372 / 391
―見舞い客―
371話 見舞い客二組目 箝口令の主達と、予言者④
しおりを挟む
「皆様…。お恥ずかしい姿をお見せいたしました…」
立ち直った祈祷師シビラは、皆に深々と頭を下げる。そして、彼女は少し声を震わせた。
「…しかしながら今後も…もしかしたら、私の予言で不幸を…」
―だから、お前が悪いわけじゃないだろう。お前は私達のオーラを見て、危険だと教えてくれただけなんだから―
「その通り。胸を張ってくれい」
そんな彼女の言葉を遮るように、ニアロンと王がそう励ます。周りの皆も、強く頷いた。
「シビラ」
と―。そんな中、勇者アリシャが口を開いた。彼女は竜崎の手を握ったまま、シビラの方を向き―。
「ありがとう。清人とニアロンと、さくらを守ってくれて」
礼を、述べた。
「…そんな…。私は……何も…」
真っ直ぐなアリシャの目に見つめられ、シビラの声は消え入りそうなほどにか細くなる。そんな彼女に、アリシャは優しい顔を見せた。
「これからも、よろしくね」
「――――っ。」
慈愛の籠ったかのようなアリシャの一言に、シビラは声を詰まらせ目を伏せる。そして一つ深呼吸をし、胸に片手を当て、宣言した。
「えぇ。勇者様…!そして、皆様…! 今後も私の力の限り、祈祷師としての、予言者としての役割を果たさせていただきます…!」
その決意の台詞に、王達は安堵の笑みを浮かべた。
「では、そろそろ儂らは城へ戻る。流石に怪しまれてしまうからのぅ」
少し笑いつつ、病室を後にしようとする王。しかしふと、足を止めた。
「おぉそうだ。エルフの女王から言伝があったのを忘れておった。アリシャよ」
王に名を呼ばれたアリシャは、やはり首だけをそちらに動かす。そんな彼女に、王はその言伝を明かした。
「当面の間、神樹の根の解体作業に戻らなくとも構わない、とな」
「ほんと?」
短く尋ね返すアリシャ。その声の調子はどことなく上がっており、弾んだ様子である。王はこくりと頷いた。
「うむ。この間リュウザキと共に行ってもらった馬車道作り、それでとりあえずは切り上げで良いと。ダルバ工房との協力作成の解体用武具生産も安定してきたらしいからの」
「あ。そういえばそうだったわ。エルフの国の支店からそんな報告受けてたわ」
王の言葉に、ソフィアも今更思い出したかのような声をあげた。
アリシャはここ暫く、エルフの国ラグナアルヴルでの任についていた。内容は神樹ユグドルの根の解体。国を取り囲むように生やされた、かつての戦争の残滓。
しかしその作業は、何も彼女1人に任せられていたわけではない。しっかりと他のエルフ部隊も動いていたのだ。
最も速度的には、部隊総がかりでもアリシャ1人の作業速度に敵っていないのだが…。
「うちの職人達の鍛冶技術と強化された解体用魔術が合わさって、良い感じの斧とかが作れてるみたいなのよ。上手くいけば、アリシャへの依頼は終わりになるかもね~」
椅子にギシリと座り直しながら、アリシャへそう話すソフィア。それに王も続いた。
「まあそもそも、お主は好きな時にリュウザキの元へ戻れるような契約を結んでおるが…。此度のことは、エルフの女王にもあらましを話しておる。 要は『こちらのことは気にするな』という、心遣いだの」
と、そこで一旦話を止めた王。次には顔をにんまりと。
「―まあお主の事だ。何を言われようが、命じられようが、この状況でリュウザキの元を離れる気はないだろうがな」
「ん」
笑う王へ、勇者は即座に、強く、ゆるぎない様子でそう頷いたのだった。
「―では、私達もお暇させていただきます。どうか、先生をよろしくお願いいたします」
王様達が去った後、エルフリーデは一礼をし立ち上がる。それにナディも続き―。
「えー! 私、まだ居たいよ!」
……オズヴァルドだけ、ごねだした。
「っこの…!大人しくしていると思ったら…! いい加減にしろ!これ以上迷惑をかけるな!」
「オズヴァルド先生、帰りましょう! ほら…! あぁもう…!」
「いーやーだー! まーだーいーる!」
もはや暴れる駄々っ子と、それを引きずらんとする親か姉かみたいな構図。さしものさくら達も苦笑い。
と、そんな折であった。
「―む?」
賢者が、ピクリと顔を動かす。そして突如杖を振った。
「お前さん達、ちょっと静かにせい」
「「「わっ…!?」」」
フワッと浮き上がるエルフリーデ達。彼女達三人は、強制的に椅子に座らされる。
「ふむ……」
困惑するエルフリーデ達を一切見やることなく、思案に耽る賢者。と、数秒後―。
「…まあいいじゃろ」
そう呟いた。
「えっ! もっと居て良いんですか賢者様!」
嬉々とした表情を浮かべるオズヴァルド。しかし賢者は少し呆れたようにフッと吹き出した。
「お前さんのことじゃないわい。長居していいかはアリシャとニアロンに聞くんじゃな」
そのまま、彼は妖精を呼び出す。それは病室の扉から、どこかへと飛んでいった。
「ミルスの爺様。なんかあったの?」
首を捻るソフィア。すると賢者はあっけなく答えた。
「もう一組、来客じゃ」
来客…。ということは見舞い客なのだろうか。これで三組目、秘匿されているはずの竜崎の容態だというのに、やけに知れ渡ってしまっている気が…。
しかも魔王や、学園長の娘で魔王の右腕でもあるラヴィの見舞いすら断ったというのに…。
一体誰がやってくるのか。さくらは耳を澄ます。すると、遠くから聞こえてきたのはコツコツコツという靴の音。数も多いため、1人ではなさそう。
先程のオズヴァルド達のように騒いでいないため、誰かはわからない。そうこうしているうちに扉の前で足音は止まり―。
ガラララ…
扉は開く。入って来て扉を押さえたのは、先程賢者が呼び出した妖精。どうやら道案内役をしていたらしい。
「あっ…!待って…!」
直後聞こえてきたのは、若い女性の声。そのどこか物怖じしてそうな様子も、聞き覚えがある。
―だが、その声の主よりも先に入ってきた者がいた。いや、正しくは、飛び込んできたというべきか。
ふわりと扉向こうの空中から現れ、足音をほとんど立てずに着地したのは…白い猫。首に包帯が巻かれた。
「タマちゃん…!」
さくらは思わずその猫の名を呼ぶ。そう、彼は竜崎の供をする霊獣、タマ。先日さくらを守るために名誉の負傷を遂げた白猫である。
しかし、声の主は彼ではない。さくら達が訝しんでいると、今度は更に別の声が。
「賢者様、本当に入って良いのかしら?」
それは、女声よりの男性の声。加えて、三人目の声。
「私達はタマちゃんを連れてきただけですから。もし、ご迷惑ならば―」
こちらは落ち着いている女性。だがどこはかとなく妖艶さも醸し出している気もする。
間違いない―。さくらは確信していた。この三人組はよく知っている。なにせ、かつてお茶会に招いて貰ったことがあるのだから。
「構わんぞ。受付担当の者から、箝口令の事を聞いたじゃろう。それを守れるなら、じゃ」
賢者の許可に、来客たちは数秒沈黙。が、すぐに…。
「―わかったわ」
代表して男性の声が。そして、続くように現れた姿は―。
「グレミリオさん…! メルティ―ソンさん…! イヴさん…!」
さくらが名を口にした通り。病室に入って来たのは、オカマな使役術&召喚術講師のグレミリオ。シャイな召喚術講師メルティ―ソン。艶やかなゴーレム術講師イヴ。
またも、竜崎と関係が深い学園の講師陣。あえて言うならば、『お茶会トリオ』であった。
立ち直った祈祷師シビラは、皆に深々と頭を下げる。そして、彼女は少し声を震わせた。
「…しかしながら今後も…もしかしたら、私の予言で不幸を…」
―だから、お前が悪いわけじゃないだろう。お前は私達のオーラを見て、危険だと教えてくれただけなんだから―
「その通り。胸を張ってくれい」
そんな彼女の言葉を遮るように、ニアロンと王がそう励ます。周りの皆も、強く頷いた。
「シビラ」
と―。そんな中、勇者アリシャが口を開いた。彼女は竜崎の手を握ったまま、シビラの方を向き―。
「ありがとう。清人とニアロンと、さくらを守ってくれて」
礼を、述べた。
「…そんな…。私は……何も…」
真っ直ぐなアリシャの目に見つめられ、シビラの声は消え入りそうなほどにか細くなる。そんな彼女に、アリシャは優しい顔を見せた。
「これからも、よろしくね」
「――――っ。」
慈愛の籠ったかのようなアリシャの一言に、シビラは声を詰まらせ目を伏せる。そして一つ深呼吸をし、胸に片手を当て、宣言した。
「えぇ。勇者様…!そして、皆様…! 今後も私の力の限り、祈祷師としての、予言者としての役割を果たさせていただきます…!」
その決意の台詞に、王達は安堵の笑みを浮かべた。
「では、そろそろ儂らは城へ戻る。流石に怪しまれてしまうからのぅ」
少し笑いつつ、病室を後にしようとする王。しかしふと、足を止めた。
「おぉそうだ。エルフの女王から言伝があったのを忘れておった。アリシャよ」
王に名を呼ばれたアリシャは、やはり首だけをそちらに動かす。そんな彼女に、王はその言伝を明かした。
「当面の間、神樹の根の解体作業に戻らなくとも構わない、とな」
「ほんと?」
短く尋ね返すアリシャ。その声の調子はどことなく上がっており、弾んだ様子である。王はこくりと頷いた。
「うむ。この間リュウザキと共に行ってもらった馬車道作り、それでとりあえずは切り上げで良いと。ダルバ工房との協力作成の解体用武具生産も安定してきたらしいからの」
「あ。そういえばそうだったわ。エルフの国の支店からそんな報告受けてたわ」
王の言葉に、ソフィアも今更思い出したかのような声をあげた。
アリシャはここ暫く、エルフの国ラグナアルヴルでの任についていた。内容は神樹ユグドルの根の解体。国を取り囲むように生やされた、かつての戦争の残滓。
しかしその作業は、何も彼女1人に任せられていたわけではない。しっかりと他のエルフ部隊も動いていたのだ。
最も速度的には、部隊総がかりでもアリシャ1人の作業速度に敵っていないのだが…。
「うちの職人達の鍛冶技術と強化された解体用魔術が合わさって、良い感じの斧とかが作れてるみたいなのよ。上手くいけば、アリシャへの依頼は終わりになるかもね~」
椅子にギシリと座り直しながら、アリシャへそう話すソフィア。それに王も続いた。
「まあそもそも、お主は好きな時にリュウザキの元へ戻れるような契約を結んでおるが…。此度のことは、エルフの女王にもあらましを話しておる。 要は『こちらのことは気にするな』という、心遣いだの」
と、そこで一旦話を止めた王。次には顔をにんまりと。
「―まあお主の事だ。何を言われようが、命じられようが、この状況でリュウザキの元を離れる気はないだろうがな」
「ん」
笑う王へ、勇者は即座に、強く、ゆるぎない様子でそう頷いたのだった。
「―では、私達もお暇させていただきます。どうか、先生をよろしくお願いいたします」
王様達が去った後、エルフリーデは一礼をし立ち上がる。それにナディも続き―。
「えー! 私、まだ居たいよ!」
……オズヴァルドだけ、ごねだした。
「っこの…!大人しくしていると思ったら…! いい加減にしろ!これ以上迷惑をかけるな!」
「オズヴァルド先生、帰りましょう! ほら…! あぁもう…!」
「いーやーだー! まーだーいーる!」
もはや暴れる駄々っ子と、それを引きずらんとする親か姉かみたいな構図。さしものさくら達も苦笑い。
と、そんな折であった。
「―む?」
賢者が、ピクリと顔を動かす。そして突如杖を振った。
「お前さん達、ちょっと静かにせい」
「「「わっ…!?」」」
フワッと浮き上がるエルフリーデ達。彼女達三人は、強制的に椅子に座らされる。
