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―救いの手―
342話 勇者と獣人
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勇者と同じ強さ。アリシャと同等の力を持つ者。竜崎とニアロンは、事あるごとに獣人をそう評定していた。さくらは、それを『あの獣人は、それほどまでの稀有な剛力の持ち主』という意だと捉えていた。
だが、それは違ったのだ。『勇者と同じ力を持つ』―、それは、そのままの意味。『勇者と同じ、強化術紋を身に宿す者』という、一切の誇張や憶測無き事実であったのである。
「…アナタ…誰?」
怒りに包まれていた勇者も、遅ればせながら気づいたらしい。剣を構えながら、そう問う。すると、獣人はがっくりと肩を落とした。
「はぁ~~~~……。…んな気はしてたんだよなぁ…。リュウザキの奴が覚えてねえって言ってたんだからよぉ…。俺をワンパンでぶっ飛ばしたお前が、覚えてるわけねえか…」
「…?」
首を傾げる勇者。獣人は説明するのが面倒だと言わんばかりに、フンと鼻を鳴らした。
「まあ、それはどうだっていいぜ。俺は兄弟に力を貰って、20年間鍛え続けた。んで、やっと…やっとリベンジ出来る時が来た!」
そう吼えると、彼はラケットを構え、4本の腕を紫の輝きに染まらせる。そして、ニヤリと笑みを浮かべた。
「得意の獲物を持ってきてねえとか、腕が一本切られているとか関係ねえ…!行くぜぇ、勇者ァッ!」
「―ッ!」
飛び出す獣人。呼応するように立ち向かう勇者。双方の持つ神具は、吸い込まれるように激突し合い―
カッッッッッ!
特大の閃光を散らした。
ゴォッッッッ!
それと同時に、勇者達のぶつかり合いを中心として周囲に衝撃波が放たれる。片や『絶対に壊れぬ剣』、片や『何でも弾く鏡』。その矛盾の激突により、行き場を失った力の奔流であった。
「きゃっ…! 嘘っ!シールドシステムが…!」
「むう…!これほどとはの…!」
ソフィアの機動鎧が持つ障壁機構は一瞬でダウンし、賢者が張る障壁にもヒビが入る。否、それだけではない。
バキキキキッ!
衝撃波は地を割り、天井を砕き、壁に亀裂を入れる。この地下の、あらゆる場所が崩れ落ち始めたのだ。
そう、ただの一撃のぶつかり合いで、この場は崩壊まで追い込まれたのである。
「ニアロン、数秒時間を貰うぞい」
と、竜崎の治療をしていた賢者は手を止める。そして何かを詠唱し始めた。直後―。
「ほいさっ!」
彼は手にした杖の先をコォンと地に打つ。瞬間、空間全体に魔法陣の帯が伸び、網のように外壁全てを支えた。ガラガラと崩れ落ちかけていた岩は、それにより沈静化した。
「ふう。これで暫くは保つじゃろう。最も、あれを続けられたら耐えられぬがの…」
竜崎の治療に戻りながら、賢者はチラリと勇者達を見やる。辺りが崩れかけたこともお構いなしに、彼女達は怒涛の剣戟を繰り広げていた。
「オラァ!」
「はっ!」
獣人が振り回すラケットを、勇者の剣が止める。その僅かな隙に、獣人はフリムスカの硬氷すらも叩き切る腕で殴りつけようとする。
だがそれを勇者は紙一重で躱し、返す刀で叩き切ろうとする。それを予測していたかのように、獣人は違う腕を手刀にし襲い掛かる。
勇者はその攻撃を、片腕で弾くように受け流す。それによりほんの少し体勢を崩した獣人に向け、彼女は剣を突く。
しかし獣人の、切断されている腕による防御が難なく間に合う。切られているとはいえ、現在は強化状態。簡単には突き刺さることはなく、寧ろ一瞬、勇者の動きを拘束せしめた。
そこへ、3本の腕による強襲。しかし勇者は一本目をすり抜けるように避け、二本目を引き抜いた剣で弾き、3本目を蹴りで止めた。
そのまま蹴った足を起点にし、彼女は素早く一回転。その際に作り出した複数の斬撃を飛ばす。
それを、獣人の腕は全て防ぎきる。が、同時に勇者は獣人に肉薄せしめていた。そして、剣を振り下ろす。
だがその一撃も、獣人は巨体に見合わぬフットワークで回避する。そのまま彼は後ろ回し蹴り。勇者も対抗するように蹴りを合わせ…。
ドッッッ!
