128 / 391
―ゴスタリアからの依頼―
127話 意外とお転婆
しおりを挟む
「は、はい!喜んで!」
突然に飛んできた白羽の矢。さくらは思わずアルバイトのような返事をしてしまう。それを見て、姫様はにこりと笑顔を見せた。
「他の兵を何人かつけるべきか?」
一方の王はまだ不安らしく、そんなことを竜崎に聞く。が、彼はそれを断った。
「いえ、その必要はございません。かの地は迷路のようなもの。下手に人足を増やすと迷いやすく、その分案内人を複数人雇う必要がでます。気軽に行ってきましょう」
朗らかなその一言に、王もようやく納得したようだ。
「そうか。では済まぬが宜しく頼む」
「竜崎さん、『竜の魔神』ってなんですか?」
転移魔術式準備までの間、竜崎達は控え部屋で待機することに。そこでさくらは先程の疑問をぶつけていた。魔神、なんとも恐ろしい響きである。
「魔神とは簡単に言ってしまえば神のような力を持つ存在のことでね、高位精霊達もその枠組みに入っているんだ。『竜の魔神』というのは竜の祖ともいえる存在。その名は『神竜ニルザルル』というんだ」
―丁度良かった。あいつからさくらと会って見たいと連絡が来ていてな。いつ連れて行くべきかタイミングを探していたんだ―
そう説明してくれる彼らに気負う様子はない。そこまで怖い存在じゃないのだろうか。
さくらには他にも気にしていることがあった。
「なんか、メストさんに悪い気がします」
裏事情があるだけに、姫様がメストの登用をわざと取り止めたということはさくらも感づいていた。だが、自分よりも年上かつ強い彼女が選ばれず、しかも楽しみにしていたバルスタインによる騎士団案内も半ば中止になってしまった。メストに対して申し訳ない気持ちが胸を占めていたのだ。それならせめて彼女を同行させてもらったほうが…
それを察してか、竜崎は自身の考えを教えてくれた。
「いや、もし姫様がああ言ってくれなければ私が止めていたよ。メストは良い子だから今回の事情をつまびらかに話しても絶対にバラさないと思う。でも、余計なリスクは払わないほうがいい。確かにちょっと心苦しいけどね」
「でも…」
それでもまだ気が晴れない。そんなさくらを彼は衝撃的な言葉で慰めた。
「大丈夫。こんなことがあろうと思ってバルスタインの絵を渡しといたんだ。予想通りメリッサさんと仲良くなったみたいだし、残念がってはいるだろうけど多分そんなに気にしてないよ」
確かに彼女達はまたもや別室でトークしているらしい。先程うきうきと部屋に入っていくのをさくらは目撃していた。
「竜崎さん、メスト先輩がバルスタインさんのことを慕っていること知ってたんですか?」
「うん。彼女はメストが私以外に初めて興味を持ってくれた人だから」
それはどういう…?そう問いかけようとしたさくらだが、先に遮る声が。姫様である。そこに控えるようにバルスタインも現れた。
「リュウザキ様、先程は意図を組んで下さりありがとうございます。おかげで事情を知る者だけで赴くことができます」
「いえ、こちらこそありがとうございます。実はこの後どうすべきかご判断を仰ごうと思っていた次第で…。そのお話は道すがら、向こうに着いてからにいたしましょう」
はい、そういたしましょう。そう答えた姫様は次にさくらへと顔を向ける。
「申し訳ありませんさくらさん。都合も聞かずに護衛を頼んでしまい…ですが乗りかかった船、もう少しお付き合いくださいませ」
勿論です。さくらのそんな答えに、彼女は有り難そうに微笑んだ。
と、姫様は少しモジモジしたような様子に。
「それで、リュウザキ様。お願いがございまして…」
「何でしょうか」
「はしたない話ですが、私を冒険に誘って欲しいのです」
「子供の時より色々な冒険譚に興味がありましたもので…。実はお供を願い出ましたのも、そんな思いが先走り…」
以前見た、国の行く末を案じる姫様の姿はどこへやら。もしかしてこの人意外とお転婆? さくらはそう思ってしまう。たしかにゴスタリア王の様子だと彼女は箱入り娘でありそうだし、先程ドワーフの国での出来事を話した際は目を輝かせていた。さらに父親を叱ってもらうため隠れて竜崎を呼ぶほどである。素質は充分かもしれない。
そんな中、バルスタインが言いづらそうにとある事実を伝える。
「あの…姫様…。大変申し上げにくいのですが、竜の魔神殿がいる場まではそこまでの要素はありません。確かに迷路のようになっており、多少竜に襲われる可能性こそありますが、案内人を雇いますので…」
「えっ…そうなの…。そう…わかったわ…。リュウザキ様、お忘れください」
ワクワクした顔から一点、かなり意気消沈とした顔になる姫様。少々可哀そうに思えるが、さくらはその地の事情を知らないため無闇に励ますこともできない。
が、竜崎は少し考える素振り。ボソボソと何かを呟いている。
「内容が内容だし…さくらさんの事もある。どうせ王位についたらいずれ知ることもあるだろうし…ニアロン、どう思う」
―いいと思うぞ、この姫は信頼の置ける子だ。あいつも多分許すだろう―
その答えを聞き、決心したらしい竜崎は改めて姫様に向き直った。
「では姫様、出来るだけ動きやすく、汚れても構わない服装をご用意してもらって宜しいですか?ご期待に添えるかは少々不確かですが、出来る限りお答えしましょう」
「―!はい!」
パアッと顔を明るくした彼女は、裾をあげ一礼。高貴な所作ながらも少し早足で自室へと向かっていった。それを急いで追いかけようとするバルスタイン。その前に竜崎に怪訝そうな顔で尋ねた。
「リュウザキ先生、一体何を…?」
「まあ行ってからのお楽しみ。そもそも行けるかは魔神のみぞ知るところだし。あ、バルスタインは鎧のままでもいいよ。寧ろそっちのほうがいいかな、危険っちゃ危険だし」
と、そこにメストとメリッサが合流する。それを見て、バルスタインは深く頭を下げた。
「メストさん申し訳ありません、兼ねてから約束をしておりましたのに」
「いえ!バルスタイン様!そうお気になさらないでください!メリッサさんに案内していただけることになりましたので」
「そうでしたか。重ね重ねの非礼をお詫びいたします。ではメリッサ、メストさんをよろしく頼む」
「はっ!お任せください!」
そのままバルスタインは足早に姫様を追う。一方のメストとメリッサはというと…。
「ではメストさんこちらに。どちらからお見せいたしましょう。騎士団と、私の秘蔵コレクション」
「悩ましい…」
そんな会話をしながらどこかへと向かっていった。
「ね、大丈夫でしょう?」
竜崎のそんな一言に、さくらは心配して損したというような声しか出せなかった。
「みたいですね…」
「遅くなってしまい申し訳ございません。支度が済みました!」
転移魔法陣上。先に移動していた竜崎達は勇んで戻ってきた姫様&荷物を持ったバルスタインと合流する。一応は外行きのドレスに着替えた姫様だが、どうにも竜崎が指定した服装ではない。さくらがそこについて問うと―。
「それはこちらに。一応体面上は魔神様にお話をお伺いしにいくのですからね。着換えは向こうでさせていただきます」
持ってきたバッグをポンと叩く。どうやらそこに全て詰め込んだらしい。
全員が魔法陣内に入ったことを確認し、ゴスタリアの魔術士はスイッチを入れる。
「では姫様、どうかお気をつけて。転移魔術式、起動!目的地は『竜の生くる地』です」
カッ!と音と共に、さくら達の目の前は光に包まれた。
突然に飛んできた白羽の矢。さくらは思わずアルバイトのような返事をしてしまう。それを見て、姫様はにこりと笑顔を見せた。
「他の兵を何人かつけるべきか?」
一方の王はまだ不安らしく、そんなことを竜崎に聞く。が、彼はそれを断った。