「ふむ……」
困惑するエルフリーデ達を一切見やることなく、思案に耽る賢者。と、数秒後―。
「…まあいいじゃろ」
そう呟いた。
「えっ! もっと居て良いんですか賢者様!」
嬉々とした表情を浮かべるオズヴァルド。しかし賢者は少し呆れたようにフッと吹き出した。
「お前さんのことじゃないわい。長居していいかはアリシャとニアロンに聞くんじゃな」
そのまま、彼は妖精を呼び出す。それは病室の扉から、どこかへと飛んでいった。
「ミルスの爺様。なんかあったの?」
首を捻るソフィア。すると賢者はあっけなく答えた。
「もう一組、来客じゃ」
来客…。ということは見舞い客なのだろうか。これで三組目、秘匿されているはずの竜崎の容態だというのに、やけに知れ渡ってしまっている気が…。
しかも魔王や、学園長の娘で魔王の右腕でもあるラヴィの見舞いすら断ったというのに…。
一体誰がやってくるのか。さくらは耳を澄ます。すると、遠くから聞こえてきたのはコツコツコツという靴の音。数も多いため、1人ではなさそう。
先程のオズヴァルド達のように騒いでいないため、誰かはわからない。そうこうしているうちに扉の前で足音は止まり―。
ガラララ…
扉は開く。入って来て扉を押さえたのは、先程賢者が呼び出した妖精。どうやら道案内役をしていたらしい。
「あっ…!待って…!」
直後聞こえてきたのは、若い女性の声。そのどこか物怖じしてそうな様子も、聞き覚えがある。
―だが、その声の主よりも先に入ってきた者がいた。いや、正しくは、飛び込んできたというべきか。
ふわりと扉向こうの空中から現れ、足音をほとんど立てずに着地したのは…白い猫。首に包帯が巻かれた。
「タマちゃん…!」
さくらは思わずその猫の名を呼ぶ。そう、彼は竜崎の供をする霊獣、タマ。先日さくらを守るために名誉の負傷を遂げた白猫である。
しかし、声の主は彼ではない。さくら達が訝しんでいると、今度は更に別の声が。
「賢者様、本当に入って良いのかしら?」
それは、女声よりの男性の声。加えて、三人目の声。
「私達はタマちゃんを連れてきただけですから。もし、ご迷惑ならば―」
こちらは落ち着いている女性。だがどこはかとなく妖艶さも醸し出している気もする。
間違いない―。さくらは確信していた。この三人組はよく知っている。なにせ、かつてお茶会に招いて貰ったことがあるのだから。
「構わんぞ。受付担当の者から、箝口令の事を聞いたじゃろう。それを守れるなら、じゃ」
賢者の許可に、来客たちは数秒沈黙。が、すぐに…。
「―わかったわ」
代表して男性の声が。そして、続くように現れた姿は―。
「グレミリオさん…! メルティ―ソンさん…! イヴさん…!」
さくらが名を口にした通り。病室に入って来たのは、オカマな使役術&召喚術講師のグレミリオ。シャイな召喚術講師メルティ―ソン。艶やかなゴーレム術講師イヴ。
またも、竜崎と関係が深い学園の講師陣。あえて言うならば、『お茶会トリオ』であった。
0
お気に入りに追加
110
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スローライフとは何なのか? のんびり建国記
久遠 れんり
ファンタジー
突然の異世界転移。
ちょっとした事故により、もう世界の命運は、一緒に来た勇者くんに任せることにして、いきなり告白された彼女と、日本へ帰る事を少し思いながら、どこでもキャンプのできる異世界で、のんびり暮らそうと密かに心に決める。
だけどまあ、そんな事は夢の夢。
現実は、そんな考えを許してくれなかった。
三日と置かず、騒動は降ってくる。
基本は、いちゃこらファンタジーの予定。
そんな感じで、進みます。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる