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僕が噛んだせいでラグがびっくりして僕から少し離れた。
僕が噛んだ首元を抑えながら顔を真っ赤にしながら僕を見ている。

ラグが僕の方を顔を真っ赤にしながら見ているなんて思いもしなかった。
悪戯気に笑うとラグは僕の肩に顔を埋めてきた。

僕の血を吸う訳ではなく、単純に僕の顔に埋めてくるだけだった。
吸わないのかな?と思ってラグの頭に手を置くと血を吸うためではなく、ガブっと噛み付いてきた。

「ぴゃ!?」

普通に噛まれてびっくりした。
吸う目的以外で噛まれるなんて思ってもなかった。

多分僕が噛んだことの仕返しなんだろうけど、吸われないパターンは初めてすぎて本当にびっくりした。

「どうしたの?」

ラグに問いかけても全く反応が返ってこない。
代わりに返ってきたのは首を噛まれるという事だけだった。

返事は全て首を噛まれるだけで言葉で返事をくれない。

「ラグ?」

全く返事をくれなくてちょっと不安になってきた。
やっと噛んでくれのが止まった。

ラグの表情が見えた時、さっき僕が噛んだのは完全にやってしまったのがわかる。
表情は完全に興奮していて、目のギラつきがなくなっていてむしろ瞳から光がなくなっていた。

完全に坐っている目だった。
足を上げられて僕の下半身がしっかりと見える状態にされた。

「へぁ?」

僕のお尻の穴に舌を這わされた。

「ひゃっ…!?」

そんな所を舐めるなんて聞いてない!

「汚いからだめだって!」

止めても全く止まらないラグ。
なんでこんなことをするのか皆目見当もつかない。

だってそんな所を舐めるなんてただ汚いだけなのに。

「ここ柔らかくしないとネヴィが痛いだけだよ?」

痛いだけってどういう事?
舐められ続ける行為を止めようとしたけど、全然止まってくれない。

なんでここまで僕が勝手にされるんだ。

「本当にそこはだめだって!」

舌がお尻の穴の中まで侵入してきた。
絶対汚いのにラグは全く気にせずに中を舐めてくる。

舌が入って中を舐られてる。
すごいきもち悪くて逃れようとしたけど、ラグの力が強すぎて逃れることができない。

「やだやだ!」

気持ち悪いはずなのに僕の性器は何故か緩く立ち上がり始めた。
なんで勃ってるの?

沢山舐められふやけた穴からラグがようやく舌を抜いてくれた。
火照りはそこそこ落ち着いていて、僕の体も少しは自身のいう事が聞いてくれるようになっていた。

「ネヴィそこで大人しくしていないと、今日全てを終わらせてしまうからね」

脅しのような言葉に僕は動くことをやめた。
ベッドに体を沈めてラグがする事を眺めている。

ラグが引き出しから取り出したのは、家にいた時によく使っていた香油を取り出してきた。
なんで香油?

と思っていたけど、また僕の足を上げられた時になんとなく察してしまった。

「自分で足を持ってて?」

ラグのいう通りに自分の太ももの裏を持つ。
香油がラグの手と僕のお尻の穴に垂らされた。

冷たい感触に体がビクッとした。

「ラグ?まさか?」

「考えている通りだよ」

ラグの人差し指がお尻の穴の中にゆっくりと沈み込ませてきた。
気持ち悪い感触がズブズブと入り込んでくる。
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