幾度目かの衝撃波。双方軽くよろめき、同時に軽く距離を取る。しかし一秒も暇を開けず、再度の激突を―。
ぶつかり合う度に空気をビリビリと震わせ、戦闘を繰り広げる勇者と獣人。両者の身に宿る紫光が、その都度に軌跡を描き、瞬いている。
もしその隙間に投げ込まれでもすれば、たちまち身は砕かれ、刻まれ、吹き飛ばされるであろう。離れていてもそうわかってしまうほどの、戦闘の熾烈さ。どんな狂暴な猛獣でさえ、近寄ること能わず。
「アリシャと競り合ってるなんて…。あいつ…とんでもないわね…」
そう呟くはソフィア。重厚な鎧を身に纏っている彼女とて、支援すら不可能。ただ、茫然と見ていることしかできないのだ。
「ソ…フィア…」
「…! キヨト…!?」
そんな彼女の耳に、突然に聞こえてきたのは竜崎の声。賢者が彼の声を飛ばしたのである。
「魔…術士を…捕まえて…くれ…。あいつが…全ての…『鍵』だ…」
「聞いた通りじゃ、ソフィア。アリシャが面倒なのを引き付けている間に、あの魔術士を狙ってくれい。しかも、リュウザキに大怪我を負わせたのはあやつのほうらしい」
「なんですって!」
竜崎に続いた賢者の声に、ソフィアは驚く。賢者は彼女に忠告した。
「ただし気をつけよ。弱っているのは明白じゃが、禁忌魔術の使い手じゃ。魔導書も奪われておる。警戒を怠らず、万一の時は…」
「それ以上言わなくていいわ、ミルスの爺様…!」
と、ソフィアは賢者の言葉を遮る。その口調は、怒りに満ち満ちていた。
「許さないわよ…! キヨトを傷つけた罰は、耳を揃えて償って貰うんだから!」
そう彼女が声を張ると同時に、機動鎧の目はブオンと光り、背のブースターに火が入る。
直後、黒鉄の巨体は標的を定めたミサイルの如く、凄まじき勢いで飛び出していった。
だが、それは違ったのだ。『勇者と同じ力を持つ』―、それは、そのままの意味。『勇者と同じ、強化術紋を身に宿す者』という、一切の誇張や憶測無き事実であったのである。
「…アナタ…誰?」
怒りに包まれていた勇者も、遅ればせながら気づいたらしい。剣を構えながら、そう問う。すると、獣人はがっくりと肩を落とした。
「はぁ~~~~……。…んな気はしてたんだよなぁ…。リュウザキの奴が覚えてねえって言ってたんだからよぉ…。俺をワンパンでぶっ飛ばしたお前が、覚えてるわけねえか…」
「…?」
首を傾げる勇者。獣人は説明するのが面倒だと言わんばかりに、フンと鼻を鳴らした。
「まあ、それはどうだっていいぜ。俺は兄弟に力を貰って、20年間鍛え続けた。んで、やっと…やっとリベンジ出来る時が来た!」
そう吼えると、彼はラケットを構え、4本の腕を紫の輝きに染まらせる。そして、ニヤリと笑みを浮かべた。
「得意の獲物を持ってきてねえとか、腕が一本切られているとか関係ねえ…!行くぜぇ、勇者ァッ!」
「―ッ!」
飛び出す獣人。呼応するように立ち向かう勇者。双方の持つ神具は、吸い込まれるように激突し合い―
カッッッッッ!
特大の閃光を散らした。
ゴォッッッッ!
それと同時に、勇者達のぶつかり合いを中心として周囲に衝撃波が放たれる。片や『絶対に壊れぬ剣』、片や『何でも弾く鏡』。その矛盾の激突により、行き場を失った力の奔流であった。
「きゃっ…! 嘘っ!シールドシステムが…!」
「むう…!これほどとはの…!」
ソフィアの機動鎧が持つ障壁機構は一瞬でダウンし、賢者が張る障壁にもヒビが入る。否、それだけではない。
バキキキキッ!
