10 / 116
第一章 召喚
【初の戦闘】
しおりを挟む
【初の戦闘】
「ロゴス、馬の用意をお願い」
「おれは・・・」
「あんたは自前で走るんでしょ。フェンリルが馬に乗るなんて聞いた事ないわ」
「そ、そうだね。」
(は、は、人間の感覚で考えてしまう癖は抜けないや、というか抜けたら抜けたで人間としてやっていけなくなりそうで怖いわ)
屋敷を出て2時間ほど走った、不思議とほとんど疲れていない、今までならとっくにへたばっていたはずなんだが、やはりフェンリルの体の所為?
「そろそろ少し休憩しましょうか?」
馬に水を飲ませるために街道から外れて川に下りて休憩する事にした。
休憩していると気配関知が異常を知らせる、
「アメリア様、北西に約200mの所に何か二体います、大きさは人間程度、私が知らないもののため種別までは分かりません。」
「相手はこっちに気づいてはいないようです。」
アメリアは少し考えている様だった。
「そうねぇ、いつもなら無視するところだけど、きょうは訓練も兼ねているから確認しましょう。」
アメリアはそう言うと馬を引き、近くの気に手綱を結んだ・・・
「分かりました。」
俺が先頭に立ち気づかれない様にターゲットに向かって進む、暫くすると人間に似た気色悪いのが二体、視認出来た。
「ゴブリンだわ、討伐しましょう。」
アメリアは腰の剣を抜いた。
ゴブリンまで20mを切ったところでゴブリンが気づいた・・
襲ってくると思ったら慌てて逃げ出した・・
「あれ、逃げてるけど・・・」
「私に構わずに追って、殺りなさい。」
俺はゴブリンを追った、一瞬で追いついた。
とても噛みつく気にはなれなかったので、なぐってやろうとおもって猫パンチした。
ゴブリンはその場で頭部が爆散して無くなった。
「ひぇーっ」
「おれの手が・・おれの手が・・・」
俺の前足はゴブリンの体液やら何やらいろんな物がひっついてる。
俺はパニクりつつも慌てて下の草で手を拭いた・・
落ちないよーっ・・・うぇぇ・・・
その時だった、頭の中に声が響いた。
浄化魔法、クリーン及び精神耐性を取得しました。
クリーンを使ってみると俺の前足は元の通りに綺麗になった・・・
残り一体のゴブリンを追った、直ぐに追いつけたので今度は手加減して殴ると殴った方向に水平に飛んでいき木に当たって砕けた。..
少し待っているとアメリアがやってきた・・
「流石にあんたは早いわね、足は大丈夫なの?」
「あぁ、大丈夫問題ない)
(とても血だらけの手にパニクりましたとは言えない)
「ゴブリンって見つかると襲ってくるんじゃ無かったのか?、逃げる様な魔物ならわざわざ追いかけてまで殺す意味はない気がするけど・・・」
「ゴブリンが逃げたのはあなたがフェンリルだからよ。人間が相手なら向かってくるわ。」
「そうなんだ・・・じゃ、仕方ないな。」
「ねぇ、あなたゴブリン食べちゃうの?」
「えーっ、よしてくれこんなの食べたらおなか壊しちゃうじゃん、いやだ。」
「そう、良かった。ゴブリン食べるのなら同じベッドで寝るのはちょっと・・・」
(本物のフェンリルはゴブリン食べちゃうの?、いや、一応俺も本物のフェンリルのはずだし、うーん、考えるは止めよう、精神削られそうだし)
「アメリア様、奥に一体いる、こっちに向かってきてる、今のゴブリンより大きい、多分走ってる2,3分で着きそう、多分、今よりずっと強い奴」
「この辺に強いのはいないと思うけど・・・」
そいつは直ぐにやって来た。
「ブ、ブラックベアーだわ、こんな街道近くにいるなんて・・・」
アメリアは信じられないって感じで半ば呆然としている
「どう、やれそう?」
「あぁ、やってみるよ。アメリアは下がってて・・」
ブラックベアーは俺のすぐ前まで来ると後ろ足で立ち上がって襲ってきた。
俺は気がついたら飛んでいて空中で反転してブラックベアー背後に回った時に爪を出して横に一閃した。
着地すると同時にグラックベアーの首はだらんと前に下がった。
(今の攻撃は全然意識して無かった、反射的に行動していた。...フェンリルの体が覚えてた事なのかな)
「流石ファンリルって言うべきね。ブラックベアーでも一瞬でやっちゃうんだもん」
「ハハハ、そうだね、チョロいもんさ、アハハ」
(無意識で体が勝手に動いてたなんて言いづらいな、ま、いいかぁ)
「さぁ、さくって解体しましょう。」
「えっ、俺に手伝えと・・・フェンリルの俺にどう手伝えって言うんだ?」
「そっかぁ、それもそうねぇ、解体なんてした事は無いだろうし・・・でも、毛皮や魔石は高く売れるから、大事な資金源だし・・・いいわ、周りを警戒していて・・」
アメリアが解体する間、ゴブリンが近くまでやって来たが近寄る事は無かったが、見付け次第、追いかけて討伐した。
全て解体するまで2時間近く掛かった。
「解体したのはあなたのアイテムボックスに入れておいて・・・」
「さぁ、今日はちょっと早めだけど初日だし帰りましょうか?」
帰りは行きと違ってのんびりと走って帰った、途中、ゴブリンを探知したけどあえて報告はしなかった。
帰ると辺境伯もリネーネ様も大変喜んでいた。
当然のことながら討伐したブラックベアーはロッシーニ家の所有物だ、俺はアメリアの所有物なので権利は一切発生しない。..
屋敷に帰ると今日は汗もかいたし疲れたので食事のまえにおふろタイムだ。
お風呂タイムは俺の体とささくれた心を癒してくれる数少ないイベントタイムだ。
アメリアと一緒のお風呂は楽しい・・・泡に包まれたアメリアは色っぽい。..
「なぁ、アメリア様、もし、俺が人間だったらどうする?」
「うん、別にそれでも構わないかな・・フェンリルも良いけど人間の方が都合が良い時も有るしね。」
「そっかぁ・・・実は俺は人間なんだ・・・」
「うん、そうだと思ってたよ。」
「さぁ、そろそろ上がってシロちゃんが買ってきてくれたコーラをのみましょう。」
(当たり前だけど全然信じてる雰囲気は無いなぁ・・・)
((もし、シロが人間だったらって思う時もある、もちろんフェンリルのシロは可愛くて強くてかっこいいんだけど、もしフェンリルで無くて人間だったら好きになっちゃうかも?、まあ、あり得ない夢の話だよねぇ・・・))
食事までの時間、アメリアの部屋でじゃれたりしながら過ごしてた・・・
「ねぇ、シロ、私のお土産の費用って幾らぐらい掛かったの?」
「うーん、三〇〇〇ルドぐらいかな?」
「じゃ、お母様のは・・・」
「ねぇ、蒸し返して怒らないよねぇ・・」
「うん、怒らないわよ。」
「三〇万ルドちょっとかなぁ・・」
「ハハハ、お母様とは一〇〇倍も差があったなんて・・・」
「そんな事気にするな、今から俺はアメリアに命をあげたんだぞ、そんな金額なんてはした金だ。」
「もちろん、アメリアにも必要と思えるのがあったら俺が良い物を選んであげるから心配するな。」
「有り難う、でも主が従者にたかるなんてそれも獣魔にたかるなんておかしい気がする。」
「そんな事気にしなくて良い・・・俺はアメリア様の事を尊敬しているし、好きでもあるから好きな人のために買ってあげる事は俺は嬉しいんだから・・」
「うっ、そんな事言われると・・・何だか恥ずかしい・・・」
(なに、フェンリルの獣魔に照れてんだよ、アメリア様、チョロい・・・)
突然、アメリアは俺を抱きかかえて正面を向けた。
「シロちゃん、シロちゃんの気持ちは嬉しいけど絶対、無理はしないでね。」
♪゚*☆*゚♪*☆*゚♪゚*☆*♪゚*☆*゚♪*☆*゚♪゚*☆*゚♪
2018/09/05:誤字&脱字を修正しました。
「ロゴス、馬の用意をお願い」
「おれは・・・」
「あんたは自前で走るんでしょ。フェンリルが馬に乗るなんて聞いた事ないわ」
「そ、そうだね。」
(は、は、人間の感覚で考えてしまう癖は抜けないや、というか抜けたら抜けたで人間としてやっていけなくなりそうで怖いわ)
屋敷を出て2時間ほど走った、不思議とほとんど疲れていない、今までならとっくにへたばっていたはずなんだが、やはりフェンリルの体の所為?
