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第4章 臆病者の砦
作戦会議
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勇気の回収は無事に終わり、少しだけ時間が出来ました。
異世界の館の中では、勇気は行方不明扱いになっています。現在、異世界人の館には、私と伊藤さん、吉良さん達3人の5人となっています。既に半分がいなくなってしまいました。
斉藤君は、行方不明と言うよりも、王城へ入り浸り。取り込まれたのか、取り込んだのかは解りませんが、いないものと扱われています。
「さて、現状色々な事がありました、ここで一度、まとめてみようと思います」
メトロ・ギアに作成した会議室に、主要メンバーを集めました。
十色と三姉妹、伊藤さんとブルー、後は遊びに来ていた始穣香も参加しています。
「まずは、今の状況から確認しましょう」
この世界は、異世界からの侵略を受けてます。およそ100年周期でやって来る機械仕掛けの存在。最近では機神と名付けられた人型兵器も投入されています。
しかし、この世界での活動時間は短く、世界を征服するまでは至っていません。
もっとも、この大陸以外の部分は、滅ぼされている可能性が高いです。
「現時点の、国の状況も確認しましょう」
この大陸には、色々な国が残っています。
一番大きいのは聖王国です。聖王を名乗る人物が治める国で、多くの異世界人が参加しています。
次に大きいのは銀河帝国です。銀河皇帝が治める国で、私たちはここに所属する関係になります。
小国が幾つか入り乱れ、私たちを召喚した賢者の国もその一つです。
聖王国の支配下の国で、一応自治が認められています。銀河帝国と国境を接しているので、軍備の増強をしつつ、聖王国からの独立も企んでいるそうです。
後気になるのは黒の国です。聖王国の属国で、戦闘の捨て駒にされている国です。
国ともいえない存在ですが、こちらも独立の為に色々と暗躍しているみたいです。
現状、銀河帝国と聖王国は同盟関係にあります。お互い、次に機神が攻めてくる日が近いと思っているので、人同士で争っている時間はないと言う認識で一致しています。
「次は、私たちの事です。一番大事な食事事情を確認します」
食料に関しては、現状豊富な状況です。
機神の貴族が持っていた大量の補給物資を入手できたのは助かります。
先日、始穣香を襲撃した軍団の補給物資を、譲ってもらう事にも成功しています。もっとも、その見返りに、アンディの改良型を新たに製作して提供する事になっています。
魔力を変換機で食事にする事もできますが、体への悪影響の可能性は否定できないので、出来るだけ食事に関しては自給自足を心がけます。
「ブルーには、虹色小隊を指揮して、当面農作業をお願いします」
「あんな子供に、作業が出来るのか?」
「子供でも、道具があればそれなりに出来るはずです。操縦訓練は付き合いますから、お願いします」
子供でも操作できる、農作業用の機会を作成しました。
開墾様のトラクターを用意して、それを操作するだけのお仕事です。
無音ヘリを飛ばし、地面を調査して、動きを支持して、その線に沿って動かすだけの簡単な作業です。
無人でも出来ますが、仕儀とを用意して学ばせる必要があります。虹色小隊は、しばらく開墾作業に専念してもらいましょう。
「資源的に、鉱石も欲しいので、こちらは三姉妹にお願いします」
「にゃ」
色々と、作るために、資源は必要です。探査球を飛ばせば、ある程度の地下資源を探す事ができるので、この作業は三姉妹に任せます。
「次は、戦力ですね」
いずれ来る、機神との戦い。これは銀河帝国に協力することになるでしょう。それ以外にも、賢者の国と戦う事になると思うので、その準備も必要です。
「これに関しては、私が担当します。補佐で、十色にお願いします」
「はいにゃ」
「北川君も、色々と使えそうなので、こちらに協力してもらうので、そのつもりで」
「うにゃ」
「後は、管理者対策ですね・・・」
管理者と言う存在がいます。機神の世界からやって来た集団で、来るべき日の為に、色々と暗躍しているみたいです。
