「ん?待って・・・渚・・・って聞いたことあるな・・・・。つい最近・・・ 」
「・・・・和の・・・ 」
「あっ!大木くんの、最近仲いい子! 確かそんな名前やった」
「そう!それ(良かった・・・話逸れた) 」
「大ちゃん😒まさかその女と・・・ 」
⤴なぜそうなる
「いや!昴!ごかいするな!俺やなくて・・・和が・・・・ 」
⤴結局バラすことになり・・・
「えっ?大木くんがその渚ってこと一緒にいた? 」
「そう、ついさっき2人でいるのを見ちゃったんや・・・ 」
「見ちゃったんや・・・・やないわ!緊急事態やん!あっ、だから、抱きついてきたん? 」
「・・・・・はい・・・・ 。昴には見せたくなくて・・・・」
「・・・・・・ったく・・(それだけかよ) 」
⤴なんか期待していたのか? 心の声が男ですね笑
「でも俺、嫌な予感しかしやんのや 」
「嫌な予感? 」
その嫌な予感が、いずれあたるやなんて・・・・。
そして・・・
「はぁー(。´-д-)なんでさ僕が涼太くんのフィルムの現像とか、撮影に付き合わなあかんの? 」
と光がつぶやき、
「別にいいじゃん。暇なんやろ? たまには付き合えよ」
と光が答えていた。
2人でお買い物ですか?
「!?ひ、暇やないわ 」
⤴必死に抵抗する光?
珍しくツンな発言の光と、撮影に夢中の涼太くん。
「たまにはええやん。タッキー抜きでも。光と2人で話がしたいって思ったから 」
「!? (な、なにそれ///)」
⤴1人照れている?
あれ?お2人でデートですか?なにその意味ありげな発言は!!
(*´థ.థ`*)デュフフ
光がなかなか涼太くんを誘ったりしやんから僕がキューピットになってあげようとおもってな。(Byタッキー)
ほんまは2人と合流するつもりやったけど、わざとドタキャンして実は尾行してます
⤴いいのか?
ピコン
「光?涼太くんと2人きりで【デート】楽しめよ? デュフフ(*´థ.థ`*)デュフフ」
いや、その最後の笑いなんなん?
「!? 」
⤴一応LINEで連絡中。
⤴意味無いんじゃ?
では2人(渚ちゃんと大木くんに)戻しマース!
「えっ?女の人が出たですって? 」
思わず立ち上がる渚ちゃん。
「な、渚ちゃん、声大きい・・・ 。みんな見てる・・・///」
「ご、ごめんなさい・・(あまりにもビックリして) 」
「うん、そうなんよ。めちゃめちゃ美人さんやった。ちょっと渚ちゃんに似てた気がする 」
「えー?私にその美人さんが ・・・?」
「うん 」
⤴正直に言ってます。
「・・・・(まさか、あの人じゃないよね?) 」
渚ちゃんは心当たりあるのか?
「目元とか特にね・・・ 」
「何それ・・・・ 」
2人は約束の【デート】をしているの?
いや、これは報告会?
「実は私、藤巻さんのことずっとみたことあるかも?って思ってて 」
「へぇーそうなんや 」
「でも、随分昔のことで全然思い出せなくて。あっ!初恋の人じゃないよ?安心して? 」
「(笑)何も言うてへんよ? 」
「(笑)そっか。でも、和くんには幼なじみとかいなかったの?初恋とか・・・ 」
なんか話、脱線してません?
「初恋ねー・・・。全然覚えてへんわ 」
「ほら、例の【香水の香りの君】以外にいなかったの? 」
「んーー? 」
⤴おもいあたらないらしい。
「私と知り合う前に! 」
「んー、初恋とは関係ないんやけど・・・。高校生の頃、【付き合って下さい!】って初めて言われたことあって・・・ 」
「へぇー・・・ 」
「けどその子実は、俺の友達の事が好きやったみたいで・・ 」
「はぁ?何それ・・・ 」
「俺と友達と間違えてラブレター渡したみたいで・・・なんであなたなの?・・・みたいなことがよくありまして・・・ 」
「何それ酷い話 」
「そんときからちょっと女の子が苦手になってしもて・・・ 」
「・・・・・ 」
「けど、大学入って、渚ちゃんに言われた時に、そんときと同じことが起こるかもしれないって不安に思いながらも、変わらなきゃなって思って・・・今度こそはーって・・・」
「あの時は本当にごめんなさい。まさか待ち合わせ場所を勝手に変えられるなんて思わなくて・・。だから、ずっとそこにいたからって聞いた時本当にびっくりして・・・ 」
「ごめん、渚ちゃん。この話は忘れた方がええ話やったな」
「あの日、大雨だったのにずっと待っててくれたんだよね? 」
「・・・・うん・・・ 」
「けど私、和くんを振った女とは違うよ? 」
「えー?そうなん? 」
「和くんを一番に応援する女友達だし! ううん、女友達でいたい」
「ふふっ、そうやな 」
ちょっと、ちょっと!こんないい雰囲気なのに、2人っ付き合ってないと言うんか?
いや!付き合ったらあかんやん!和は孝くんが好きなんやろ?
そんな好きになるかもしれやん雰囲気作ったらさー、彼女、傷つくんちゃう? (By大)
「もうすぐバレンタインデーだね! 」
「・・・そうやな 」
「ねぇ?一緒にチョコ、作ろうよ 」
「えっ・・・?俺渡す人居ないし・・・ (嘘、ほんまは渡したい)」
「(今の発言は嘘だな)いいじゃん!バレンタインなんだから、手作りチョコ渡して告白しちゃえよ! 」
「・・・ ・・・・」
「ねっ?」
「・・・・うん、分かった 」
えっ(;゚Д゚)!
いよいよ告白?
果たして上手くいくのだろうか ?
「もしもし?渚ちゃん? 」
相手は渚ちゃん。
「もしもし?和くん?どうしたの電話なんて珍しいね。メールでいいのに、まだ学校にいるから 」
「あっ、ごめん。せっかく帰るところやのに・・・・」
「えっ?どうしたの・・・(どうして帰るところってわかるの?) 」
「あんな?ミッション失敗したんや・・・ 」
「えっ?失敗? 」
そんな・・・
「けどさー、渚ちゃんとの約束は果たさせてくれやん? 」
「いや、でも約束は・・・ 。あれ?声近い・・・・ ?」
「今すぐ・・・・ 」
「えっ? 」
後ろを振り向いたら泣きそうな顔した和くんがたっていた。
「渚ちゃんには聞いてほしくて・・・」
「和くん・・・・・ 」
女の子みたいに今にも泣きそうな和くんを 、
「いいよ?私でよければ聞いてあげる 」
私は迷いなく彼を抱きしめた。
「・・・・・ありがとう・・・・ 」
そして、カフェに入るところを
「えっ(;゚Д゚)!はっすん?・・・と?あの子誰? 」
見ていたのは大ちゃんと
「どうしたん? 」
昴くんだった!!
⤴おふたりはデート中?ってかラブラブなん2人だけやで?
急に止まった大ちゃんが気になったみたいで?
「あー!昴!! 」
昴くんがそっちに振り向きそうになったから
「はっ?声大きい😡💢あとここでは・・・ 」
なぜだか、怖い顔の昴くん。
「(これは昴くんに見せられやんシーンや!) 」
どさくさに紛れて、昴くんを抱きしめる大ちゃん。
なんて勇気ある行動!殴られないか心配。
「もう!映画始まるで!(めちゃくちゃなぐりたいけど、やめとこ・・・) 」
殴る気やったんか?
「あはは!ごめんごめん(ヤバっ、殴られるとこやった) 」
相変わらずなラブラブっぷりですね
けど大ちゃんは・・・
「(今のって和やんな?一緒にいた子ってもしかして・・) 」
「渚ちゃん? 」
⤴思わず声に出てしもた。
「はぁ?(なぜ、そこでほかの女の名が出るんや💢)だれ?渚って 」
「えっ・・・(まさか今の聞こえてた?)あっ、いや・・・あの・・・・ 」
⤴焦る大ちゃん。
「ん?待って・・・渚・・・って聞いたことあるな・・・・。つい最近・・・ 」
「・・・・和の・・・ 」
「あっ!大木くんの、最近仲いい子! 確かそんな名前やった」
「そう!それ(良かった・・・話逸れた) 」
「大ちゃん😒まさかその女と・・・ 」
⤴なぜそうなる
「いや!昴!ごかいするな!俺やなくて・・・和が・・・・ 」
⤴結局バラすことになり・・・
「えっ?大木くんがその渚ってこと一緒にいた? 」
「そう、ついさっき2人でいるのを見ちゃったんや・・・ 」
「見ちゃったんや・・・・やないわ!緊急事態やん!あっ、だから、抱きついてきたん? 」
「・・・・・はい・・・・ 。昴には見せたくなくて・・・・」
「・・・・・・ったく・・(それだけかよ) 」
⤴なんか期待していたのか? 心の声が男ですね笑
「でも俺、嫌な予感しかしやんのや 」
「嫌な予感? 」
その嫌な予感が、いずれあたるやなんて・・・・。
そして・・・
「はぁー(。´-д-)なんでさ僕が涼太くんのフィルムの現像とか、撮影に付き合わなあかんの? 」
と光がつぶやき、
「別にいいじゃん。暇なんやろ? たまには付き合えよ」
と光が答えていた。
2人でお買い物ですか?
「!?ひ、暇やないわ 」
⤴必死に抵抗する光?
珍しくツンな発言の光と、撮影に夢中の涼太くん。
「たまにはええやん。タッキー抜きでも。光と2人で話がしたいって思ったから 」
「!? (な、なにそれ///)」
⤴1人照れている?
あれ?お2人でデートですか?なにその意味ありげな発言は!!
(*´థ.థ`*)デュフフ
光がなかなか涼太くんを誘ったりしやんから僕がキューピットになってあげようとおもってな。(Byタッキー)
ほんまは2人と合流するつもりやったけど、わざとドタキャンして実は尾行してます
⤴いいのか?
ピコン
「光?涼太くんと2人きりで【デート】楽しめよ? デュフフ(*´థ.థ`*)デュフフ」
いや、その最後の笑いなんなん?
「!? 」
⤴一応LINEで連絡中。
⤴意味無いんじゃ?
では2人(渚ちゃんと大木くんに)戻しマース!
「えっ?女の人が出たですって? 」
思わず立ち上がる渚ちゃん。
「な、渚ちゃん、声大きい・・・ 。みんな見てる・・・///」
「ご、ごめんなさい・・(あまりにもビックリして) 」
「うん、そうなんよ。めちゃめちゃ美人さんやった。ちょっと渚ちゃんに似てた気がする 」
「えー?私にその美人さんが ・・・?」
「うん 」
⤴正直に言ってます。
「・・・・(まさか、あの人じゃないよね?) 」
渚ちゃんは心当たりあるのか?
「目元とか特にね・・・ 」
「何それ・・・・ 」
2人は約束の【デート】をしているの?
いや、これは報告会?
「実は私、藤巻さんのことずっとみたことあるかも?って思ってて 」
「へぇーそうなんや 」
「でも、随分昔のことで全然思い出せなくて。あっ!初恋の人じゃないよ?安心して? 」
「(笑)何も言うてへんよ? 」
「(笑)そっか。でも、和くんには幼なじみとかいなかったの?初恋とか・・・ 」
なんか話、脱線してません?
「初恋ねー・・・。全然覚えてへんわ 」
「ほら、例の【香水の香りの君】以外にいなかったの? 」
「んーー? 」
⤴おもいあたらないらしい。
「私と知り合う前に! 」
「んー、初恋とは関係ないんやけど・・・。高校生の頃、【付き合って下さい!】って初めて言われたことあって・・・ 」
「へぇー・・・ 」
「けどその子実は、俺の友達の事が好きやったみたいで・・ 」
「はぁ?何それ・・・ 」
「俺と友達と間違えてラブレター渡したみたいで・・・なんであなたなの?・・・みたいなことがよくありまして・・・ 」
「何それ酷い話 」
「そんときからちょっと女の子が苦手になってしもて・・・ 」
「・・・・・ 」
「けど、大学入って、渚ちゃんに言われた時に、そんときと同じことが起こるかもしれないって不安に思いながらも、変わらなきゃなって思って・・・今度こそはーって・・・」
「あの時は本当にごめんなさい。まさか待ち合わせ場所を勝手に変えられるなんて思わなくて・・。だから、ずっとそこにいたからって聞いた時本当にびっくりして・・・ 」
「ごめん、渚ちゃん。この話は忘れた方がええ話やったな」
「あの日、大雨だったのにずっと待っててくれたんだよね? 」
「・・・・うん・・・ 」
「けど私、和くんを振った女とは違うよ? 」
「えー?そうなん? 」
「和くんを一番に応援する女友達だし! ううん、女友達でいたい」
「ふふっ、そうやな 」
ちょっと、ちょっと!こんないい雰囲気なのに、2人っ付き合ってないと言うんか?
いや!付き合ったらあかんやん!和は孝くんが好きなんやろ?
そんな好きになるかもしれやん雰囲気作ったらさー、彼女、傷つくんちゃう? (By大)
「もうすぐバレンタインデーだね! 」
「・・・そうやな 」
「ねぇ?一緒にチョコ、作ろうよ 」
「えっ・・・?俺渡す人居ないし・・・ (嘘、ほんまは渡したい)」
「(今の発言は嘘だな)いいじゃん!バレンタインなんだから、手作りチョコ渡して告白しちゃえよ! 」
「・・・ ・・・・」
「ねっ?」
「・・・・うん、分かった 」
えっ(;゚Д゚)!
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