お助けキャラに転生したのに主人公に嫌われているのはなんで！？

ストーリーが開始されました！

束の間の平穏

保健室に行ってから思っている以上に平和に過ごせている。
犯される事もなければ、サミュエルと攻略対象者からちょっかいも全く掛けられていない。

逆に不気味なぐらい平和で怖いぐらいだ。
本に書かれている内容は更新されていて、イベントまでは全く何もなくて平穏無事に過ごせている事がわかった。

今回のそのイベントは魔物狩りがメインのイベントだけど、一年生はまだ実践授業を受けていないので見学となる。
その時は同学年の攻略対象者と魔物狩りと一緒に開催されるお祭りで、好感度が高い攻略対象者とのデートイベントが入る。

その時にラインハルトとデートをすると突発的な魔物イベントが発生して、ラインハルトが命懸けでサミュエルを守るイベントが発生する。
まだ学生の身ではあるからラインハルトは大怪我を負いながら、勝利するがそのまま倒れてしまう。

その時にサミュエルが聖者として覚醒する。
それによってサミュエルが教会で聖者としての認定を受けて　攻略対象者と手を取り合いながら立派な聖者へと成長していく。

その成長していく最中で恋人同士になったり、ハーレムを形成したりと恋愛要素強めの作品だ。
たまに戦闘要素もあるが、ミニゲーム感覚で行うから実際の戦闘がどのように行われるかは分からない。

もちろん作中のルドは戦闘には一切参加せず、後方支援係に徹底していたはずだ。
戦闘によってはルドの魔道具を使わないと勝てない鬼畜仕様もあってそれに気がつくまでは何度も負けた覚えがある。

その時に使われた魔道具はくしゃみが止まらなくなる魔道具だ。
かなりシンプルだけどこのくしゃみが止まらなくなる魔道具が、魔法を唱えるのを妨害してくれて補助魔法を使えないようにできる。

ただこれはゲームのルドが独自で作成したもので、この魔道具自体はゲーム内で作る事も出来ず購入でしか入手できない物だ。
ただ俺はこのくしゃみが止まらなくなる魔道具は作成していない。

代わりに呪文を唱えようとすると、食べ物の名前が呪文の代わりに唱えられるようにしている。
ただこれを貸してやる義理は全くない。

欲しいと望むなら商会から買ってくれってだけだ。
最近は食堂への道も邪魔されずにいるから、無料のお昼ご飯にありつけている。

栄養も考えられて作られているから、健康にもとってもいい。
最初はまともに食事をとっていなかったから、ランチプレートを全て食べきれず残してしまうことが多かったけど最近はお腹がいっぱいいっぱいになるが、ランチプレートを全て食べ切る事ができるようになった。

食事を満足いくまで食べられるのはこれほど幸せなんだと実感する事ができた。