「結界魔法が出来たので、盗聴は防げています」
管理者の怖い所は、その情報の収集能力です。私の能力を知っているみたいですし、他の人達のことも把握しているようです。
冒険ギルドとの関係もあるみたいなので、かなり厄介な存在です。
「敵対して、大丈夫なのかな?」
「戦力は未知数ですが、現状こちらと戦う気配はありません。その理由を早急に、調べる必要があるでしょう」
相手の思惑は不明です。最終的には、この世界を侵略する事だと思いますが、何処かちぐはぐです。
「この世界を生きのびるために、出来ることを考えましょう」
現在の目的は、勇気を元の世界の戻す事です。私の勝手な一存ですが、こんな週末の世界にいるべきではありません。
技術的な目処は立ちました。後は、星のめぐりの最良な日が来るのを待つだけです。これだけは、どうにもなりません。現状、治療機の中で眠ってもらっています。
次に目覚めるときは、元の世界でしょう。
外の状況は、実は悪化しています。
疫病の流行が、賢者の国で起きています。異世界人の仕業と言う狂言が流行りだしていて、暴動が起きる可能性が高いです。
この辺は、注意しておかないといけません。
交流の薄い、吉良さん達との情報交換も必要です。
さし当たって、こんな所でしょう。念のため、参加者に意見を聞いてみます。
「ロードス様は、何が出来るのでしょうか?」
ブルーが、最初に質問をしてきました。
「何が出来るかですか?」
「はい」
「全部は言えませんが、賢者の国と戦争しても、勝てるだけの戦力が今あるといっても、過剰ではないですね」
「戦争をするつもりですか?」
「私は冒険者ですから、戦争はしませんよ。あくどい事はしますけどね」
「え?」
「とにかく、出来る事は、調べる事と、改良する事、生産する事です。貴方の期待に応えられるよう、努力はしますよ」
「解りました」
少し納得していない感じですが、大人しく引き下がりました。
「ちょっと、いいかな?」
「始穣香ですか?」
「君は、最終的に、何がしたいのかな?」
「最終的にですか・・・」
「この力で、何をするつもりなのかな?」
「夢に見た異世界召喚ですが、現状は期待はずれです。手に入れた力は大きいので、色々とやりたいことができました」
今なら、憧れの巨大ロボットを作って操縦する事も出来ます。でも、最終的にやりたい事ではありません。
「そうですね。この世界に来て、犯してしまった罪を、償う事はしませんが、違う形でかなえたいです」
「それは?」
「1人の作家の命を奪っています。その人の書いた書は、途中まででしたが期待できる物語でした」
殺した騎士の1人の最後の言葉。
「僕はまだ、何もできていない・・・」
後で何のことか気づき、胸に残りました。
「争いを全部なくすという事は思っていません。でも、大きな争いがなければ失われる命は減るでしょう」
現状、大きな災害が迫っています。それを最小限に抑える事が目的の一つでもあります。
「物語を読むのが、好きですが、この際です、私が題材になっても良いかな?と思っているのも事実です」
「主人公になると?」
「後世の歴史家が、私の事をどう評価するのか、憧れませんか?」
「それは、解らないかな?」
「銀河の歴史の一ページに、正義でもなく、悪でもない、白でもない黒でもない存在のページを作るのが、私の目的です」
「それなら、僕も手伝うかな」
「良いのですか?」
「僕は、傍観者。支配するとか、滅ぼすなら敵対するけど、今の君なら、手伝ってもいいかな」
「よろしくお願いします」
この、始穣香と同盟が結べたのは素直に喜びましょう。一番敵対したくない相手です。
これから次第では、どうなるか解りませんが、勝てない、もしくは勝てても損害が大きくなりそうな相手とは、戦わないほうがいいに決まっています。
十色と、三姉妹は特にこの場では意見は無いという事で解散とします。
この場では、と言うことは違う場所で意見がると言うことです。
先延ばししても、避けられないので、大人しく従うしかないのでしょう。
不気味なプレッシャーを放っている私室に、私は向かうのでした。
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小説家になろうでも投稿中。
3日に1度ぐらいのペースで更新予定です。
第11回ファンタジー小説大賞に参加しています。
異世界の館の中では、勇気は行方不明扱いになっています。現在、異世界人の館には、私と伊藤さん、吉良さん達3人の5人となっています。既に半分がいなくなってしまいました。
斉藤君は、行方不明と言うよりも、王城へ入り浸り。取り込まれたのか、取り込んだのかは解りませんが、いないものと扱われています。
「さて、現状色々な事がありました、ここで一度、まとめてみようと思います」
メトロ・ギアに作成した会議室に、主要メンバーを集めました。
十色と三姉妹、伊藤さんとブルー、後は遊びに来ていた始穣香も参加しています。
「まずは、今の状況から確認しましょう」
この世界は、異世界からの侵略を受けてます。およそ100年周期でやって来る機械仕掛けの存在。最近では機神と名付けられた人型兵器も投入されています。
しかし、この世界での活動時間は短く、世界を征服するまでは至っていません。
もっとも、この大陸以外の部分は、滅ぼされている可能性が高いです。
「現時点の、国の状況も確認しましょう」
この大陸には、色々な国が残っています。
一番大きいのは聖王国です。聖王を名乗る人物が治める国で、多くの異世界人が参加しています。
次に大きいのは銀河帝国です。銀河皇帝が治める国で、私たちはここに所属する関係になります。
小国が幾つか入り乱れ、私たちを召喚した賢者の国もその一つです。
聖王国の支配下の国で、一応自治が認められています。銀河帝国と国境を接しているので、軍備の増強をしつつ、聖王国からの独立も企んでいるそうです。
後気になるのは黒の国です。聖王国の属国で、戦闘の捨て駒にされている国です。
国ともいえない存在ですが、こちらも独立の為に色々と暗躍しているみたいです。
現状、銀河帝国と聖王国は同盟関係にあります。お互い、次に機神が攻めてくる日が近いと思っているので、人同士で争っている時間はないと言う認識で一致しています。
「次は、私たちの事です。一番大事な食事事情を確認します」
食料に関しては、現状豊富な状況です。
機神の貴族が持っていた大量の補給物資を入手できたのは助かります。
先日、始穣香を襲撃した軍団の補給物資を、譲ってもらう事にも成功しています。もっとも、その見返りに、アンディの改良型を新たに製作して提供する事になっています。
魔力を変換機で食事にする事もできますが、体への悪影響の可能性は否定できないので、出来るだけ食事に関しては自給自足を心がけます。
「ブルーには、虹色小隊を指揮して、当面農作業をお願いします」
「あんな子供に、作業が出来るのか?」
「子供でも、道具があればそれなりに出来るはずです。操縦訓練は付き合いますから、お願いします」
子供でも操作できる、農作業用の機会を作成しました。
開墾様のトラクターを用意して、それを操作するだけのお仕事です。
無音ヘリを飛ばし、地面を調査して、動きを支持して、その線に沿って動かすだけの簡単な作業です。
無人でも出来ますが、仕儀とを用意して学ばせる必要があります。虹色小隊は、しばらく開墾作業に専念してもらいましょう。
「資源的に、鉱石も欲しいので、こちらは三姉妹にお願いします」
「にゃ」
色々と、作るために、資源は必要です。探査球を飛ばせば、ある程度の地下資源を探す事ができるので、この作業は三姉妹に任せます。
「次は、戦力ですね」
いずれ来る、機神との戦い。これは銀河帝国に協力することになるでしょう。それ以外にも、賢者の国と戦う事になると思うので、その準備も必要です。
「これに関しては、私が担当します。補佐で、十色にお願いします」
「はいにゃ」
「北川君も、色々と使えそうなので、こちらに協力してもらうので、そのつもりで」
「うにゃ」
「後は、管理者対策ですね・・・」
管理者と言う存在がいます。機神の世界からやって来た集団で、来るべき日の為に、色々と暗躍しているみたいです。
「結界魔法が出来たので、盗聴は防げています」
管理者の怖い所は、その情報の収集能力です。私の能力を知っているみたいですし、他の人達のことも把握しているようです。
冒険ギルドとの関係もあるみたいなので、かなり厄介な存在です。
「敵対して、大丈夫なのかな?」
「戦力は未知数ですが、現状こちらと戦う気配はありません。その理由を早急に、調べる必要があるでしょう」
相手の思惑は不明です。最終的には、この世界を侵略する事だと思いますが、何処かちぐはぐです。
「この世界を生きのびるために、出来ることを考えましょう」
現在の目的は、勇気を元の世界の戻す事です。私の勝手な一存ですが、こんな週末の世界にいるべきではありません。
技術的な目処は立ちました。後は、星のめぐりの最良な日が来るのを待つだけです。これだけは、どうにもなりません。現状、治療機の中で眠ってもらっています。
次に目覚めるときは、元の世界でしょう。
外の状況は、実は悪化しています。
疫病の流行が、賢者の国で起きています。異世界人の仕業と言う狂言が流行りだしていて、暴動が起きる可能性が高いです。
この辺は、注意しておかないといけません。
交流の薄い、吉良さん達との情報交換も必要です。
さし当たって、こんな所でしょう。念のため、参加者に意見を聞いてみます。
「ロードス様は、何が出来るのでしょうか?」
ブルーが、最初に質問をしてきました。
「何が出来るかですか?」
「はい」
「全部は言えませんが、賢者の国と戦争しても、勝てるだけの戦力が今あるといっても、過剰ではないですね」
「戦争をするつもりですか?」
「私は冒険者ですから、戦争はしませんよ。あくどい事はしますけどね」
「え?」
「とにかく、出来る事は、調べる事と、改良する事、生産する事です。貴方の期待に応えられるよう、努力はしますよ」
「解りました」
少し納得していない感じですが、大人しく引き下がりました。
「ちょっと、いいかな?」
「始穣香ですか?」
「君は、最終的に、何がしたいのかな?」
「最終的にですか・・・」
「この力で、何をするつもりなのかな?」
「夢に見た異世界召喚ですが、現状は期待はずれです。手に入れた力は大きいので、色々とやりたいことができました」
今なら、憧れの巨大ロボットを作って操縦する事も出来ます。でも、最終的にやりたい事ではありません。
「そうですね。この世界に来て、犯してしまった罪を、償う事はしませんが、違う形でかなえたいです」
「それは?」
「1人の作家の命を奪っています。その人の書いた書は、途中まででしたが期待できる物語でした」
殺した騎士の1人の最後の言葉。
「僕はまだ、何もできていない・・・」
後で何のことか気づき、胸に残りました。
「争いを全部なくすという事は思っていません。でも、大きな争いがなければ失われる命は減るでしょう」
現状、大きな災害が迫っています。それを最小限に抑える事が目的の一つでもあります。
「物語を読むのが、好きですが、この際です、私が題材になっても良いかな?と思っているのも事実です」
「主人公になると?」
「後世の歴史家が、私の事をどう評価するのか、憧れませんか?」
「それは、解らないかな?」
「銀河の歴史の一ページに、正義でもなく、悪でもない、白でもない黒でもない存在のページを作るのが、私の目的です」
「それなら、僕も手伝うかな」
「良いのですか?」
「僕は、傍観者。支配するとか、滅ぼすなら敵対するけど、今の君なら、手伝ってもいいかな」
「よろしくお願いします」
この、始穣香と同盟が結べたのは素直に喜びましょう。一番敵対したくない相手です。
これから次第では、どうなるか解りませんが、勝てない、もしくは勝てても損害が大きくなりそうな相手とは、戦わないほうがいいに決まっています。
十色と、三姉妹は特にこの場では意見は無いという事で解散とします。
この場では、と言うことは違う場所で意見がると言うことです。
先延ばししても、避けられないので、大人しく従うしかないのでしょう。
不気味なプレッシャーを放っている私室に、私は向かうのでした。
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第11回ファンタジー小説大賞に参加しています。
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