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第1章
第7話
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孝くんが、出ていってから数十分後・・・・、微かに残る香水の香りで目が覚めた。
「・・・・・・?(あの人がおったんやろうか?) 」
今は違う香りがする。
俺の頭の上には冷たいタオルが置かれていて・・・・見えるのは自分の部屋の天井?
「あれ?・・・・俺・・・ 」
なんで自分の部屋に?
確か、電車の中で具合いが悪くなってしもて、誰かに声を掛けられて・・・・?と記憶をたどっていく。
すると?
見知った顔が覗き込んできて?
「和くん?気が付きました? 」
「・・・昴やん・・・、えっ?なんで? 」
「気分どうですか?頭痛いとか、気持ち悪いとかないですか? 」
「いや、大丈夫や・・・。だいぶ良くなった・・・ 」
俺はゆっくり体を起こして・・・ 、
「でもなんで俺、自分の部屋におるんやっけ? 」
「あー、それはー【ある人】が?具合が悪そうな和くんを【電車の中で】見つけて、病院に連れて行ってくれて、さらには部屋まで運んでくれたんだとさ?
さっきまでいたんですけどねー (ご本人の孝くんが)」
ある人=孝くんを強調(笑)
「そうなんや・・・・。って、【ある人】って誰やねん!
昴も知ってる人? 」
「めちゃめちゃよく知ってる・・・。ちなみに和くんもね 」
「えー?誰ー? 」
「えーっと、それは(ち、近いよ) 」
俺が顔を近づけるから困ってる昴くん。
「・・・・女の人やなかったな 、あの声は」
「えっ(;゚Д゚)!覚えとるん? 」
「んー?声だけな。ってか誰なん?勿体ぶらないで教えてや 」
「んー(めちゃめちゃ言いたいのに言えやんなんて!!なんなんや!)ってか、顔近いってば!! 」
「あはは!ごめんごめん」
実は孝くんがでかける直前に・・・
「あー!そうや、昴・・・。頼みがあるんやけど? 」
「えー?なんですか? 」
「しーっ。あんま大きな声出すなよ?あいつ、起きちゃうからな 」
「・・・・うん・・ ・」
「俺がここまで運んで看病した事、ぜったい大山に言うなよ? 」
「えっ😲なんでですか? 」
「なんでもや。これは命令や!きっと聞いたら嫌がるやろうしな(こいつに嫌われとるから)
「そんなの気にしやんくても・・・・ 」
「ええから、頼む! 」
孝くんはいつもより真剣な顔をしている、
「わっかりました。王子様が助けてくれた💙とでも言うときますわ 」
「いや、王子って。大袈裟やわ 」
「お姫様は王子様の【キス】で目が覚めるんやないの? 」
「アホなこと言うな。とにかく頼んだで? 」
「はぁーい( *´꒳`*) 」
「(ほんまに大丈夫か?)ほな、行ってきます 」
「行ってらっしゃい! 」
とニコニコする昴くん。
こんなやり取りがあったのだ。
「昴くん?どうしたん? 」
「!!!( ゚д゚)ハッ!!!!いや・・・・その人はな?大山くんの"王子様"かな 」
「はぁ?王子?俺男なんやけど(笑) 」
「大山くんのことを影から見守ってる人?なんやっけ・・・・あっ!あしながおじさんや! 」
「へぇ?あしながおじさん・・ 」
⤴信じてるし(笑)
「いやいや実際にはおじさんちゃうで?その人は・・・もしかしたら大山くんにとっては王子様みたいな運命の相手かもしれやんやん? 」
「えー?おじさんがぁ? しかも王子様?」
「いやいや、おじさんやないって(笑)もー、忘れて?(笑)こだわりすぎたわ 」
「・・・でもそうなんかなぁ? 」
「ほらほら、見てー?大山くんの大好きなプリンを買うてきてくれたやで?あと、病院まで連れて行ってくれたんやで?凄ない? 」
「うーん、そうやな。でも・・・誰なんやろ
⤴未だに思いつかず。
「(こんだけアピールしてるのに)心当たりないんや・・(孝くん、ファイト💪)
「微かな香りだけなんや・・・・ 。香水の香りなのか・・・。柔軟剤の香りなんか・・・わからんけど
「えっ?ちょっとなにそれ!好きな人を語るみたいな言い方!まるで運命の人に出会ったかのような! 」
⤴めちゃめちゃ興味ありか?
「そんなんやないんやけど、心地いい香りやったなぁって・・・。きっと忘れられやんわ、それだけは。会ってお礼だけでも言いたいんやけど・・・ 」
「・・・・大山くん、相当具合い悪かったんやな。さっきまで咳していて、苦しそうやったーってその人【ものすごく】心配してたから 」
⤴ものすごくを強調。
「そうなんや・・・ 」
「良かったなー!大事に至らなくて 」
「もしかしてやけど、昴くんは大ちゃんの代わりに看病に来てくれたんやんな?
「あったりー!そうやで?僕は暇を持て余していたから大ちゃんに任命されたんや! 」
「あははっ、任命って(笑)学校やないの? 」
「・・・・(もー!孝くんと同じこと言わんといて!)僕な?虐められとるんや。あの高校に行きたないねん」
と 頬を膨らます昴くん。
「えー?こんなに可愛いのに? 」
「・・・・・・ っ」
「あれ?気を悪くした?大ちゃん言うてたやん。一番可愛い顔しとるって。俺はその通りやと思ったよ? 」
「(覚えていてくれたんや)全然嫌な気はしなくて・・・逆に嬉しかった 」
「でもさー、いじめてくるやつはさー昴くんの事がきっと好きやからいじめるんやないの?よくあるやん?好きな子ほど虐めたくなるって 」
「えー?そうなんかなぁ・・・ 」
「そこは自信もってええと思うで?でも、毎回そんなことされるんやったら無理に行くことは無いと思う 」
「大山くん含めて、ダンススクールのみんなと出会えたから今の僕がおるんや。いま、すっごく楽しいから 」
「ははっ、それは良かった・・・・ケホケホ・・・・ 」
また咳き込む大山くん。
「あっ、ごめん。また咳出てきたな。無理させたんちゃう?今日は寝とってもええんやで? 」
昴くんは俺の背中をさすってくれた。
「あはは、大丈夫・・・。それよりさ、昴くんは好きな人おらんの? 」
「えっ?Σ(゚д゚;)いきなり恋バナですか? 」
「ええやん。この際、全部吐いちゃえ。聞かせてや 」
「えーっと・・・・ 」
なにやら困った顔をし始めた昴くん。
おーっと、これはもしや?
「その反応はおるんやな? 😏」
ニヤつかれるし。
「・・・・・っ (/// ^///)」
こっちは照れてるし。
顔を赤くしよった。
これは、正直に答えてもらわな。
可愛すぎやから。
「ええよ?内緒にしとくから言うてみ ?」
「・・・・えっとですね・・・ 」
「うん・・・ 」
「僕の片思いなんよ。一方的な?片思い 」
「片思いなんや・・。でも、昴くんのように可愛いけどかっこいいところもあったらモテそうやし、うまく行きそうやけど・・・ ?あのサークルのみんなそうやな。みんなイケメンでみんなモテそう」
「好きになってええかもわからんのや 」
「えー?なにそれ・・・・好きやないん?好きな人のこと 」
「好きなんやけど・・・でもな?いまはこのままの関係でいたい (だって彼は男の子やし・・)」
⤴1番大事なとこやん。
「へぇ? 」
「大山くんこそ、いないんですか?ほら、さっき言うてた香水の人とか? 」
「いや、その人は誰かわからんやん(笑)(しかも男の人かもしれやんし)けど俺、いまはおらへんで?俺、騙されたしな 」
こったは相手が誰かわからず。
「えっΣ(゚д゚;)騙された?誰に? 」
「だから、風邪ひいたんやけどな。ってかほんまはだましたつもりはないのかもしれやんけど・・・だから少し女の子が苦手なんや 」
「へぇ?そうなんや。そんなふうには見えやんわ 」
「実は、前にも同じようなことがあって、それを助けてくれたのが大ちゃんなんや 。ちょうど昴くんぐらいの時やわ」
「・・・大橋くん、大ちゃんとは親友なんやよね? 」
「おー!大ちゃんとはなんでも言い合える仲やで? 」
「・・・・・いいなぁ・・・ 」
そう呟いた昴くん。
大ちゃんの話をして、親友でいいなぁって呟いた時の昴くんはものすごく切なそうな顔をした。
俺はその顔を見逃さんかった。
もしかして、昴くんの好きな人って・・・・。
そう思わざるをえなくて?
「大山くん、長居してごめんな?無理は禁物やで?あと、食べ過ぎも! 」
大山くんは、もらったプリンをペロリと平らげた。
「だって、美味しいんやもん 。プリンに罪はない!大好きやからついつい・・・」
「食欲あるなら元気になった証拠やけどさ! 」
「分かってますって。今日はありがとな?あと、話し相手になってくれてありがとう 」
「じゃあ、熱も下がって元気になったらまた、サークルに顔出ししてくださいね!待ってますから! 」
「もちろんや!全快したら必ず行くわ」
「じゃあ、おやすみなさい、お大事に! 」
「うん、おやすみ。ありがとな? 」
昴くんのことを立って見送れるまで回復していた。
昴くんは律儀におじきをして部屋から出ていった。
まだ部屋に残るあの人の香水の香り。
「また会えるんかな・・・ 」
その人の正体を知ることになるのはもう少し先のこと。
「よし、あの人に会いたい。
だから、香水を探しに行こう 」
そう決意した俺やった。
「・・・・・・?(あの人がおったんやろうか?) 」
今は違う香りがする。
俺の頭の上には冷たいタオルが置かれていて・・・・見えるのは自分の部屋の天井?
「あれ?・・・・俺・・・ 」
なんで自分の部屋に?
確か、電車の中で具合いが悪くなってしもて、誰かに声を掛けられて・・・・?と記憶をたどっていく。
すると?
見知った顔が覗き込んできて?
「和くん?気が付きました? 」
「・・・昴やん・・・、えっ?なんで? 」
「気分どうですか?頭痛いとか、気持ち悪いとかないですか? 」
「いや、大丈夫や・・・。だいぶ良くなった・・・ 」
俺はゆっくり体を起こして・・・ 、
「でもなんで俺、自分の部屋におるんやっけ? 」
「あー、それはー【ある人】が?具合が悪そうな和くんを【電車の中で】見つけて、病院に連れて行ってくれて、さらには部屋まで運んでくれたんだとさ?
さっきまでいたんですけどねー (ご本人の孝くんが)」
ある人=孝くんを強調(笑)
「そうなんや・・・・。って、【ある人】って誰やねん!
昴も知ってる人? 」
「めちゃめちゃよく知ってる・・・。ちなみに和くんもね 」
「えー?誰ー? 」
「えーっと、それは(ち、近いよ) 」
俺が顔を近づけるから困ってる昴くん。
「・・・・女の人やなかったな 、あの声は」
「えっ(;゚Д゚)!覚えとるん? 」
「んー?声だけな。ってか誰なん?勿体ぶらないで教えてや 」
「んー(めちゃめちゃ言いたいのに言えやんなんて!!なんなんや!)ってか、顔近いってば!! 」
「あはは!ごめんごめん」
実は孝くんがでかける直前に・・・
「あー!そうや、昴・・・。頼みがあるんやけど? 」
「えー?なんですか? 」
「しーっ。あんま大きな声出すなよ?あいつ、起きちゃうからな 」
「・・・・うん・・ ・」
「俺がここまで運んで看病した事、ぜったい大山に言うなよ? 」
「えっ😲なんでですか? 」
「なんでもや。これは命令や!きっと聞いたら嫌がるやろうしな(こいつに嫌われとるから)
「そんなの気にしやんくても・・・・ 」
「ええから、頼む! 」
孝くんはいつもより真剣な顔をしている、
「わっかりました。王子様が助けてくれた💙とでも言うときますわ 」
「いや、王子って。大袈裟やわ 」
「お姫様は王子様の【キス】で目が覚めるんやないの? 」
「アホなこと言うな。とにかく頼んだで? 」
「はぁーい( *´꒳`*) 」
「(ほんまに大丈夫か?)ほな、行ってきます 」
「行ってらっしゃい! 」
とニコニコする昴くん。
こんなやり取りがあったのだ。
「昴くん?どうしたん? 」
「!!!( ゚д゚)ハッ!!!!いや・・・・その人はな?大山くんの"王子様"かな 」
「はぁ?王子?俺男なんやけど(笑) 」
「大山くんのことを影から見守ってる人?なんやっけ・・・・あっ!あしながおじさんや! 」
「へぇ?あしながおじさん・・ 」
⤴信じてるし(笑)
「いやいや実際にはおじさんちゃうで?その人は・・・もしかしたら大山くんにとっては王子様みたいな運命の相手かもしれやんやん? 」
「えー?おじさんがぁ? しかも王子様?」
「いやいや、おじさんやないって(笑)もー、忘れて?(笑)こだわりすぎたわ 」
「・・・でもそうなんかなぁ? 」
「ほらほら、見てー?大山くんの大好きなプリンを買うてきてくれたやで?あと、病院まで連れて行ってくれたんやで?凄ない? 」
「うーん、そうやな。でも・・・誰なんやろ
⤴未だに思いつかず。
「(こんだけアピールしてるのに)心当たりないんや・・(孝くん、ファイト💪)
「微かな香りだけなんや・・・・ 。香水の香りなのか・・・。柔軟剤の香りなんか・・・わからんけど
「えっ?ちょっとなにそれ!好きな人を語るみたいな言い方!まるで運命の人に出会ったかのような! 」
⤴めちゃめちゃ興味ありか?
「そんなんやないんやけど、心地いい香りやったなぁって・・・。きっと忘れられやんわ、それだけは。会ってお礼だけでも言いたいんやけど・・・ 」
「・・・・大山くん、相当具合い悪かったんやな。さっきまで咳していて、苦しそうやったーってその人【ものすごく】心配してたから 」
⤴ものすごくを強調。
「そうなんや・・・ 」
「良かったなー!大事に至らなくて 」
「もしかしてやけど、昴くんは大ちゃんの代わりに看病に来てくれたんやんな?
「あったりー!そうやで?僕は暇を持て余していたから大ちゃんに任命されたんや! 」
「あははっ、任命って(笑)学校やないの? 」
「・・・・(もー!孝くんと同じこと言わんといて!)僕な?虐められとるんや。あの高校に行きたないねん」
と 頬を膨らます昴くん。
「えー?こんなに可愛いのに? 」
「・・・・・・ っ」
「あれ?気を悪くした?大ちゃん言うてたやん。一番可愛い顔しとるって。俺はその通りやと思ったよ? 」
「(覚えていてくれたんや)全然嫌な気はしなくて・・・逆に嬉しかった 」
「でもさー、いじめてくるやつはさー昴くんの事がきっと好きやからいじめるんやないの?よくあるやん?好きな子ほど虐めたくなるって 」
「えー?そうなんかなぁ・・・ 」
「そこは自信もってええと思うで?でも、毎回そんなことされるんやったら無理に行くことは無いと思う 」
「大山くん含めて、ダンススクールのみんなと出会えたから今の僕がおるんや。いま、すっごく楽しいから 」
「ははっ、それは良かった・・・・ケホケホ・・・・ 」
また咳き込む大山くん。
「あっ、ごめん。また咳出てきたな。無理させたんちゃう?今日は寝とってもええんやで? 」
昴くんは俺の背中をさすってくれた。
「あはは、大丈夫・・・。それよりさ、昴くんは好きな人おらんの? 」
「えっ?Σ(゚д゚;)いきなり恋バナですか? 」
「ええやん。この際、全部吐いちゃえ。聞かせてや 」
「えーっと・・・・ 」
なにやら困った顔をし始めた昴くん。
おーっと、これはもしや?
「その反応はおるんやな? 😏」
ニヤつかれるし。
「・・・・・っ (/// ^///)」
こっちは照れてるし。
顔を赤くしよった。
これは、正直に答えてもらわな。
可愛すぎやから。
「ええよ?内緒にしとくから言うてみ ?」
「・・・・えっとですね・・・ 」
「うん・・・ 」
「僕の片思いなんよ。一方的な?片思い 」
「片思いなんや・・。でも、昴くんのように可愛いけどかっこいいところもあったらモテそうやし、うまく行きそうやけど・・・ ?あのサークルのみんなそうやな。みんなイケメンでみんなモテそう」
「好きになってええかもわからんのや 」
「えー?なにそれ・・・・好きやないん?好きな人のこと 」
「好きなんやけど・・・でもな?いまはこのままの関係でいたい (だって彼は男の子やし・・)」
⤴1番大事なとこやん。
「へぇ? 」
「大山くんこそ、いないんですか?ほら、さっき言うてた香水の人とか? 」
「いや、その人は誰かわからんやん(笑)(しかも男の人かもしれやんし)けど俺、いまはおらへんで?俺、騙されたしな 」
こったは相手が誰かわからず。
「えっΣ(゚д゚;)騙された?誰に? 」
「だから、風邪ひいたんやけどな。ってかほんまはだましたつもりはないのかもしれやんけど・・・だから少し女の子が苦手なんや 」
「へぇ?そうなんや。そんなふうには見えやんわ 」
「実は、前にも同じようなことがあって、それを助けてくれたのが大ちゃんなんや 。ちょうど昴くんぐらいの時やわ」
「・・・大橋くん、大ちゃんとは親友なんやよね? 」
「おー!大ちゃんとはなんでも言い合える仲やで? 」
「・・・・・いいなぁ・・・ 」
そう呟いた昴くん。
大ちゃんの話をして、親友でいいなぁって呟いた時の昴くんはものすごく切なそうな顔をした。
俺はその顔を見逃さんかった。
もしかして、昴くんの好きな人って・・・・。
そう思わざるをえなくて?
「大山くん、長居してごめんな?無理は禁物やで?あと、食べ過ぎも! 」
大山くんは、もらったプリンをペロリと平らげた。
「だって、美味しいんやもん 。プリンに罪はない!大好きやからついつい・・・」
「食欲あるなら元気になった証拠やけどさ! 」
「分かってますって。今日はありがとな?あと、話し相手になってくれてありがとう 」
「じゃあ、熱も下がって元気になったらまた、サークルに顔出ししてくださいね!待ってますから! 」
「もちろんや!全快したら必ず行くわ」
「じゃあ、おやすみなさい、お大事に! 」
「うん、おやすみ。ありがとな? 」
昴くんのことを立って見送れるまで回復していた。
昴くんは律儀におじきをして部屋から出ていった。
まだ部屋に残るあの人の香水の香り。
「また会えるんかな・・・ 」
その人の正体を知ることになるのはもう少し先のこと。
「よし、あの人に会いたい。
だから、香水を探しに行こう 」
そう決意した俺やった。
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