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精霊の祝福は人に対して使用されるのが大前提である事はわかる。
でも、物に対して精霊の祝福を施すなんて前代未聞すぎる。
「これは一体誰が祝福を施したの?青色になったのも何か理由があるの?」
「この祝福を施したのは教皇だ。イディとホロの6歳の誕生日プレゼントとして唯一成功した魔石をくれたものだ」
教皇?
あのハイエルフの教皇の事を言っているのか?
あの教皇は精霊眼を持っていなかったと記憶していた筈だが。
私がこの体で生まれてから精霊眼を精霊から貰ったという事か?
「お父様とお母様は教皇様と知り合いなの?」
イディがキラキラとした瞳で父上と母上を見ている。
確かに授業では教皇は王族と同じような存在であると学ぶから、その教皇と知り合いであればイディからすれば二人はとても凄い存在と知り合いという事になる。
「お母様が昔の聖女と喧嘩した話は覚えているかい?」
「覚えているよ。確かお母様をいじめたんだよね?」
父上はかなりマイルドにしてイディに過去の事を伝えている様だ。
確かに聖女に何回も殺され掛けたという話をイディに伝えるのはまだ早いからな。
ただ貴族の中ではかなり有名な話ではあるから、いつかは真実を知る事になるだろう。
「よく覚えていたな。聖女は教会所属だから、その時に謝罪ができるのが教皇だけだったんだ」
「じゃあ教皇様に謝って貰ってそこから知り合いになったの?」
「イディは賢いな。そこから知り合いになって今回教皇からイディとホロにプレゼントをくれたんだよ」
「そんな特別な物を貰ったならお礼をしなきゃいけないけど、どうやってお礼を伝えたらいいかお父様は分かる?」
「お礼の手紙を私に渡してくれたら教皇に直接届けてくるよ。普通の手段では教皇には届ける事ができないからね」
「分かった!しっかりとお礼の手紙書くね」
イディの笑顔がほっこりとしてこの場が凄く和んだ。
「ホロも一緒に教皇様にお礼の手紙を書こうね」
「そうだな。文章も決まった形をしなければいけないから、私が添削しながら一緒に礼の手紙を書こう」
「お願いね」
「さて衣装も決まったことだし、次は衣装に合わせたアクセサリーも選ぼうか」
衣装とは別でアクセサリーも用意されているようで、アクセサリーが用意されている部屋まで案内された。
アクセサリー類は衣装の比じゃない程用意されていて、正直選ぶのに時間がかかりすぎたと言っておこう。
私はアクセサリーを選ぶのを途中で諦めてしまって、アクセサリーは全てイディに任せてしまった。
イディは父上とも母上とも違うセンスを持っているから、偶に突拍子もない物を選んでくる事が多いが私にプレゼントしたリボンとの組み合わせを考えて選んでくれたようで、服にもとてもあったアクセサリーを選んでくれた。
選ばれたのはネクタイピンでシルバーを基調としたもので、サファイアがポイントとして付けられた物だ。
ネクタイピンが選ばれた事で私の衣装にはネクタイが追加される事になった。
でも、物に対して精霊の祝福を施すなんて前代未聞すぎる。
「これは一体誰が祝福を施したの?青色になったのも何か理由があるの?」
「この祝福を施したのは教皇だ。イディとホロの6歳の誕生日プレゼントとして唯一成功した魔石をくれたものだ」
教皇?
あのハイエルフの教皇の事を言っているのか?
あの教皇は精霊眼を持っていなかったと記憶していた筈だが。
私がこの体で生まれてから精霊眼を精霊から貰ったという事か?
「お父様とお母様は教皇様と知り合いなの?」
イディがキラキラとした瞳で父上と母上を見ている。
確かに授業では教皇は王族と同じような存在であると学ぶから、その教皇と知り合いであればイディからすれば二人はとても凄い存在と知り合いという事になる。
「お母様が昔の聖女と喧嘩した話は覚えているかい?」
「覚えているよ。確かお母様をいじめたんだよね?」
父上はかなりマイルドにしてイディに過去の事を伝えている様だ。
確かに聖女に何回も殺され掛けたという話をイディに伝えるのはまだ早いからな。
ただ貴族の中ではかなり有名な話ではあるから、いつかは真実を知る事になるだろう。
「よく覚えていたな。聖女は教会所属だから、その時に謝罪ができるのが教皇だけだったんだ」
「じゃあ教皇様に謝って貰ってそこから知り合いになったの?」
「イディは賢いな。そこから知り合いになって今回教皇からイディとホロにプレゼントをくれたんだよ」
「そんな特別な物を貰ったならお礼をしなきゃいけないけど、どうやってお礼を伝えたらいいかお父様は分かる?」
「お礼の手紙を私に渡してくれたら教皇に直接届けてくるよ。普通の手段では教皇には届ける事ができないからね」
「分かった!しっかりとお礼の手紙書くね」
イディの笑顔がほっこりとしてこの場が凄く和んだ。
「ホロも一緒に教皇様にお礼の手紙を書こうね」
「そうだな。文章も決まった形をしなければいけないから、私が添削しながら一緒に礼の手紙を書こう」
「お願いね」
「さて衣装も決まったことだし、次は衣装に合わせたアクセサリーも選ぼうか」
衣装とは別でアクセサリーも用意されているようで、アクセサリーが用意されている部屋まで案内された。
アクセサリー類は衣装の比じゃない程用意されていて、正直選ぶのに時間がかかりすぎたと言っておこう。
私はアクセサリーを選ぶのを途中で諦めてしまって、アクセサリーは全てイディに任せてしまった。
イディは父上とも母上とも違うセンスを持っているから、偶に突拍子もない物を選んでくる事が多いが私にプレゼントしたリボンとの組み合わせを考えて選んでくれたようで、服にもとてもあったアクセサリーを選んでくれた。
選ばれたのはネクタイピンでシルバーを基調としたもので、サファイアがポイントとして付けられた物だ。
ネクタイピンが選ばれた事で私の衣装にはネクタイが追加される事になった。
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