「そろそろ少し休憩しましょうか?」
馬に水を飲ませるために街道から外れて川に下りて休憩する事にした。
休憩していると気配関知が異常を知らせる、
「アメリア様、北西に約200mの所に何か二体います、大きさは人間程度、私が知らないもののため種別までは分かりません。」
「相手はこっちに気づいてはいないようです。」
アメリアは少し考えている様だった。
「そうねぇ、いつもなら無視するところだけど、きょうは訓練も兼ねているから確認しましょう。」
アメリアはそう言うと馬を引き、近くの気に手綱を結んだ・・・
「分かりました。」
俺が先頭に立ち気づかれない様にターゲットに向かって進む、暫くすると人間に似た気色悪いのが二体、視認出来た。
「ゴブリンだわ、討伐しましょう。」
アメリアは腰の剣を抜いた。
ゴブリンまで20mを切ったところでゴブリンが気づいた・・
襲ってくると思ったら慌てて逃げ出した・・
「あれ、逃げてるけど・・・」
「私に構わずに追って、殺りなさい。」
俺はゴブリンを追った、一瞬で追いついた。
とても噛みつく気にはなれなかったので、なぐってやろうとおもって猫パンチした。
ゴブリンはその場で頭部が爆散して無くなった。
「ひぇーっ」
「おれの手が・・おれの手が・・・」
俺の前足はゴブリンの体液やら何やらいろんな物がひっついてる。
俺はパニクりつつも慌てて下の草で手を拭いた・・
落ちないよーっ・・・うぇぇ・・・
その時だった、頭の中に声が響いた。
浄化魔法、クリーン及び精神耐性を取得しました。
クリーンを使ってみると俺の前足は元の通りに綺麗になった・・・
残り一体のゴブリンを追った、直ぐに追いつけたので今度は手加減して殴ると殴った方向に水平に飛んでいき木に当たって砕けた。..
少し待っているとアメリアがやってきた・・
「流石にあんたは早いわね、足は大丈夫なの?」
「あぁ、大丈夫問題ない)
(とても血だらけの手にパニクりましたとは言えない)
「ゴブリンって見つかると襲ってくるんじゃ無かったのか?、逃げる様な魔物ならわざわざ追いかけてまで殺す意味はない気がするけど・・・」
「ゴブリンが逃げたのはあなたがフェンリルだからよ。人間が相手なら向かってくるわ。」
「そうなんだ・・・じゃ、仕方ないな。」
「ねぇ、あなたゴブリン食べちゃうの?」
「えーっ、よしてくれこんなの食べたらおなか壊しちゃうじゃん、いやだ。」
「そう、良かった。ゴブリン食べるのなら同じベッドで寝るのはちょっと・・・」
(本物のフェンリルはゴブリン食べちゃうの?、いや、一応俺も本物のフェンリルのはずだし、うーん、考えるは止めよう、精神削られそうだし)
「アメリア様、奥に一体いる、こっちに向かってきてる、今のゴブリンより大きい、多分走ってる2,3分で着きそう、多分、今よりずっと強い奴」
「この辺に強いのはいないと思うけど・・・」
そいつは直ぐにやって来た。
「ブ、ブラックベアーだわ、こんな街道近くにいるなんて・・・」
アメリアは信じられないって感じで半ば呆然としている
「どう、やれそう?」
「あぁ、やってみるよ。アメリアは下がってて・・」
ブラックベアーは俺のすぐ前まで来ると後ろ足で立ち上がって襲ってきた。
俺は気がついたら飛んでいて空中で反転してブラックベアー背後に回った時に爪を出して横に一閃した。
着地すると同時にグラックベアーの首はだらんと前に下がった。
(今の攻撃は全然意識して無かった、反射的に行動していた。...フェンリルの体が覚えてた事なのかな)
「流石ファンリルって言うべきね。ブラックベアーでも一瞬でやっちゃうんだもん」
「ハハハ、そうだね、チョロいもんさ、アハハ」
(無意識で体が勝手に動いてたなんて言いづらいな、ま、いいかぁ)
「さぁ、さくって解体しましょう。」
「えっ、俺に手伝えと・・・フェンリルの俺にどう手伝えって言うんだ?」
「そっかぁ、それもそうねぇ、解体なんてした事は無いだろうし・・・でも、毛皮や魔石は高く売れるから、大事な資金源だし・・・いいわ、周りを警戒していて・・」
アメリアが解体する間、ゴブリンが近くまでやって来たが近寄る事は無かったが、見付け次第、追いかけて討伐した。
全て解体するまで2時間近く掛かった。
「解体したのはあなたのアイテムボックスに入れておいて・・・」
「さぁ、今日はちょっと早めだけど初日だし帰りましょうか?」
帰りは行きと違ってのんびりと走って帰った、途中、ゴブリンを探知したけどあえて報告はしなかった。
帰ると辺境伯もリネーネ様も大変喜んでいた。
当然のことながら討伐したブラックベアーはロッシーニ家の所有物だ、俺はアメリアの所有物なので権利は一切発生しない。..
屋敷に帰ると今日は汗もかいたし疲れたので食事のまえにおふろタイムだ。
お風呂タイムは俺の体とささくれた心を癒してくれる数少ないイベントタイムだ。
アメリアと一緒のお風呂は楽しい・・・泡に包まれたアメリアは色っぽい。..
「なぁ、アメリア様、もし、俺が人間だったらどうする?」
「うん、別にそれでも構わないかな・・フェンリルも良いけど人間の方が都合が良い時も有るしね。」
「そっかぁ・・・実は俺は人間なんだ・・・」
「うん、そうだと思ってたよ。」
「さぁ、そろそろ上がってシロちゃんが買ってきてくれたコーラをのみましょう。」
(当たり前だけど全然信じてる雰囲気は無いなぁ・・・)
((もし、シロが人間だったらって思う時もある、もちろんフェンリルのシロは可愛くて強くてかっこいいんだけど、もしフェンリルで無くて人間だったら好きになっちゃうかも?、まあ、あり得ない夢の話だよねぇ・・・))
食事までの時間、アメリアの部屋でじゃれたりしながら過ごしてた・・・
「ねぇ、シロ、私のお土産の費用って幾らぐらい掛かったの?」
「うーん、三〇〇〇ルドぐらいかな?」
「じゃ、お母様のは・・・」
「ねぇ、蒸し返して怒らないよねぇ・・」
「うん、怒らないわよ。」
「三〇万ルドちょっとかなぁ・・」
「ハハハ、お母様とは一〇〇倍も差があったなんて・・・」
「そんな事気にするな、今から俺はアメリアに命をあげたんだぞ、そんな金額なんてはした金だ。」
「もちろん、アメリアにも必要と思えるのがあったら俺が良い物を選んであげるから心配するな。」
「有り難う、でも主が従者にたかるなんてそれも獣魔にたかるなんておかしい気がする。」
「そんな事気にしなくて良い・・・俺はアメリア様の事を尊敬しているし、好きでもあるから好きな人のために買ってあげる事は俺は嬉しいんだから・・」
「うっ、そんな事言われると・・・何だか恥ずかしい・・・」
(なに、フェンリルの獣魔に照れてんだよ、アメリア様、チョロい・・・)
突然、アメリアは俺を抱きかかえて正面を向けた。
「シロちゃん、シロちゃんの気持ちは嬉しいけど絶対、無理はしないでね。」
♪゚*☆*゚♪*☆*゚♪゚*☆*♪゚*☆*゚♪*☆*゚♪゚*☆*゚♪
2018/09/05:誤字&脱字を修正しました。
0
お気に入りに追加
194
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる