273 / 391
―公爵領下でお手伝い―
272話 公爵邸の竜崎
しおりを挟む
所変わり、公爵邸。その応接間が一つ。公爵に招かれた貴族達はバルコニーから場所を移し歓談を続けていた。
「はっはっは。しかしリュウザキ様も公爵殿も人が悪い。私達の戯れにお気づきでしたのならお声かけをしてくださればよかったのに」
「愛弟子お二人の実力、堪能させていただきましたよ」
笑いあう貴族達。そんな彼らの向かいに座っているのは竜崎とディレクトリウス公爵。彼らはそれぞれ別の表情を浮かべていた。
明らかに愛想笑いを浮かべる竜崎、そして頭を抱える公爵。それもそのはず、貴族達はさくら達に召使をけしかけたことを反省する様子がないのだ。それどころか―。
「失礼、そろそろ戻らなければ…」
「まあまあリュウザキ様。助手の方も優秀なのでしょう?任せておけば良いのです。それが信頼というもの。そして、助手の方に場数を踏ませることにもなりますからな。時には心を鬼にして、ですぞ」
このように、魔術教室の仕事に戻ろうとしている竜崎をあの手この手で引き留めていたのだ。
対面している貴族の面子、公爵の面子、助手の面子…。色々なものに縛られ、竜崎は動くに動けない。
幸い気を利かせた公爵が召使に指示を出し、ナディ達の様子を窺ってきてくれた。どうやら問題なくやっているらしい。それを聞いた竜崎は少し安心した様子で腰を据えた。
「ところでリュウザキ様。うちの娘がこの間婿をとれる歳になりましてな。是非いかがですか? もう良い歳でしょう」
「いえ。有難いご提案でございますが、辞退させていただきます。あの子ならばもっと良い相手がいるでしょう」
貴族の1人が出してきた玉の輿間違いなしの縁談話を即座に断る竜崎。残念そうな顔半分、予測通りだという顔半分でその貴族は引き下がった。
「そうですか…娘はリュウザキ様に惚れているようなのですがねぇ…。相変わらず縁談話に関してはけんもほろろにお断りされますな」
「仕方ありませんよ。リュウザキ様には勇者様という心に決めた方がいらっしゃるのですから」
「それに、リュウザキ様にはニアロン様という姑がついておりますからな!大変ですぞ!」
他貴族がからかい気味に相槌を入れる。その場は一気に花開き、どっと貴族達の笑い声が部屋に響く。
「はぁ…」
その様子に公爵は溜息をつく。幾度か諫めに入ろうとしていた彼だが、その度に竜崎から止められていたのだ。いくら公爵といえど、事あるごとに怒りを露わにしていては貴族同士の仲も悪くなり、品位も落ちる。それを懸念した故の竜崎の行動である。
だがそれは、竜崎自身が矢面に立ち犠牲となるということ。公爵が心配そうに彼の方を見やると、暴れ出しそうなニアロンをどうどうと抑えながら、否定も肯定もせずただ愛想笑いを継続しているだけだった。
「そうだ、話が戻ってしまいますが…。あの子達…さくら嬢とメスト嬢と仰っしゃりましたかな?」
と、貴族の一人が話題を巻き戻す。さくら達の魔術披露に痛く感激したのか、夢うつつのように語りだした。
「あの技、素晴らしい…!何故代表戦を見に行かなかったのか悔しくなるほどです」
うんうんと同意する他貴族。それで調子づいたのか、彼はずいっと身体を乗り出した。
「つきましてはリュウザキ様。私達専属の魔術士として雇いたいのです。勿論、待遇は最高級を約束しますぞ」
「「それは良い!」」
またもやんややんやと盛り上がる貴族達。竜崎はそれでもただ愛想笑いで返すばかりだが、貴族達は全く気にしていない。
それが災いしたのだろう。まるで竜崎がいないものと感じてしまったのか、貴族の1人が衝撃的な言葉を漏らした。
「それに顔も身体も良い。あれならばどこぞの王の妾として差し出しても…」
「おい…!」
公爵の威圧的な声が飛ぶ。発言した貴族も流石に不味いと気づいたのだろう、慌てて口を噤んだ。
場の空気は一瞬にして張り詰める。その場にいた貴族召使い全員の目が竜崎の元へと集中した。
「はぁ…」
声を出さない溜息一つ、竜崎は座り直す。ニアロンはにやにやと笑い、そんな彼の肩に腰かけた。まるで自分が処する必要はないと言わんばかりに。
「これは、あの子達だけに限る話ではありませんが」
ゆっくりと、厳かに口を開く竜崎。その重々しさに、公爵を含めた全員がごくりと息を呑んだ。
「私の教え子達が進む道は、本人達に決めさせます。貴方がた貴族やどこかの王が彼女達に正しくアプローチをし、彼女達が自らの意志でその道を選んだのならば私は引き止めません」
彼はそこで一呼吸置く。そして、目の前の貴族達を正面からしっかりと見据えた。
「ですが…彼女達を陥れたり、卑怯な手段を用いたり、権力や暴力ずくの方法をとった場合。私は誰が相手であろうと、一切の容赦を致しません」
瞬間、貴族達は背筋を震わせる。ゾッとするほどの気…殺気と言い換えてもいいほどのそれを竜崎から感じ取ったのだ。否、彼らだけではない。召使や護衛の兵すらも思わず姿勢を正してしまうほどであった。
…もし竜崎がちょっと強い平民程度であったならば、それこそ異世界から転移してきた『だけ』の人だったならば、その発言は不敬と断じられていたかもしれない。
だが、彼は世界を救いし勇者一行が1人にして、『魔神』とも呼ばれし各高位精霊と契約を結んでいる間柄なのだ。
更に魔王を始めとした各国要人とも太いパイプを持っており、それこそ今この場にいる貴族達の主、アリシャバージル王に気に入られている存在でもある。
そんな彼が「容赦をしない」と言ったのだ。それはつまり、物理的にも社会的にも消滅させてやると言ったも同然である。貴族達が震えあがったのも仕方ない事。
「勿論、皆様はそんなことをしない方達だと信じておりますが」
直後、竜崎はパッと微笑む。まるで先程の気を発したのが別人であるかのように朗らかに。
「は、はは…勿論ですよ!なぁ?」
「えぇ!王に誓って! ほら、早く…!」
「はっ…! た、大変失礼なことを…。お許しください…」
取り乱す貴族達。先程までの余裕はどこへやら。その様子を見ていたニアロンとディレクトリウス公爵は、ククク…と笑いを堪えていた。
と、応接間の扉が僅かに開く。入ってきたのは公爵の召使が1人だった。
「公爵様!ご報告です! 先程、〇×の森林道で乗り合い馬車数台が絡む事故が起きた模様です!」
「なに!? すぐに兵を向かわせるんだ!」
「いえ、それが…。ハルム坊ちゃまとエーリカお嬢様、そして本日いらしているシベル様、マーサ様、さくら様、メスト様が救援に駆け付けてくださり、治療や魔物退治をしてくださったようです!」
「「「おぉ…!!」」」
それを聞いた貴族達はパチパチと拍手。遠くにいるさくら達に、そして師や親である竜崎達へと送ったものだった。
―あぁ、だからか。良かったな清人―
「ほんとね」
竜崎は懐から取り出した小さな袋の中身を見やる。そこに入っていたのは指輪。さくらがラケットで魔術を使う度に連動し光を発する代物である。
実はそれが先程まで輝いていたのだ。事前に取り決めていた緊急事態を示す光り方ではないし、突然光らなくなったしと、内心竜崎は気を揉んでいた。
だがそういうことならば安心である。シベルとマーサもメストもついているし、と安堵する竜崎。そんな彼に公爵は頭を下げた。
「有難うございますリュウザキ様…!またもさくらさん達に…!」
「お礼を私に言ってはいけませんよ公爵様。さくらさん達に是非」
「えぇ! おい、恩人の彼女達をもてなす準備を。ついでだ、魔術教室に来た全員分用意してくれ」
「はっ!ですが、ハルム坊ちゃまとエーリカお嬢様からの御命令で既に取り掛かっております!」
「おぉ、成長したな2人共…!」
召使の言葉を聞き、感涙する公爵。場に朗らかな空気が漂う。 その時だった―。
バァンッ!
突如、バルコニーに繋がる扉に何かがぶつかる。召使が様子を窺うために開くと、疾風の如く駈け込んで来たのはタマだった。
―どうしたタマ、そんな慌てて―
「た、大変ですご主人! さくらさんとメストさんが… 攫われました!!」
「―!」
ボッ!
「「「「わっ…!」」」」
突然竜崎の元から吹き付けた強風に思わず目をつむる貴族達。すぐさま開くが、竜崎の姿はその場から消えていた。
「速…!待ってくださいご主人!」
霊獣であるタマだけはその姿を目で追えたのか、再度外に飛び出していった。
「「「「……」」」」
理解が追いつかず、貴族達呆然とする。と、最初に動いたのは公爵だった。
「出来うる限りの兵を向かわせろ!急げ!」
ダッシュで部屋を後にする公爵召使を見て、他貴族達もようやく自らの召使に救援に向かうよう指示を出したのだった。
「はっはっは。しかしリュウザキ様も公爵殿も人が悪い。私達の戯れにお気づきでしたのならお声かけをしてくださればよかったのに」
「愛弟子お二人の実力、堪能させていただきましたよ」
笑いあう貴族達。そんな彼らの向かいに座っているのは竜崎とディレクトリウス公爵。彼らはそれぞれ別の表情を浮かべていた。
明らかに愛想笑いを浮かべる竜崎、そして頭を抱える公爵。それもそのはず、貴族達はさくら達に召使をけしかけたことを反省する様子がないのだ。それどころか―。
「失礼、そろそろ戻らなければ…」
「まあまあリュウザキ様。助手の方も優秀なのでしょう?任せておけば良いのです。それが信頼というもの。そして、助手の方に場数を踏ませることにもなりますからな。時には心を鬼にして、ですぞ」
このように、魔術教室の仕事に戻ろうとしている竜崎をあの手この手で引き留めていたのだ。
対面している貴族の面子、公爵の面子、助手の面子…。色々なものに縛られ、竜崎は動くに動けない。
幸い気を利かせた公爵が召使に指示を出し、ナディ達の様子を窺ってきてくれた。どうやら問題なくやっているらしい。それを聞いた竜崎は少し安心した様子で腰を据えた。
「ところでリュウザキ様。うちの娘がこの間婿をとれる歳になりましてな。是非いかがですか? もう良い歳でしょう」
「いえ。有難いご提案でございますが、辞退させていただきます。あの子ならばもっと良い相手がいるでしょう」
貴族の1人が出してきた玉の輿間違いなしの縁談話を即座に断る竜崎。残念そうな顔半分、予測通りだという顔半分でその貴族は引き下がった。
「そうですか…娘はリュウザキ様に惚れているようなのですがねぇ…。相変わらず縁談話に関してはけんもほろろにお断りされますな」
「仕方ありませんよ。リュウザキ様には勇者様という心に決めた方がいらっしゃるのですから」
「それに、リュウザキ様にはニアロン様という姑がついておりますからな!大変ですぞ!」
他貴族がからかい気味に相槌を入れる。その場は一気に花開き、どっと貴族達の笑い声が部屋に響く。
「はぁ…」
その様子に公爵は溜息をつく。幾度か諫めに入ろうとしていた彼だが、その度に竜崎から止められていたのだ。いくら公爵といえど、事あるごとに怒りを露わにしていては貴族同士の仲も悪くなり、品位も落ちる。それを懸念した故の竜崎の行動である。
だがそれは、竜崎自身が矢面に立ち犠牲となるということ。公爵が心配そうに彼の方を見やると、暴れ出しそうなニアロンをどうどうと抑えながら、否定も肯定もせずただ愛想笑いを継続しているだけだった。
「そうだ、話が戻ってしまいますが…。あの子達…さくら嬢とメスト嬢と仰っしゃりましたかな?」
と、貴族の一人が話題を巻き戻す。さくら達の魔術披露に痛く感激したのか、夢うつつのように語りだした。
「あの技、素晴らしい…!何故代表戦を見に行かなかったのか悔しくなるほどです」
うんうんと同意する他貴族。それで調子づいたのか、彼はずいっと身体を乗り出した。
「つきましてはリュウザキ様。私達専属の魔術士として雇いたいのです。勿論、待遇は最高級を約束しますぞ」
「「それは良い!」」
またもやんややんやと盛り上がる貴族達。竜崎はそれでもただ愛想笑いで返すばかりだが、貴族達は全く気にしていない。
それが災いしたのだろう。まるで竜崎がいないものと感じてしまったのか、貴族の1人が衝撃的な言葉を漏らした。
「それに顔も身体も良い。あれならばどこぞの王の妾として差し出しても…」
「おい…!」
公爵の威圧的な声が飛ぶ。発言した貴族も流石に不味いと気づいたのだろう、慌てて口を噤んだ。
場の空気は一瞬にして張り詰める。その場にいた貴族召使い全員の目が竜崎の元へと集中した。
「はぁ…」
声を出さない溜息一つ、竜崎は座り直す。ニアロンはにやにやと笑い、そんな彼の肩に腰かけた。まるで自分が処する必要はないと言わんばかりに。
「これは、あの子達だけに限る話ではありませんが」
ゆっくりと、厳かに口を開く竜崎。その重々しさに、公爵を含めた全員がごくりと息を呑んだ。
「私の教え子達が進む道は、本人達に決めさせます。貴方がた貴族やどこかの王が彼女達に正しくアプローチをし、彼女達が自らの意志でその道を選んだのならば私は引き止めません」
彼はそこで一呼吸置く。そして、目の前の貴族達を正面からしっかりと見据えた。
「ですが…彼女達を陥れたり、卑怯な手段を用いたり、権力や暴力ずくの方法をとった場合。私は誰が相手であろうと、一切の容赦を致しません」
瞬間、貴族達は背筋を震わせる。ゾッとするほどの気…殺気と言い換えてもいいほどのそれを竜崎から感じ取ったのだ。否、彼らだけではない。召使や護衛の兵すらも思わず姿勢を正してしまうほどであった。
…もし竜崎がちょっと強い平民程度であったならば、それこそ異世界から転移してきた『だけ』の人だったならば、その発言は不敬と断じられていたかもしれない。
だが、彼は世界を救いし勇者一行が1人にして、『魔神』とも呼ばれし各高位精霊と契約を結んでいる間柄なのだ。
更に魔王を始めとした各国要人とも太いパイプを持っており、それこそ今この場にいる貴族達の主、アリシャバージル王に気に入られている存在でもある。
そんな彼が「容赦をしない」と言ったのだ。それはつまり、物理的にも社会的にも消滅させてやると言ったも同然である。貴族達が震えあがったのも仕方ない事。
「勿論、皆様はそんなことをしない方達だと信じておりますが」
直後、竜崎はパッと微笑む。まるで先程の気を発したのが別人であるかのように朗らかに。
「は、はは…勿論ですよ!なぁ?」
「えぇ!王に誓って! ほら、早く…!」
「はっ…! た、大変失礼なことを…。お許しください…」
取り乱す貴族達。先程までの余裕はどこへやら。その様子を見ていたニアロンとディレクトリウス公爵は、ククク…と笑いを堪えていた。
と、応接間の扉が僅かに開く。入ってきたのは公爵の召使が1人だった。
「公爵様!ご報告です! 先程、〇×の森林道で乗り合い馬車数台が絡む事故が起きた模様です!」
「なに!? すぐに兵を向かわせるんだ!」
「いえ、それが…。ハルム坊ちゃまとエーリカお嬢様、そして本日いらしているシベル様、マーサ様、さくら様、メスト様が救援に駆け付けてくださり、治療や魔物退治をしてくださったようです!」
「「「おぉ…!!」」」
それを聞いた貴族達はパチパチと拍手。遠くにいるさくら達に、そして師や親である竜崎達へと送ったものだった。
―あぁ、だからか。良かったな清人―
「ほんとね」
竜崎は懐から取り出した小さな袋の中身を見やる。そこに入っていたのは指輪。さくらがラケットで魔術を使う度に連動し光を発する代物である。
実はそれが先程まで輝いていたのだ。事前に取り決めていた緊急事態を示す光り方ではないし、突然光らなくなったしと、内心竜崎は気を揉んでいた。
だがそういうことならば安心である。シベルとマーサもメストもついているし、と安堵する竜崎。そんな彼に公爵は頭を下げた。
「有難うございますリュウザキ様…!またもさくらさん達に…!」
「お礼を私に言ってはいけませんよ公爵様。さくらさん達に是非」
「えぇ! おい、恩人の彼女達をもてなす準備を。ついでだ、魔術教室に来た全員分用意してくれ」
「はっ!ですが、ハルム坊ちゃまとエーリカお嬢様からの御命令で既に取り掛かっております!」
「おぉ、成長したな2人共…!」
召使の言葉を聞き、感涙する公爵。場に朗らかな空気が漂う。 その時だった―。
バァンッ!
突如、バルコニーに繋がる扉に何かがぶつかる。召使が様子を窺うために開くと、疾風の如く駈け込んで来たのはタマだった。
―どうしたタマ、そんな慌てて―
「た、大変ですご主人! さくらさんとメストさんが… 攫われました!!」
「―!」
ボッ!
「「「「わっ…!」」」」
突然竜崎の元から吹き付けた強風に思わず目をつむる貴族達。すぐさま開くが、竜崎の姿はその場から消えていた。
「速…!待ってくださいご主人!」
霊獣であるタマだけはその姿を目で追えたのか、再度外に飛び出していった。
「「「「……」」」」
理解が追いつかず、貴族達呆然とする。と、最初に動いたのは公爵だった。
「出来うる限りの兵を向かわせろ!急げ!」
ダッシュで部屋を後にする公爵召使を見て、他貴族達もようやく自らの召使に救援に向かうよう指示を出したのだった。
0
お気に入りに追加
110
あなたにおすすめの小説
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
その幼女、最強にして最恐なり~転生したら幼女な俺は異世界で生きてく~
たま(恥晒)
ファンタジー
※作者都合により打ち切りとさせて頂きました。新作12/1より!!
猫刄 紅羽
年齢:18
性別:男
身長:146cm
容姿:幼女
声変わり:まだ
利き手:左
死因:神のミス
神のミス(うっかり)で死んだ紅羽は、チートを携えてファンタジー世界に転生する事に。
しかしながら、またもや今度は違う神のミス(ミス?)で転生後は正真正銘の幼女(超絶可愛い ※見た目はほぼ変わってない)になる。
更に転生した世界は1度国々が発展し過ぎて滅んだ世界で!?
そんな世界で紅羽はどう過ごして行くのか...
的な感じです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる