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第2章
第4話
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だけどその日の夜・・・・
ピリリリ
誰かから電話?
これはもしかすると?
「もしもし?大ちゃん? 」
⤴誰からか見ずに出た 。
だって、てが離せやんかったんやもん。
「もしもし?俺やけど? 」
聞こえてきたのは・・・
「えっΣ(゚д゚;)!?(その声は・・・) 」
スマホの着信の名前を改めて見て、俺は驚く。
ってかな、なんで?なんで孝くんからでんわ?
⤴只今プチパニック起こしてます。
どうも、昴です。大木くん、着信相手はちゃんと確かめてから出ようね?
そして今、大木くんはコロッケを作っていたらしく、あまりにも驚き、落としましたというわけで・・・ 、
「あっ・・・・ 」
ざんねんながら、コロッケ1個死亡です。
「あっってなんやねん」
「コロッケ死亡した😰」
「あはは何してんねん」
「た、孝くん、なんで?どうしたん? 」
スピーカーに切り替えて孝くんと話をすることにした。
つまりハンズフリー・・・。
けど・・・昼間のことがあるからきまずい。
あの人、渡してくれたんかな?
だから電話くれたん?
藤「どうしたん?ちゃうわ。お前いま相手も見ずに出たやろ 。ほんで俺やったからコロッケ落として台無しにしたんやろ。勿体ないなぁ」
「えっ(図星) な、なんでわかったん?」
「大吾やなくて悪かったな 」
「えっ・・・だって・・・・ 」
「だってやないわ」
「・・・・」
「 昼間、俺ん家に来てくれたんやろ? 」
「・・・・うん、一緒にお昼ご飯食べようと思って、作って・・・・。
脅かそうかなぁと思って連絡はしやんかった。
突撃○○の昼ごはんだよー!って ・・・そうサプライズするつもりやった」
⤴正直に全部話しましたꉂ🤣𐤔
けど、出てきたんはあの女の人で・・・。
「(笑)なんやそれ。ってかさ、なんで帰るんや 」
「えっ?だって、女の人が出たし。あっ!【孝】って言うてた。っていうかイチャイチャしてたんやろ 」
そう茶化したはいいけど
胸が痛い。
なにこれ・・・・。
「あほ!してへんわ。いや、そうじゃなくて・・・・ 」
「前いた人とちゃうやん・・・ 」
「あのなぁ(いつの話や) 」
「あっ、そっか!前の人にはぶたれて振られたんやっけ? 」
「いい加減にしないと怒るぞ? 人の話を最後まで聞けや(そのときはお前を見てたせいや)」
「・・・・・ごめん。って言うかなんの用? 」
藤「なんの用って、用がなきゃかけたらあかんか? 」
「べっつにー? 」
「昼間でた女は、幼なじみや。こないだ再会したんや 」
「ふゥーン(・.・) 」
「ふゥーンって・・・いや、そうやなくて・・ 」
なんでうまいこと言えへんのやろ・・・。
「こないだっていつ? 」
「・・・・・・・!? 」
「そこ黙るとこ?(まさか、みんなで焼肉食べようと招集かけた日?)」
⤴するどい。
「それは・・・」
「・・・・・ 」
「それはええやん。それより、差し入れありがとう(やっと言えた)」
どんだけ本題に入るのにかかるんや・・・
「えっ・・・食べてくれたんや。ってかなんで俺ってわかったん? 」
「あんな女みたいな袋持ってんのお前しかおらんやろ?ってか自分が言うたやないか。その袋で差し入れするって 」
「えー?そうやっけ?(覚えててくれたんや・・)悪かったですねー女みたいで・・・ 」
「・・・・・けど、おいしかった。前のより美味かった。(全部俺が食べた!) 」
⤴正直な感想
それ言えばいいのに。
「・・・・っ 」
嬉しくてなぜだか声にならずにいたら・・・
「もしもし? 」
「(なんで?なんでそんな優しいこと急に・・・・・) 」
「大木?どうした ?大丈夫か?」
俺が黙ってしまっていて心配になったみたいで・・・
「・・・バイトで賄いを任せて貰えるようになったんや・・・それで作ってみて食べて貰いたいなぁって・・・(孝くんに一番に食べてほしかったから) 」
「そっか。俺は、試食係やもんなー? 」
「・・・・・・そんなんやないけど・・・・ 」
「はいはい 」
「・・・ところで、課題は終わったん? 」
「いや?まだ途中やけど・・・ 」
「集中して書いてる途中で電話くれたん? 」
「まぁ差し入れのお礼を言いたかっただけやし?(大木の声を聞きたかったんやけど・・・・・) 」
素直に言えるやん。
「そうやんなー?(他に理由なんてないもんな・・)」
「 《会いたかった・・・・・やなんて言えないよな・・・ 》」
なぜだか、沈黙が続き・・・・ 、
「《ほんまは直接会ってたくさん話したいことあるはずやのに・・・・ 》」
2人は内に秘めた大事な思いをまたしても口に出さず・・・・ 。
「ちょっと!口に出せよ! 」
⤴ツン発動?
いや、急に登場の昴くん。
いや、失礼。暴言を吐きました。
この物語はこうやって解説が時々入ります。
えっ?いらないだって。
けど、入れます!(強制)
その沈黙を破るように俺は、心とは反対のことを言うてしもた。
「ほな、あとはその【幼なじみ】と、イチャイチャを続けてください!孝ー! 」
と茶化してみた。
「はぁ?だから、彼女とは・・・(なんか、勘違いされてる?)」
「女とイチャイチャしやん言うた癖に。そんな人おらん言うた癖に・・(嘘つき) 」
イラッとした俺は、(こちらも心と反対のこと)
「イチャイチャしとるとこ見たんかよ 」
「見てないけど・・ 。(見てないけどわかるもん!)」
「あー!さては妬いとるやろ? 」
「や、妬いてないわ(図星)誰が孝くんなんかに・・・・ 」
「絶対妬いてる 」
「おやすみ 」
ブチっ
電話をぶちぎった!
だって・・・・
プープープー
「あっ・・・・・ 」
切れてしもた。
「なんでそんなこと言うん?(ほんまは妬いてる!!めっちゃ妬いてる!!) 」
「・・・・・妬いてないんかいっ 」
彼も呟いていた。
「 《はぁーーー 》」
2人は離れた場所で同じタイミングでため息を付いた。
「 《またやってしもた 》」
とまた大事な思いを伝えやんのやから!
いい加減素直になりなよー!
「・・・・ 」
「・・・・・・ 」
「《俺たちずっとこのままなんかな?》 」
2人の気持ちは相変わらず一直線のままだった。
ピリリリ
誰かから電話?
これはもしかすると?
「もしもし?大ちゃん? 」
⤴誰からか見ずに出た 。
だって、てが離せやんかったんやもん。
「もしもし?俺やけど? 」
聞こえてきたのは・・・
「えっΣ(゚д゚;)!?(その声は・・・) 」
スマホの着信の名前を改めて見て、俺は驚く。
ってかな、なんで?なんで孝くんからでんわ?
⤴只今プチパニック起こしてます。
どうも、昴です。大木くん、着信相手はちゃんと確かめてから出ようね?
そして今、大木くんはコロッケを作っていたらしく、あまりにも驚き、落としましたというわけで・・・ 、
「あっ・・・・ 」
ざんねんながら、コロッケ1個死亡です。
「あっってなんやねん」
「コロッケ死亡した😰」
「あはは何してんねん」
「た、孝くん、なんで?どうしたん? 」
スピーカーに切り替えて孝くんと話をすることにした。
つまりハンズフリー・・・。
けど・・・昼間のことがあるからきまずい。
あの人、渡してくれたんかな?
だから電話くれたん?
藤「どうしたん?ちゃうわ。お前いま相手も見ずに出たやろ 。ほんで俺やったからコロッケ落として台無しにしたんやろ。勿体ないなぁ」
「えっ(図星) な、なんでわかったん?」
「大吾やなくて悪かったな 」
「えっ・・・だって・・・・ 」
「だってやないわ」
「・・・・」
「 昼間、俺ん家に来てくれたんやろ? 」
「・・・・うん、一緒にお昼ご飯食べようと思って、作って・・・・。
脅かそうかなぁと思って連絡はしやんかった。
突撃○○の昼ごはんだよー!って ・・・そうサプライズするつもりやった」
⤴正直に全部話しましたꉂ🤣𐤔
けど、出てきたんはあの女の人で・・・。
「(笑)なんやそれ。ってかさ、なんで帰るんや 」
「えっ?だって、女の人が出たし。あっ!【孝】って言うてた。っていうかイチャイチャしてたんやろ 」
そう茶化したはいいけど
胸が痛い。
なにこれ・・・・。
「あほ!してへんわ。いや、そうじゃなくて・・・・ 」
「前いた人とちゃうやん・・・ 」
「あのなぁ(いつの話や) 」
「あっ、そっか!前の人にはぶたれて振られたんやっけ? 」
「いい加減にしないと怒るぞ? 人の話を最後まで聞けや(そのときはお前を見てたせいや)」
「・・・・・ごめん。って言うかなんの用? 」
藤「なんの用って、用がなきゃかけたらあかんか? 」
「べっつにー? 」
「昼間でた女は、幼なじみや。こないだ再会したんや 」
「ふゥーン(・.・) 」
「ふゥーンって・・・いや、そうやなくて・・ 」
なんでうまいこと言えへんのやろ・・・。
「こないだっていつ? 」
「・・・・・・・!? 」
「そこ黙るとこ?(まさか、みんなで焼肉食べようと招集かけた日?)」
⤴するどい。
「それは・・・」
「・・・・・ 」
「それはええやん。それより、差し入れありがとう(やっと言えた)」
どんだけ本題に入るのにかかるんや・・・
「えっ・・・食べてくれたんや。ってかなんで俺ってわかったん? 」
「あんな女みたいな袋持ってんのお前しかおらんやろ?ってか自分が言うたやないか。その袋で差し入れするって 」
「えー?そうやっけ?(覚えててくれたんや・・)悪かったですねー女みたいで・・・ 」
「・・・・・けど、おいしかった。前のより美味かった。(全部俺が食べた!) 」
⤴正直な感想
それ言えばいいのに。
「・・・・っ 」
嬉しくてなぜだか声にならずにいたら・・・
「もしもし? 」
「(なんで?なんでそんな優しいこと急に・・・・・) 」
「大木?どうした ?大丈夫か?」
俺が黙ってしまっていて心配になったみたいで・・・
「・・・バイトで賄いを任せて貰えるようになったんや・・・それで作ってみて食べて貰いたいなぁって・・・(孝くんに一番に食べてほしかったから) 」
「そっか。俺は、試食係やもんなー? 」
「・・・・・・そんなんやないけど・・・・ 」
「はいはい 」
「・・・ところで、課題は終わったん? 」
「いや?まだ途中やけど・・・ 」
「集中して書いてる途中で電話くれたん? 」
「まぁ差し入れのお礼を言いたかっただけやし?(大木の声を聞きたかったんやけど・・・・・) 」
素直に言えるやん。
「そうやんなー?(他に理由なんてないもんな・・)」
「 《会いたかった・・・・・やなんて言えないよな・・・ 》」
なぜだか、沈黙が続き・・・・ 、
「《ほんまは直接会ってたくさん話したいことあるはずやのに・・・・ 》」
2人は内に秘めた大事な思いをまたしても口に出さず・・・・ 。
「ちょっと!口に出せよ! 」
⤴ツン発動?
いや、急に登場の昴くん。
いや、失礼。暴言を吐きました。
この物語はこうやって解説が時々入ります。
えっ?いらないだって。
けど、入れます!(強制)
その沈黙を破るように俺は、心とは反対のことを言うてしもた。
「ほな、あとはその【幼なじみ】と、イチャイチャを続けてください!孝ー! 」
と茶化してみた。
「はぁ?だから、彼女とは・・・(なんか、勘違いされてる?)」
「女とイチャイチャしやん言うた癖に。そんな人おらん言うた癖に・・(嘘つき) 」
イラッとした俺は、(こちらも心と反対のこと)
「イチャイチャしとるとこ見たんかよ 」
「見てないけど・・ 。(見てないけどわかるもん!)」
「あー!さては妬いとるやろ? 」
「や、妬いてないわ(図星)誰が孝くんなんかに・・・・ 」
「絶対妬いてる 」
「おやすみ 」
ブチっ
電話をぶちぎった!
だって・・・・
プープープー
「あっ・・・・・ 」
切れてしもた。
「なんでそんなこと言うん?(ほんまは妬いてる!!めっちゃ妬いてる!!) 」
「・・・・・妬いてないんかいっ 」
彼も呟いていた。
「 《はぁーーー 》」
2人は離れた場所で同じタイミングでため息を付いた。
「 《またやってしもた 》」
とまた大事な思いを伝えやんのやから!
いい加減素直になりなよー!
「・・・・ 」
「・・・・・・ 」
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2人の気持ちは相変わらず一直線のままだった。
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