衝撃波は地を割り、天井を砕き、壁に亀裂を入れる。この地下の、あらゆる場所が崩れ落ち始めたのだ。
そう、ただの一撃のぶつかり合いで、この場は崩壊まで追い込まれたのである。
「ニアロン、数秒時間を貰うぞい」
と、竜崎の治療をしていた賢者は手を止める。そして何かを詠唱し始めた。直後―。
「ほいさっ!」
彼は手にした杖の先をコォンと地に打つ。瞬間、空間全体に魔法陣の帯が伸び、網のように外壁全てを支えた。ガラガラと崩れ落ちかけていた岩は、それにより沈静化した。
「ふう。これで暫くは保つじゃろう。最も、あれを続けられたら耐えられぬがの…」
竜崎の治療に戻りながら、賢者はチラリと勇者達を見やる。辺りが崩れかけたこともお構いなしに、彼女達は怒涛の剣戟を繰り広げていた。
「オラァ!」
「はっ!」
獣人が振り回すラケットを、勇者の剣が止める。その僅かな隙に、獣人はフリムスカの硬氷すらも叩き切る腕で殴りつけようとする。
だがそれを勇者は紙一重で躱し、返す刀で叩き切ろうとする。それを予測していたかのように、獣人は違う腕を手刀にし襲い掛かる。
勇者はその攻撃を、片腕で弾くように受け流す。それによりほんの少し体勢を崩した獣人に向け、彼女は剣を突く。
しかし獣人の、切断されている腕による防御が難なく間に合う。切られているとはいえ、現在は強化状態。簡単には突き刺さることはなく、寧ろ一瞬、勇者の動きを拘束せしめた。
そこへ、3本の腕による強襲。しかし勇者は一本目をすり抜けるように避け、二本目を引き抜いた剣で弾き、3本目を蹴りで止めた。
そのまま蹴った足を起点にし、彼女は素早く一回転。その際に作り出した複数の斬撃を飛ばす。
それを、獣人の腕は全て防ぎきる。が、同時に勇者は獣人に肉薄せしめていた。そして、剣を振り下ろす。
だがその一撃も、獣人は巨体に見合わぬフットワークで回避する。そのまま彼は後ろ回し蹴り。勇者も対抗するように蹴りを合わせ…。
ドッッッ!
幾度目かの衝撃波。双方軽くよろめき、同時に軽く距離を取る。しかし一秒も暇を開けず、再度の激突を―。
ぶつかり合う度に空気をビリビリと震わせ、戦闘を繰り広げる勇者と獣人。両者の身に宿る紫光が、その都度に軌跡を描き、瞬いている。
もしその隙間に投げ込まれでもすれば、たちまち身は砕かれ、刻まれ、吹き飛ばされるであろう。離れていてもそうわかってしまうほどの、戦闘の熾烈さ。どんな狂暴な猛獣でさえ、近寄ること能わず。
「アリシャと競り合ってるなんて…。あいつ…とんでもないわね…」
そう呟くはソフィア。重厚な鎧を身に纏っている彼女とて、支援すら不可能。ただ、茫然と見ていることしかできないのだ。
「ソ…フィア…」
「…! キヨト…!?」
そんな彼女の耳に、突然に聞こえてきたのは竜崎の声。賢者が彼の声を飛ばしたのである。
「魔…術士を…捕まえて…くれ…。あいつが…全ての…『鍵』だ…」
「聞いた通りじゃ、ソフィア。アリシャが面倒なのを引き付けている間に、あの魔術士を狙ってくれい。しかも、リュウザキに大怪我を負わせたのはあやつのほうらしい」
「なんですって!」
竜崎に続いた賢者の声に、ソフィアは驚く。賢者は彼女に忠告した。
「ただし気をつけよ。弱っているのは明白じゃが、禁忌魔術の使い手じゃ。魔導書も奪われておる。警戒を怠らず、万一の時は…」
「それ以上言わなくていいわ、ミルスの爺様…!」
と、ソフィアは賢者の言葉を遮る。その口調は、怒りに満ち満ちていた。
「許さないわよ…! キヨトを傷つけた罰は、耳を揃えて償って貰うんだから!」
そう彼女が声を張ると同時に、機動鎧の目はブオンと光り、背のブースターに火が入る。
直後、黒鉄の巨体は標的を定めたミサイルの如く、凄まじき勢いで飛び出していった。
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