「いえ、その必要はございません。かの地は迷路のようなもの。下手に人足を増やすと迷いやすく、その分案内人を複数人雇う必要がでます。気軽に行ってきましょう」
朗らかなその一言に、王もようやく納得したようだ。
「そうか。では済まぬが宜しく頼む」
「竜崎さん、『竜の魔神』ってなんですか?」
転移魔術式準備までの間、竜崎達は控え部屋で待機することに。そこでさくらは先程の疑問をぶつけていた。魔神、なんとも恐ろしい響きである。
「魔神とは簡単に言ってしまえば神のような力を持つ存在のことでね、高位精霊達もその枠組みに入っているんだ。『竜の魔神』というのは竜の祖ともいえる存在。その名は『神竜ニルザルル』というんだ」
―丁度良かった。あいつからさくらと会って見たいと連絡が来ていてな。いつ連れて行くべきかタイミングを探していたんだ―
そう説明してくれる彼らに気負う様子はない。そこまで怖い存在じゃないのだろうか。
さくらには他にも気にしていることがあった。
「なんか、メストさんに悪い気がします」
裏事情があるだけに、姫様がメストの登用をわざと取り止めたということはさくらも感づいていた。だが、自分よりも年上かつ強い彼女が選ばれず、しかも楽しみにしていたバルスタインによる騎士団案内も半ば中止になってしまった。メストに対して申し訳ない気持ちが胸を占めていたのだ。それならせめて彼女を同行させてもらったほうが…
それを察してか、竜崎は自身の考えを教えてくれた。
「いや、もし姫様がああ言ってくれなければ私が止めていたよ。メストは良い子だから今回の事情をつまびらかに話しても絶対にバラさないと思う。でも、余計なリスクは払わないほうがいい。確かにちょっと心苦しいけどね」
「でも…」
それでもまだ気が晴れない。そんなさくらを彼は衝撃的な言葉で慰めた。
「大丈夫。こんなことがあろうと思ってバルスタインの絵を渡しといたんだ。予想通りメリッサさんと仲良くなったみたいだし、残念がってはいるだろうけど多分そんなに気にしてないよ」
確かに彼女達はまたもや別室でトークしているらしい。先程うきうきと部屋に入っていくのをさくらは目撃していた。
「竜崎さん、メスト先輩がバルスタインさんのことを慕っていること知ってたんですか?」
「うん。彼女はメストが私以外に初めて興味を持ってくれた人だから」
それはどういう…?そう問いかけようとしたさくらだが、先に遮る声が。姫様である。そこに控えるようにバルスタインも現れた。
「リュウザキ様、先程は意図を組んで下さりありがとうございます。おかげで事情を知る者だけで赴くことができます」
「いえ、こちらこそありがとうございます。実はこの後どうすべきかご判断を仰ごうと思っていた次第で…。そのお話は道すがら、向こうに着いてからにいたしましょう」
はい、そういたしましょう。そう答えた姫様は次にさくらへと顔を向ける。
「申し訳ありませんさくらさん。都合も聞かずに護衛を頼んでしまい…ですが乗りかかった船、もう少しお付き合いくださいませ」
勿論です。さくらのそんな答えに、彼女は有り難そうに微笑んだ。
と、姫様は少しモジモジしたような様子に。
「それで、リュウザキ様。お願いがございまして…」
「何でしょうか」
「はしたない話ですが、私を冒険に誘って欲しいのです」
「子供の時より色々な冒険譚に興味がありましたもので…。実はお供を願い出ましたのも、そんな思いが先走り…」
以前見た、国の行く末を案じる姫様の姿はどこへやら。もしかしてこの人意外とお転婆? さくらはそう思ってしまう。たしかにゴスタリア王の様子だと彼女は箱入り娘でありそうだし、先程ドワーフの国での出来事を話した際は目を輝かせていた。さらに父親を叱ってもらうため隠れて竜崎を呼ぶほどである。素質は充分かもしれない。
そんな中、バルスタインが言いづらそうにとある事実を伝える。
