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お助けキャラに転生した!
色とりどりの魔道具
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フレット先生によって並べられた魔道具は色とりどりで凄く輝いて見える。
「今日は授業の為に沢山の魔道具を持ってきたんだ。この中で見たことがある奴はある?」
「この録音の魔道具は家にある本で見た事があるよ!」
机の上に置いてあるネックレス型の録音の魔道具は、本のイラストそのままだ!
他はイラストと似た様な物はあったけど、確実にこれだ!って言えるのはこの録音の魔道具だけだ。
「録音の魔道具は有名だからどの書籍にも載っているんだ。それじゃあこの録音の魔道具から説明していこっか」
本以外の内容が書かれている事あるんだ。
「まずこの録音の魔道具がなんでネックレス型なのかお話ししましょうか」
確かに録音とかするならもっと隠しやすい形にした方がいいと思う。
「録音の魔道具は使える場所が決まっていて、型もネックレス型と国で決めているんだよ」
「他の型…えっと、指輪とか、ネクタイピンとかにしちゃダメなの?」
「他の型は国が作っちゃだめだって決めているんだよ。ネックレス型なのも魔道具だって分かり易いからって理由だよ」
「どうして分かりやすくしなくちゃいけないの?」
「録音の魔法は元々話し合いをする場所で、話した内容を忘れないようにする為に録音する事が始まりだったんだ。でも、その録音の魔道具を悪い事に使うから、型を決めて使える場所も決めたんです」
「でも他の型にしたら分からなくないですか?どうやって確認したりするんですか?」
「それに関しては、この感知の魔道具を使うんだ」
フレット先生が手に取ったのは、この世界の女神を象った形をしている小さな象だ。
「感知の魔道具は半径1m以内に魔道具が入ったらアラート音を鳴らしながら、どんな魔道具が持ち込まれたのかも読み上げてくれる物なんだ」
「この魔道具の近くに別の魔道具があるのに、どうしてアラート音も魔道具の名前も言わないの?」
「感知の魔道具は十回までしか使えなくて、魔力を補充して上げないとアラート音も、魔道具の読み上げもされなくなるんだ。だから、今の状態は使えない状態だね」
使える回数は決まっているけど、魔力を補充し続ければ何度も使えるって事なのかな?
でも、なんで女神象なんだろう。
それに読み上げだと逃げられる可能性もあるから、文字とかを使用者にだけ見えるようにしたら逃げられる事なく捕まえる事ができるんじゃないのかな?
「フレット先生、なんで魔道具の名前を読み上げるの?それって必ず読み上げないとだめなの?」
「必ずというわけでないよ。ただまだ魔道具に刻める魔法陣にも限りがあって、感知魔法と一緒に刻めるのが読み上げの魔法ぐらいだった筈だよ。もし、ルドくんが改良してくれたらきっと良い物ができると思うよ」
「そうなんだね。フレット先生教えてくれてありがとう!」
「どういたしまして。次にこの魔道具の説明をしましょうか」
フレット先生が生き生きとしながら、次の魔道具の説明を始めてくれた。
「今日は授業の為に沢山の魔道具を持ってきたんだ。この中で見たことがある奴はある?」
「この録音の魔道具は家にある本で見た事があるよ!」
机の上に置いてあるネックレス型の録音の魔道具は、本のイラストそのままだ!
他はイラストと似た様な物はあったけど、確実にこれだ!って言えるのはこの録音の魔道具だけだ。
「録音の魔道具は有名だからどの書籍にも載っているんだ。それじゃあこの録音の魔道具から説明していこっか」
本以外の内容が書かれている事あるんだ。
「まずこの録音の魔道具がなんでネックレス型なのかお話ししましょうか」
確かに録音とかするならもっと隠しやすい形にした方がいいと思う。
「録音の魔道具は使える場所が決まっていて、型もネックレス型と国で決めているんだよ」
「他の型…えっと、指輪とか、ネクタイピンとかにしちゃダメなの?」
「他の型は国が作っちゃだめだって決めているんだよ。ネックレス型なのも魔道具だって分かり易いからって理由だよ」
「どうして分かりやすくしなくちゃいけないの?」
「録音の魔法は元々話し合いをする場所で、話した内容を忘れないようにする為に録音する事が始まりだったんだ。でも、その録音の魔道具を悪い事に使うから、型を決めて使える場所も決めたんです」
「でも他の型にしたら分からなくないですか?どうやって確認したりするんですか?」
「それに関しては、この感知の魔道具を使うんだ」
フレット先生が手に取ったのは、この世界の女神を象った形をしている小さな象だ。
「感知の魔道具は半径1m以内に魔道具が入ったらアラート音を鳴らしながら、どんな魔道具が持ち込まれたのかも読み上げてくれる物なんだ」
「この魔道具の近くに別の魔道具があるのに、どうしてアラート音も魔道具の名前も言わないの?」
「感知の魔道具は十回までしか使えなくて、魔力を補充して上げないとアラート音も、魔道具の読み上げもされなくなるんだ。だから、今の状態は使えない状態だね」
使える回数は決まっているけど、魔力を補充し続ければ何度も使えるって事なのかな?
でも、なんで女神象なんだろう。
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「必ずというわけでないよ。ただまだ魔道具に刻める魔法陣にも限りがあって、感知魔法と一緒に刻めるのが読み上げの魔法ぐらいだった筈だよ。もし、ルドくんが改良してくれたらきっと良い物ができると思うよ」
「そうなんだね。フレット先生教えてくれてありがとう!」
「どういたしまして。次にこの魔道具の説明をしましょうか」
フレット先生が生き生きとしながら、次の魔道具の説明を始めてくれた。
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