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31 ※グロ注意
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ポトリと落ちた指にようやく痛みが追いついたのだろう耳が痛くなる程の悲鳴をあげた。
他の拷問は一切通用しなかったのに、私からの拷問が受けられるというのであれば精霊の作用でもあるのだろうか。
だがこの女に精霊がいつくとは到底思えない。
普段私の近くにいる精霊ですらあの女に近づきたくないのか私からも離れていってしまう。
「たかが指一本落としただけで何を叫ぶ。どこにでもいる令嬢ですらこの痛み程度耐えられるというのに」
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら悲鳴を上げるそれ。
血が流れ出ている所を魔法で圧迫してやればぴたっと血が止まった。
「な゛、な゛ん゛て゛こ゛ん゛な゛こ゛と゛す゛る゛の゛お゛お゛お゛!!!」
叫ぶ元気はあるようだ。
それであればもう一本落としても問題ないだろう。
ストンっと反対の手の小指を落とせばまた喚く女。
少し切り方を誤ってしまって服に血がついた。
「指程度で叫ぶなんて情けない。あの愚図の聖女ですらもう少し耐えたぞ?」
何をいっているか分からない女。
もう少し意味のある言葉を叫んでほしいものだ。
容赦なく両方の薬指を落とせば何故か悲鳴が途絶えた。
ビシャビシャと床に水が溢れる音がして、床と女を交互に見れば気絶しながら失禁している事がわかった。
たかが指4本程度で気絶、失禁するのはどこまで軟弱なんだろうか。
私の体も今は問題ないが、自身で拷問を耐える為の行為を行なっているから指数本程度では悲鳴もあげない。
「気絶するなんて面白くない。起きろ」
精霊に無理矢理来てもらって女の顔周りに水の塊を作ってもらう。
息をできないようにすれば起きるだろう。
案の定息ができない事で目を覚まして苦しそうに水をどかそうと蠢いている。
気絶しそうな一歩手前あたりで精霊に水の塊を解除して貰えば、苦しそうに咳き込みながら私を睨んできた。
睨むならまだ心は折れていない。
ならもっと私は楽しむ事ができる。
「魔法使い。念話で私の母上の拷問道具をここに持ってきてもらっても良いだろうか?私であればどうやら拷問を行う事ができるから、必要な情報も一緒に聞き出してやろう」
「かしこまりました」
魔法使いが魔法を使う為の媒介の杖を取り出し、念話魔法で同じ部署の者かそれとも上司に連絡をしてくれた。
魔法が終わると杖を懐に入れ、また警備の体制に戻った。
「あ、あたしに…何をする、つもり…なのよ…」
「何をするか知りたいか?」
聞いておきながら何も聞きたくないのか、首を激しく左右に振っている。
「すまないが二人とも、これから話す内容は国家機密に値するから耳を塞いで聞かないようにしてくれ」
「「かしこまりました」」
耳を塞いだ程度では私たちの話声は聞こえるだろうが、王宮所属の者たちであれば態々言いふらすことはしないだろう。
「アンタ何してんのよ…」
女の前に椅子を持って行きそこに腰掛ける。
さてまずはこの女に絶望を知らせてやらないといけないな。
「どうせ死ぬ運命だ。私から良いことを教えてやろう」
「な、何よ…」
ニコリと普段使わない表情の筋肉を使用して綺麗に笑ってやった。
「もう魔王は降臨して、その事態は収束しているからお前は決して聖女としての覚醒はできない」
沢山沢山心を殺して、絶望させて、苦しめてから
コロシテヤル
他の拷問は一切通用しなかったのに、私からの拷問が受けられるというのであれば精霊の作用でもあるのだろうか。
だがこの女に精霊がいつくとは到底思えない。
普段私の近くにいる精霊ですらあの女に近づきたくないのか私からも離れていってしまう。
「たかが指一本落としただけで何を叫ぶ。どこにでもいる令嬢ですらこの痛み程度耐えられるというのに」
涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら悲鳴を上げるそれ。
血が流れ出ている所を魔法で圧迫してやればぴたっと血が止まった。
「な゛、な゛ん゛て゛こ゛ん゛な゛こ゛と゛す゛る゛の゛お゛お゛お゛!!!」
叫ぶ元気はあるようだ。
それであればもう一本落としても問題ないだろう。
ストンっと反対の手の小指を落とせばまた喚く女。
少し切り方を誤ってしまって服に血がついた。
「指程度で叫ぶなんて情けない。あの愚図の聖女ですらもう少し耐えたぞ?」
何をいっているか分からない女。
もう少し意味のある言葉を叫んでほしいものだ。
容赦なく両方の薬指を落とせば何故か悲鳴が途絶えた。
ビシャビシャと床に水が溢れる音がして、床と女を交互に見れば気絶しながら失禁している事がわかった。
たかが指4本程度で気絶、失禁するのはどこまで軟弱なんだろうか。
私の体も今は問題ないが、自身で拷問を耐える為の行為を行なっているから指数本程度では悲鳴もあげない。
「気絶するなんて面白くない。起きろ」
精霊に無理矢理来てもらって女の顔周りに水の塊を作ってもらう。
息をできないようにすれば起きるだろう。
案の定息ができない事で目を覚まして苦しそうに水をどかそうと蠢いている。
気絶しそうな一歩手前あたりで精霊に水の塊を解除して貰えば、苦しそうに咳き込みながら私を睨んできた。
睨むならまだ心は折れていない。
ならもっと私は楽しむ事ができる。
「魔法使い。念話で私の母上の拷問道具をここに持ってきてもらっても良いだろうか?私であればどうやら拷問を行う事ができるから、必要な情報も一緒に聞き出してやろう」
「かしこまりました」
魔法使いが魔法を使う為の媒介の杖を取り出し、念話魔法で同じ部署の者かそれとも上司に連絡をしてくれた。
魔法が終わると杖を懐に入れ、また警備の体制に戻った。
「あ、あたしに…何をする、つもり…なのよ…」
「何をするか知りたいか?」
聞いておきながら何も聞きたくないのか、首を激しく左右に振っている。
「すまないが二人とも、これから話す内容は国家機密に値するから耳を塞いで聞かないようにしてくれ」
「「かしこまりました」」
耳を塞いだ程度では私たちの話声は聞こえるだろうが、王宮所属の者たちであれば態々言いふらすことはしないだろう。
「アンタ何してんのよ…」
女の前に椅子を持って行きそこに腰掛ける。
さてまずはこの女に絶望を知らせてやらないといけないな。
「どうせ死ぬ運命だ。私から良いことを教えてやろう」
「な、何よ…」
ニコリと普段使わない表情の筋肉を使用して綺麗に笑ってやった。
「もう魔王は降臨して、その事態は収束しているからお前は決して聖女としての覚醒はできない」
沢山沢山心を殺して、絶望させて、苦しめてから
コロシテヤル
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