「あの…姫様…。大変申し上げにくいのですが、竜の魔神殿がいる場まではそこまでの要素はありません。確かに迷路のようになっており、多少竜に襲われる可能性こそありますが、案内人を雇いますので…」
「えっ…そうなの…。そう…わかったわ…。リュウザキ様、お忘れください」
ワクワクした顔から一点、かなり意気消沈とした顔になる姫様。少々可哀そうに思えるが、さくらはその地の事情を知らないため無闇に励ますこともできない。
が、竜崎は少し考える素振り。ボソボソと何かを呟いている。
「内容が内容だし…さくらさんの事もある。どうせ王位についたらいずれ知ることもあるだろうし…ニアロン、どう思う」
―いいと思うぞ、この姫は信頼の置ける子だ。あいつも多分許すだろう―
その答えを聞き、決心したらしい竜崎は改めて姫様に向き直った。
「では姫様、出来るだけ動きやすく、汚れても構わない服装をご用意してもらって宜しいですか?ご期待に添えるかは少々不確かですが、出来る限りお答えしましょう」
「―!はい!」
パアッと顔を明るくした彼女は、裾をあげ一礼。高貴な所作ながらも少し早足で自室へと向かっていった。それを急いで追いかけようとするバルスタイン。その前に竜崎に怪訝そうな顔で尋ねた。
「リュウザキ先生、一体何を…?」
「まあ行ってからのお楽しみ。そもそも行けるかは魔神のみぞ知るところだし。あ、バルスタインは鎧のままでもいいよ。寧ろそっちのほうがいいかな、危険っちゃ危険だし」
と、そこにメストとメリッサが合流する。それを見て、バルスタインは深く頭を下げた。
「メストさん申し訳ありません、兼ねてから約束をしておりましたのに」
「いえ!バルスタイン様!そうお気になさらないでください!メリッサさんに案内していただけることになりましたので」
「そうでしたか。重ね重ねの非礼をお詫びいたします。ではメリッサ、メストさんをよろしく頼む」
「はっ!お任せください!」
そのままバルスタインは足早に姫様を追う。一方のメストとメリッサはというと…。
「ではメストさんこちらに。どちらからお見せいたしましょう。騎士団と、私の秘蔵コレクション」
「悩ましい…」
そんな会話をしながらどこかへと向かっていった。
「ね、大丈夫でしょう?」
竜崎のそんな一言に、さくらは心配して損したというような声しか出せなかった。
「みたいですね…」
「遅くなってしまい申し訳ございません。支度が済みました!」
転移魔法陣上。先に移動していた竜崎達は勇んで戻ってきた姫様&荷物を持ったバルスタインと合流する。一応は外行きのドレスに着替えた姫様だが、どうにも竜崎が指定した服装ではない。さくらがそこについて問うと―。
「それはこちらに。一応体面上は魔神様にお話をお伺いしにいくのですからね。着換えは向こうでさせていただきます」
持ってきたバッグをポンと叩く。どうやらそこに全て詰め込んだらしい。
全員が魔法陣内に入ったことを確認し、ゴスタリアの魔術士はスイッチを入れる。
「では姫様、どうかお気をつけて。転移魔術式、起動!目的地は『竜の生くる地』です」
カッ!と音と共に、さくら達の目の前は光に包まれた。
0
お気に入りに追加
110
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。

青少年病棟
暖
BL
性に関する診察・治療を行う病院。
小学生から高校生まで、性に関する悩みを抱えた様々な青少年に対して、外来での診察・治療及び、入院での治療を行なっています。
※性的描写あり。
※患者・医師ともに全員男性です。
※主人公の患者は中学一年生設定。
※結末未定。できるだけリクエスト等には対応してい期待と考えているため、ぜひコメントお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる